何もない部屋

言葉や感情が溢れそうな夜に、
詩や日々考えていることを書いてます。

おまじない

2018-07-31 23:12:30 | 
ありがとう
きれいな8月の空
あなたと過ごした日々が
夏の雲に包まれ
空に浮かんだ
遠くから見守ってる
たとえあなたに
届かなくても
背中をそっと
押すような気持ちで
私だけは見てる
きっと大丈夫
今度はうまくいく
そう信じて
おまじないのように
願ってる
躓いても
枯れては散って
芽吹いてく
花のように
何度でも
何度でも
あなたの花は咲くのだから



見上げた明るい空に、月

2018-07-30 22:48:41 | 
冷たい雨に打たれ続けて
何も信じられず生きてきて
見上げた明るい空に、月
人の体温が心があなたが私が
こんなにも温かいことを知った日
溢れる涙を止められなかった
あの日の二人は嘘じゃなく
確かに変わらずにあの日のまま

苦しくて目を閉じる
見上げた暗闇にも
あの日と同じ月が見えた


思い出せないよ

2018-07-28 22:53:03 | 
孤独感と憂鬱な波
夏のうだるような暑さに
熱を奪われた僕の心
涙の雨
胸の奥に残った
悲しみのかけら
僕はあの時
あの感情を
どこかに
忘れてきたみたいだ
ここはどこだろう
本当の僕が見えない
思い出せないよ
思い出させてよ


君のとなりの席

2018-07-26 22:45:16 | 
僕じゃないのだと思う
君に相応しい人は
もっといろんなことを
知らないふりで
何となく生きていける人
そんな人がいいんじゃないかな
空いていた君のとなりの席は
いつか出会う誰かに譲ってあげる
そう決めたんだ