なにやら忙しくてブログ更新が遅れている今日この頃....
実は先週に魚釣りに行ってます。
その翌日に、「息抜きで海に行ったぞー」ってブログ書くつもりだったのに、緊急予定が入った。ブログ書いている暇がない。
土日は洗濯機が壊れたー等々、ブログ書きしている時間もなく....
まあーそんなこんなで、やっとこさ魚釣りネタというより魚が美味しいかったネタに変更してブログ書いてます。
3月は毎週のように病院通いでした。皮膚癌の疑いがーって生検手術がーとかだったのよね。その騒動が終わりまして....
大学病院の主治医から4月5月は、用心しながら日常生活をしてみて。と許可がでたのです。(気候的に身体への負荷が少ないから))
「激しい運動していいか?登山に行っていいか?」と尋ねたら、登山はダメと...
「魚釣りはいいか?」と確認したら「気圧の低い日は避けて日光に当たらないようにして半日ぐらい遊んで、疲れを絶対に翌日に持ち越すな」という条件付きで許可がでました。
まあーそのー、激しい運動と、気圧が低いところ、そして翌日まで疲れを残すようなことをするな。その範疇で2か月様子見て、体にどんな変調が新規出現するか見てみたいという....。
はい、検証実験でございます。これが謎の免疫疾患皮膚病の試行錯誤でございます。
その許可が出たので、激貧家庭の毎年のイベントですよ。
春は美味しいスズキを釣りたいのです。釣りあげるまでの魚との知恵比べはもちろん楽しいのですが美味しい物を喰らうというのがメインです。
時期的には、渚釣りにてチャリコ(真鯛の30cmくらいのやつね)を狙うのもいいのですが....。激貧家庭のバカ夫婦は、冬と春のモチモチとしたほんのり甘いスズキが大好きなのです。
今年はスズキ釣りに行けないとあきらめていたので、主治医から許可が出たときは嬉しくてさー....
はい、先週の4月11日(木)に魚釣りに行きました。
干満差の大きいというか、ものすごく潮が引くタイミングを狙いました。俗にいう潮干狩り適合日ってやつです。
この時期は防波堤にワカメが沢山ついてまして、潮が引くとワカメが露出です。波でワカメが防波堤をざぶざぶと洗うんですよ。すると波止際に住んでいるカニや虫が海中に落ちて、その下で魚がパクパクとしているってやつです。はい、波止から沖ではなくて足元を丁寧に釣るんです。
嫁はいつものフカセ釣りにて小アジを専念するとのこと。アジの下にグレ(メジナ)やチヌ(黒鯛)の気配が見え隠れしたら、その釣りへチェンジすると...
私は....。最初は嫁の横にならんで一緒に小魚釣って....
餌にいいサイズの小アジを確保できたら、小アジを針に挿して波止際散歩に行くという戦略です。
ポチポチとアジは釣れるのですが....
うーん。微妙なサイズ。15cmぐらいです。
人間様がメインで食うにはちょっと小さい。呑ませ餌にするにはちょっと大きいなー。
まあー、大きい生餌には大きいやつが食いついてくるはず。このサイズならチヌの嫌がらせパクパクされることはないだろう。(チヌって活アジを食いに来るけど丸のみしないので悔しい目にあうのよね)
なかなか大型魚の気配なし。アジと仲良く波止の端から端を散歩です。ちゃんとワカメの棚下とかを泳がしているんよ。食い気の無いスズキがいたとしても大型魚の気配があればアジは暴れるんだけどね。その気配が無し。
それでも辛抱強くうろうろしていると...
アジが潜らなくなった。沖にもいかない。下にも潜らない。じーっとしている。
これは?間違いなく。なにか居る。
アジが怖がって下に泳いでいかないパターンです。
丁寧にほぼ水面を「気合い入れて泳がんかい」とアジを引き倒しますと....
下から魚影が出てきたよ。
スズキだ。やったー....。
アジのだいぶ下を一緒に泳いでくるよ。
これはアタックしてくるパターンだ。
こやつに食わせるのかどうするかなんだけど....
スズキって、1匹居れば5匹居るってのが私の理論でして...
食いたいなーって浮き上がってきたら、そいつには食わせないで一緒に散歩するのよね。すると魚影が増えるのよ。
1匹のアジを3匹ぐらいが下から見つめているパターンにもちこみたい。
15分ぐらいアジをうろうろする。ずーっと大きい長い魚影が付いてくるよ。
そして2匹目の魚影が出てきた。2匹がうろうろしはじめた。
どうすっかなーと思っていたら...。いきなりパシャッてやられた。
見えている2匹ではなく、足元のワカメの中から一気に食いついた。
そしてワカメの中へ一気に戻りよる。
あほーっスリッドの中へ入るなー。(スリッドとは、波止の足元が海水が行き来できるように柱になっている)
足元に潜りこまれると間違いなく釣り上げることはできないので大慌てで強引に引っ張り上げる....
くそーっ。呑ませる時間がなかった。5m沖までアジを引っ張ってから食わせる予定だったのに波止際30cmぐらいで別のやつに食いつかれてしまった。
水面でバシャバシャとエラ洗いしやがる。吐き出そうとしているのよ。
エラ洗いしないように水面に出さずに弱らせるのが私のやり方なんだけど、スリッドに入られるのはこまるので強引に水面に出したのだけど....
数回のエラ洗いにて、スポーンって....。歯型のついたアジが返ってきてしまった。ちーっ。バラしたよ。それも糸切れじゃなくて、恥ずかしい針り外れ、それも、エラ洗いでばらしなんて超恥ずかしいぞ。
場を荒らしてしまった...。
次のアジを投入。まだスズキが居ますように。
新しいアジは海中の様子は知りません。海へ放たれたと勢いよく海中へ潜っていく。
そうそうこれがチャンスなのよ。この必死に逃げて潜っていくやつをパクッてしてくれるのよ。
さあー、竿が一気に入れー。
潜っていくアジがピタリと止まった。よしっ呑まれよった。
そのままじーっとしている。一番いいパターンだ。
ちょっとしたらゆっくりと竿が入っていく。今だーって合わせてから....
あとはお楽しみです。久しぶりのスズキですよ。じっくりと引きを楽しみましょう。完璧に呑ませているはずなので水面にださなければ間違いなく捕れるのよね。
で、やりとりするんだけど....。不満です。
これって...。小さいのでは...。
遠くの嫁が気づきまして、大声で「魚、付いているんかー?」と....
「おるでー」って言うたら、「緊急事態ヘルプいるかー?」と....
「大丈夫やでー」って言うたら、「歩いてそっちへ行くわ」と...
嫁が到着したときはタモ入れというときで...「ちっちゃ」と言われてしまう。
「うるさい。来たんならタモやってくれ」とタモ網を嫁に渡してすくぅてもらう。
バカ夫婦二人して...。綺麗なやつやなー。でも小さいなーと....
時計を見る。もう夕方5時になるなー。片付けて帰るか?となり....
うーん。波止を歩き回る釣りは楽しかったんだけどサイズが不満なり。そもそも1本ばらしているし...
嫁もアジはいまいちだったらしい。クーラー満タンになっていないとほざいている。
スズキを締めて、道具を片付けて....。
「久しぶりの魚釣りだし、ブログネタにするんやろ。写真撮れば」と嫁に指摘されて、スマホでパチリとしたのが見出しの写真です。
帰宅したのは午後7時頃。
嫁はこれから魚の下ごしらえです。贓物はその日に取り出さないとまずくなるというのが嫁のポリシー。
私は、小アジを近所の主婦友におすそ分けに回ります。
と、帰宅してからもいろいろと忙しいよね。道具掃除と魚下処理終えるとこまでがバカ夫婦の魚釣りです。
嫁から「スーさん解体するでー。風呂場でやるから写真撮りなー」って呼ばれる。
メジャーを寄せて....。「やっぱり小さい」とのたまうバカ夫婦。63cmぐらいか?
「80cmのやつを取らんかい」と嫁にいじめられるのは我が家の日常。
そんなこんなで...。嫁は魚の下処理を終えて...
22時頃に夕食が出来た。
やっぱりすぐに刺し食いたいよね。って出てきたのがコレ。
これで一人前です。アジの刺身と、スズキの刺身。そして、ちょっとだけアジのナメロウです。
スズキの刺身は、藻塩をちょっとつけてパックンです。
ウマイ。これだよねー。ゆっくりと後味が甘く膨らむのよねー。噛みしめるほどにウマイ白身のやつ。春のスズキはコレだよねー。
はい。翌日です。4月12日。
私は釣り道具を徹底的に洗います。だって次はいつに釣りに行くことができるかわからない。何か月も釣りにいけないだろうという前提でお掃除です。
クーラーを見て思う。
嫁から言われたんだけど...
「このクーラーもお疲れさんだよね。プラが粉拭いているよ...」
確かになー。結婚前の嫁と釣りデートしていたときに買ったやつだもんなー。30年ぐらい使っているぞ。プラ樹脂素材が経年劣化しているんだよなー。
修理できないかなー。簡単なのはアルミテープをべったり巻き付け貼り付けて補強か?
でもなー、キラキラ光るものを釣り場に持っていくってのはナンセンスだわなー。
2液ウレタン塗料を刷毛塗りしたら強度復活するかな?とかも妄想する....
でも、今はなにもできずでそのまま封印だな。
とかなんとか....
4月12日の昼ごはんです。
スズキのマリネ風
と、アジの骨せんべい
そして、アジのなめろう
そうそう、私はアジ釣りはほどほどだったはずなんだけど....
それでも右手はアジの祟りになってます。
これはいつものことだけど、釣ったアジを首折するときに暴れたアジで手の平が傷だらけになるのよね。
さらに今回はスズキを絞めるときに暴れられて手の甲を背びれで突かれたのよね。
類乾癬の私。こういうキズがどうなるのか心配だわー。
(ブログを書いている本日にて、手の甲は治りました。アジの祟りは順調に治癒している最中です)
4月14日の昼食です。
ススキとワカメ雌株のどんぶりです。
ワカメ雌株を叩いて粘々にした上にスズキを散らせて生卵をポットン。
それに、本当にちょっとだけ、めんつゆをかけます。
これが、ものすごく美味しいかった。鼻息荒くぱくつくバカ夫婦でした。
4月14日の夕食です。
なんか汚らしい写真ですが...
スズキのアラ炊きです。
ちょっと斜め角度だと美味しいそうな写真にならないかと撮影するけど...
激貧家庭に大きい鍋がないので、このぐらいのサイズになるとどうやってもこんな感じで煮崩れちゃって...と嫁は言い訳をする。
ちなみに写真は一人前です。同量のものを嫁も持っています。
ほじくりながら食うのです。はい、カニを食うのと同じイメージですね。
無口で静かな夕食がもくもくとなりました。
4月15日の昼飯です。
「これでアジのナメロウ最後だよー」と出てきたのがコレ。
もちろんウマウマとたいらげる。
4月18日の昼食です。
「これでスズキは終了」と出たのがコレです。
あとはアジせんべい素材(要するにアジの骨)を残しているだけとのこと。
ほぼ1週間で魚釣りの幸せ食事終了ですね。
月に一度でいいから魚釣りに行けて、1週間美味しく魚を食えたら幸せなのに....
って、贅沢な話になってしまった。なんで類乾癬って皮膚病になってしまったんだろうね。
以上、魚釣りに行ったネタをまとめてみました。