中原小保健室ブログ

人吉市立中原小学校保健室のブログです。
養護教諭の目から見た子どもたちの日常をお届けします。

先生も 日々勉強です。

2012-10-31 15:19:59 | 日記
今日は、5時間目に 本校初任1年目の先生が、国語の授業をしました。

その授業は、講師先生が来られての研究授業でした。 
本校の先生がする授業や指導などを参観していただいた講師の先生に
授業後、 今後のよりよい授業にむけて指導していただくものです。


子どもたちも少し緊張気味でしょうか・・・。

「ちいちゃんのかげおくり」(あまんきみこ作)という読み物の授業でした。
この読み物は、読まれた方も多いのではないでしょうか。
読まれたことのない方は、小学校3年生の教科書に載っていますので
お子さんの教科書を少し借りて読まれてみませんか。奥の深い読み物です。

国語の授業では、場面の変化を読み取ったり、
感想をグルーブで発表し合い、みんなから出た意見をまとめる。 


  それを全員の前で発表する。

先生は、子どもたちから出た言葉や考えをつないで 物語への理解をより深めていくということをするのだそうですが、

写真にも捉えられているように、
子どもたちが、一生懸命考え、お互いの意見を聞き、話し合いにしっかり取り組んでいる姿が 見られました。


最後に教科書に書かれた一説を 
全員で声をそろえ音読しました。  みんな大きな声で そろっていました 

とても一生懸命取り組む姿勢が すばらしかったですね。


自分の意見をまとめて発表する・・・・・これが、なかなか難しいですね。
相手に自分の考えが伝わるように話す・・・・・これも、やはり大人になってからも難しいことです。

日々の学びが とても大事なんだと強く感じました。


こどもより、もっと緊張気味だったあっちゃん先生、これからです。頑張ってね





カヌー大好きママでした。

校外学習・・・1年生も行きました♪

2012-10-29 16:54:05 | 日記
10月26日(金)少し曇り空の中、1年生の校外学習は、スタートしました。

ボランティア支援員の方が、4名一緒について行ってくださいました。
まずは、いさぶろう しんぺい号で人吉駅に行きます。
みんなお利口に イスに座り、楽しく 列車の旅気分です。

 


前日の2年生の校外学習と同じルートですが、
1年生は、2年生とはまた違った、発見も多かったようです。

人吉駅でボランティアの方のお話を一生懸命聞きました。


からくり時計の前で どうやって動き出すのかみんなで観察しました。
観光客の方が、たくさんいらっしゃいました。

お人形が、動きだしおもしろかったようですよ。

南稜高校では、動物たちとふれあったり、
動物のスケッチをしたりと、それぞれが楽しい時間を過ごしました。
ウサギさんを間近でスケッチ!   ちょっと やぎさん こっちを向いてよ。


かわいいウサギは、大人気でした 


ポニーにも乗りました。  

南稜高校の動物たちの中で 一番人気は「うずら」だったそうです。
「うずら」という鳥を見るのが、初めての子どもたち。
ちっちゃくてかわいいと はしゃいでいたようです。

一人の子は、ある生き物のそばから離れなかったそうですが、
何だと思いますか。・・・・・・・それは、「ジャンボタニシ」だそうです。
結構早く動くので 目が離せなかったのかもしれませんね。

池をじっと見つめていた二人は、「オタマジャクシ」に夢中、
ウサギやヤギよりも オタマジャクシだったらしいです。

 途中、少し雨が振り出したそうです。
ボランティア支援員の方が、
「日頃、自分で広げて使わない折りたたみ傘や雨合羽を出すときは、
 みんな大変そうでしたよ。」
と おっしゃっていました。
支援員の方々に、一人一人、ていねいにサポートしていただいたようです。
ありがとうございました。
14:30・・・1年生は、無事に 学校に戻ってきました。




今日から、「ランランタイム」が始まりました。
 

「ランランタイム」は、持久走大会にむけて 走る練習を全校でする時間のことです。

行間休みの時間に 体調のいい児童は全員運動場を走ります。
今朝は、少し肌寒かったのですが、「ランランタイム」の頃には日差しが出てきたので
走ると汗ばむほどでした。

みんな、汗ふきのタオルや 着替えの肌着を持ってくることになっています。

しかし、保健室に来室する児童の半分は、ハンカチも持ってきていません。
自分のこととして、タオルの準備ができているでしょうか?少し心配です。
そして、肌着を高学年になるほどあまり着ていません。

冬場は、『肌着』を着ることが防寒の基本です。
子どもの過ごす学校は、天井も高く、風が通り抜ける廊下などがあり、
自宅とは環境が異なります。

薄いシャツの上に 厚手の上着を羽織るのではなく、
まず、身体に密着し保温効果を高める『肌着』の着用を習慣にしましょう。

これから どんどん寒くなります。
衣服を上手に着て、体調管理できるといいですね。





カヌー大好きママでした。



2年生の校外学習は、楽しいがいっぱい。

2012-10-26 10:20:13 | 日記
10月25日(木)に、2年生の校外学習がありました。

朝、8:45に学校を出発人吉西駅から、肥薩線に乗り込み人吉駅へ。
とてもラッキーなことに、「いさぶろう しんぺい号」に乗ることができました。

汽車なのに、窓際にカウンターテーブルがあったり、足下にも、窓があったり
みんなワクワクして、車窓をながめました。

人吉駅では、駅員さんやボランティアの方のお話を聞いたり、

駅前のからくり時計を見ました。

人吉駅で聞いたのは、SLのお話や、なぜ線路に小石がひかれているのかなど。
その中で、子どもが質問して、答えをメモする場面ではこんなことも。

子ども「SLが脱線したら、どうやって線路の上にSLを上げるのですか?」
駅員さん「ジャッキであげます。」
メモを取る子ども「ふ~ん、チョッキで?」えぇ~っそれじゃ上がりませんよ。

駅員さん「SLの食べものは石炭、飲み物は水、胃袋がボイラーですよ。」
メモを取る子ども「へぇ~、SLの食べものは、セキハンか。」違うよ、セキタンですよ。

初めて聞く言葉も多く、2年生の子どもたちには、少し難しい内容もあったようですが、
一生懸命聞く姿が、かわいらしくて
担任の先生は、2年生の楽しく、おもしろいところをいっぱい見ることができましたと
笑顔で話してくださいました。


人吉駅からは、球磨川鉄道のKUMA1号・2号に乗り換えです。
車窓からは、人吉球磨のきれいな景色が、よく見えました。
「おうちの人と一緒に また乗りたいな~

免田駅で下車した2年生は、南稜高校へ向かいました。

南稜高校ではたくさんの動物とふれあいました。
 


ポニーには、ほぼ全員が乗ることができました。  

そのせいでしょうか、ポニーさんがとても疲れてしまい
南稜高校のお兄さんたちが、いくら引っ張っても動かなくなってしまったそうです
心なしか、ポニーの背中も へこんで見えて・・・・・・

ヤギさんにえさをやる子どもたちは、大はしゃぎだったようです。
写真に写るヤギさんが、
「君たち、元気がいいね~」と言っているように見えませんか?


その後、昼食のお弁当を南稜高校で食べたあと
球磨川鉄道に乗り、人吉駅で降り、肥薩線に乗り換え人吉西駅で下車。

途中人吉駅で、少し休憩し、「元気が出るお薬だよ♪」と
先生からアメをもらいました。

午後2時過ぎ、全員無事に 中原小学校に帰ってくることができました。


今日は、1年生が校外学習に行っています。
どんなお話が聞けるか楽しみですね。




カヌー大好きママでした。

児童朝会で楽しくボランティアを呼びかける☆

2012-10-24 16:39:44 | 日記
先日、10月23日(火)の朝は、児童朝会でした。

図書委員会と計画委員会の発表でした。

図書委員会は、


図書室の本を大切にしましょう!と呼びかけ、
図書館や本の貸し出しに関わるクイズをしました。

児童感想では、1年生と6年生が
 
「本をたくさん読みたい」などと感想を述べていました。


計画委員会は、
朝のボランティア活動について
「みんなですると、学校がきれいになり気持ちいいですね!」
「誰かに言われてするのではなく、自分でできることをすすんでしましょう!」


と呼びかけ、音楽に合わせダンスをして朝ボラを楽しく呼びかけました。

朝ボラの時に音楽に合わせ、
腰を振り振り楽しそうに掃除していたのは、
計画委員会のみなさんでしたか・・・



そして、人吉市役所の方がみえてました。

その理由は、過日、人吉市人権教育連絡協議会が募集した人権標語及びポスターの中で
な~んと中原小学校1年生のあいなちゃんが考えた人権標語が、
最優秀賞をとったんです すばらしいですね!

その標語は、
『そのいのち かぞくや みんなの たからもの』です!

 

最大の人権侵害は、いのちが守られないことです。
大切なことと みんなの思いが込められた素敵な標語ですね。


表彰状はありませんが、のぼり旗の贈呈がありました。
人吉市内の至る所に この黄色いのぼり旗がたてられるとのことです。

学校の玄関にも たてかけてあります。
ご来校の際には、是非見られてくださいね。




話は変わりますが、
今日は急に寒くなりましたね。
校舎の北側にある保健室は、午前中ずっと18℃でした。
昨日が、20℃でしたから、2℃も下がっています。

寒いはずです。


このように 急に寒くなるとじんましんが出ることがあります。

実は、私も小学校から高校まで
冬場は、寒冷じんましんがよくでて かゆくて大変でした。

急な温度差でじんましんが出るので
冬は、特にお風呂上がりに 体中がかゆくなったりして
ほんとうに た~いへんでした。

冬のお風呂が 怖かったですね。
お湯から上がって脱衣所に入ると 寒さでば~っと体中が 腫れあがります。
身体を拭いたら、すぐに薬を塗り、衣服を着て掘りごたつへ
直行でした。

体質改善の薬を飲んだ方がいいと高校生の時に
皮膚科の医師に言われ どのくらいの期間だったか覚えませんが、薬を飲みましたね。
また叔母が、「ドクダミは、身体の毒を出すんよ~」と
ドクダミを煎じた臭い飲み物を作ってくれるので 
しばらくはそれも飲みましたね。

でも、その後ぐらいから、私のじんましんは軽くなり
現在はほとんど出ません
何がよかったのか?よくは、わかりませんが、
じんましんが出ないということは、とても幸せです。

しかし、体質とやらが似るのか、
我が子は、3人ともじんましんがよく出ます
ヒスタミン剤を飲んだり、塗ったり、
まるで、以前の私のようです。

親子って、似てほしくないところは、以外にもよく似ていたり・・・・。
仕方ないですよね、親子だもの。




カヌー大好きママでした。





感動!音楽鑑賞会♪

2012-10-23 11:54:33 | 日記
昨日、10月23日(火)に体育館で 音楽鑑賞会がありました。

これは、熊本県教育庁文化課主催事業の一つ「いきいき芸術体験教室」と言われるものです。

演奏は、阿蘇を拠点に活動している「Viento(ヴィエント)」でした。

7つのプログラム曲をシンセサイザーとケーナやオカリナなどの民族楽器のセッションで演奏され
心に響くっていうのでしょうか、すばらしい音楽でした。

シンセサイザーの演奏と作曲をされるのが、タケグチミキさん。
ケーナやオカリナなどの民族楽器の演奏をされるのが、ヨシカワバンリさん。
音響を担当されるのがウエノタカシさん。

一番最初の曲は、阿蘇の雄大な自然をイメージした曲、「森~息吹」でした。
子どもたちは、ステージの上にいらっしゃる2名の方の奏でる音楽を
今か今かと待っていました。
想像以上に壮大で豊かな音にびっくりしたのではないでしょうか。

スピーカーから迫力のある生演奏が響き渡る体育館。
一瞬にして学校の体育館ではなく、阿蘇の森に移動したかのようでした。

次の曲は、「キョウバイキル」・・・・方言をカタカナで書くとこうなるとです。
「今日ば、生きる」今を、大切に生きる。
つらいこと、悲しいこと、悩みは、果てしなく人生につきまといます。
でも、生きていること、生きてさえいれば、新しい一歩が踏み出せる。
今日を生きるすべての人への メッセージが込められた素敵な曲でした。

私もこの曲を聴いているうちに なんだか目頭が熱くなり・・・・。元気をもらいました。

次に、鍵盤ハーモニカでの「ラ・クンパルシータ」などのタンゴ曲の演奏がありました。

バンリさんの上手なお話は、聞いているみんなをいつの間にか話の中に引き入れてしまいます。
自分は、音楽が苦手だったことやタンゴという曲について
この鍵盤ハーモニカは、息子のものなんだとか、
どうーしてタンゴを演奏するのに鍵盤ハーモニカが出てきたのか・・・など わかりやすく楽しく話されます。

タンゴの激しく情熱的な音楽をあの鍵盤ハーモニカで演奏できるのかしら?
という思いは、一瞬にして消え去りました。
これがあの鍵盤ハーモニカで演奏されているの?と思うほどの迫力でした。

そして、中原小のお友達も各学年代表(希望者)が、一緒に「もののけ姫」を演奏しました。
 すごくうまかったよ!

    

それぞれに「レインスティック」「土笛」「アンクルン」等々のアンデス地方の
民族楽器を使わせていただき、とても上手に演奏できました。

みんなが一度は耳にしたことがあるような曲「ピタゴラスイッチ」「スーパーマリオのテーマ」など、
1年生は、一緒にからだをゆらしながら、ハミングしていましたね。

最後の曲は、東北の被災地で見た小学校や夕日、被災地で感じたことなどを元に作曲された
「太陽の道」と「赤とんぼ」でした。

東北の方々が生きるこれからの道、そして私たちが共に生きる道。
決して平坦ではない道、しかし遙かに続く生きる道を
希望の光で照らし、この災害で亡くなった多くの方々を忘れることなく助け合い・支え合い生きる道。

聞く者の心に深く深く響く、音楽に込められたメッセージでした。

最後に6年生のケイちゃんが、お礼の言葉を伝えました

鑑賞会が終わり、教室へ戻る1年生たちが、担任の先生に
「先生、私、なんだか涙が出てきた~。」と言ってきたそうです。
その先生も
「うん、うん。私と一緒よ。音楽って素敵だね~。」
と、1年生ですら感動を共にできたと、そのことにも感動していました。

素敵な時間を一緒に過ごせる幸せを感じました。



カヌー大好きママでした。