最近ふと、会いたいなぁと思う人がいます。
それは、私が小学校5、6年生の時に、当時住んでいた兵庫県A市で通っていた子供英会話教室の先生。
以前にも少し書いたかとは思いますが、私がオフコースを聴くようになったのはこの先生との出会いがきっかけでした
先生とはいっても、今思えば、おそらくはアルバイトの女子大生だったのでしょう。生徒は4、5名の小さなクラスで、皆仲が良く、しばしば授業を脱線して、近くの公園で遊んだり、駅前までアイスクリームを食べに行ったりと、保護者に知れたら叱られそうなことを一緒になってやってくれる素敵な先生でした
一度、休日に皆を映画に連れて行ってくれたこともありました。
ミュージカル映画『アニー』だったと思います。映画なんて、それまで東映のマンガ祭りくらいしか知らなかった私。英語で歌い踊るスクリーンのアニーに夢中になり、洋画を見る楽しさを知りました
そしてオフコースです。授業中によく話してくれましたね。
『さよなら』という曲のこと、オフコースっていうグループのこと、どうやら「オダサン」という人が好きなのだということ・・・。
私もすぐに虜になりました。
初めて自分のお小遣いでアルバム(カセットですが)を買ったのもこの頃。
程なくして、ラジオから流れてきた『YES-YES-YES』を聴いた私。
リアルタイムで聴く彼らの新曲に興奮したのを覚えています。
そういえば、チューリップを教えてくれたのもこの先生でした。
私が、当時流行っていた松田聖子さんの『チェリーブラッサム』が良い曲だというと、そりゃそうよ、これはチューリップの財津さんが作ったんだから、と嬉しそうに教えてくれましたっけ。
たしか名前を「北村先生」と仰ったように思います。
ひょっとしたら、昨年の小田さんのツアー、どこかの会場ですれ違っていたかもしれませんね。きっとまだファンでいらっしゃると思ってますので。
いつか奇跡的にお会いできたら、お話したいことが沢山あります。
あの時の小学生の少女は、その後、映画とミュージカル、そしてオフコースが中心の青春時代を過ごしました。そして今も小田さんの曲を聴いています。
・・・英語はさっぱりモノになりませんでしたけどネ
私も高校の担任の先生がユーミン好きで、テープをダビングしてもらったりしてました。その影響で今でもあの頃の曲は大好きです。
でも、その先生に会ってなかったら私らも出会ってなかったかもね。
で、そうなのよ。この先生がいなければ、きっと私たちの出会いは無かったろうね。そう考えたら、大切な出会いだったんだなぁって。今もオフコース聴いてるかなぁ。