IRC市川塾 べのツイート

一緒に走ろう!

卒業する君たちへ

2012年03月17日 04時20分25秒 | IRC
いよいよ卒業する中学生達の練習もあと1・2回となってきました
凡人である小生はついついウルウルと切ない気持ちになってきます

よっちゃんコーチからの卒業祝いはソーマ

使いやすいウォッチなのでなにかと重宝すると思います


小生からは送辞を少々

【卒業する君たちへ】
君には夢がありますか?
目標がありますか?


夢・目標がある君へ
その夢や目標は本当に君の夢や目標ですか?
本当は君のお父さんやお母さんの夢や目標ではありませんか?
先生や指導者の夢や目標ではありませんか?
友達がそうだから自分もそうなのではないですか?
新しいステージに立つ前に少し考えてみましょう
たかだか十数年の人生の中で、全て理解出来るほど世の中は狭くありません
もしかすると、明日君の本当の夢や目標が見つかるかもしれないし、5年後かもしれないし、10年後かもしれない
あるいは、本当に既に見つかっているのかもしれません
「初志貫徹」は素晴らしい事です
しかし、夢や目標を途中で変更する事は決して悪い事ではありません

夢・目標がない君へ
「少年よ大志を抱け」
と言われても、無理な時は無理です
ないからといって焦る必要も自分を卑下する必要もありません
かといって、何もしないのは人生の無駄使いです
まずは世の中を見てみましょう
今自分がいる世界のひとまわり外側を見に行ってみましょう
見に行ったからといって見つかるわけではないですが、見つけるのが目的でもありません
足元で見つかるかもしれないし、月の裏側まで行かないと見つからないかもしれません
ひとまわり外側の世界を見る事は君の人生を充実し満足させてくれると思います
運が良ければ、そこに夢や目標が転がってるかもしれません
あくまでも運が良ければです
長い人生です
まぁそのうち出てきます

君たちへ
「惠蛄春秋を知らず」(けいこしゅんじゅうをしらず)
君たちはまだ、人生や世の中のほんのほんの少しの部分しか知りません
それは小生も同じです
春や秋を知っているメンターを見つけましょう
さらに冬まで知っているメンターを見つける事が出来れば、君の人生は素晴らしいものになるでしょう
多くの人が、春や秋を知ってる振りをしていたり、世の中の広さを知りません
その中で良きメンターを見つけるのは至難の業だと思います
「自己顕示欲」
これが一番厄介な欲望のひとつです
自己顕示欲の為に、君に近づいてくる人や君に助言する人が必ずいるだろうし、出てきます
それは君の為ではなく、己の為です
注意しましょう、見極めましょう
また、自分自身にも自己顕示欲が芽生えるでしょう
カンフル剤としてそれは良い事でもある半面、それに囚われ過ぎると本末転倒になってしまう事が多いです
小生も常に自己顕示欲と戦っています
本当に相手の為を思って言ってるのか、自分の自己顕示欲で言ってるのか、悩む事がよくあります
そのラインを見極めるのは非常に困難です
「文武両道」こそが本道です
学校の勉強が社会に出てから役にたたない事は決してありません
少なくとも上に書かれている諺・熟語・漢字・言葉の読み方や意味が解るぐらいは勉強しなさい
そうすれば、必ず質の高いメンターが現れます
現れないのであれば、君の勉強が足りず、傍にいても見定める目が養われておらず取りこぼしているのでしょう
そういう人は、右往左往してしまいます。すぐに人に流されます。妬みます。僻みます。
自分にとって都合の良い言葉しか聞き入れなかったり、自分の都合の良いように勝手に解釈します。
勉強すれば、世界が広がり、面白い事が増えます
今まで理解出来なかった事が、出来るようになります
もちろん、人それぞれ得手不得手があるのでそうそう出来るわけではないですが
カシコはカシコなりに、アホはアホなりに学ぶ気持ちは持ち続けましょう
「お金」
何をするにもお金は必要です
君たちが学校に通うのにもお金がかかっています
市民・県民・国民が払った税金が使われています
学校の施設費や教職員の給料その他いろいろは決してタダではありません
誰かが君たちの代わりに負担してくれているのです
もちろん、君の親御様の負担の割合が一番大きいんですが
学校に通わせていただいているという気持ちを持ちましょう
いろんな施設も使わせていただいているという気持ちを持ちましょう
君たちが健全に育ってくれれば税金も払い甲斐があるというものです
そして、大人になり所得を得ればしっかり税金を払いましょう

IRCの話
IRCに退会はありません
一度入会すればIRCが続く限りずっと会員です
いつでも都合が良い時、来たい時に来ればよいです
高校生には高校生なりの練習を
大学生になれば大学生なりの練習を
社会人になれば社会人なりの練習を
よっちゃんコーチが用意してくれます
もちろん、練習する時は所属先の監督の許可を得てから練習しにくるように
練習せずしゃべりにだけ来る時は、子供達に何か教えれるようちゃんと用意しとくように

まだまだ書き足りませんが、そろそろ仕事の時間なのでこの辺で切り上げましょう


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4 コメント

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卒業おめでとうございます (まこ)
2012-03-20 14:35:27
卒業は、長い人生の一通過点。

なおとコーチの言葉、心に響きます。若い皆さんだけでなく、いくつになっても持ち続けていたい「志」のエッセンスが沢山盛り込まれていますね。

なにかを始めるのに、遅すぎるということはありません。常にチャレンジする気持ちを持ってを楽しく愉快にこれからの人生を謳歌していってください。
皆さんに、幸多かれと祈っています。
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相談 (KOHDERA中陸上部U)
2012-04-04 19:36:37
なおとコーチへ相談があります 今日、陸上部の主に短距離を見てくれている先生がバレー部に移動する事が分かりました。なので形だけ陸上部の副顧問で、バレー部の主顧問になってしまうそうです。日程が重なってない限りは土日の練習や大会には来てくれるそうですが、平日の練習は見てもらえないみたいです・・・(メニューは作ってくださるそうです) 自分はその先生にたくさんの事を学びましたが、まだまだ学び足りません。未熟だった自分が近畿大会やJOへ出場する事ができたのはその先生の力が大きかったと思います。これからもっと努力してもっと速くなると意気込んでいたところで先生が移動してしまうとなってすごくショックで、これからどうしたらいいのだろうと悩んでいます。それに加えて大好きだった担任の先生は学校を去ってしまいます。自分にとって大切な人が二人もいなくなってしまうという現実が受け入れられません。でも歴代の先輩達の時(N村さんやF尾さん)も先生の移動がありました。先輩たちはそれを乗り越えて最後の年に僕たち後輩に色々な事を教えてくださり、素晴らしい走りを見せてくださいました。今、このような先生の移動という事をどのように受け止め、この事をさらなる飛躍へとつなげるためにはどうしたらいいでしょうか? また先輩たちがこのような時どうしていたか知っていたら教えてください。お願いします。
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Unknown (Unknown)
2012-04-04 21:40:37
中二のときには僕はそこまで深く陸上と向き合ってなかったなぁと、植木君のコメントを見て思いました。
陸上競技をやっている限りは、結果が一番だと思います。 自分にとっても努力したことが形になって現れるのは、練習のしごたえがあると思います。
少なくとも、ナムラ君や藤尾君は何かしらの目標を立てて、練習していたとよく一緒に走っていた僕は思います。
大好きな担任の先生も、 植木君の活躍を見たらとても喜んでくれると思います。
春になると、周りの環境が変わるのは致し方無いことです。けれども、気持ちを新たにして、トラックシーズンの活躍を今年も期待してます。
頑張れ!!
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KOHDERA中陸上部について(KOHDERA中陸上部Uについて) (KOHDERA中陸上部H)
2012-04-08 21:56:03
ここまで、U君が考えているとは同じ陸上部にいても知りませんでした。(U君は自分独りで考えてこんでしまうことがよくあるので・・・)確かに、実質顧問は一人になってしまうので、長距離にしてもY先生がつきっきりで指導してくれていないし、短距離にしても中途半端になってしまうし、これから大変です。先生の移動はしかたのないことだけど、それでもU君の気持ちがすごく僕も分かります。僕も最近3000&1500ですこしずつですが記録を更新して、これまでよりもっと練習に取り組もうと思っていた時期なので残念だけど与えられたこの環境の中で、一生懸命がんばろうと思いました。植木 大変かもしれないけど一緒に頑張ろうぜ
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