何もない部屋

言葉や感情が溢れそうな夜に、
詩や日々考えていることを書いてます。

夢見がちな愛し方

2019-09-30 23:19:00 | 
夢見がちな僕は
悲しい愛し方しかできない僕は
先のことを考えすぎて
自分の弱さを隠そうとして
君に無条件に優しくなったり
わざと意地悪になったりする
こんなに優しくなれたのは
君だけなのに
愛しいと素直に言えたのは
君の前でだけなのに
僕はその純真で曇らない心を
時々恨んでしまう



好きで 好きで 好きで

2019-09-28 21:32:08 | 
夢でも幻でもいいとさえ思う
涙がこぼれそうなくらい
好きで
好きで
好きで
この時だけは特別
この人だけは違う
いつもそう思って
恋をしていた
テーブルのティーカップに注がれた紅茶は
ラフランスの香りがした
胸が騒ぐ
抑えきれず心に涙が溢れる
あなたと次の季節




君が愛しい

2019-09-22 21:48:47 | 
君といると笑ってばかりの僕がいて
この気持ちをどう伝えたらいいのか
思い浮かばないなんて言っているのは嘘で
本当はもうすでに相応しい言葉が
心の奥にあるってことを言い出せず
いつか気持ちをさらけ出せる日が来るだろうか
ただ今は言えない 
君が愛しいなんてとても言えないんだ