何もない部屋

言葉や感情が溢れそうな夜に、
詩や日々考えていることを書いてます。

君が幸せなら

2017-06-05 22:25:50 | 
元気がなかったから
しばらくそっとしておいて欲しかったんだ

君は元気そうだね
僕といた頃は無気力で
楽しいとか幸せを口にすることを
ワザと避けているように見えたけど
君が忙しそうに楽しくしている姿を
初めて見たよ

チャンスは自分よりも高いところにあるから
上を向いて歩くんだよ
下を向いて歩くと
小さな石ころにしか気付けない

何か掴んだら教えてね
そしてそれを見せてね
君が幸せなら僕は
安心して眠れるから

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手が届きそうな空

2017-06-04 12:11:54 | 
手が届きそうだった空も
信じていたものも
欲しかったものも
見つからなくて

言葉も感情も
少し前の感傷も
さまよって
遠まわりして
辿り着く場所を探している

ただの偶然にすら意味をつけたがっていたあの頃
僕たちはとても幸せだった
思い出した
その幸せは涙みたいな味がした

出会わなければ良かったなんて
あまりにも悲しいから
振り向かないで
ちょっとだけ手を伸ばす

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