安心してください!中村です

元松本深圧院福岡院長です。

実家へ帰省していました

2016-07-28 17:09:32 | 日記
先週末よりお休みを頂き、帰省しておりました。私の実家は沖縄県の本島南部、南城市というところにあります。



色々、写真を撮ったので、御覧ください。




もうすぐ80歳になる祖母のサトウキビ畑。沖縄の夏は日射しが痛いほど強いですが、祖母は毎日片道30分歩いて畑へ出かけ、2~3時間畑仕事をして(一人で)また30分歩いて帰ります。うちの家族で最もタフです(笑)こんな祖母ですので、私も負けじと夏でも歩いたり、日に当たるようにしています。




祖母の畑に咲いていた花。




実家の近くのクレソン畑。湧水を利用して育てられているのだとか。






実家は丘の上にあり、遊歩道からはこのように海が見渡せます。




北谷町美浜の海岸です。




玉泉洞という観光地の植物。



しっかり、リフレッシュしてきました。また皆様の股関節のために尽力していきます!



松本深圧院福岡

中村雄也

人の身体はマニュアルでは診れない

2016-07-21 18:52:03 | 日記
連日、複数の患者様との会話で思うことがありました。



それは

「リハビリにいっても、先生によって言うことが違う」

「同じ運動しか処方されない」

「身体を触ることはなく、自宅でのセルフエクササイズのチェックをされるだけ」

「なぜこうなっているのかをたずねられても答えられない」

「通っても変化が見られない」

「手術したくないからリハビリを受けているのに、もう手術しないと良くならないといわれ、ショックだった」


など、、、



全てのリハビリ関係者がそうではないと思うのですが(実際に銀座の松本総院長、田山院長も理学療法士ですし)、、、



何のためのリハビリテーションなのかとショックを受けてばかりでした。



僕は病院出身の作業療法士ではないため、入院や外来リハビリのリアリティを持っていないのですが、やはり整形外科のドクターが骨主体診療でマニュアル的に診断するのと同じようにリハビリも同じようなことをするのでしょうか?



リハビリでひと括りにしていけませんが(少なくともここ福岡のお話なので)、身体を触らないなんて言語道断ですし、運動処方も目標設定に基づいて段階的に上げていくべきでしょう。



松本深圧院ではきちんとした評価(動きのチェック、関節の動き、脚の長さ太さ)を行い、深圧で痛みを軽減し、動きを出せるようにしていきます。その都度、やることも変わっていきます。



怒りを露にしてしまいましたが、股関節症になる前に出来ていたことはもちろんのこと、股関節症の痛みを乗り越えたからこそ、先の人生を飛躍的に謳歌していただきたいという思いがあるからこそです。



僕たち松本深圧院はそんな患者様の思いに寄り添い、その思いを深圧で実現可能にして見せます!



本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!



松本深圧院福岡

中村雄也

「〇〇を意識する」の意識とは?

2016-07-16 18:41:58 | 日記
先日お越し頂いた方に私が体軸理論に基づく運動指導やゆるめることの必要性についてお伝えしていることに対しての沢山の質問を頂きました。その中から、運動指導や歩き方の練習において「〇〇を意識して下さい」という際の「意識」についてお伝えします。



意識という言葉は多種の学問で使われており、それぞれに意味が異なってきます。哲学、心理学、精神分析学、認知科学、宗教と同じ言葉でも役割が別なものです。



さて歩き方や身体の使い方の練習の際に「悪い方の脚に体重をかけるように意識して下さい」「大股で速く歩くよう意識して下さい」などに用いられる「意識」は「気づき」や「注意」を促す目的で使われると思われます。



体軸理論ではこの「意識」の意味合いが異なります。体軸理論を考えた高岡英夫先生の著書などで良く出てくる例としては、武道や日本の伝統芸能において丹田を感じることで技や所作が良くなったり、空手において正中線を感じられるようになる、バレエにおいてセンターラインを感じる、ゴルフにおいて軸を感じることができるようになるとそれぞれのパフォーマンスが圧倒的に向上するなどです。



丹田もセンターラインも正中線、軸も身体の中に物理的には存在はしません。これらは各々の領域において鍛錬を積み重ねることで後天的に体得されるものでした。高岡英夫先生はこれらを人体の神経系のうち、体性感覚(触、圧、関節の動き、熱い、冷たいなどの感覚)として情報処理され、心理学的には無意識レベルでも感じていられるものであると定義しました(ここでは簡潔に述べていますが、詳しい定義があります)。これらを先生は「身体意識」と名付けています。



難しい話になりましたが、身体意識は身体の使い方においてはガイドラインとして働かせることができます。筋肉や単純に重心の位置を意識するよりも高いパフォーマンスを引き出すことができます。習得は確かに難しいのですが、身体意識が存在する部位を意識したり、潜在意識に刷り込むワークを行うだけでも効果的です。実際に松本深圧院福岡店に来られる患者さまの中で、深圧と並行して運動指導もさせて頂くこともあるのですが、特定のワークを行うだけで歩き方が変わったり、痛みが軽減した方もいらっしゃいました。



次回から、しばらくこの「身体意識」についてお伝えしていきます。



本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました!



松本深圧院福岡
中村雄也

90分/744時間

2016-07-05 16:15:00 | 日記
松本深圧院では一回の施術が90分(もしくは60分)です。



当院や銀座店にしても皆様定期的に通って下さっていますが、1ヶ月に一回のペースが多いです。



1ヶ月は時間にして744時間です(31日計算の場合)。



深圧は松本総院長が開発した特別な技術ですので、他では受けられませんし、何よりも変形性股関節症の方にとって固めてしまった筋肉をほぐして柔らかくするためには是非とも受けて頂くほうが良いです。



しかし、1ヶ月ペースで通う場合は744時間の中のたった90分でしかありません。



だからこそ、深圧を受けて頂いた時間以外の742時間の使い方がとても大事だと思います。



ですので御自分でボールや棒、らっこちゃんなどで積極的にほぐしてもらうことも大事です。ただ、ほぐすことに充てる時間もいつも取れるわけではないですし、あまり長時間圧すのも限度があります。



だからこそ福岡店ではセルフエクササイズをやって頂いたり(これもやれる時間が限られますが)、普段の身体の使い方で意識する部分もお伝えしています。僕は身体の使い方を意識することが特に大事だと考えています。勿論、これは銀座店でも身体の使い方のアドバイスは行っています。



変形性股関節症の痛みの臨場感を共有していない私が言うのも僭越ですが、この病気になったことを身体からのメッセージとしてとらえると良いと思います。「これまで精神的にも身体的にも頑張り過ぎたのだから休んでくれ」とか身体が発信しているのかもしれません。



人によって必要な時間は異なると思いますが、これまで頑張り過ぎた使い方を長期間(それこそ24時間、744時間も)続けて変形性股関節症に至った訳ですから、深圧を受ける時間以外でも自分を大切にしていただくためにしっかりほぐし、良くなるために使い方を練習して頂きたいです。



本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました!



松本深圧院福岡
中村雄也