レトロでハードな物語

レトロなゲーム機・マイコン・中古デバイスなどをArduinoやAVRで再活用する方法を模索しています。

電卓プログラムを移植してみた

2020年05月17日 | 電子工作
この前完成した「大きな電卓」の電卓スケッチですが、とりあえず使い物になりそうなので以前作った赤外線リモコンデバイスに移植してみようと思い立ちました。移植するにあたって、これまでリモコン操作の表示に使用していた小型OLEDを秋月電子で購入した16x2行のI2CのLCD(AE-AQM1602A(KIT))に変更してみます。LCDだと解像度が一緒で移植が簡単になるということもあるのですが、見た目的にしっ . . . 本文を読む

大きな電卓を改造する その3

2020年05月09日 | 電子工作
前回の続きです。AVRで活用できるようになった「大きな電卓」を電卓として復活させるためスケッチ作成に取り組んできましたが、やっと完成しました。液晶画面が16桁あるのでこの桁数をフルに利用する電卓を作っていたのですが、これが結構大変でした。ATmega328Pで使える実数は内部32ビットのfloat(doubleも同じ精度)しか無いのでとても16桁の実数を扱えません。電卓で浮動小数点表示を使うのも嫌 . . . 本文を読む

大きな電卓を改造する その2

2020年05月02日 | 電子工作
前回「大きな電卓」(というネーミングで売っていたはず)から引き出したマトリックスの配線ですが、これまで扱ってきた電卓とはまったく異なっていました。これまでの電卓は基板のベアチップ実装のICからキーパッドに11本配線されていて、その中の1本は「AC」(電源)ボタン専用でマトリックス回路には入っておらず、残りの10本が5×5のマトリックスになっていました。この大きな電卓もICからキーパッド . . . 本文を読む