失われたメディア-8cmCDシングルの世界-

50円とか100円で叩き売られている8cm CD singleを見るとついつい買ってあげたくなることはないか。私はある。

「明石家さんまさんに聞いてみないとネ」 明石家さんま&所ジョージ 1999年

2012-03-02 | 
おニャン子関連作に戻ってみる。

①明石家さんまさんに聞いてみないとネ フジテレビ・関西テレビ系「さんまのまんま」テーマ
作詞・作曲:所ジョージ、編曲:斉藤ネコ
ゲスト:工藤静香
流れるようなストリングスに泣きのギターが絡みつく、ムード歌謡アレンジ。タイトルに人名が織り込まれているのに、意外と奇を衒った印象はない。1番と3番を所さん、2番は明石家さん、最後の4番は工藤さんがリードヴォーカルをとる。タイトルを2回繰り返すサビは、3人のユニゾンで。工藤さんの甘い声は、こんなムーディーなバラードに合うね。男二人のあとに登場するとやっぱり華のある、スターの声だと感じる。何度も聴くには明石家さんの語りがややうるさいが、曲はシンプルながら味わいあり。字余り感あふれるサビを聴くと、所さんが骨の髄まで拓郎好きだってことがよく分かる。

②総合入場行進曲 フジテレビ系「奇跡体験!アンビリバボー」ガーナ野球応援歌
作詞・作曲:所ジョージ、編曲:斉藤ネコ
シンプルな2行詩をひたすら繰り返す行進曲。リコーダーのイントロから所さんが歌い出し、奔放な音程で明石家さんがコーラスを付ける。どんどんブラスセクションが加わって豪華なアレンジになっていくに連れ、ふたりの歌唱は熱を帯びていく。一旦静かになったあとのカオスなエンディングは萩原哲晶風。

③④カラオケ

定価1020円、中古で100円。
色調、構図、文字の入れ方などユーミン「春よ、来い」そっくり。ユーミンのが5年早い。


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