失われたメディア-8cmCDシングルの世界-

50円とか100円で叩き売られている8cm CD singleを見るとついつい買ってあげたくなることはないか。私はある。

「ラスト・クリスマス」 ナディア・ギフォード 1993年

2006-12-19 | クリスマス
昨年のワム!のオリジナルに続いて、カヴァーを。ワム!の8cmも1993年だった。

日米ハーフのナディア・ギフォードは1987年生まれで現在19歳。今も芸能活動を継続中で、最近はゲーム音楽などで活躍中のようだ。このデビューシングル発表時はなんと6歳(おそらく録音時は5歳)!ジャケット写真の子供が歌ってたのか!

①ラスト・クリスマス
作詞・作曲:George Micheal、編曲:小西貴雄
英語が上手な子供が歌っている、としか感想の持ちようがない出来。『天使の謳声』というのがデビューアルバムのタイトル。そりゃ、声はカワイイよ。6歳だから。6歳の歌唱力を云々しても仕方ない。世の中にはこういう歌で癒されるひともいるのだろう。私は苦手、ということがよく分かった。

②ラスト・クリスマス(日本語ヴァージョン)
日本語詞:Yoshiko Miura
これも酷い…「愛をわかるには 若すぎるふたり」とか6歳に歌わすなよっ!

③いつか夢がかなう~Somewhere out there~[映画「アメリカ物語」より]
作詞・作曲:James Honer and Barry Mann、日本語詞:Kazuo Katagiri、編曲:若草恵
アルバム『天使の謳声』は全曲カヴァー。映画曲3曲とワム!とビートルズとルイ・アームストロングの名曲を歌う、という企画だった。

定価930円、中古で100円。
WikiのDiscographyを見ると、1995年にも「ラスト・クリスマス」というシングルが存在する。8歳でリメイクしたのか?

もうひとつ、ついでに。
「あの頃、ラスト・クリスマス」田山真美子 1989年
タイトル曲は、作詩:麻生圭子、作曲:都志見隆、編曲:米光亮。
これも内容は酷いよ。リリースから5年後に「あれから、ラスト・クリスマス 聴くたびに泣いたの」と歌われている、という事実に「ラスト・クリスマス」の底力を感じる。



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6 コメント

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ナディア… (moonlightdrive)
2006-12-19 23:39:26
RSSリーダに出てきたこの記事のタイトルだけを見て
「ナディア・ギフォードって名前
すごくよく知ってる気がするんだけど誰だっけ…」と
一生懸命考えてましたが、記事読んでやっとわかった!
ナディアさん、子ども向けのビデオの「英語コーナー」に
そりゃもうよく出てくる方なんですよ~、それで知ってたんだ(笑)。
それにしても6歳のときに8cmCDを出す人生…。
そしてそんなものを100円で買ってる人生…。
人間いろいろですなー。
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おーほんとだ! (nakamura8cm)
2006-12-20 10:03:40
英語番組、多いんですね。NHK教育「英語であそぼ」なんてメジャーどころから、円谷プロ「ウルトラの国のナディア ウルトラファミリーの英語教室」「3歳からのしまじろうのえいごのうたセット」なんてのも。
私は全く知りませんでしたが、主婦層の知名度は結構高いのでしょうね。6歳デビューで道を踏み外さなかった、ってのはしっかりしたお嬢さんなんだろうな。moonlightdriveさんのお子さんならこのCD将来高値で買い取ってくれるかも?(笑)
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Unknown (そふ)
2006-12-20 11:04:37
小西貴雄って節操なし?
いたるところで目にする名前。
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そーっすね (nakamura8cm)
2006-12-20 17:05:52
自分とこはかなり偏っているという自覚はありますが、検索かけたらPLX、モー娘。、ルクプル、佐伯伽耶に今回と5回も登場してました。本人に節操がないというより時代のニーズと得意分野が近かったのかな。
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田山真美子のは持ってます。 (とほりすがーりぃ)
2006-12-22 03:34:11
ミニ写真集付きでした。

当然聴いてません。
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あっ (nakamura8cm)
2006-12-22 13:35:13
またHN変えてたんですね。ようやく気付きましたよ。
田山真美子のは永久に聴かなくて大丈夫です(笑)
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