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失われたメディア-8cmCDシングルの世界-

50円とか100円で叩き売られている8cm CD singleを見るとついつい買ってあげたくなることはないか。私はある。

「悲しみにさよなら」 安全地帯 1985年

2011-09-15 | 陽水民生&安玉
安全地帯の9thシングル。前回と同じく、1988年の8cm再発盤。

①悲しみにさよなら
作詞:松井五郎、作曲:玉置浩二、編曲:安全地帯・星勝
大物感漂うゴージャスなNo.1ヒット。作り込んだ感じがない、するすると流れ出てきたかのようなメロディで、言われてみればこの展開しかないなと思ってしまう。はじめて聴いたときにも、知っていたような名曲。ポール・マッカートニーの生霊が降りてきたんじゃないか。バックトラックは完全にウォール・オブ・サウンド。カスタネットもちゃんと鳴ってるし、なかなかにスペクタブル。このバンドのクドめのヴォーカリストには、これくらい厚い音でちょうどいい気がする。
抽象的で雰囲気重視の歌詞は、曲のスケールを限定しないという意味で、この場合正解だろう。陽水ならどう料理したか、聴いてみたかった気もするが。

②ノーコメント
作詞:松井五郎、作曲:玉置浩二、編曲:安全地帯
80'sらしい、シャープな音像のファンク。サビではファルセットでセクシーに迫る。内容はパパラッチに追いかけられる人気者の苦悩。

定価1000円、中古で50円。
これならいっそ玉置ひとりのアップでいいじゃねえか!とクレームが聞こえてきそうな、葉っぱにたかる虫扱いの4人。



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3 コメント

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Unknown ()
2011-09-15 15:37:06
日本では岡村ちゃんとこの人レベルで愛と性を歌い切れる人は
そういないのでは、とここ最近思っている祥です。ウッス。
師匠、昼間の更新、お疲れ様です。ウッス。

いやいや、名曲ですよね。ホント、ベストテンとかで
よく聴きましたが、実際のところ、彼らの曲では濃厚な
コテコテなヤツとか危険な味のが好きで脳内再生にもよく
出てきます。
最近、ダンナ曰く、「昔は大好きですごくかっこよくて凄い人だと
思っていたんだけど…」って。妻・青田とのキスシーンの
狂気な表情を見て、ポツリ。私も、ポツリ。
でも天才ってそーいうものなのかなあ。
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Unknown (k-hiko)
2011-09-15 18:50:24
これこそ、小5の僕が、レコ大かなにか(紅白?)のステージを、カセットに録音して、繰り返し聞いていた、名曲!

安全地帯といえば、これっていう、感じです。

かなりモノまねっぽく、あわせて歌えます。ちょっと低音の出し方が難しいんですよねー。

実は、ワタシ、かなり玉置ファンなんだと、今、気づきました。

カリント工場とかも、買ってますし、前の奥さんとスタジオで仲良く演奏したテレビも見たことありますし(田園のちょっと前だったかなー)。
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うっす (nakamura8cm)
2011-09-15 23:57:23
祥さん
80's歌謡曲の大事な柱のひとつですね。
岡村ちゃんはやっぱり基本洋楽寄りで歌謡曲テイストもありって感じだけど、玉置さんはバリバリ王道歌謡曲が書けて歌えて、でも体裁はロックバンド。歌詞がちゃんと聴きとれるってのもポイントかな。

女性遍歴や突飛な言動については、あ~またかって思う程度です。懲りないところが大物なんだなあ、と。

k-hikoさん
お~そこまで玉置ストだったとは!
私にとっても安全地帯のピークですね。そう、この曲で紅白出てるんですよね。
ムーディーな「恋の予感」も好きでした。レコード買ったりまではなかったですが…

あと何枚か玉置関係8cm続く予定です。
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