何もない部屋

言葉や感情が溢れそうな夜に、
詩や日々考えていることを書いてます。

ふりだし

2017-03-28 22:30:09 | 
泣いているような君の顔を
やさしく撫でたあの日から
僕たちは小さなすれ違いを繰り返して
近づいて離れて
進んで戻って
ふりだしにのところで漂っている

ここにある
君の涙を受け止めるやさしさも
溢れるものを伝える想いも
いつからか心を見せなくなった君には
届かなくなってしまった

遠ざかっては掠っていくふたりの感情を見送りながら
今日も僕はいつ戻るかわからない
君の心を待っている



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