悠々と、生きて、咲いて

残る人生 日々穏やかに過ごしたい
 そんなお気楽な日常の覚書…徒然なるままに      

春の味覚

2005-03-11 | 日常のこと
今日は待ちにまった春の味覚の「いかなごのくぎ煮」が姉から送られて来た。
「いかなご」とは、スズキ目イカナゴ科の魚で 体調3センチの幼魚。
玉筋魚とも、春告魚とも云われ糸のような細長い魚で春の今が旬。
東日本では「こうなご」と呼ぶようです。
鮮度が命とやらで、新鮮ないかなごを家庭で佃煮のように煮て
ご近所に配られるのが、関西の春の風物詩となっています。
瀬戸内海に回遊してくるので主に明石、淡路方面の家庭で
作られることが多いようです。
最近は 瀬戸内海の海砂が採られていかなごが休眠する場所が減り、
漁獲量も減っているようで、早くから予約をされるようです。
出来上がりが古釘に似ているところから、くぎ煮と云われるとか。
お酒の肴によし、ご飯によしのいかなごでこれから暫く食事が楽しみです。
但し書き:お箸一膳にお猪口が二つ…どうしてかな?