山に癒されて…♪

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雲母と書いて キララと呼ばれるお山 2

2017年04月27日 | 山登り 近畿 鈴鹿 御在所
2017年4月23日 ☀ 鈴鹿・御在所 独標尾根から雲母へ



 
雲母Ⅱ峰からの続きです


暫し時の流れを忘れて 
ゆっくりと体を休めた後は
再び雲母本峰へと向かいます



 9:25 雲母峰独標尾根登山道 雲母Ⅱ峰山頂標識
モノレール! パラグライダーの搬送に使うのでしょうか…?



ちょうど分岐になっているようで
右側の小林新道にはモノレールがあり
物を運搬するときに使われているよう
独標尾根は 宮妻口方面に向かうよう…




9:28 雲母峰




雲母本峰へは まっすぐに進むよう…

正面に 雲母峰の姿を樹林の枝間から垣間見つ
その姿を追うように下っていきます

それから5分も下らないあたりから
バイケイソウの葉が目立つようになります



 バイケイソウの葉



青々とした特有の葉を広げて
地面に緑のポイントを沢山つけるように集まっています

夏にはバイケイソウの花が 所狭しと咲き乱れるのでしょう

そんな バイケイソウの群生地が瀬戸川道分岐のようです




瀬戸川道分岐の標識

瀬戸川道分岐




岳不動との分岐になるようですが
そのまま尾根の道なりに進み 雲母峰を目指します







分岐からは急な道が続きます
ホッチラボッチラ
木の根の芸術的な不揃いの階段を登っていきます

木漏れ日の樹林帯から
明るい広場に出た感じを受けると・・・

そこは…



 雲母峰山頂標識

9:35 雲母峰 (吉良良山三角点)888.4m



アッという間に着いた感じです

今日は調子がいいのではないかしら?
そう思えるほど良いペースで
登れているような錯覚に陥ります♪

周囲には まだ・・・
葉の揃わない樹木たちが囲うようにあり 
決して展望に恵まれているとは言えません・・・が

ただ 葉を落とし 芽吹く前の痩せた枝の間から
垣間見る事のできる景色は 
この季節の特権かもしれません


雲母Ⅱ峰でゆっくり休んだこともあり
ここは通過地点となります


実は…

今回は雲母峰だけが目的ではなく
鎌ヶ岳までの周回を考えてのことでした・・・


そのコースとは…





コースタイム

7:30 雲母橋駐車場~独標尾根登山口 7:50 → 8:08 林道登山口 ~ 9:18 雲母Ⅱ峰 休 9:25 → 
9:35 雲母峰 888.4m → 9:43 雲母西峰 → 10:03 P791山頂 → 11:04 カズラ谷分岐 → 
11:23 尾根分岐 ~ 11:28 岳峠 → 11:38 鎌ヶ岳 1161m 12:05 → 12:09 岳峠 → 
12:25 カズラ谷分岐 → 12:58 カズラ滝 → 13:14 カズラ谷登山口 13:25 → 14:26 雲母橋駐車場



違う角度からの鎌ヶ岳もまた
違う魅力を見せてくれるようです





ショウジョウバカマ



ここからの道では
ショウジョウバカマの姿をよく見かけることになります

これはとても期待できそうな
山歩きになりそうです



 9:41 雲母西峰分岐

ミツバツツジ



ピンクに染まる木が目に留まります
ミツバツツジのお花が陽気な日差しを浴びて
元気な姿を見せてくれます♪

ミツバツツジに見惚れている間に
いつの間にか 標識がついたピークに辿りつきます


 西峰と書かれた標識   青の標識

9:43 雲母西峰 874m




山頂らしからぬ 西の峰

尾根の一角の様な所ですが
樹林に囲まれた小さなスペースに
しっかりと名札をぶら下げて 知らせてくれます

戻らなくても 鎌ヶ岳への道はあるようですが・・・

どの道 この道  薄い道・・・


 西峰からの尾根道は 迷いやすいかも・・・
 
9:46 縦走路と合流
 



早々に 下って
縦走路に出たほうが無難のよう


薄い踏み跡をたどり 縦走路に出ます
後は 縦走路をたどって鎌ヶ岳へと向かうだけ…

とても甘い考えの私です




 
御在所岳
 
鎌ヶ岳


ここにもこの時期ならではの特権で
御在所岳と鎌ヶ岳を望むことができます


 9:55 アップダウンの稜線 登って下って また登る…

9:56 雲母西峰



ふ~と ため息交じりに振り返ると
雲母西峰の姿も 樹間から見えています


P791の巻き道の分岐に出ると
チチは迷わず P791の方へと進みます
展望を楽しみたいのでしょう・・・


  P791東巻き道分岐標識が見えて 右に巻き道 正面の木の階段が坂を上っています
 9:59 P791を選択…心は 楽な方を希望… 体は 階段を踏みしめます
 急な登りに閉口したまま 地面をにらめっこして上っていきます

入道ヶ岳




ピークのような所に出て ここがP791?
とても近かったな~…と思うと
それは あぁ~ 勘違い

しばらく緩やかな尾根を歩くことに
そばで 入道ヶ岳が笑っています



先週とはまた違った雰囲気ですよ入道さん♪ 
今日は陽気な入道さん
そちらも人でにぎわっていますか~♪




余裕のあるチチと 体力負けしている私の違いですが
このルートを選択して 正解でした

の~んびり
青空と木々と山々に
何気なく語り掛けながら歩きます



 空が近く 冬枯れの木が目覚めていくような尾根道


進めば またまた 開けたスポットが…




10:03 P791山頂



小さな
小さな広場
ピークの真中の標識が いい雰囲気です♪


 西平・東平 791m? これも名称?  P791山頂 青の標識

10:05 国土調査の基準点



青の標識の足元に 国土調査の基準点がありました

この基準点
チチは 専門的な事を
何やら説明してくれておりましたが
私にはチンプンカンプン
だけど…

なんだか 夫婦のように寄り添って
住み込みの夫婦が永久就職しているよう…

四角い顔で 何をお話しているのかしら?
耳を近づけたら 何か聞こえてきたりして…(^m^)



ここも通過点として 通り過ぎていきます




 10:05 光の幻影のような尾根を 再び下って… 
 10:09 正面に鎌ヶ岳… なかなか近づけません…
 10:11 今度はジグザグになって…?
 10:11 ここで 左巻き道分岐に出会います

P791 西巻き道分岐



この辺りから ご褒美が沢山ありました



 イワウチワ

イワウチワ(岩団扇)


学名:Shortia uniflora
分類:イワウメ科 イワウチワ属

常緑の多年草で 日本固有種のお花です

花言葉:春の使者 適応力




春の使者たちの集会場でした


愉しんだ後は ちょっとスリリングな道へ…






風化した花崗岩の痩せ尾根
私の苦手とするザレ場が出てきます・・・



 稲森谷分岐のコル



下っては 登る
登っては 下る・・・


変化に富んだ尾根道は 
飽きさせる事はありません



   風化した花崗岩  戯れた岩肌に毛が生えて?

花崗岩のザレ尾根 草付き



ラクダの背なかにもにて
細い草が 毛が生えている様に見えます



 枯れ枝の樹林の急な登り

ミツバツツジ




どんどん鎌ヶ岳の道らしくなっていくよう
ミツバツツジの明るい色が目を惹きます

しかし・・・なぜに・・・?なぜに・・・?

険しく ゆっくりと観賞できない所に 
綺麗な花はあるのでしょう・・・




 つづく急登のヤセ尾根   どんどん下るチチ




置いていかないで~

お花に夢中になっていると
チチとの距離は開いていきます・・・




 イワウチワ
 チチの姿が消えるほどの樹林帯の急な登り
 馬の背尾根分岐峠

10:45 馬の背尾根




白ハゲ



雲母峰



景色に気を取られて 
峠に咲いていた ピンクのお花・・・
おぉ~!




アケボノツツジ(アカヤシオ)


今年初お目見えのお花の一つです
もう 目覚めの季節が訪れたのですね♪

まだ 数は少ないけど
しっかりと咲いたお花は 
本当に魅力溢れています





馬の背尾根と雲母峰



馬の背尾根を振り向いて 
来た道と雲母峰を目に焼け付けます 



 ザレ場が本格的となる急な登り

トラロープ



面白くなります  
楽しくなります

しんどいのに 
体が何かを求めかのように 動きます


 御在所岳がハッキリと見えています

10:55 白ハゲ



白ハゲという名の場に着きます
白ハゲ・・・

確かに白い・・・
風化した花崗岩の山肌は目立ちます…

だけど 白ハゲとは…
単純に 笑ってしまいそうになります・・・

確かに・・・禿げている…?



 白ハゲの急な登りの離合地点
 急な登りは 手足をフルに使って・・・
 
白ハゲの登り



だけど 舐めてかかれば 痛い思いをしかねません
足場は決して良いとはいえず
砂地に似た山肌は 崩れやすく滑りますから…


 ハルリンドウの三兄弟

初々しい 夫婦ハルリンドウ



白ハゲの岩場を越えると
癒しの時が待っていました♪

ハルリンドウが迎えてくれます

そしてそれを機に 
お花たちが姿を見せて
目を楽しませてくれます♪


 バイカオウレン  ショウジョウバカマ



お花に気を取られながら歩いていると
いつの間にかカズラ谷分岐に出ました・・・



 カズラ谷分岐の標識 ブルーの標識

11:09 カズラ谷分岐




下山はここから下降するんだよ


チチが嬉しそうに言います


良かった(^^♪


私は 同じルートを戻らなくていいことにホッとします






大きな溝の白っぽい道 
ここも 風化した花崗岩のザレで 歩きにくい


 カズラ谷登山道を更に進み 急坂をヘッチラコ!
 11:22 鎌尾根分岐の標識が目に留まります
 11:23 ここからちょっとだけど 急な下りと 笹藪の急な登り返しが待っています
 11:27 岳峠の木の標識 鈴鹿山脈の主稜線に出たところです





鎌ヶ岳はもうすぐです

しばらく緩い稜線を歩きますが
この平坦の峠のような稜線全体を 
岳峠というのでしょうか???

少し先に 長石谷の分岐があり
ここにも岳峠の標識があります




 11:29 長石谷の分岐と標識



目の前に 鎌ヶ岳の最後の砦!

このルンゼを登り切れれば・・・
鎌ちゃんが 待っているはず~♪







いざ 出発!







草付きの斜面まで来ましたよ!
もうすぐですね!







こんな坂!
あんな坂!
なんのその! 



アッ!



鎌ヶ岳山頂の様子





鎌ヶ岳の山頂に着きました






つづく・・・








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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちわ! (バボ)
2017-04-28 10:04:54
素晴らしい天気に、楽しそうなルート‼
そし、可愛らしい花々。。。
今回もあるいているつもりで拝見させてもらいました。
今回登場した花々は開花時期はこちらと変わらないようですね。

「キララ」って山があるんですね~
なんともメルヘンな名前の山‼
PCで「きらら」を変換すると「雲母」になることにもビックリしました。
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バボ様  (nanekobi5963)
2017-04-29 08:16:57
おはようございます♪

初めてのルートでしたが
隠れ名所のようで 楽しい山歩きをさせていただきましたよ~♪

それに、漸く お花に巡り合えて 癒されてきました♪

本当に バボ様のブログの中のお花を追っかけている様に思います♪

雲母が採れて キラキラするから 雲母峰・・・キララと
呼ぶ様になったとか
いいですね♪
お山の呼び名には 色々な意味があるのでしょうね♪


コメントをありがとうございます♪
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