レトロでハードな物語

レトロなゲーム機・マイコン・中古デバイスなどをArduinoやAVRで再活用する方法を模索しています。

見慣れないテンキー その2

2018年08月04日 | PC周辺機

先日購入したテンキーのことはすっかり忘れ、後日またまたハードオフへ。
古いPCの増設メモリを探すためジャンク品をあさっていると、謎のパーツが...?

本体サイズは3x2cmくらいでUSBに接続するものみたいですが、透明なビニール袋に梱包されていたので何なのかよくわかりませんでした。価格は¥500ほどで、ちょっと迷いましたが説明書と名刺サイズのCDも入っていたので購入してみました。

自宅へ帰って開封してみるとこれでした。
説明書だけでは使い方がよくわからなかったので、このUSB-IO2.0をネットで調べてみると、ボート上にPICマイコンというものが搭載されていて、PCにUSB接続してPICにコマンドを送れば12個ある各ポートを使って電子機器を簡単に制御できるらしいことがわかりました。

そこでふと先日購入したテンキーを思い出し、もしかしたらこのUSB-IO2.0でPCに接続できるかもしれないと期待。

このデバイスはHIDドライバでコントロール出来るとのことなので、そのままキーボードとしてPCから認識されれば完璧なのですが、実際はそんなに甘くありませんでした。ただ単にHIDデバイスというクラス(?)が登録されただけで、キーボードなどにするには別途ドライバを自作するしかないようです。

でも、そこまでしなくても自作のアプリだったらHIDドライバ経由でUSB-IO2.0に接続された機器にアクセスできるようなので、これで使い道のなかったテンキーも利用できるようになるはずです。

そうと分かれば早速具体的な接続方法について確認してみましょう。
まずはUSB-IO2.0の制御プログラムをどう書くのか調べる必要があります。付属のCDやウェブサイトのサンプルプログラムはVisual Basicで書かれていましたが、個人的にはC++とかC#で書きたいところです。ネットで探せばいいサンプルがあると思いましたが、ちょっと古いものが多くこれといったものはすぐに見つかりません。
そんな中、使えそうなライブラリを発見!
HidLibrary

C#からはNuGetで利用できます。このライブラリはUSB-IO2.0専用ではなく汎用のHIDライブラリです。

次にテンキーをUSB-IO2.0にどうつなぐのか考えなければなりませんが、それについては次回で。



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