マーシャル諸島は、あるエリアのマイルで行ける南の島で一番遠い(時間がかかる)国です。
とにかく情報が全くないので行くのをためらいましたが、キャンペーンで少ないマイルで行けることになり思い切って発券してしまいました。
※数年前は燃油代もなく、キャンペーンで国内往復+α程度の少ないマイルで行けるときがあったなんて夢のようです。(その時、決断して良かった!)
マーシャル諸島は「環礁」と言って輪ゴムのような形状の島がいくつかある国です。
国の切手です。
http://blog.pic.or.jp/modules/contents/country/marshall.htm
地球温暖化で海に沈むとされている「ツバル」は有名ですが、環礁の島も同じです。
数十年後には行けなくなるかも?というのもその一因です。
目的地の島も狭いところでは数mの(内海と外海を隔てる陸地)幅です。
地面の高さも高いところで数mです。
道路も環礁の端から端まで一本道で陸の幅が広いところが小さな街になっています。
今回の目的はこの環礁が途切れて出来た無人島に1泊することです。
自宅からマーシャル諸島の目的地の空港に着くまで24時間近くかかりました。
マーシャル諸島に行くには、アイランドホッピングと言って途中の島を各駅停車で行きます。
(出発-チューク-ポンペイ-コスラエ-クワジャリン- 目的地のマジュロ)
http://blog.pic.or.jp/modules/contents/country/fsm.htm
もちろん、各駅停車といっても飛行機です。1時間飛んで着いて1時間待って飛んでの繰り返しです。
(クワジャリンは米軍基地内に着陸するので用がない人は降りれません。機内待機です。その他は、島の様子を感じたかったので必ず降りました。)
アイランドホッピングは島の方々の移動の足なので、日本人は私以外いませんでしたし、ムームー?や花飾りで着飾った島の方々でいっぱいで機内は賑やかです。
昔は空港から出れたようですが、今は出れなくなってしまいました。(残念)
待合い場所(休憩所?)に露店があり、真緑の「コスラエみかん」が美味しかったです。朝出発しても着いたのは暗くなってからでした。
この島は首都があるマジュロです。一本道というのがわかります。
途切れている点が無人島です。この画像は大きな島だけなので実際は無数にあると思います。
ここのどこかに一泊滞在しました。(^O^)
http://4travel.jp/overseas/area/oceania_micronesia/marshall_islands/majuro/map/
空港からタクシー(この国は相乗り激安です。)でウリガ地区に行き、バックパッカーが利用する激安宿(ネットカフェのような空間にベッドがあるだけ、下や上は隙間だらけです)に泊まりました。
シャワーとトイレは共同でお湯は出ず、たぶん雨水だと思います。
暗くなってから着いたので周辺の状況が把握できず怖かったです。宿の前のレストラン(ここも貸切でした。)で食事してとにかく寝ました。翌日無人島です。
↓は夕食です。
お昼に無人島に置いていかれ、一人でビーチで潜ったり、通り過ぎる船に手を振ったりしてました。(SOSじゃないです。)
↓私だけのプライベートビーチです。
↓は無人島です。勝手に小屋の椅子を出してくつろいでいました。この方向が穏やかな内海です。
環礁の内側方向なので、遥か遠くに陸地が見えます。
↓は屋根から集めた雨水シャワーです。
夜、天気が崩れ嵐になって眠れない一夜を過ごしました。
もう一つの目的の満点の星空を見ることができませんでした。
翌日、迎えが来るまで全く落ち着きませんでした。
↓は無人島全景です。潮が引いたので隣の島に行こうかと思いましたが、潮が満ちてくるし、あまりに遠くて断念しました。綺麗な小屋があるように見えますが、左は作業場跡のようでした。右は利用した小屋で、ドアなし、ガラスなしの屋根があるだけです。
↓なんとか街に戻り食堂で食事をしました。
オカズは美味しかったです。飲み物はダメでした。
※帰りは日本までの便の接続の関係で直行便(時期限定?)を利用しました。途中の島(チューク-ポンペイ-コスラエ-クワジャリンの4島)を飛ばす便なので半分の時間で行けます。(逆に島の雰囲気が味わえずつまらないです。)
↓は空港出口からの写真で隣は海です。
↓は空港内の様子です。
↓は空港内のお土産屋です。
帰国後、「イッテQ」とかで紹介されたり、マーシャル諸島の専門書が出たりしました。
それまでは全然情報がなかったので、行った後、復習してるようです。
マーシャル諸島の旅は2泊3日(+空港1泊野宿)の弾丸ツアーでした。(週末+αの最小限の休暇で行きました)
↓は空港野宿時で勝手にベッドを作りました。
国でいうと3カ国の移動です。
また行きたいです。