中原小保健室ブログ

人吉市立中原小学校保健室のブログです。
養護教諭の目から見た子どもたちの日常をお届けします。

保健室には、ミュージック?

2011-07-13 09:52:41 | 日記
今朝も、暑いですね。
暑いと耳元だけでも涼しげに、気持ちも穏やかに、
と、保健室では『オルゴール音楽』をBGMとして流しています。

それにしてもうだるような暑さに、子どもたちも少々お疲れモードです。

ところで、子どもの手って・・・・かわいいですよね。
私は、子どもの手がすきです。
触れると優しい気持ちになります。



三女が幼稚園の頃、
「あー、腰が痛い」と私が言っていると
「ねぇ、フローラ(三女は、幼稚園時代私のことをなぜか、フローラと呼んでいました?)
 腰が痛い?揉んであげようか?」
と腰を、ちっちゃな手で揉むというか、なでてくれました。

そのとき、ああ、人ってこんなに小さくても、
人を思いやったり、やさしくなでて人を癒せるんだな~
と感動したことを思い出します。

まあ三女だけでなく、長女も次女も優しくしてくれたことはあったのですが、
一番わがままで、ちっちゃくって、「こらっ」てしかると
「あきは、まだ何もわからんもん。」と言っていた3歳児から
優しくされると、癒されちゃう訳です。また、記憶が新しい

しかし、子どもの手、好きですが・・・・、汚れています。
幼い子どもに、「衛生的な生活」とか「清潔ということ」を教えるのは、
思いの外難しいものだと日々感じています。
もちろん、学級指導で手洗いやハンカチでよく拭くことなど
毎日のように子どもに伝えていただいています。

しかし、

トイレのスリッパを上手に手で並べた後、
その指はいつの間にか、口にくわえられていたり・・・。

給食後に保健室へ来室し、指がかゆくなったと見せる手は、
なぜか、よごれて、爪もまっくろ。

手洗いを神経質にさせる必要はありませんが、
トイレの後、外遊びの後、食事の前の手洗いは、日常生活の中で
しっかり身につけられるといいなと考えてます。

現代は、新種のウイルスも多く、何が原因で病気になってしまうのか
原因さえ余りよくわかっていない病もあります。

手は、優しく人を癒し、人を抱きしめ、元気を与えることもできますが、
病原菌やウイルスを口に運ぶのも
やはり手です。

水道水には、塩素という消毒剤がはいっています。
石けんが無くても、流水でしっかり1分程度洗い流します。
そして、ぬれたままにしないことです。

乾いた手とぬれた手で砂を触りくらべてみてください。
どちらにたくさん砂が付くでしょう?

細菌やカビ、ウイルスも同様です。

夏も、冬も、手洗いと乾燥です。




カヌー大好きママでした。



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