http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070209-00000006-maip-pol
町村前外相 柳沢氏辞任要求を「言葉狩り」と批判 自民党の町村信孝前外相は8日、町村派の総会であいさつし、柳沢伯夫厚生労働相の「女性は産む機械」発言について「もう済んだ話。言葉狩りという表現がぴったりだ」と、同党内外の柳沢氏辞任要求を批判した。
「2人以上子供を持ちたい若者」を「健全」と表現した柳沢氏の発言についても、「(子供が)2人、3人、4人いたらいいねと、ごくごく当たり前のことを言った」と擁護。「(一連の厚労相)批判は安倍(晋三首相)さんのイメージをひたすら落としたいという目的以外の何物でもない。私はしっかりと柳沢さんを支え、安倍内閣を支えていく」と強調した。【野口武則】
この感覚いかがですか?議会制民主主義の原則を大きく軽視した発言です。
“言葉狩り”をフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』でひきました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%80%E8%91%89%E7%8B%A9%E3%82%8A
特にここを引用します
このように、ある語に対する規制が言葉狩りかどうかは当事者の主観に左右される部分が大きく、差別全般についての考察なしに規制という事象のみをとらえて論じることは本質から外れた議論になりかねない。最初から否定的な意味合いを含んでいる言葉狩りという言葉には、すでにその使用によって使用者の立場を明らかにしてしまっていると言うことができる。
被差別者による糾弾に対しても「感情的な差別批判」として言葉狩りとすり替えて揶揄する場合などによく使われる。
言葉狩りという語の持つイメージは強く、ある団体が人権を擁護するために用語規制を呼びかけても、言葉狩りと決め付けてしまえば先入観を持って見られるようになることが考えられる。
政治家の命は言葉だと思うのです。本来政治家は言葉で議論し言葉で諭し、言葉で現実を変革する職業でしょ?今は、それをする必要が全くない(最大野党の民主党は自民党とほとんどの場合同じ意見)ものだから言葉が軽く扱われるのですね。
政治家を変えなければこの国は変わらない!