プロデュースユニット「ななめ45°」

白木原一仁による表現ユニット。関西を拠点に、パントマイム/ダンス/音楽を取り込んだ演劇をプロデュース形式で展開中!!

4月25日

2009年04月25日 09時25分44秒 | シロキハラの素ン晴らしい日々
JR福知山線の脱線事故から4年。

もう4年なのか、まだ4年なのか。

幸い自分の知り合いには不幸が無かったのだけれど、ほんのすぐ側に起こりうるものだと認識させられた。

確か地震や津波などの災害も立て続きに起こった時期だったような。

遠いところの話だから、なんて平和ボケな気持ちにはなれなかった。
だから何かをしたというわけではないのだけれど。

むしろ阪神大震災の方が自分には実体験として残っている。
それをどのように解釈していいか分からない時もある。

仕方ない事でもあるし、それまでにどうにか出来た事もあったかもしれない。
なにより起きたコトを丸々呑み込んで、無かったかの様に振舞うことはできない。

ただ、そういう不安に苛まれてばかりも居られない。
しなきゃいけない事も沢山ある。

お仕事しかり、大事な人・モノに対してもしかり、社会に対しても。

そして、大切なモノと対峙した時ほど最善の答えを導きだせなくてつい口を噤んでしまう。

言葉にできる人は素晴らしいと思う。

そんな時は気持ちがいろいろ混ざりすぎて、どこから消化すれば良いのか分からないんですかね。
順を追っていけるようにしたいです。

言葉にする事でスッキリその気持ちが無くなるようにはしたくないけど。


毎年そういう想いを再確認させられます。

ただただ、被害に遭いお亡くなりになられた方々へ。
ご冥福をお祈りいたします。



自分では分からないもんだよね

2009年04月23日 02時32分24秒 | シロキハラの素ン晴らしい日々
自分の武器って何なんでしょう?

いやいや、俗に言う「自分の武器」ではなくて、役者が放つ手段としての武器。
ある役者は弓が得意で、ある役者は銃が得意で、ある役者は鞭が得意で。

威力はまちまちだけどもねえ。
ただ、その効果を知っていれば立ち居振る舞いも選べるというもの。

かと思えば水鉄砲しか持っていないはずの人が核爆弾を放てたりするから難しい話。
「これしか使えない」と言える人は逆に羨ましい。

1つの強みですね。

そんな話をしましたわ、稽古後の飲み会で。
今日はNGが少なかったから「ちょっと行きましょか」的なノリで。

写真は‥また次回。



どこでそんな流れになったのかサッパリ覚えていない酔っぱらいのシロキハラですが、なかなか興味深い話をした気がします。


こちらが教えるテクニックはあくまでその武器。そしてそれに付随する構え方。
近い形の武器なら構え方で処理できるしね。

でも、違う武器を扱うには訓練が必要。

しかもその武器の作りが悪ければ威力も何もないわけで。

そしてそのメンテナンスは基本的に各自の問題。
もちろんフォローも出来るけど、扱う気がない人には何とも言えまへん。

悪いかどうかは人と見比べれば分かるものだし、その癖を知っていれば使いこなせるはず。
そこまで自分のモノを客観視できるようになれば、さほどヤイヤイ言う必要も無いってもんです。

あと、自分に合っていない武器でも当てようとする気持ちが見えたときはそれで良い気もしたりします。

教える立場としては判断が分かれるところではありますが。
どのみち「自分を知る」というのがどんな訓練にも必ず含まれる要素ですから


振り出しに戻って。


どんな武器が合ってるんでしょうかね?

きっと今までの経験でいろんな武器を身につけているんだろうと思います。
全てがド真ん中を狙える訳じゃないけども、人型の的ならどこかに当てられるようになってるんじゃないか、と。

だから余計に振り返って考えてしまう。


かと言って我々はその武器での「破壊」が目的じゃないから(時には破壊してゼロから再開させる時もあるけど)、効きどころを狙えなければならないわけで。


訓練すべきことは沢山ありますねぇ。


狙うと言えば、ある種バスケのレイアップ的なシュートでありたい。

ダンクや3ポイントは必要に応じて。
しない、というより普段は狙わない。

その代わり出来るようにはしておきたい。
そんな欲求はもちろん有り。


ふむむ。悩みは尽きませぬ。

そうなのか・・

2009年04月17日 10時51分09秒 | シロキハラの素ン晴らしい日々
なんか1つ突き抜けた気がする。

去年あたりからそんな事が多い。

嬉しい事です。

この波に乗っていこう。



話は変わりますが、友人から公演お知らせのメールが届いた。
この方はいつも丁寧な文章で送ってこられる。

しかし序文で「桜も散りもう初夏ですね」って・・。


早すぎじゃないですか?


難しいことやってるよね

2009年04月15日 01時02分23秒 | シロキハラの素ン晴らしい日々
やりながらつくづく思います。


着々と進んでいますよ、ななめ45°公演。

やりたい事はいっぱいあるんですよねえ。
妄想ばかり膨らんでいます。

ただ、余裕は無いのです。毎度の事ですが。



今日も稽古でした。
足並みはまだ揃わず。

やっぱり演技って難しいな、と。
いろいろ立ち帰る事多し。

そりゃあ、普通に芝居しても難しいのに、マイムで芝居しようってんだから仕方ない。

あ、一人芝居じゃないですよ。
多数が同時に出る芝居。

興味の無い方には全くもって・・という内容ですが。
演者にとっては大事な部分。

反省するところもあり。
しかし、分かっててくれよ!ってところもあり。

みんな少しずつ気がついてきてるみたいだけど、まるっぽ理解するには時間が必要か?
ただ、諦めるほど出来ない訳じゃないからおもしろい部分もあり。
早くスイッチ切り替わって。


さて、よく言うことなんですけど、ウチはマイムのテクニックを見せつけるのが本筋じゃないんです。

振り自体を、行為の外見だけを見せたいわけじゃない。


例えば、壁を触ってる人がどんな気持ちで触れているのか?ということ。

目の前に見えない壁が出来たら誰だって不思議に思うんです。
四方にも壁が出来て閉じ込められたら誰だって不安になるんです。

向こうに行きたいから壁が出来たことに意味が生まれるんです。

行きたくないのに壁が出来たとしても。ねえ?



そんなココロの動きをカラダの動きがサポートする芝居をする予定。

どうかお楽しみに。


ななめ45°公演
「ホヲツタフ」
  
日時:2009年5月23日(土)19:30~
         24日(日)13:00~/16:00~ 計3回公演
会場:大阪谷九 シアトリカル應典院
入場料:2000円

作・演出・出演:白木原一仁(ななめ45°)

出演:三宅恵美子
   山田有利子
   長谷川千幸(シアターシンクタンク万化)
   村井友美(シアターシンクタンク万化)
   hime
   西村恒彦(劇団自由派DNA)
   辻川ちかよ
   森山博仁
   谷啓吾
   人見達志(極楽歌劇団)

スタッフ
舞台監督:河村都(CQ)
  照明:岡田幸博(S-pace)
  音響:須川忠俊(ALTERNAIT)
  制作:ななめ45°・石垣佐登子


new arm

2009年04月10日 03時40分57秒 | シロキハラの素ン晴らしい日々
いやいやいや、また姿くらましてました。

また未更新な日々がありました。

生きてます。
風邪ひきましたが。
微妙に花粉か黄砂かに鼻や喉が反応してますが。


改めて新年度よろしくお願いいたします。



住んでいるところが文教地区というのか学校の多い地域でして、学生の姿を良く見かけるようになりました。


春ですね。






分かってることですね。







新しいパソコンが届きました。

それで可能性が広がったかと思いきや、かなりのオーバーテクノロジー。


その可能性は機械に弱さに対応していないようです。

問題はスペックでは無いのだなあ。
ドラクエとかで手に入れたのに装備できないようなもんですかね?


まあいずれ使えるようになるでしょう。

不便は知恵を要求する。


うむ。


必要は発明の母。


あ、必要としないといけないのか。ぐはっ。