「君とじゃなきゃ嫌なんだ」

大切なものを見過ごして
人は人の隙間を通り過ぎて
いつか別れていく
目の前にあるものが
明日もあるか分からない
そんなこと分かっていても
時には選択を間違える
だから僕はいつも心を持って
人と向き合う
少しでも後悔に出会わないために
「君とじゃなきゃ嫌なんだ」
当たり前にここにあったものは
ぜんぶ　ぜんぶ
一瞬で消えるから
いつも愛の前で心を持って

正解

価値観の相違に歩み寄れない
人の芯を読む癖も昔から変わらない
あなたの言葉の中に正解を探す
こんなんじゃダメね
言葉も心も自由を欲しがってるのに

主観

あなたには見えるけど
私には見えない

見えていないだけで
本当はそこにある

それぞれの主観で
物事を見る

悲しいけど
結局みんなひとりぼっち

うわごと

誰にも敵わないと投げ出して
深く永い敗北感に苛まれた
いつまでも他人の幸福を羨んでいたら
努力や愛や思いやりでは
太刀打ちできそうにないものがありそうな気になって
もしこの世界が何かの引力に導かれて
誰かと惹かれ合っているのだとしたら
本当に離れたくない人と
永遠に切れない力で繋がってたらいいな
なんて、冗談交じりに願うことで
救われる日もある

景色の中

朝の澄んだ空気
雲間から射す光
夕焼けに染まった街
夜空に散りばめられた星
移りゆく一瞬の景色の中に
ふと蘇る影

君はまだここにいたんだ