みやがわみちこがお届けする「なんでも仙人」ブログ

ご相談例十一の続き②


さて五十代の女性の悩みについて、もう一度見ていくとしよう。

なぜ五十代の女性は、この厳しい舅と姑と向き合っているのか?
いったいどんな課題をお互いにもっているのか?

分かるかね?


この者たちは、
「自分にも人にも厳しい」「怠けることは許されない」
というところが共鳴し合っているのじゃよ。

お互いに手を抜くことができぬ者たちなのじゃ。
ここまで負荷がかからねば、弱音をはけぬ者たちなのじゃ。

この状況がどれほど辛く苦しいか、よう分かる。

今まで本当によう頑張って生きてきたのぅ。苦しかったじゃろうのぅ。
もうそろそろ自分を解放してやってはどうか?

五十代の女性は、舅や姑が厳しいから手放せぬのではない。
本当に五十代の女性に厳しいのは、自分自身なのじゃ。

そのことにどうか気付いて、自分が手を抜くことを、許してやってほしい。

この五十代の女性は、がんという第四段階のストップがかかっている状況にある。
人は生まれてくる前に、自分の人生のシナリオをある程度決めて生まれてくる。

「自分は今世この課題に取り組もう。」と決めた課題を達成できるように、
最適な状況を選んで生まれてきているのじゃ。

この五十代の女性も、この過酷な状況を、あえて自ら計画して生まれてきているのじゃよ。

この者たちに共通する課題、それは
「苦しい時は苦しいって言ってもいいんだよ。」と自分を許してあげることなのじゃ。
背負いすぎてしまった荷を、一生かかってもいいから、少しずつでもおろしてあげることなのじゃ。


乗り越えるとは、高い山を重い荷物を背負って、苦しみながら越えていくことではない。
自分もまわりも楽に生きられる方法を知ることなんじゃ。


この五十代の女性が、今の自分の状況に対して、
「辛いんです。苦しいんです。もうこんなことは耐えられない。」と心の声を、舅や姑に表現できた時、
今世の大きな課題が一つ達成されたことになる。

そして、自分が緩んだ時、目の前の相手も緩むのじゃよ。
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