いそのあつし、五十野 惇、ちいさいパピーちゃん絵本、

毎月の絵本「ちいさいパピーちゃん」全12冊、  
五十音おけいこ CD。

小さい秋絵本「ちいさいパピーちゃんのかき」、〇田麻子さんの読み聞かせ、西本鶏介先生の解説、

2018年09月25日 09時15分29秒 | パピーちゃん絵本


♪ 写真は、小さい秋絵本「ちいさいパピーちゃんのかき」の読み聞かせをする〇田麻子さんさんです。実は貴重な写真でして「毎月のパピーちゃん絵本12冊」が出版された1987年(昭和62年)の創刊号で、今から31年前(記憶が定かではありませんが・・・)に撮影。その時にいただいた記念の写真です。

♪ あらすじ;
精一杯知恵を働かせて、たった1つの柿を取ろうとする幼児のユーモラスな行為から、移り行く自然の温かさ、きびしさを描くお話。

♪ 毎月の「ちいさいパピーちゃん絵本」の内容は、読み聞かせやスライドショーでご覧になれます。どんな絵本の内容かも合わせ紹介されております。
http://www5a.biglobe.ne.jp/~pappy
なお、Dig iBookスライドショー「ちいさいパピーちゃんのかき」では、メヌエット ト長調  クリスティアン・ペツォールトがBGMされております。

♪ 西本鶏介先生の解説 ♪
(昭和女子大学名誉教授・評論家・作家)

せいいっぱいの知恵を働かせる 幼児のユーモラ スな行為を通して、移りゆく秋の季節感までも 感 じさせてくれるお話です。

枝の上で、風にゆれているまっ赤な柿の実、たっ た 1つ故に、いっそう心をかきたてます。
「どう やって取ろうかな」、 パピーちゃんはさっそく 棒き れを持ってきます。
でも、せっかくの思いつきも、柿の実に届かない棒きれでは どうにもなりません。
 
 そこで踏み台から大きな積み木までも 持ってきま すが、やっぱり届きません。
こうなれば、いよいよ 柿の実がほしくなります。  
そんなパピーちゃんを見て、 自分ならどうする、どうすればもっと高〈なれるか、
子ども達の頭の中に さまぎまなアイディアが浮かびます。

そこへうさぎのう-ちゃん、たぬきのた-ぼうがやってき て、やっぱりパピーちゃんと 同じ気持ちになりま す。

柿の実を取るという なんでもない行為でありながら、次第にお話の興味を盛り上げていくところが、 なかなかに鮮やかです。

そして、最後に 柿の実を落としてくれたのは風。
どんなものの力もおよばない 自然の強さ、ありがた さ、その象徴が枯れ葉で柿の実を落とすことになっ たのです。

同時に激し〈舞う枯れ葉に 寂しい冬の訪 れまでも教えてくれます。
やっと落ちた柿の実を3 人で仲良く食べながら、「きたかぜさん ありがと う」 の言葉に、自然への感謝の思いが、 しみじみと伝わってきます。
児童文学評論家・作家  西本鶏介

★☆★  「パピーちゃん絵本」と「パピーちゃん絵本・CD」お問合せ(購入も)
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 (検索→五十野惇)

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株式会社メイト直通Tel  03-5974-4300

参考までに
★☆★  絵本の読み聞かせコツ ★☆★
http://www5a.biglobe.ne.jp/~pappy/ach-ehon-kotu.htm#1

★☆★   発行者情報
※発行者 五十野惇
Email   pappy@mvh.biglobe.ne.jp
ホームページ  http://www5a.biglobe.ne.jp/~pappy/
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