✳日々徒然✳

気儘な独り身備忘録。

【寿司赤酢神戸元町】神戸元町

2021-01-30 18:00:00 | グルメ

いつもの鮨屋にて。

シャリのテイスティングからスタートである。

2週間もすると、だいたい禁断症状が出て再訪したくなる。

これはマズイのではないか(笑)

藁焼きのまぐろステーキは、鬼おろしで。ふわっと藁焼きの香りがして、またまぐろも大きめのカットで食べごたえがある。

わりと頻繁に来ているが、けっこうメニュー変更があるのも嬉しい。飽きがこない。

このぼたんえびは現在のところ鉄板気味だが、これも美味しいので飽きない。

鰯の生姜巻き。個人的にはこれが恵方巻でもいいくらいだ。これを5本くらい持って帰って、昼夜と食べていたい。

今日のしゃぶしゃぶは、白子とたまくえであった。

白子は数回ぶり、ぱつぱつの白子である。

これも皮目のところの脂があまくて最高に美味い。今までに食べたたまくえの中でも好みの味だった。

さて、生姜は甘めと辛め。左の角切りが辛めの生姜で、ワタシはこればかり食べている。

こいつ生姜ばっか食ってんな、と思われているのでは。

さてまぐろから。

ワタシはそれほどまぐろが好きではなく、回転ずしでも好んでまぐろを食べることはなかったのだけれど、ここでは別。まぐろがめちゃめちゃ美味い。

昨今まぐろは良いものが獲れないということで、「もう鮨屋でまぐろを扱うのはやめてしまったほうがいいのではないか」「近いうちにまぐろは鮨屋から消えるのではないか」と嘆く大将も多いようだが、そうはいってもこれだけ美味しいまぐろなら、食べられるうちはしっかり食べておきたい。

まぐろの美味しい店は、とにかく赤身が美味しいのである。こういう店では、特に大とろなどを出す必要はないとさえ感じる。

熟成の金目鯛。炙っていないものもとろりとして美味い。

しまあじ。刺身寿司だと、ぶりっぶりの歯ごたえのある握りになるけれど、こういうところで食べるしまあじはねっとりとして食感からして違う。3枚で握ってあって、これはワタシははじめて食べる形のしまあじ握りであった。

旬のなかの旬、ということでのどぐろ。わさびがまったく効かないくらいの脂のりで、これもまた良し。軽く昆布締めにしてあるということもあって美味い。

さてこちらは安定のメニュー、寿司赤酢グループで必ず出てくる鮑の肝ソース和え。元町店の肝ソースはねっとりとして、ややとろみが強く、鮑によく絡むので良い。

残った肝ソースでリゾット風に。

心なしかシャリ玉がでかくなってきているような気もする。確かによく食べる客だからな。

そして嬉しいはまぐりの茶碗蒸し。

このお匙が可愛らしくて、つい1枚写真を撮ってしまった。

海老昆布締め。歯ごたえのある、食べごたえのある海老だ。酢昆布でしめてあるのだという。うまみがあって、これも好き。

安定して「美味しい」のだけれど、やはりその「美味しい帯」の中でもある程度の高低差があって、今回のこの海老は帯のなかでも最高地点に位置する感じであった。

ま、鮨に詳しいわけではないシロートなので、何度も言うように「もっと食べたい」か「そうでもない」かという基準でしかないわけだけれど。

痛風丼。

元町店に来るたびこれを食べているので、そろそろ痛風になるかもしれない(笑)

何となしの抵抗感を無視して、いくらから何からすべてを全潰しにして食べるのがいちばん。穂紫蘇はもう少し少なくても良かったかもしれない。

豊後の生さば。

これも幼少時の自分ならばアレルギーで絶対に食べられないところだが、大人になって体調が万全のときにはしっかり食べられるようになった。

震えるほど美味い。好き。

そして車海老。やや控えめのバンジーだなと思いきや、「最近よく落とすので怒られるまえに控えめにしておこうと思ってww」と大将。

何というかこう、飾らない素直な物言いが非常に好ましく、オバチャンとしては末永く応援したい限りである。

海鰻のトリュフバターオイルサンド。外ぱりっ、中ふわっ、という安定の美味しさで、トリュフバターで食べるか、シンプルに山葵で食べるかを選ぶことができる。

いつも迷いに迷って誘惑に負け、トリュフバターオイルにしてしまうので、今回は山葵って決めていたのだ。とはいえ、しっかり迷って迷って、ワタシ以外がみんなトリュフバターにするのを見て「ひぃ~やっぱりトリュフバター…」となったけれど、初志貫徹、山葵で(笑)

そして最後に煮蛤。柑橘が振ってあるのが良い。最近はもう、この柑橘なしの煮蛤はあまり美味しいと思えなくなってきてしまった。

椀はまぐろつみれ汁。

これは初、そしてまたびっくりするほど美味い。ああ、このお出汁だけ貰って帰って、家でおじやとかにして食べたいくらい。

最後はとろたく巻きで〆。追加料金ありで、「神戸巻き」。足繁く通って思ったけれど、なんだかんだでけっこうこれ頼む人、多くはないんだなあ。そりゃそーだ、これだけでシャリ1合ぶんくらいあるんだから。

…だが美味い。

大半のお客さんはとろたく巻きの小や中を頼んで、このデザートをおかわりするのだけれど、ワタシは基本的にとろたく巻きの大を頼んで、デザートはおかわりしないのが常である。

ただしこちらで夕飯をいただくと、翌日夕方ごろまで何も食べなくともいいくらいお腹はぱんぱんになるのでご注意。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿