中原小保健室ブログ

人吉市立中原小学校保健室のブログです。
養護教諭の目から見た子どもたちの日常をお届けします。

先生方とのお別れの式が ありました。

2012-03-29 15:23:49 | 日記
少し霞がかかる山並みと校庭の桜
春を演出しています。

今日は、中原小学校から転任される先生方との
お別れの式がありました。

今年転任される先生は、7人です。


8年、9年といらした先生は、
小学校一年生の子どもたちが
生まれる前から中原小学校にいらしたということに・・・・。

そういえば、昨日も
成長した(大人になった)卒業生が、何人も尋ねてきていました。

去って行かれる先生方にとっては、
中原小学校で過ごした、子どもたちとの濃厚な思い出は、
時間がたっても、心の中でこれからの自分を支えてくれる
宝物だと思います。

子どもたちが、一言を添えて花束を渡しました。
      

新天地でも、お元気で~



カヌー大好きママでした。

平成23年度の修了式がありました。

2012-03-26 11:30:34 | 日記
晴れ渡る青空に、咲き始めた桜の淡い桃色が栄えています。

今日、平成23年度の修了式が、行われました。

 

子どもたちは、各学年を代表して5名が、
一人ずつ校長先生から、修了証を受け取りました。



そして、各学年を代表して、別の6名が感想や新学年へむけ豊富などを述べました。
      

この1年間でできるようになったこと。
嬉しかったこと。
考えたこと。
振り返ってみて、反省したこと。
来年度進級したら、こうありたいという意志などを
一人一人が、自分の言葉ではっきりと述べることができました。

いずれも、各学年や学級で1年間取り組まれてきたことなど
子どもたちの学びが、伝わってくる発表だったと思います。

今年はC棟の大規模改修及び耐震補強工事があり、
プレハブ棟での生活や運動場が狭くなるなどの、少し不自由さがあった1年間でした。

そのぶん、学校の敷地内、子どもが過ごせる場所が狭くなり、死角が増えるだろうと、
職員一人一人が、いつも視野を広く、アンテナを高くして過ごした気がします。

そのせいもあってか大きなケガの発生が、減少したことは、とても嬉しい事です。

来年度子どもたちは、どんな一年間を過ごすのでしょうか。
楽しみですね。



カヌー大好きママでした。



62人の6年生が、中原小学校を巣立ちました。

2012-03-23 15:54:25 | 日記
今日は、雨の中の卒業式でした。



体育館の壁は、卒業生が書いた「習字」や「絵手紙」などの
作品が展示されていました。

式が始まる前に、卒業生が一人一人「将来の夢」を語るビデオが流れました。

「料理人」「サッカー選手」「野球選手」「薬剤師」「保育士」
「パティシエ」「学校の先生」「宇宙ステーションのクルー」
「医師」「ファッションデザイナー」.......etc

無限の可能性を秘めた卒業生の未来に幸多かれと
心から祈りました。

卒業証書の入った筒を胸に抱き歩く姿は、
いつもより、おめかしをしているせいか
うんとりりしく見えます。

門出の詩で歌った「証」は、
その透き通るような歌声に、思わず目頭が熱くなりました。



ハンカチで涙を拭かれている保護者の方も 多くみられました。

 


式は、滞りなく終わり学級では、
保護者へ当てた手紙を 子どもたちが涙を浮かべ読み手渡したとのこと。

 

職員室にいると、
「先生、お世話になりました。ありがとうございました。」

と挨拶に来てくれた子どももいました。

中学校では、新しい出会いが待っています。
そして、今までと違う、新しい自分とも出会うことでしょう。
人は、一生に一体どれだけの人と巡り会い、親しくなることができるのでしょう。

出会いがきっかけで、人生に変化が訪れます。

まだまだ始まったばかりの人生、
長い道のりを、胸に抱く夢の実現にむけ
一歩一歩、前へ

私たち応援団は、これからもみんなにエールを送り続けます。




カヌー大好きママでした。

薬物って、何でしょう。

2012-03-08 10:15:08 | 日記
3月に入り、梅の花もほころびはじめました。

今日は、ウグイスの綺麗な泣き声が聞こえます。

窓の外を眺めていると
塀の外にうっすら煙が・・・・・。
中原小学校では、敷地内禁煙です。
愛煙家の方には、厳しい現実です。

小学校では、教科の学習だけでなく、
子どもたちの成長に応じて
体や命を大切にして、生きていくために
必要な事柄を学ぶ時間があるのですが、

そのなかの一つに、
6年生を対象とした「薬物乱用防止教室」があります

実は、本校でも2月に開催しました。

本校の「薬物乱用防止教室」では、
学校薬剤師の先生をお招きして直接、お話を聞きます。

病院や薬局でもらったり、買ったりする薬は、
その使用法を間違えれば、体に害をおよぼしたりすることや
身近にある「たばこ」や「お酒」に含まれる成分が
時に、依存症という病気をもたらすこと。
また、「お酒」や「たばこ」が「ゲートドラッグ」と言われ、
「麻薬使用」への入り口を広げかねないということなどを勉強しました。

6年生全員、学校薬剤師の先生が話されることを
とても真剣に聞いていました。



子どもたちが授業後に書いた感想を
少し紹介します。

とっちゃん
これまでは、薬は病気を治すものだと思っていました。
でも、今日分かったことがあります。
身近に、危険な薬があることです。
もしも、そんな薬を勧められたらどう断るか、
自分で考えておきたいなと思いました。
薬の飲み方など今日学んだことを
守って、楽しい生活が過ごせるようにしたいです。

たぁくん
これまで薬はたくさん使っても悪くないと思っていました。
でも、副作用によって逆に悪くなることを知りました。
そして、最近テレビなどで見たりした
覚醒剤は、一度使うとやめられないということを聞いて驚きました。
また、たばこやアルコールなどに薬物が含まれていることも
初めて知りました。
おさるさんの実験で、アルコールやたばこは、
やめにくいものだとわかりました。
たばこは、肺がまっくろになったり、
のどにガンができたりして、
からだによくないものがたくさん入っているので
大人になっても 吸わないようにしようと思いました。

子どもたちは、話の内容を自分の生活に結びつけて
聞くことができているようでした。

薬剤師の先生は、
「私は、いつもこの白衣を着て仕事をしています。
 今日なぜこの白衣をきているのかというと、
 今日のお話を、白衣をみかけたら思い出してほしいからです。」
と、話し始められました。



そして、薬は、正しい使い方をすること。

お酒やたばこは、子どもが使用しないよう
法律で守られているほど 危険なものだということ。

また、麻薬など遠い地域の話でなく
球磨人吉でも検挙されている現状があることなど、
短い時間でしたが、
わかりやすくお話いただきました。

最後に
「僕たちのために、大切な話をしていただきありがとうございました。」
と やっくんが代表してお礼の言葉を言いました。



あとわずかで、小学校を卒業していく6年生のみなさん
この日の学びを どうぞ忘れないでくださいね。




カヌー大好きママでした。