Nの目線

箏弾き菊地奈緒子の360°に向けられた眼差し

久しぶり

2007-05-20 04:51:35 | Weblog
ビオラ、ソプラノとのトリオ、何とか無事に、大きなトラブルもなく演奏してきました。
会場の美術作品とは、最初可愛らしい印象を受けて、どちらかというと渋い音楽だったのでマッチするのかな…と感じましたが、結果不思議にお互いを和らげて浮かび上がらせるようなとてもよい効果が合ったように思います。
新作では、今までに経験のないことも沢山あり、いろいろ考えることも多く、本当に勉強になりました。
合わせを重ねるほど、曲やこの編成の楽しさも増して来たので、またいつか出来ればいいな。。と思っていたら、お二人もそう思っていたようで、9月にこの三人でライブをすることになりました。
また詳細はホームページにアップしますのでお楽しみに!

演奏後、他の企画を全て見る事ができました。それぞれの作品と音楽のコラボレートがかなり独特で、実験的な部分もあり、皆がほぼ20代前半で「創造エネルギーが溢れ出している」ような感覚を覚えました。
この年代を通り過ぎたから、と言う訳ばかりではないのですが、何だかなつかしく、久しぶりの、逆に新鮮な感覚でした。
会場の小平の白矢アートスペース、オーナーの方が眼科医でまた自身が美術家なこともあり、とても素敵な空間でした。

またこのような企画に参加してみたいですね。