みなさんは
「体外離脱」って、
したことあります?
魂が体から抜けだして、真上から自分の体を見てる・・・
とかっていう、あれです。
わたし、あるんですよ。
体外離脱体験。
一回だけですけど。
今から四年前、
声が聴こえ出して一カ月くらいたった頃に、
それは起きました!
あの頃は、聴こえてくる声が、
●いったい幻聴なのか?
●自分が作り出した声なのか?
●ちゃんとしたところから届いている声なのか?
分からなくなってしまい、混乱していた時期でした。
まわりの友達に相談しても、
「自分は聴こえないから、よく分からない。」
と言われたり、
「気のせいじゃないかな?」
と言われたり・・・。
その当時、わたしのまわりには、
私の体に起こっている変化に的確に答えてくれる人が
いなかったんです。
それで一人でずっと考えているうちに、
だんだん面倒くさくなってきて、
「どーでもいいや。もぅ寝よっと。」
とベッドにもぐった瞬間、
それは起きました!
なんと寝ているベットの上空に、
直径80センチくらいの真っ暗い空間ができ、
体が寝た状態のまま、
その空間の中に
全速力で滑りだしたんです!
プールにある長い長い滑り台を、全速力で滑っていく感じです。
「おおおーっっっ!!!」
びっくりしました!
滑り台のまわりはトンネルのように暗くて、
まわりの景色は何も見えません。
その中を、どこまでもどこまでも滑っていきます。
背中にまったく抵抗がない感じ。
ツルンツルンなんです。
ひぃぇ~~~っっっ!!
滑って行くはるか先に、
とても明るく優しい光の玉が見えました。
その光の玉は、まん中が真っ白い玉になっていて、
グラデェーションのように黄色からオレンジ色へと
まわりに広がっていました。
とってもまぶしい光なんですけど、目で見ることができます。
肉体の目で見ているというより、肉体から飛び出した、
魂が見ている映像のようでした。
その光の玉に近づくにつれて、
なんだかとっても懐かしい感覚がよみがえってきました。
「わたしはここを知っている!」
「わたしはかつて、ここにいたことがある!」
光の玉の真ん中、真っ白い部分の輪郭をよく見ると、
ホタルのように、出たり入ったりしている光たちが
いくつもありました。
その光たちが、なんだか懐かしくてしかたないんです。
「ああ、久しぶり~。元気だった?」
「ふんふん、どんな体験をしてきたの?」
「へ~、そうなんだぁ。」
無意識に光たちと会話をしている自分がいました。
この光の中は、
すべての知識や経験が共有できること。
そして
この光はすべて、自分自身であること。
そんなことがなぜか分かる。
この光は愛そのもので、この中にいると
なんとも言えないやすらぎや、あたたかさや愛で包まれる。
「あぁ、ここが魂の故郷なんだ・・・」
なんてことを感じながら、まだまだ体はすべり続けています。
その時ふと不安がよぎりました。
「このまま光の中に溶け込んだら、
わたしはもうこの世に戻ってこれないんじゃないの?」
「えっ? もしかして、わたし死んじゃうってこと?」
「そりゃ、まずいよ!」
とっさに浮かんだのは、息子の顔。
「お母さん、まだ死ぬわけにはいかない。
やり残したことがあるわ!」
すると、
今までトンネルの中のような景色だったのが、
突然わたしの部屋の景色に戻り、ベッドの上で横になっていました。
「なっ、なんだったんだ?!今のは?」
びっくりしてるのもつかの間、
今度は体が上に浮き上がり出しました。
「おーっ!!」
ベッドと体の浮いてる隙間は約2㎝。
これって浮いてるって言えるんだろうか?
おもしろいので、ちょっと隣の部屋まで行ってみようか?
なんてのんきなことを考えましたが、
2㎝浮いた地点から、微動だにせず。
しばらくしてベッドに着地。
「今日はいったいなんなんだろう?!」
すると、また空間が開いて、
斜め下にドゥァーッ!と滑りだしました。
(くどい表現だったらごめんなさい。
体験したことを、忠実に再現しております。)
滑っていく先には、先ほど見た光の玉があり、
光の玉の前には、超巨大な大日如来さまが立っておられました。
(ウソみたいですけど、立ってたんです。
わたしには大日如来さまに見えました。
そのでっかいこと、でっかいこと。)
その大日如来さまが、わたしに伝えてきた言葉があるんですけど、
続きはまた明日のブログにて・・・。