何もない部屋

言葉や感情が溢れそうな夜に、
詩や日々考えていることを書いてます。

孤独の条理

2020-10-10 17:41:00 | 
今日の僕といったら
気が晴れないまま
泣いてる空を見上げて
物思いにふけっていた
僕らが越えられないもの
二人を阻んでいる隔たりは
何だろう
愛すれば愛するほど
苦しくなるのはなぜ
確かなものがあるとすれば
それはどんなことがあっても
揺るがないだろうか
僕は時々悲観的になって
ありもしない不安を膨らませて
ひとり葛藤しているけど
こんな僕を君は知らないね

移り変わる景色
滲んでいく街並み
この涙みたいに止めどない
不条理な感情が暴走する
誰か止めて
止めて
止めてくれたら
これ以上孤独なんて感じることはなくなるだろう

僕はずっとひとりだった
だから
たから
誰といても
いつもひとりだった