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余命1ヶ月の診立ての利用者様②。

2024-02-20 08:54:59 | 日常

余命1ヶ月の診立ての利用者様。 - ありのままに…

余命1ヶ月の診立ての利用者様。 - ありのままに…

昨年12月から訪問しはじめ、88歳、男性、独居。事業対象者の為、まだ介護度申請しておらず、お掃除の仕事で訪問しておりました。訪問当初は、介護情報がほとんどなく、ケア...

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あれから1ヶ月ほど経過しました。

顔、手足の浮腫は変わり

ありませんが、

命はまだ続いております。

1ヶ月も過ぎると、

徐々に慣れはじめ

訪問中での会話もいろいろして

下さり、

最初はブスっとしていた顔も

笑顔で話すようになり

私の存在を受け入れて下さるように

なっており、

会話の中でケアマネさんの提案で

自宅での入浴をすすめ

先週㈫、足浴からスタート。

10ヶ月以上今まで、入浴したことが

ないらしく、

ご自身でいつも体拭きシートで

清拭していて、

悪臭は感じませんでしたが、

足浴の時、少し擦ると

垢が浮きあがる状態。

御本人もびっくりしていました。

そして、

先週㈮には、自宅の浴槽で入浴。

歩行不安定の為、介助しながら

ゆっくりゆっくりと、、、。

銭湯や温泉へ若い頃から

あまり出かけたことがなかった

ようで、

人前で体をさらすことへの抵抗が

あり、ヨタヨタ歩行なのに、

一人で入浴する!!と苛立っていて

危なくて、危なくて、

そ〜っと後ろから跡をつけて、

浴槽へ入るにも健康な人用の浴槽の

為、滑る可能性が高く、

しっかり掴まり、ガードし、

私も必死でした。

エプロンもビショビショ💦

浴槽内の湯には

やはり、垢、垢、垢まみれ。。。

10ヶ月以上前に入浴したんです

から、全身泡まみれにしました。

最後は「お風呂良かった♪ 

気持ち良い♪」と感謝の言葉を

いただき、頑張ったかいが

ありました。

今日㈫の訪問では、

再び、足浴になり、

まだまだ垢は出てきています。

介助しながら、

今度は、リハパン着用の声かけも

しはじめ、

身体が不自由でも

『介護』のいろはは何も知らず、

今の介護には、便利な良いモノが

たくさん揃っていることを少しずつ

伝え、大変な独居生活を

少しでも楽になるよう伝えていく

助言もヘルパーの役割だと思って

います。

1ヶ月前より少しずつ穏やかに

なり、助言も少しずつ受け入れて

下されば、最終的には施設入所、

入院生活も、、、。

それまでに命が持てば良いけど、と

まだまだ油断大敵ですが、