中原小保健室ブログ

人吉市立中原小学校保健室のブログです。
養護教諭の目から見た子どもたちの日常をお届けします。

5年生の集団宿泊教室が無事終わりました。

2012-10-12 11:22:14 | 日記
去る、10月3日(水)~10月5日(金)は、快晴の中
5年生があしきた青少年の家で集団宿泊教室を行いました。

1日目は、水俣病資料館や水俣病情報センター、環境センターで学習を終え
あしきた青少年の家キャンプ場へ行きました。

いよいよ活動内容がみっちり詰まった集団宿泊教室の始まりです。

野外飯ごう炊飯では、想像以上に美味しいご飯とカレーにみんな大満足でした。

中原小学校の先生方の協力体制もすばらしく、
夕食準備から夜の7時から始まるナイトハイクのサポートに
多くの先生方が来てくださいました。

夜のビーチって、波の音が響くんですよね~
子どもたちは、夜の暗い道を歩く怖さを感じながらナイトハイクを行いました。

でも、一緒に歩く仲間の声に励まされたり、
怖さに負けないよう斑のみんなで大きな声で歌を歌いながら歩いたり、
いつもはつながない手をしっかりとつかんで歩いたことなど
一つ一つが 心に温かな思い出として残っていったのではないでしょうか。

いつも元気で女子のことを気遣うことがうとそうだと思われていた男の子。
ゴールしたときに同じ班の女の子たちが息を切らしながら、うれしそうに話してくれましたよ。
「先生あのね、○○くんがね、大丈夫だけん、俺がついとっけん!俺が守ってやっけんって
 すごく優しいことをいって前を歩いてくれました!」って。

中原っ子って 優しくて強い!! また一ついいところを発見できました。

夜は、興奮が続き、なかなか寝付けなかったお子さんもいましたが、
翌朝は、みんな元気に起きることができました。

簡単な朝食を思い思いの場所で みんなで食べました。

2日目は、終日海での活動です。
ペーロン艇に乗り込み 手にまめを作り 声をからしてみんなでチカラを合わせて漕ぎました。
2回レースをしましたが、2回とも1組さんの勝利でした。

しかし、勝ち負けよりも みんなと一緒に漕ぐことの意味を
みんなが感じていたことは確かです。
誰一人、「あ~きつかった、しんどかった」などという言葉を口にしませんでした。
どの子も「気持ちよかった。おもしろかった。」と言い、楽しかったようです。 

チカラを合わせることの大切さ、友達といることの楽しさ、
多くの学びが子どもたちを成長させてくれました。

2日目の夜は、就寝時間には みなさんぐっすりお休みでした。
夜中起きることもなく 翌朝6時30分の起床時間まで 熟睡のお子さんもいました。

3日目、ビンゴオリエンテーリングで、一人坂道で転び 擦り傷を負いましたが、
その子も午後の体育館でボール遊びなど 走り回って元気いっぱいでした。

退所式の時に ノンちゃんが
「3日間の集団宿泊教室で 友達と協力することの大切さが キャンプやペーロン艇、
 ナイトハイクなどの活動を通してよくわかりました。
 また友達と一緒に過ごした楽しい思い出が いっぱいできました。
 家にはテレビやゲームなどあって楽しいけれど ここでしかできない体験ができて
 よかったです。」
と テレビもゲームもない日常と少し違う環境の中で過ごした3日間の感想を述べました。



子どもたちは、とても元気がよく、明るく、楽しそうでした。

学校での生活態度に少し変化が出てきたと思います。
中原小学校の子どもたちが また一つ輝きを増してくると思います。



今日の保健室は、静かです。
けが人が2人、アトピーのかゆみで1人、虫刺され2人が 今のところの処置者数です。

5年生が4人、元気にやってきました。
「集団集泊楽しかった~」って、言ってましたよ。

6年生も、6人来ました。昨日までの修学旅行で少々お疲れ気味ではありますが、
6年生全員登校です。


最後に 娘の一大イベント岐阜国体も10月初旬に終わりました。
500メートルのレースで 8位という結果でした。
体調が元通りになっていなかったことと台風の通過により
レースが、4日間から2日間へ変更され、ハードなレースになったようです。

しかし、決勝に残ることができよかったね!と話しました。

来年の国体は、東京都です。
そして、再来年は、長崎県です。修学旅行先でもあった長崎県。
至る所に『2014年長崎国体』と書かれていました。


1年先、2年先のことを考えても、なんだかワクワクしますね。
親になってみて 我が親への愛おしさが募る今日この頃です。





カヌー大好きママでした。






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