こんにちは、nagiです。
今月、草なぎ剛&広末涼子主演でスペシャルドラマとして放映される「愛と死をみつめて」の原作を読みました。最近発売された文庫版(ポケット版)ですが。
これは大島みち子(=みこ、故人)さんと河野実(まこと=まこ)さんの往復書簡集です。大阪阪大病院で出逢った二人は、その後阪大病院と東京と離れながら、3年間で400通にも及ぶ文通で愛を確かめ合っていました。みち子さんは「軟骨肉腫」と言う病気で、しかも首より上に肉腫ができると言う珍しい、当時は日本に症例がない病気だったそうです。出逢った当時二人は18歳。それから21歳でみち子さんが亡くなるまで3年間、手紙とたまの電話、そして数えるほどの実さんの阪大病院訪問で心を通わせていきました。
その手紙を読むと、結婚を考えながらも、治る見込みのまったく無い病気と、悩みながら苦しみながらお互いに傷つけあいながらも必死に戦い、希望を捨てまいとしたお二人を本当にすごいと思います。今の私より年下で、しかも今で言う遠距離恋愛。自分が同じ立場に立ったとき、このお二人のように自分をしっかり見つめて生きられるか、甚だ疑問です。
実は私、この話をまったく知りませんでした。ドラマ化の話が出て初めて知ったのです。これまで純愛ブームと言われる本にもドラマにもまったく興味がわかず、「セカチュー」も韓国ドラマも観も読みもしませんでした。が、これには何故だか惹かれました・・・。いえ、妹が買ってきて家に本があったからかも知れませんが。
本を読みきって、泣くほど感動したりということはありませんでしたし、手紙のやり取りでも突っ込みたいこともありましたが、何よりみち子さんの強さ(もちろんそれだけじゃないですが)を見習いたいと思いました。もちろんそれは、死を覚悟した、自分の立場をしっかりと自覚した人の強さだとは思うのですが・・・。
みち子さんの死後、実さんは読者の一人と結婚し、現在は自分の会社を設立しているそうです。この結婚時も、「愛と死を見つめて」出版時もマスコミなどから批判を浴びたそうです。みち子さんが亡くなったとき、実さんは21歳。その後を一生独身で過ごせと言うのでしょうか?悲しみを乗り越えて、現在を懸命に生きている人に自分の理想を押し付ける、日本のマスコミや読者のエゴを体現した出来事のような気がします。そして、それは今も続いている出来事のような気がします。
この実さんの身に起きた出来事は、「いい話だ」で終わらせるのではなく、自分自身を、日本と言う社会の構図を考えるきっかけになるんじゃないのかなあ、と思います。未来がないと分かっていながらも、みち子さんとの将来を信じ、彼女が亡くなるまで愛し続けたのは実さんの強さであり弱さであり。お互い苦しむと分かっていながらも実さんを手放せずに愛し続けたのは、みち子さんの強さであり弱さであり。それを乗り越えて結婚して、今なお彼女との思い出を語るのは実さんの強さでありしたたかさであり、そして弱さでもあると思いました。そして、実さんの思いを知りながら結婚した奥さんも強い人だな、と思いますね。普通嫌ですよね、自分の夫に忘れられない愛している人がいるなんて。すごいなあ・・・。
ドラマは3月18、19日だったと思います。見るかどうかは・・・まだ未定(笑)草なぎ君も広末さんもあんまり好きじゃないんですよね・・・。みち子さん役は最初竹内結子さんだったようですね。妊娠で降板した?そのままだったら観てたなあ、きっと。草なぎ君、学生服姿とかはそろそろ無理がある気が・・・。結婚したあたりまでをやるとしても18~25歳くらいを30歳過ぎてる人が演じるんだしなあ。広末さんも子供いるしね・・・。う~ん。見たい気もするけれど、がっかりするのも嫌だしな。
今月、草なぎ剛&広末涼子主演でスペシャルドラマとして放映される「愛と死をみつめて」の原作を読みました。最近発売された文庫版(ポケット版)ですが。
これは大島みち子(=みこ、故人)さんと河野実(まこと=まこ)さんの往復書簡集です。大阪阪大病院で出逢った二人は、その後阪大病院と東京と離れながら、3年間で400通にも及ぶ文通で愛を確かめ合っていました。みち子さんは「軟骨肉腫」と言う病気で、しかも首より上に肉腫ができると言う珍しい、当時は日本に症例がない病気だったそうです。出逢った当時二人は18歳。それから21歳でみち子さんが亡くなるまで3年間、手紙とたまの電話、そして数えるほどの実さんの阪大病院訪問で心を通わせていきました。
その手紙を読むと、結婚を考えながらも、治る見込みのまったく無い病気と、悩みながら苦しみながらお互いに傷つけあいながらも必死に戦い、希望を捨てまいとしたお二人を本当にすごいと思います。今の私より年下で、しかも今で言う遠距離恋愛。自分が同じ立場に立ったとき、このお二人のように自分をしっかり見つめて生きられるか、甚だ疑問です。
実は私、この話をまったく知りませんでした。ドラマ化の話が出て初めて知ったのです。これまで純愛ブームと言われる本にもドラマにもまったく興味がわかず、「セカチュー」も韓国ドラマも観も読みもしませんでした。が、これには何故だか惹かれました・・・。いえ、妹が買ってきて家に本があったからかも知れませんが。
本を読みきって、泣くほど感動したりということはありませんでしたし、手紙のやり取りでも突っ込みたいこともありましたが、何よりみち子さんの強さ(もちろんそれだけじゃないですが)を見習いたいと思いました。もちろんそれは、死を覚悟した、自分の立場をしっかりと自覚した人の強さだとは思うのですが・・・。
みち子さんの死後、実さんは読者の一人と結婚し、現在は自分の会社を設立しているそうです。この結婚時も、「愛と死を見つめて」出版時もマスコミなどから批判を浴びたそうです。みち子さんが亡くなったとき、実さんは21歳。その後を一生独身で過ごせと言うのでしょうか?悲しみを乗り越えて、現在を懸命に生きている人に自分の理想を押し付ける、日本のマスコミや読者のエゴを体現した出来事のような気がします。そして、それは今も続いている出来事のような気がします。
この実さんの身に起きた出来事は、「いい話だ」で終わらせるのではなく、自分自身を、日本と言う社会の構図を考えるきっかけになるんじゃないのかなあ、と思います。未来がないと分かっていながらも、みち子さんとの将来を信じ、彼女が亡くなるまで愛し続けたのは実さんの強さであり弱さであり。お互い苦しむと分かっていながらも実さんを手放せずに愛し続けたのは、みち子さんの強さであり弱さであり。それを乗り越えて結婚して、今なお彼女との思い出を語るのは実さんの強さでありしたたかさであり、そして弱さでもあると思いました。そして、実さんの思いを知りながら結婚した奥さんも強い人だな、と思いますね。普通嫌ですよね、自分の夫に忘れられない愛している人がいるなんて。すごいなあ・・・。
ドラマは3月18、19日だったと思います。見るかどうかは・・・まだ未定(笑)草なぎ君も広末さんもあんまり好きじゃないんですよね・・・。みち子さん役は最初竹内結子さんだったようですね。妊娠で降板した?そのままだったら観てたなあ、きっと。草なぎ君、学生服姿とかはそろそろ無理がある気が・・・。結婚したあたりまでをやるとしても18~25歳くらいを30歳過ぎてる人が演じるんだしなあ。広末さんも子供いるしね・・・。う~ん。見たい気もするけれど、がっかりするのも嫌だしな。
草なぎ君は年齢以外は納得できるが、広末はちょっと・・・・
もう、その時点で、半分幻滅。
やっぱ、配役は重要。
せっかくの純愛も、子持ちで問題の多かった、しかも今更広末とは納得できん!!
この際、ドリカムの主題歌を聴きながら、昔の日活のビデオを借りようかと思うくらい、広末の配役に拒否反応。言いすぎかな?
私も、昔のビデオ借りようかと思っています。「純愛」を強調しているだけに、出演者のイメージって大事ですよね。その点で広末さんだとあまり良いイメージがないかと・・・。
配役は重要ですね・・・。脇役には結構良い役者さんがそろっていると思うので、主演が残念です。竹内さんだったら・・・
見た人なら解ってくれると思うけど、
今回のリメイク版にはちょっと・・・。
テレビごらんになったんですね。私は結局見ませんでした。2日とも出かけていて、帰ったのが放送の途中だったからです。帰ってみたら妹が見たので、声は聴いてましたが。
今回の描き方には竹内さんより広末さんの方が良かったんですかね?違和感なく良いものなのだとしたら、ビデオが出たら見ようかしら・・・?
向いていないと思います。
誰が向いているとか言えませんが、現在の役者さんには多分、昔の役者さんに比べ「ひたむきさ&可憐さ」が無いと純愛に関しては難しいと思います。
ゴメンナサイ。一個人の意見です。
なるほど~。純愛ものって難しいですよね。実際の人物だとなおさらだと思います。
ありがとうございます。参考にさせていただきます~。
相手の事を大切に想う気持ちが現在の人達に足りない所の様に思えてならないのです。
一番簡単の様に思えて一番難しいのかもしれません。
自分優先に感情をさらけ出して相手を抑えてしまうように思えてなりません。
純愛とは何か・・・
他人を大切に想う、確かに今、一番難しいことなんだと思います。「命」を大切にすること、今現在を精一杯生きること。老若男女問わず、今私たちが一番できていないことだと思います。
>自分優先に感情をさらけ出して相手を抑えてしまうようにおもえてなりません。
手紙で呼んだマコさんも、自分の感情をさらけだして、それをミコさんになだめられています。やっぱりそれって、自分の幼稚さ、未熟さが原因なんですよね。精神的に大人にならないとなあ、と思いました。
純愛・・・。ってなんですかね?したことないしな(笑)
一個人の意見、大歓迎ですよ!私も自分の考えでこのブログを書いてるんですし。また遊びに来てください
「命」とは日々の中で愛しく想う事、優しく想う事、美しく想う事。紡いでいくもの。
単調の様で些細な事も素敵に想えば「命」は輝くと信じています。
時に辛くても「命の修行中」と前向きに考える様にしてます。
人を信じ、相手を労わり励ましあい、笑いあい・・・。
辛い経験があったからこそ人はいつか前を歩けるのかもしれません。
マコさんも「愛」に関してはブキッチョだったようですが、かなり成長していったかに思えます。
多分、ミコさんのお陰ですかね。
マコさんの為にミコさんに出会ったのかもしれませんし、ミコさんの為にマコさんに出会ったのかもしれません。
羨ましい限りです。