ある意味、最もイカ天らしいバンドと言えるのでは。
「平成名物TV・いかすバンド天国」は1989~90の2年間足らずの放送だった。わりと初期からほとんどの放送を見たと思うが、個人的に最も思い入れのあるバンドはフライングキッズ。しかし番組全体でのハイライトと言えばやはり、「たま」の5週目。挑戦者として現れたマルコシアス バンプが「たま」のグランドキング獲得は阻止できなかったものの、審査委員長・萩原健太のナイス判断で仮キングとして残った、あの週だろう。
たまvsマルコシアス バンプ。この異種格闘技というか珍獣大集合的な魅力が「イカ天」のキモであった。しかもこの2バンドは演奏力も抜群。そりゃあ、面白かったさ。
グラムロック、というとZIGGY時代のボウイ、ENOがいた頃のロキシーなどが含められるのが一般的だが、ボウイやフェリーはその後真っ当なミュージシャンとして息の長い活動をしているのはご存知の通り。ダメダメ、それじゃグラムじゃない。誰もが認めるとおり、やはりグラム=T.REXなのよ。そんなグラムの「一瞬のキラメキ感」まで完璧にトレースした日本のバンドがマルコシアス バンプだ!
3曲とも作詞・作曲:秋間経夫、編曲:Marchosias Vamp
②③はSTUDIO LIVE
①オレンジ色の月
メジャーデビューシングル。力の入ったいい演奏です。
「ソリッドな愛を花びらにのせて クリスタルをフラッシュさせるのさ」
この凶暴なまでに無意味なサビ!意味わからん!これぞグラム!
②OUT OF DESPERATION
観客を入れたスタジオライブ2曲。ガッツあふれる演奏!
③FAKE
イカ天効果で売りまくり、現在中古屋で叩き売り中のアルバム「乙姫鏡」の一曲目だった。3曲とも似てると言えばそっくりなのだが、中ではコレが最も完成度高いかな。秋間の喉も絶好調で、独特のビブラートに色気を匂わせる。
定価1000円、レンタル落ち100円。
ジャケットは見開きタイプの進化形、4面見開き折畳式。左から二つめのシールが3枚貼ってある面がメインのジャケ。右がヴォーカル秋間経夫、左がベース佐藤研二。その左のドラムの人、いつも上半身裸だったなあ。ギターは…あーこんな人だったっけー(失礼)
「マルコシアス バンプのベース」といえば「たまのランニング」と並ぶイカ天のアイコンだった。ルックスは「こまわり」とか言われていたが、その白手袋から弾き出されるリズムは、審査員・吉田健がベタ褒めしていたほどのテクニシャン。なお、軍人系コスプレ仲間としては、「山下大将fromシベ超」こと、水野晴郎閣下がいらっしゃいます。
このファンサイトが詳しくて参考になる。
…もう出し切ったか。次回、シリーズ最終章。
「平成名物TV・いかすバンド天国」は1989~90の2年間足らずの放送だった。わりと初期からほとんどの放送を見たと思うが、個人的に最も思い入れのあるバンドはフライングキッズ。しかし番組全体でのハイライトと言えばやはり、「たま」の5週目。挑戦者として現れたマルコシアス バンプが「たま」のグランドキング獲得は阻止できなかったものの、審査委員長・萩原健太のナイス判断で仮キングとして残った、あの週だろう。
たまvsマルコシアス バンプ。この異種格闘技というか珍獣大集合的な魅力が「イカ天」のキモであった。しかもこの2バンドは演奏力も抜群。そりゃあ、面白かったさ。
グラムロック、というとZIGGY時代のボウイ、ENOがいた頃のロキシーなどが含められるのが一般的だが、ボウイやフェリーはその後真っ当なミュージシャンとして息の長い活動をしているのはご存知の通り。ダメダメ、それじゃグラムじゃない。誰もが認めるとおり、やはりグラム=T.REXなのよ。そんなグラムの「一瞬のキラメキ感」まで完璧にトレースした日本のバンドがマルコシアス バンプだ!
3曲とも作詞・作曲:秋間経夫、編曲:Marchosias Vamp
②③はSTUDIO LIVE
①オレンジ色の月
メジャーデビューシングル。力の入ったいい演奏です。
「ソリッドな愛を花びらにのせて クリスタルをフラッシュさせるのさ」
この凶暴なまでに無意味なサビ!意味わからん!これぞグラム!
②OUT OF DESPERATION
観客を入れたスタジオライブ2曲。ガッツあふれる演奏!
③FAKE
イカ天効果で売りまくり、現在中古屋で叩き売り中のアルバム「乙姫鏡」の一曲目だった。3曲とも似てると言えばそっくりなのだが、中ではコレが最も完成度高いかな。秋間の喉も絶好調で、独特のビブラートに色気を匂わせる。
定価1000円、レンタル落ち100円。
ジャケットは見開きタイプの進化形、4面見開き折畳式。左から二つめのシールが3枚貼ってある面がメインのジャケ。右がヴォーカル秋間経夫、左がベース佐藤研二。その左のドラムの人、いつも上半身裸だったなあ。ギターは…あーこんな人だったっけー(失礼)
「マルコシアス バンプのベース」といえば「たまのランニング」と並ぶイカ天のアイコンだった。ルックスは「こまわり」とか言われていたが、その白手袋から弾き出されるリズムは、審査員・吉田健がベタ褒めしていたほどのテクニシャン。なお、軍人系コスプレ仲間としては、「山下大将fromシベ超」こと、水野晴郎閣下がいらっしゃいます。
このファンサイトが詳しくて参考になる。
…もう出し切ったか。次回、シリーズ最終章。
ちょっと真面目に言えば、グラムは「うっとり」も大事なんだけど、何か光と影を意識した部分が重要って思います。DAVID BOWIEの名盤「ジギー・スターダスト」は正式には“The Rise And Fall Of Ziggy Stardust And The Spiders From Mars”というタイトルでして、この「Rise And Fall」がグラムだと思うんですよね。天才BOWIEは十分に意識してるわけですが、T.REX(マーク・ボラン)は怪しい。天然かもしれない。でもそこがたまらなくグラム。
あと、「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」という映画は、グラムの何たるかを知るにはもってこいの傑作です。
>「こまわり」
うはははは!「死刑!!」「八丈島のきょん!」(爆笑)それで反応する私はバカか!年バレバレ。あ、もう既にご存知ですよね。わははははー。ついでにいうと「マカロニほうれん荘」もツボですが。
ルックスは確かにスゴいけど佐藤さんのベースもスゴいんだよねぇ。あの白手袋であの美しいベースライン、信じられないテク、惚れました。そういえばエル・マロのアイゴンと3ピースバンドやってたのを数年前に見ましたがやはり白手袋してた…と思われ。カッコよかったです。シベ超ハリーは確かに軍人系コスプレ(笑)。
えー、もう最終章。はっ!もしかしてアレ?(w
>何か光と影を意識した部分が重要って
まさにジギー・スターダストですよね。あの派手さの影に闇をみます。
>T.REX(マーク・ボラン)天然かもしれない
これも、スゴイことっすよね(笑)で、逆にグラムってゆーとゲイリー・グリターとかスレイドとかスイートとか超ダサイやつの方がイメージにあって、そのインチキくさくて必死なのがカワイイとも思ったり。あぁ勝手に熱くなってすんません…
どうしよう!どうもしない!(笑)
晴郎はねー、映画祭で会えると思ったら、シベ超持ってアメリカにいっちゃったとかで、すっぽかされた!
こまわり、喜んでいただけていれしいです。
付け加えることは何もございません(笑)
>はっ!もしかしてアレ?
ああ、予告しなきゃよかった。無駄なプレッシャーを自らに…
えーと祥さんのアレが何か分かんないけど、多分違うと思います。
あ、「涙そうそう」の人たちじゃありません。持ってても不思議じゃなかったけど。
>ゲイリー・グリターとかスレイドとかスイート
マニアック過ぎます。私、分かりません(笑)
グラムについて講義して!
>インチキくさくて必死なのがカワイイ
そう、それっ!それが言いたかったの!ありがとう。
関係ないけど、「雪んこ」マジで泣きそうですよ…
どうしよう!!どうもされないっ!!(笑)
yoikoさん、スゴいよね。その若さで物知り博士だ。(物知り博士ってすげー時代感じる言葉だなあ)スレイドっつのはダサかっこいい代表みたいなグラムっちゃってる輩のコトなんですよ、師匠。いとうせいこうよか短い前髪してパンツの裾広がっちゃってるような衣装でやらかしてる輩のコトなんですよ。スレイドの当時の写真、かなりびびるもの。まさにダサかっこいい代表(笑)。音はカッコイイです、音は(笑)。
>「涙そうそう」の人たちじゃありません
だいじょぶです。ヤツラだとは思ってませんよ。昔野音でブルースフェスやった時に20歳のアタシ、一人で行ったのですがあまりにも生意気な態度でどうも未だに好きになれないんですよ。勿論私も持ってません。
期待しちゃうなぁ。なんだろー(笑)。で、アタシもダサかっこいい繋がりでついつい「すかんち」で一本書いちゃったじゃないですか(笑)。
↓ここで少し勉強しました。うわあ、安い(笑)!
http://www.din.or.jp/~okiku/glamrock/
>期待しちゃうなぁ。なんだろー(笑)。
ああ、祥ねーさんいぢめはやめて~(笑)
すかんちの記事、早!フットワーク軽いっすね!