片翼飛行(不時着/墜落の前にもがいてみた)

昼にジョギングしてた日の夜、突然、脳卒中→左半身麻痺になった。
南の島好きな40代男の思い出とその後を紹介しています。

2歳の誕生日

2012年12月17日 | 日記
数日前、発症救急入院日からちょうど2年が経ちました。

入院中に東日本大震災にあいました。
病院内(3F)もかなり揺れましたが屋外や自宅よりは安心でした。

発症後は、ベッドの上に寝たきりで、
左半身の感覚・動きを完全に失い、
移動は車椅子で、
左手がどこにあるのか、どうなっているかもわからない状態でした。
電動ベッドで激しく挟まれていることにも気が付かなかったほどです。

今では、左足を使ってなんとか歩いていますし、
車で出かけられるようになりました。
左手は使えません。

生まれたての子供も2年経てば歩けるようになり、
社会(環境)に溶け込み始めている頃だと思います。

私のような中途障害者も、
今の現実と向き合い、社会で一人で生きていくため、毎日命懸けで生きています。
生まれたての子供は親がいてなんとか育っていくのですが、
私のような中途障害者は、まず、精神的なショックと戦っていく必要もあります。
その上に、障害と共存していかなければなりません。
2歳の誕生日になっても、嬉しくも楽しくもないです。

毎日命懸けで生きていくしかありません。


※障害者2歳になる前からかなり寒くなってきているので、
通勤をシミュレートして朝、車で外出し、
ファミレスにモーニングを食べに行くようにしています。

これまでは、暖房の部屋に引きこもっていただけで、何もできなかったので、
寒い朝に外に出るだけでも私にとっては相当の進歩です。
(大雨や大風の日は無理ですが・・・)

発症してから数ヶ月で地震に遭遇したので、
地震そのものより、地震の前の健常者のときの自分を思い出します・・・。
コメント
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