レディース鍼灸さいとう名古屋

名古屋市中区上前津にある女性専門鍼灸院

お腹SOS! 過敏性腸症候群

2024-02-06 15:44:09 | 女性の悩み

みなさん こんにちは

名古屋市中区上前津にある

女性小児専門鍼灸院

レディース鍼灸さいとう名古屋です

 

 

学校や会社に行こうとするとお腹が痛くなる

下痢ですぐトイレに行きたくなるので遠出できない

食事の後に決まってだいたい腹痛が起こる

下痢のあとは便秘になる

お休みの日はあまり症状が出ない

もしくはお休みの日まで症状が出るようになってしまった

 

こんな症状に悩まされていませんか❓

 

腸の検査をしても問題ないと言われてしまうその症状

過敏性腸症候群 かもしれません

 

 

◇過敏性腸症候群とは

 

腸に腫瘍や炎症などの器質的な異常がなく

腸管の運動において分泌機能が亢進するため

腹痛 便秘 下痢 あるいは便秘と下痢を繰り返します

若い女性に多く お腹の痛みや下痢•便秘

不安などから日常生活に支障をきたします

 

◇症状

 

便秘型:けいれん性便秘

腹痛を伴い ウサギのフン状の便が出る

 

下痢型:神経性下痢

激しい腹痛の後 粘液性の下痢便が出る

便意を何回も感じます

 

混合型:交代性便通以上

最も特徴的な症状で便秘と下痢を繰り返します

大部分は腹痛 特に左下腹部痛を伴い

排便 排ガスにより軽減することが多いです

 

その他 

強い不安 不眠 頭痛 吐き気などの

不定な症状も現れることがあります

 

 

◇原因

腸の運動や感覚を制御する神経の異常反応

 

小腸や大腸は食べ物を消化・吸収するだけでなく

不要なものを便として体外に排泄します

そのためには 食べ物を肛門方向に

移動させるための腸の収縮運動と

腸の変化を感じとる知覚機能が必要です

運動機能や知覚神経は脳と腸の間の

情報交換により制御されています

ストレスによって不安状態になると

腸の収縮運動が激しくなり

痛みを感じやすい知覚過敏状態になります

実際に 大腸に風船を入れて膨らませて刺激すると

健康な人は強く刺激しないと腹痛を感じないのに対し

過敏性腸症候群の患者さんでは弱い刺激でも腹痛が起ります

 

◇治療について

すでに様々な治療をされいるかもしれませんが

しっかりと改善するには まず

自力で体を正常化する必要があります

いつまでも薬に頼っているとなかなか

症状が安定しません

 

◇東洋医学的診断

気滞(きたい)

「気(気血)の滞り」が病気の原因とされます

 

脾胃虚弱(ひいきょじゃく)

脾胃は東洋医学で消化吸収を担う臓器です

消化機能が低下し 腸の運動や排便に異常が生じている

可能性があります

 

情緒の影響

情緒と身体の健康は密接に関連しています

思い悩んだり 憂の状態になると

過度の不安や恐れ焦りが現れ

鬱々として気が沈む状態になります

 

 

◇治療

関元(かんげん)

場所:おへそから下指4本分

 

足三里

場所:膝のお皿の下に指4本

   すねのやや外側にあります

  

 

 

 

 

 

などのツボを使い治療していきます

 

当院では患者さんがどうしてこの症状になったか

背景や今の状態をしっかりと診ていきます

生命予後は良好ですが

症状を繰り返すことが多い過敏性腸症候群

長く苦しめられている方

もう治らないと諦めている方

腸の活動を司る自律神経を整え

腸が正常に働くよう

一緒に治療をしていきましょう

 

 

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地下鉄上前津駅から徒歩5分

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名古屋市中区上前津2-14-7
上前津ハイネス1F
TEL:052-331-3389

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