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音楽の話題を日々徒然に。

松ヶ下宏之 2006ー2010 Selection

2012-08-19 19:00:32 | その他の音楽♪

先週のヤスさん&松ヶ下さんの『WITH』ライブがとっても良くて、まだ余韻に浸っておりますが、この二人、どうしてこんなに相性がいいんでしょうね。その秘密(!)を探るべく、買ってしまいました。



『松ヶ下宏之 2006-2010 Selection』です。
今回はこのCDの感想を。

私にとって、松ヶ下さんというのはヤスさんのサポート以外は、「ああ、Bluem of Youthだった人ね~」という程度で、その音楽も、Bluemの数曲以外聴いたことはありません。もちろんその人となりも、”電波少年”以上のことは知りません。歌は、『WITH』のエクストラCDで、ヤスさんの『夕山風』と『ロンド』のボーカルを聴きましたけど。

ということで、以下は”ソロアーティスト・松ヶ下宏之”のアルバムを、まったく予備知識なしで聴いた感想です。
松ヶ下ファンの方、もしとんちんかんなことを言っていたならばごめんなさい

繊細なボーカルですね。時として楽器の音にかき消されてしまうんじゃないかっていうくらい。でもその声が、ピアノと合わさった時の絶妙なバランスといったら!『傘』なんて、めっちゃ名曲だと思いますよ。あと『最後のドライブ』もね、好きです。歌詞も素直で曲の世界に引き込まれます

そんな素敵なピアノバラードがあるかと思えば、『Cherry Boy』『黙って俺についてこい』のような挑発的なロックもあるし、『Book Mark』『砂漠の抜け方』といった正統派ポップチューンもある。曲のバリエーションが豊富なことに驚かされます。だから、聴いていて飽きない。

『クローバー』のジャジーなアドリブ感も凄いなぁ。この曲、ヤスさんのギターとセッションでライブで聴きたい(笑)
あ、あとね、先述の『砂漠の抜け方』と『まだ見ぬ広い世界へ』も、ヤスさんのギターとコーラスを付けたらどんなにカッコいいだろう・・・と、失礼!妄想が広がりすぎました

で、このアルバム。歌詞カードをみると、作詞、作曲、アレンジ、楽器演奏、松ヶ下さんひとりで全部。そんなところもヤスさんみたい。
器用な天才?そうではないでしょう。どちらかというと職人。地道にどん欲に修行してきた人なのではないかと思います。
結局、音楽に取り組む姿勢とか感性が似ているんでしょうね、ヤスさんと。お互いがお互いの音に敬意を払っているというのが、先日のライブでも伝わってきました。後ろで演奏しながらヤスさんを見ている松ヶ下さんの表情がとっても印象的でした
(ひょっとして、このベストアルバムのタイトル、”Selection”というのは、オフコースへのオマージュなのでしょうか?)

いろいろと難しいとは思いますが、アルバム『WITH』のパート2、出して欲しいなぁ。
その時は、エキストラCDとして、松ヶ下さんの曲をヤスさんのアレンジで是非!


ピアノが素敵♪ ↓↓

傘/松ヶ下宏之


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4 コメント

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LIVEよかったです♪ (ドラゴン)
2012-08-20 22:56:55
nanoriさん、こんにちは。
神戸でのLIVEも期待を裏切らない素晴らしいものでした。Yassさんのblogにも書いてあるようにいろいろハプニングはありましたが、森のホールは二人のハーモニーで素敵な雰囲気に包まれましたよ。
松ヶ下さんの「Selection」聴いてみたくなりました。会場でも売ってたのでしょうか?(もう遅いけど…笑)
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ドラゴンさんへ (nanori)
2012-08-21 08:48:08
神戸ライブ、お疲れ様でした~。ほんと大変だったみたいですね
私もその時間は神戸の下界におりましたが、すんごい雨風でした。
でもきっと、そんな大変さとすばらしいライブとのギャップが、いっそう良い思い出になるんでしょうね。

松ヶ下さんの「Selection」、会場でも販売されてました!
でも私も実は会場で買いそびれて、翌日Amazonで発注したという(笑)
このCD、めっちゃ良いですよ!ただいま通勤でヘビロテ中です!
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思い出した (すぎちゃん)
2012-08-21 21:44:44
松さんは職人ですね。
でもちょっと器用貧乏な感じで、同じ種類の匂いがします。
自分もO型だし・・・。
ブルームが電波で拉致られる前に『ターゲット』ってアルバムがあって、それで思ったのが、彼のコンポーザーとしての質の高さ!!後に、電波の最後のほうで、スタジオを借り切って短時間でラストツアーをレコーディングするシーンがちょっとだけ出たけど、それですごく腑に落ちたんです。
彼一人いれば、フルレコーディングが出来るんです。
今みたいにDAWが確立されていない時ですからね。
彼のセンスの良さと、出しゃばらないでいてそれでいて抑えるところは間違えなくキメルところが、Yassさんと共通のところ、馬が合うところなんでしょうね!♪
で、思い出したけど、昔、友人とブルームの曲コピッったことありました♪
自分が松パート♪
居心地良かったし、評判も良かったです。
彼らは年下だけど、センスは鋭いです!!!!
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すぎちゃんへ (nanori)
2012-08-23 16:52:20
なんだかんだで、このアルバム、買ってから毎日聴いています。
Bluem時代の「ラストツアー」なんかは、当時はそんなに良いとは思わなかったんですけどねぇ。作るほうも聴くほうも変わったせいもあるのでしょう。
「ターゲット」ですか、機会があれば聴いてみたいです♪
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