希望する学校に合格できなかった方へのメッセージ

3月は高校や大学の合格発表の時期です。

受験生をかかえるご家族の方にとっては、緊張感が高まるトキだったと思います。

さて合格発表を終えて、「希望する学校に合格できなかった」
と落ち込んでしまわれた方のご相談が、いくつかありました。

もしかしたら、このブログを読んでいただいている方の中にも、
同じように落ち込んだり、自信をなくしておられる方が
おられるかもしれませんね。

ご相談者の方に特別に許可をいただきましたので、
届いたメッセージをシェアさせていただきたいと思います。

ご相談の内容はこんな内容でした。

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娘が大学受験に失敗しました。
（娘は、高校受験も一度失敗しています）

去年も失敗し、浪人して希望する大学に入るために、
この1年本当に一生懸命努力を重ねてきました。

去年は、絶対合格するだろうといわれていた大学にも落ち、
希望する大学にも落ち、友達みんな合格の中、娘1人だけがどこにも合格せず、
浪人生という道を選びました。
相当辛かったと思います。

そして、この1年本当に頑張ったと思います。
やせ細っていく娘を横で見ていて辛かったです。
目的を達成するために、友達つきあいもほとんど絶ち、一生懸命でした。

娘も私も何のための1年だったのだろうと、現実を受け入れられないのです。

娘には夢があるようですが、叶えるためには
希望する大学へ行くのが近道だったのです。
それが今回のことで遠のいてしまいました。

よく、叶わないのは意味がある。とは言われますが、
一体今回のことは何の意味があるのでしょうか？

私たちのこの一年は何だったのでしょうか・・・？

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どんなに悲しかったことか。
どんなに辛かったことか。

ご相談内容から、お母さんと娘さんの悲しみが伝わってきました。

さて、このご相談について、どのようなメッセージが届いたのでしょうか？

愛と感動のメッセージ、どうぞご堪能くださいませ。

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辛い体験だったね。

一生懸命頑張ってきたことがむくわれなくて、
どんなに辛かったことか。

悲しくて、虚しくて、苦しくて、自分を責め、
自暴自棄になってしまったことだろう。

エネルギーがわかない気持ちも分かるよ。

うん。
よく頑張った。

今、歯をくいしばってここにいること、

なんとか呼吸をしながら生きているだけで、
今は十分、力を出しきってる。

だからそのままでいい・・・。

エネルギーがわいてくるまでに、少し時間が必要かもしれない。

今すぐ気持ちを切り替えようとするんじゃなくて、
ぼ～っとしながらでいいから、聴いてほしい。

なぜこの体験をしたのか？

それはね、

「逆境に立ちながら、
スコーーーーーーーーーーーンと
発想の転換をすることで、
人生を切り開く」

そういう体験、アドベンチャーがしたかったんだよ。


「人生は終わるまで分からない」

って、たくさんの人に勇気と希望を届けるために、
今、あえてこの体験を入れてきているんだよ。

「自分は二番目しか手に入らない」
「自分の夢は叶わない」

とんでもない!!
誰がそんなことを決めたんだい？!

狭い選択肢の中だと、それが真実だと思いこんでしまうけど、
それ、とんでもない勘違いだからね!!

あなたが思っている真実が、たったひとつの真実とは限らない。

だけど、たくさんの人が、自分の作りだした真実の中で、
「自分はダメだ」と思いこみ、夢をあきらめてしまう。

いいかね？

こういうことを、ひっくり返したかったんだよ。

「あきらめる必要なんかない」
「方法はいくらでもある」

って、力強く肯定したかったんだよ。

自分の「世の中はこういうもの」という信念体系が、
いかに狭く、偏っているか・・・・

それを伝えるためには、あえてその狭い価値観を体験する必要がある。

今が本来の自分ではなく、今、はずみをつけるために
ため込んでいる状態なのだと知っていてほしい。

アドベンチャーははじまったばかり。

そして、ゴールにはたくさんの人に希望や勇気を与えている自分がいる。

この体験は、母と娘だけの体験じゃない。

この先に待っているたくさんの人のために、あえてこの体験をしているんだ
ということを、忘れないでほしい。

そして、母の気づき、

「わたしが笑うと、娘が笑うんだ。
わたしが笑えばよかったんだ。
答えはこんなに簡単なことだったんだ」

この気づきに、光の仲間が大拍手を送っている。
大騒ぎをしているよ。

「すごい変化が起きた!!」って。

「地球規模の大変化だ!!」って。

この言葉を発するために、今までのすべてがあったと言っても、
過言ではない。

この気づきに、一生分くらいの価値がある。

だから、起こったことすべてに、胸をはったらいい。

あなたの決断は、これでよし!

自分の人生のゴール、目的に向け、順調に体験している。

困ったように見えることも、実は困ってない。
体験したかったこと。

ひとつ言えることは、ゴールをいつも頭の片隅に置いておいてほしい
ということ。

そしたら、ひつとひつとの出来事は、すべて通過点のひとつになる。

もっと大きな視野で、娘の事も自分の人生も、見ることができる。

この年(19歳)で夢を語れる娘を、ほこらしいと思わんかね？
たくましいと思わんかね？

「こんなルートで、娘が望んでいる『夢』にたどりついた人がいるよ」
という例を、たくさん見せてあげることじゃ。

学歴ルートじゃなくても、「こんな方法で?!」ってびっくりする例はたくさんある。

「一人で生きていける子に」
「しっかりした子に」

これあまり力んで思わない方がいいよ(笑)

っていうか・・・、これ、
自分自身に言っている言葉なんだよな～。

自分に対して、

「しっかりしなきゃ!」
「一人でこの子を育てなきゃ!」
「たった一人で、世間の荒波に立ち向かわなきゃ!」

って思ってる。

この思いをにぎりしめればにぎりしめるほど、
苦しい現実を引き寄せてしまう。

一人で立ち向かう現実を選択してしまうんだよ。

よいかな？

「自分一人で頑張らなくていい」

「困った時は、人に助けを求めてもいい」

「弱音をはいてもいい」

「世間には、自分たち親子にやさしい人もいる。
そのことを信じてみてもいい」

「一人じゃない。大丈夫」

これ、しばらくじゅもんのように言ってみてごらん？

体の緊張がとれるから。
柔和な顔になる。

母が笑うと、娘が喜ぶ。

あなたが笑うと、宇宙が喜ぶ。

なっ、とてもシンプルじゃろう？

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いかがでしたか？

相談者の方にこのメッセージをお伝えしたら、
涙を流されました。

『困ったように見えることも、実は困ってない。
体験したかったこと』

この言葉にとても驚かれていました。

そして、この先に大きなゴールがあること、
この親子を待っている人がたくさんいるという言葉、

驚きとともに、なにかしら感じていただけたようです。

自分の存在を自分でちっぽけに思わないでください。

わたしたちは生まれる前に、想像もつかないような
壮大な計画を立ててきています。

出来事に「いい・悪い」はありません。

その体験を通して、学びたかった何かがあるんです。

自分のゴールに、その体験が必要だから、
あえて体験しているんです。

その自分に胸をはってください。

この方の相談を伺ったのは、父が亡くなる前日のことでした。

この方に父のメッセージ

『人生におけるすべての決断は、許される』

をお伝えしたら、泣かれていました。

今までに自分がしてきた、たくさんの決断に、
後悔をされていたからです。

「自分の決断はこれでよかったのか？」
「あの時、こちらの道を選んだ方がよかったのでは？」
「どうしてこっちを選択してしまったのか？」

この方にはいろんな葛藤がありました。
いつも自分の選択に迷いがありました。

けれど、なぜわたしの父が危篤という、このタイミングで、
この方の相談に乗ることになったのか？

このタイミングだったからこそ、
ものすごいインパクトでこの言葉が伝わったのだと、
わたしは思うんです。

ここに、見えない見守りを感じずにはいられません。

出来事は素晴らしいタイミングで起こっています。

わたしたちは、決して自分一人で生きているわけではありません。
たくさんのサポートが入っています。

このブログを通して、なにか感じていただけましたら、
嬉しく思います。

『大丈夫!　あなたを待っている人はごまんといる!』