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「くすみ書房」の閉店に思う

2015年06月11日 | 日記

「くすみ書房」さんからの教訓

異業種での戦略やコンセプトがヒントになる事が多いです。

本などの同じ商品であれば、安い、早く手に入る、種類が多い等で個人経営や小さな企業は苦戦を強いられています。...
これは人も同じで、同じ資格や仕事の質であれば人件費も安い方が良いと考えてしまうのは医療業界でも見られます。

くすみ書房21日閉店 経営不振、西区琴似で再開模索

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/life-topic/life-topic/1-0144148.html

 

 私の場合、何処でも手に入り、ネットでも手に入るクスリを扱っています。価格や種類などはかないません。地域が賑わってきたと同時に大手のドラッグストアが、“真横”に進出してきました。これは本屋の「くすみ」さんと似た環境かと思います。当時は日本広しと言えども真横に隣接している薬屋は珍しく、何時、私の店が潰れるのか同業者やメーカーが興味津々で見に来られていました。

 ですが、その大手が撤退し、今は地域に私のお店しか残っていません。両親が地域で一軒一軒、御用聞きをして作り上げた地域密着の基礎があったからだと信じています。創業55年。

 大手に負けない、地域で必要とされ残るヒントは沢山あると思いますし、異業種からのヒントも参考になります。

くすみ書房の再起を期待していますし、そのプロセスに興味を持っています。



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