はまあるきの東屋

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怖い漢字その2

2015-02-27 13:35:38 | 健康法




漢字の成り立ち辞典
伊藤直樹著
神星出版社
1200円
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 怖い漢字をさらに紹介します。
 
 
① 「半」 半の上のハは半分にきること。下の字は元は牛。
牛を半分に切って、なかも素晴らしいことを示して、神に供えた。
 遊牧民族なら、その感じが解るでしょうね。

② 「方」は、なんと死体をさかさまにして木にぶら下げた形!
異民族との境界に死体をつるし、それで邪悪をはらうまじないとしたのが方。
ここから外が、外方。

③ 「死」は死者の胸から上の骨格。右のヒはそれを見守る人。
 身分の高い人は、まず死体を板屋で仮安置して、白骨化して、ほんとに死んだことを確認した(かりもがり)。そのあとに、骨を野原に葬った。

④「久」のクの部分は座棺に入れられた死者。右下の棒はそれを支える木の支え(椅子のようなもの)。死後は永久だから、久(ひさしい)の意味を表したのだろう、と。

⑤ 「器」の真ん中の大は元は犬。いけにえにされた犬をあらわす。四方にあるのは神に祝辞を入れる容器。犬は嗅覚が発達しているので、邪気をはらうために墓や、大切な建物の下に埋められた。器はいろいろな容器を示すようになった。


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