これが最初なのかは分からない
SO WHAT Ending theme
動画のコメントから知ったことで
原作が、あの 『大友克洋』 ということだけで制作された感満載の青春ドラマらしいことだけだった。
EDの渡辺美里が起用されているところをみると
時代もそんな時代だったことは明らかで
その映像の一端を見るからには、いわゆる 『80sバブリー青春ドラマ』 のようでもある。
the Reds がナゼ起用されたのか
しかも 4:20 に出てくる 『She is Standing』 という
お蔵入りになった彼らの忌まわしき名曲が挿入歌になっていたのか
そもそも
彼らのデヴューにはアクシデントのような事象が付き纏い
1st アルバムリリース前から曰く付きだった。
De Ja vu / the REDS
収録曲
1.オ・ホ・ホ
2.Mountain Song
3.De ja vu
4.Lu di-di can
5.六月の後は
発売年(記番)/1988年 (H18K20089)
メーカー/KITTY 定価/1,800円
備考/[廃盤] 歌詞付き
当初はフルアルバムリリース予定だったのが 「お蔵入り」 によって
収録曲が差し替えられ、フルアルバムから
5曲入りミニアルバム1st 『RED』 リリース となった。
懐かしい曲が一新された感のあるものになっており
アマチュア時代だった、聞き覚えのある曲が端正に収録されていた。
程なくして
予定だったフルアルバムの残りの曲を収録した、1st同様のミニアルバムをリリース。
アフリカのハエ / the REDS
収録曲
1.RAIN
2.レバノンの夜
3.マンディンゴ
4.アフリカのハエ
5.Strawberry
そして奇しくも、この時点でDrumが脱退していて
すでにレコーディングされていた曲は、前メンバーだったときの音源を収録
新メンバーでのレコーディング数曲を新たに録音しなおしてのリリースに至った。
おそらく先述の 「お蔵入り」 をきっかけに
彼らはデヴュー間もなく、メディアから姿を消し沈黙することになる。
THE REDS RAIN
「お蔵入り」になった原曲 『She is Standing』 は
映画 【ジュリエット・ゲーム】 のタイアップとして主題歌になる。
映画 『ジュリエット・ゲーム』 主題歌 ザ・レッズ
皮肉なハナシとも、今にして思えるが
コンテストでグランプリにも輝いた曲がきっかけでキティレコードとの契約を果たしたはずが
その曲の、コンセプトであり原動力でもあった痛切な歌詞を
ガラッと一新させてのタイアップ
これにはかなりの憤りを、当時感じていたのは自分だけではなかったはず。
このときすでに
それまでサポートメンバーの新加入に際し、Band名も “マーキームーン” に変えてのアルバムリリースとなっている。
マーキームーン 坂
シニカルな、冷めた視点からのアプローチを得意とする歌詞
さらに、高いソングライティングセンスを持ちながら
これと言った脚光を浴びなかった
Guitar 大平太一率いる the Reds(マーキームーン)
個人的には
もっと前に出てもよかったBandではないかと思うが
今にして思えば
時代にはそぐわなかった感も否めない。
それは彼らの、彼の持ち味と 時代とに大きな開きがあったと言うべきかと思う。
THE REDS