深圧と筋膜

当院の股関節症への考え方として、骨の問題ではなく筋筋膜疼痛症候群であるというものがあります。


筋肉の問題でもあるのですが、筋膜というのは筋肉どうしを束ねる膜です。



筋肉の繊維が１本１本のパスタだとすると、筋膜はそれを束ねる袋みたいなイメージです。



筋膜は全身の筋肉を覆うため、実はボディタイツをまとっているような状態です。






女性ならイメージしやすいと思うのですが、ストッキングが伝線すると別の部分が引っ張られたようになり気持ち悪くなるそうですね（私は男性なので分からないのですが）。



筋筋膜疼痛症候群はその気持ち悪い感じが痛みと置き換えると分かりやすいかもしれません。



すなわち、筋膜のある部分が硬くなると他の部分が痛くなるわけです。



ですので深圧では色々なところに圧をかけていきますが、一見関係なさそうなところを圧して痛みが改善するのはこのような考え方に基づいているからなんです。



ちなみにこれまでにお伝えしてきたボールを使ったほぐし方も実はこの筋膜にも働きかけています。



ぜひ皆さんもほぐしてみて下さい！






半年前くらいから筋膜リリースが流行っていますね。写真はフォームローラーという器具で、ほぐしたい部分に当てて転がすように使います。私も使っていますが、効果がありとても良いです。



興味のある方は体験も出来ますので、来院時におっしゃってください。




11月23日（水）は松本深圧院福岡にてミニ講演会を開催します！

末期の変形性股関節症で手術経験もある当社の代表の小菅が自身の経験や深圧を受け続けて手にした今の生活についてお話させていただきます！

http://www.shin-atsu.com/blog/?p=5622



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松本深圧院福岡
中村雄也