近年、といってもこ10年くらいになるのか
特に邦画の低俗さと猥雑さ、とにかく面白みがないことは特筆したい。
「動物と子供を出しとけば無難」的な風潮が、平常的に伺えるところが気に食わない。
ちょっと前に気になった記事で「感動ポルノ」という風刺がダイレクトな表現に感じた。
【障害者は「感動ポルノ」として健常者に消費される–難病を患うコメディアン】
それと同様に、邦画の発想力がコレに同調するかのような製作側の意図が感じられるほど、嫌悪感を感じて止まない。
そんなとき
ずっとシリーズを遠めに立ちながら気になっていたGmaeが「バイオハザード」。
25~26年ほど前に初めてプレイしたときの衝撃は、未だに忘れられない。
その本シリーズ6作目。
それを一般のユーザーが「映画仕立て」に編集した一種のプレイ動画ではあるが、じつに良く出来ている。
もともとの作品としてのクオリティがあるから、いいものに間違いないのだが
それをあえて編集して、プレイせずとも「観れるもの」にしたことの着目点には脱帽した。
バイオハザード6 映画みたいに作ってみました 前編 Resident Evil 6 Made Like A Film Part 1
【今更聞けないバイオハザード(ゲーム)のストーリーまとめ】
この作品、というかGame のポイントは
ウィルスを利用とした張本人の息子が、張本人の片棒を担いだ研究者の娘と世界を救う
という、アメリカナイズなストーリー。
アメリカ人って、こういった血縁モノを好むみたいで「ダイハード」でも使ってたし。
「●スタントマンはワンシーンのみ
ほぼ全てのアクションをミラ・ジョヴォヴィッチ本人が演じているが、1か所だけスタントマンが演じたシーンがある。
地下でゾンビから逃げるために、天井のパイプを渡って向こう側へ飛び移る場面だ。
ここは、吊り下げたパイプが途中で落下するという危険なアクションだったため、監督の判断でスタントを使用(顔が映っていないので代役とは分からない)。
ちなみに、ゾンビ犬をキックするシーンのためにミラは3カ月にも及ぶ過酷な訓練を実施、しかし本編では3秒だった。」
「エイダ・ウォン」の描き方は
この作品が特化していて、アクション的にみても常人では動けないような描かれ方をしている。
それを差し引いても
今の邦画の俳優では物足りないどころか役不足もいいところ。
俳優だけのせいではないにしても
邦画のくだらなさは、この動画を観て
末期的に感じられる1作品ではあると思う。
『BIOHAZARD 6』 1st Trailer