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今、自分が出来ること。やれること。それを精一杯やっていかなくちゃ!!

拾い読み★2013-131≪朝刊記事≫

2013年05月13日 07時02分54秒 | マリーンズ2011~15
【パ・リーグ ロッテ5―4楽天 (5月12日 QVC)】



「最高の形での区切り」/伊東監督
 ロッテ今江が土壇場でサヨナラ打を放った。伊東勤監督が「最高の形での区切り、締めくくりになった」と評したように、チームは1点差での勝利は10度目、逆転勝ちは13度目と接戦の強さを発揮した。
(日刊)




ロッテ新人加藤63年ぶり初打席初球本塁打
 掘り出しものルーキーが鮮烈にデビューした。ロッテのドラフト4位、加藤翔平外野手(22)が球史に名を残した。1軍合流初日に「7番右翼」でスタメン出場。プロ初打席となった3回に永井の初球を捉え、先制の1号ソロ。内野安打2本も放ち、猛打賞をマーク。初打席初球本塁打は、新人では史上2人目の快挙だ。チームは今季4度目のサヨナラ勝ちで、2位西武とゲーム差を1・5に広げ、単独首位で交流戦突入を決めた。
 季節外れの夏日となった日曜の昼下がり、QVCの2万人を熱くしたのは、フレッシュマン加藤の一打だった。3回無死。永井の真ん中高め124キロのチェンジアップを振り抜く。打球は大きな弧を描き、右翼席へ。「一番飛ぶところに来ましたね。初安打がホームランになるなんて。自分でもビックリです」と大喜びだ。初打席、初球、初安打、初本塁打、初打点。初物ずくめのメモリアルアーチに、スタンドからは歓声とため息が入り交じった。
 驚異かつ強運のルーキーだ。左太もも裏痛の角中に代わり、この日1軍に初合流。「相手にデータがない分、警戒されないだろう」(伊東監督)との理由でスタメンに抜てきされた。楽天永井とは2軍で2打席対峙(たいじ)しただけだが「ボールの軌道も分かっていました」と攻略した。4回と8回には凡打を、手動計測で50メートル走5秒68の俊足で内野安打にした。
 ロッテには格別な思いがあった。小3の夏休み、両親と初観戦したプロの試合が、東京ドームでのロッテ-日本ハム戦。「福浦さんが弾丸ライナーのホームランを打ってたんです。かっこいいなあと思いました」と振り返る。当時絵日記にしたためた思い出は、色あせることなく刻み込まれた。
 ロッテでは活躍選手を輩出しているドラフト4位ルーキーだ。キャンプは1軍フル帯同。俊足巧打、強肩のスイッチヒッターとして伊東監督の期待も大きかった。だが紅白戦や練習試合では打てていた安打が、オープン戦でピタリと止まった。2月24日を最後に、2軍降格。「あそこで結果が出せなかった。だから、このチャンスはどうしてもものにしたかった」。2軍でコンパクトスイングと確実性を身に付け、3割3厘の実績とともに戻ってきた。
 この日は母の日。スタンドでは両親と弟が観戦していた。カーネーションの花を贈っていたが、あらためて、母清美さん(53)にホームランボールを手渡した。「今日は、野球っていいな、楽しいなと思えました。打ったのが全部左打席だったので、次は右でも打ちたいし盗塁もしたい。1軍に定着したいです」。照れた笑顔と明るい未来は、白球とともに最高のプレゼントになった。【鎌田良美】

<加藤翔平(かとう・しょうへい)アラカルト>
 ◆生まれ 1991年(平3)3月28日、埼玉・加須市。
 ◆球歴 小2から野球を始める。中学は陸上部で野球は加須シニア所属。春日部東では甲子園出場なし。上武大4年春に盗塁王、同秋に打点王。
 ◆サイズ 183センチ、84キロ。
 ◆スイッチ 右投げ両打ち。高1で俊足を生かすため左打ち挑戦。
 ◆趣味 野球もの中心に1000冊の漫画を所持。好きな漫画は「4P田中くん」。
 ◆サラブレッド 母清美さん(53)は陸上7種競技で国体出場。父正さん(59)もやり投げで国体9位。父とは少年野球チームで親子鷹。打てないと「振ってこい」とバットを渡され、家の鍵を掛けられた。
 ▼ルーキー加藤が3回のプロ初打席で初球を本塁打。初打席本塁打は今年3月29日ロペス(巨人)に次いでプロ野球54人目となり、ロッテでは02年4月8日塀内以来6人目。初打席の初球を本塁打したのは01年5月1日ショーゴー(中日)以来7人目だが、過去6人のうち5人はプロ2年目以降の選手。初打席の初球で本塁打を打った新人は、50年5月11日に投手の塩瀬(東急)が大映戦で記録して以来、63年ぶり2人目の快挙だ(塩瀬はプロでこの1打席だけで引退)。加藤は4、8回にも内野安打。デビュー戦で初打席本塁打を含む猛打賞は、83年4月10日駒田(巨人=3年目)95年6月21日稲葉(ヤクルト)に次いで3人目。パ・リーグでは初めてだ。駒田と稲葉は2000安打を記録する選手へ成長したが、加藤はどうか。

 ◆塩瀬盛道(しおせ・もりみち)1931年(昭6)5月生まれ。竜ケ崎中(現竜ケ崎一高)から国学院大へ。大学に籍を置きながら50年に東急(現日本ハム)入団。5月11日大映9回戦(後楽園)の5回裏2死、0-18から登板。6回表の初打席で本塁打。その後出場することなく、この年で退団。大学卒業後は熊谷組へ。その後、国学院大監督も務めた。01年没。
(日刊)




ロッテドラ4の翔平 63年ぶり新人プロ初打席初球1号&猛打賞
 幕張の翔平もヨロシク!!ロッテのドラフト4位・加藤翔平外野手(22)が12日、楽天戦でプロ初打席となった3回の初球を右翼席へ運んだ。初打席初球本塁打は史上7人目で、新人では1950年の塩瀬盛道(東急)以来63年ぶり2人目。左太腿痛で出場選手登録を抹消された角中勝也外野手(25)の代役として1軍初昇格で結果を残し、サヨナラ勝ちにも貢献した。「翔平」といえば、日本ハム・大谷翔平投手(18)が話題を集めるが、こちらの翔平もただ者ではない。
 加藤はこの日届いた父・正さんからのメールを思い出した。「長嶋さんのデビュー戦みたいに思い切り振ってこい!」。3回、永井の初球のチェンジアップを叩いた。打球はラインドライブで右翼席へ。ベース一周、笑う余裕もあった。
 「最初は緊張したが、やっていて楽しさというか、野球がいいなと思った。自分が勢いをつけられたかは分からないが、勝ちにもつながって良かった」
 それにして、この男は何かを持っている。昨季首位打者の角中が左太腿痛で離脱したチャンスで、仰天の初打席初球本塁打。新人では50年の塩瀬(東急)以来63年ぶりの快挙で、新人野手としては史上初となる。だが、球史に残る一発は偶然だけではない。帽子のひさしには「力むな!」の言葉。「コンパクトに振って芯で捉えられれば長打が出る」と冷静さも持ち合わせている。
 足が遅かったという小1の時、学校から家までの数百メートルを電信柱ごとに走って、歩いてを繰り返した。陸上の国体選手だった両親の助言を実践した。4、8回には50メートル5秒6を生かした内野安打2本。「これが僕の武器」。俊足の原点は幼少期にあった。日課の素振りもそうだ。母・清美さん(53)からバットを渡され、自室に閉じ込められた記憶もある。春日部東1年で右打ちから両打ちへ。スイング量は増え、音と感触で「納得できるまで」と振り続けている。
 上武大時代は動画サイトで、チームメートとなった岡田の中堅手としての1歩目の動きだしを吸収。かつて盗塁王となった福地(現ヤクルト2軍外野守備走塁コーチ)の最初から二塁方向へ体を傾ける技術も盗んだ。入団時は3秒5だった二塁盗塁は3・2秒台へ。「大学では授業中に映像を見たりもした。プロに入ってからは目で見て学べる」と楽しそうに言う。
 「翔平は大谷だけではない。加藤翔平という名前を覚えてもらいたい」。負けん気を見せる一方で、サヨナラの場面では「僕が一番に行くわけにいかない」と周囲を見る余裕もあった。交流戦前首位で終えたロッテに、また新たな風が吹いた。
(スポニチ)




ロッテ加藤 新庄剛志氏に憧れ道具類は赤一色!
 ロッテのドラフト4位・加藤翔平外野手(22)が12日、楽天戦でプロ初打席となった3回の初球を右翼席へ運んだ。初打席初球本塁打は史上7人目で、新人では1950年の塩瀬盛道(東急)以来63年ぶり2人目。

 ◆加藤翔平(かとう・しょうへい)
 ☆生年月日 1991年(平3)3月28日、埼玉県生まれ22歳。
 ☆球歴 小2から三俣タイガースで野球を始め、春日部東では甲子園出場なし。上武大に進学し関甲新学生リーグで3年春から4季連続ベストナイン。4年時は春に盗塁王、秋に打点王に。
 ☆サイズ&投打 1メートル83、84キロ。右投げ両打ち
 ☆陸上一家 やり投げでインターハイ、国体に出場した父と、国体で団体リレー全国3位だった短距離選手の母の血を受け継ぎ、遠投120メートルの強肩と50メートル5秒68の俊足が武器。
 ☆不思議な縁 プロ野球初観戦が日本ハム―ロッテ戦(東京ドーム)。99年7月7日で福浦が本塁打を放つ。「絵日記に書いたことを覚えています」
 ☆好きな選手 阪神などで活躍した新庄剛志氏に憧れ、リストバンドやグラブ、肘当てを赤色で統一している。

 ≪猛打賞は加藤が初≫新人の加藤(ロ)がプロ初打席の初球を本塁打。初打席本塁打は11年8月5日マルハーン(西)以来プロ野球53人目、パ26人目。ロッテでは50年戸倉(当時毎日)、75年バチスタ、90年林、99年ボーリック、02年塀内に次ぎ6人目となった。また、初打席初球本塁打は01年ショーゴー(中)以来7人目で、新人となると50年塩瀬(東急)以来63年ぶり2人目だ。この日の加藤は3安打。初打席本塁打の試合で3安打は83年駒田(巨)、95年稲葉(ヤ=現日本ハム)も記録したが、初打席初球弾に猛打賞は加藤が初めて。
(スポニチ)


「翔」大人気!きっかけは映画「ハイティーン・ブギ」
 名前ランキングを発表している明治安田生命によると、昨年生まれた男の子で最も多い名前は「蓮」。
 トップ100に「翔平」は含まれていないが、3位に「大翔」、5位に「翔太」、31位に「翔」と、人気の漢字では「翔」は3位にランクされている。「翔平」がトップ10に入ったのは89年7位、90年9位、91年6位と3度。ロッテ・加藤が生まれた91年が最高位だった。なお、近藤真彦が主人公・藤丸翔を演じた映画「ハイティーン・ブギ」が公開された82年に「翔」が初めて名前ランキングの10位に登場し、以降は高い人気が続いている。
(スポニチ)




翔平母は感激 記念ボール贈られ「夢のよう」
 ネット裏から観戦したロッテ・加藤の父・正さん(59)、母・清美さんも感激で胸いっぱいの様子だった。
 清美さんは、試合後に加藤本人からホームランボールを手渡され「夢のよう。一生忘れられない、いい母の日になりました」と声を震わせた。正さんも「小さなバッターにはなるなと言い続けてきた成果かな」と笑顔。加藤も「カーネーションの花を贈ったが、それよりいい母の日のプレゼントになりました」と話した。
(スポニチ)




【ロッテ】加藤、63年ぶり2人目のプロ初球弾「長嶋さんのように思いきり」
 ロッテのドラフト4位・加藤翔平外野手(22)=上武大=が、鮮烈すぎるデビューを飾った。1軍初昇格即、楽天戦(QVC)に「7番・右翼」で先発出場。3回のプロ初打席で、初球を右翼席へ放り込んだ。プロ初打席初球アーチは、新人では1950年の東急・塩瀬盛道以来、実に63年ぶり2人目の快挙で野手では初。4、8回にも自慢の俊足を生かして内野安打を放ち、猛打賞も記録した。
 鮮烈なデビュー弾に、しばらく球場のどよめきが止まらなかった。初めて1軍の打席に立った加藤が、3回に永井の初球をはじき返し、新人では63年ぶり2人目、野手では史上初となるプロ初打席初球本塁打。「届くかギリギリだったので、全力で走りました。まさかプロ入り初安打が本塁打になるなんて自分でもビックリ」。右翼席に届いた一打が、伝説の一日の始まりだった。
 角中が負傷で離脱したために、チャンスが巡ってきた。この日朝、父・正さん(59)が、「長嶋さんのデビュー戦のように思い切りいけ」と、4打席連続三振を記録した国民的スターを引き合いに出し、メールでゲキを送っていた。加藤は「どんどん思い切っていこうと思っていた。初球から積極的にいった」と言葉通り初球を仕留め、新しい歴史を作った。
一発だけではなかった。大学時代に手動計測で50メートル5秒68を記録した快足を生かし、2、4打席ともに内野安打。デビュー戦で猛打賞だ。
 父・正さんは高校時代やり投げで全国9位。母・清美さん(53)は400メートル混合リレー全国3位と、アスリート一家に生まれ育った。小学1年の時には、自宅から学校までの約2キロをランドセルを背負いながら、「電柱までダッシュして、次の電柱までジョギング。その繰り返しを続けたら足腰が強くなった」。大学時代に、4年春のリーグ戦10試合で11盗塁を決めた足は、プロの舞台でも十分に通用した。
 これで、チームは単独首位で14日の巨人戦(東京D)から始まる交流戦に臨む。「今日で満足せず、1軍に定着して積極的にチームを盛り上げていきたい」。プロとしての第一歩で本拠地のファンに、強烈なインパクトを残した。

 ◆加藤翔平(かとう・しょうへい)
▼生まれとサイズ 1991年3月28日、埼玉・加須市生まれ。22歳。183センチ、84キロ。右投両打
▼経歴 春日部東高では2年夏の県大会ベスト8が最高成績。上武大では1年春からレギュラーで、3年春から関甲新学生リーグで4季連続ベストナイン。4年春に盗塁王、秋に打点王。リーグ戦通算90試合で107安打をマーク。12年ドラフト4位でロッテ入団
▼趣味 漫画を読むこと。実家には1000冊以上。野球漫画「4P田中くん」がお気に入り
▼憧れの選手 元阪神の新庄剛志氏、赤星憲広氏
▼好きな色 新庄、赤星両氏のトレードマークの赤。大学時代に使っていた道具はほとんど赤で、グラブには「レッドスター」と刺しゅうを入れていた
▼好きな芸能人 安田美沙子
(報知)




ロッテ・加藤、プロ“初”打席“初”球“初”弾!
 D4位の加藤翔平外野手(22)=上武大=が、プロ初打席初本塁打を放った。
 負傷した角中に代わり1軍に初昇格し、プロ初打席で初球をたたき、右翼席に先制本塁打を放つと、俊足を飛ばし、内野安打2本で3安打猛打賞。「初球から積極的に行こうと思っていた。角中さんの代わりと思わないで、もらったチャンスをどんどんアピールしていきたい」と鮮烈デビューを果たした。
 小学校のチームで監督だった父・正さん(59)と、陸上短距離で国体に出場したこともある母・清美さん(53)も観戦。加藤は母との思い出を「小学校の時から、打てないとバットを渡されて、家の鍵を閉められて『悔しかったら、振ってこい』といわれてました」と振り返った。
 厳しさは愛情の裏返し。孝行息子が母の日に最高のプレゼントを贈った。
(サンスポ)






ロッテ今江サヨナラ!13度目逆転勝ち
 ロッテ今江敏晃内野手(29)が土壇場でサヨナラ打を放った。1点を追う9回、2死満塁。2ストライクと追い込まれたが「食らいついていきました」と、青山の甘く入ったスライダーを右翼線へ運んだ。走りながらサヨナラ勝ちを確信したのか、こん身のガッツポーズを見せたが「ヤバイ、捕られるかなと思った。早く右手を上げすぎました」と苦笑いで振り返った。伊東監督が「最高の形での区切り、締めくくりになった」と評したように、チームは1点差での勝利は10度目、逆転勝ちは13度目と接戦の強さを発揮した。
(日刊)




いつ打つの?今江でしょ!ロッテ逆転サヨナラ勝ち
 ロッテが12日、楽天8回戦(QVCマリン)に、5-4でサヨナラ勝ち。1点を追う九回二死満塁で、今江敏晃内野手(29)が右翼線に二塁打を放ち、4時間28分の熱戦にピリオドを打った。14日から始まる交流戦は敵地の東京ドームでセ・リーグ首位の巨人と対戦。パ・リーグの首位として真正面から立ち向かう。
 手応え十分な打球が右翼線に飛び、今江からはガッツポーズが飛び出した。
 「余裕で抜けたと思った。でも、打球を見ていたら(右翼の)鉄平さんに捕られそうになって、手を下げようかと思いました」
 一瞬冷や汗をかいたヒーローは、2010年8月15日の楽天戦以来、3年ぶりのサヨナラ打を満面の笑みで振り返った。
 六回まで3-0でリードしながら、八回に同点に追いつかれ、九回に守護神の益田が勝ち越し点を献上。だがその裏、驚異の粘りで一死満塁とし、4番のサブローは空振り三振に倒れたが、ど根性男が勝負を決めた。
 10日に連勝が8でストップ。交流戦初戦の相手は巨人で、敗れていれば長期連敗も脳裏によぎる状況だっただけに、伊東監督は「精も根も尽き果てた。本当に今江がよく打ってくれた。またチームに勢いがつきそうな勝ち方だよ」とたたえた。
 2位・西武に1・5ゲーム差をつけたものの、昨年も首位を独走しながら夏場に大失速した屈辱を忘れていない。
 今江は「1年は長いですから。去年の苦い思い出があるんで。最終的にどこにいるか。途中1位で最後最下位だったら意味がない」とチーム内に浮かれたところは全くないと明かす。
 「存分に自分たちをアピールしてくれたらと思う」と伊東監督は、選手に交流戦での大暴れを期待した。まずは巨人にパ・リーグ首位の力をみせつける。 (塚沢健太郎)
(サンスポ)




今江亡き母に捧ぐサヨナラ打!堅首だ!
 苦しみ抜いた勝ち方も、これが今年のロッテの持ち味だ。九回に1点を勝ち越されたその裏だ。瀬戸際でへこまず、驚異的な粘り腰をみせた。
 2死満塁で今江。カウント1‐2と追い込まれても冷静だった。青山の4球目、外角スライダーを迷いのないスイングで右方向へはじき返す。打球が鉄平の頭上を越えると、大歓声に向かって右手を突き上げた。逆転サヨナラの2点適時打だ。
 お立ち台に上がったヒーローは「やりましたー。何も考えずに打席に入って、思い切っていこうと思ってました。絶対に勝ちたかったです」と絶叫した。この日は母の日。09年、母・寿美子さんをがんで亡くし、この朝、自宅を出る前、遺影に手を合わせてきたという。「天国の母も喜んでくれていると思います」と優しい笑みを浮かべた。
 最後まで諦めない。今季22勝のうち逆転勝利は13度。サヨナラ勝ちは早くも今季4度目だ。シーソーゲームが多く試合時間が長い。しぶといから4度の4時間超試合は全勝だ。伊東監督は「精も根も尽き果てたよ。皆がつないでつないで。よく頑張ったよね」と心地よい疲労感に身をゆだねつつ、笑みを浮かべた。
 開幕前、総じて評論家の下馬評は低かった。そのチームが現在首位。今江は「ロッテの場合、総力戦でいくしかない。爆発力はないから皆でやるしかない」と力を込めた。選手が己の力量を知り、全員野球が浸透してるからこその強さだ。
(デイリー)




今江 男気サヨナラ打「先輩の面目保てた」
 ロッテ・今江が自身5度目のサヨナラ安打となる2点適時二塁打を放った。
 1点を追う9回2死満塁。1ボール2ストライクから青山のスライダーを強振。打った瞬間に右翼線を抜けると確信しガッツポーズしたが「ライトの鉄平さんが見えたんでアレ?と思った」と照れ笑い。お立ち台では「カバーできてよかった。先輩の面目を保てた」と2戦連続救援に失敗した益田を気遣っていた。

 ▼ロッテ・成瀬(6回7安打無失点も5勝目ならず)粘り強く投げられたが慎重になりすぎた。6回で交代してしまい、リリーフ陣に申し訳ない。

 ▼ロッテ・福浦(4回に中前適時打を放ち、母の日は3年連続打点)今年もおふくろが打たせてくれた。いつも天国で見守ってくれている、おふくろへ感謝の気持ちでピンクのリストバンドを着けました。
(スポニチ)






ロッテ・成瀬、防御率トップ!唯一の0点台
 スライド登板の成瀬が、六回まで毎回の7安打を浴びながらも無失点投球。勝ちはつかなかったが、防御率0・85で西武・菊池を抜きリーグトップに浮上した。「慎重になり過ぎてしまい球数(107球)が多く、六回で交代し、救援陣に申し訳ない。暑さもあり、正直少しバテた」。両リーグ唯一の防御率0点台で、エースの責任は果たした。
(サンスポ)





【鷲さん目線】


「聞き飽きた。この3年間で」/星野監督
 楽天守護神青山が今江にサヨナラ打を許した。「要求はボール球だった。勝負を急いでしまった。申し訳ないです」と話した右腕に、星野仙一監督は「そんなものは聞き飽きた。この3年間で。言い訳にならん」。
 3点差を追いつき、粘り腰で9回に嶋の適時打で勝ち越しただけに、痛い敗戦だった。今季初のサヨナラ負けで連勝は6で止まった。星野監督は「粘ったけど、四球が多い。打たれるのはいいけど、つまらん四球はいかん」と四球絡みの失点に顔をしかめ、ため息をついて引き揚げた。
(日刊)


7連勝目前…サヨナラ負けの闘将・星野監督 選手かばう
 楽天は今季初のサヨナラ負けで連勝が6で止まった。
 9回2死一、二塁から嶋の中前適時打で勝ち越し。11年8月27日以来の球団タイ記録となる7連勝は目前だったが、守護神・青山が2死満塁から今江にサヨナラ適時二塁打を許した。雨で試合が中止となった前日に散髪してリフレッシュした星野監督は「青山は今までこういう失敗はなかったからいい」とサバサバした表情。一度は3点差を逆転した打線についても「いい粘りしとった」とかばっていた。
(スポニチ)


仙さん青山の四球に怒「打たれるなら」
 3点差をひっくり返し、守護神・青山を投入したが、楽天は逆転サヨナラ負け。連勝が6で止まった星野監督は「(打線は)良い粘りをしとったな。でも、相手も粘った」と4時間28分の激闘に疲労感をにじませた。
 青山については「打たれるならいいけど、つまらん四球はいかん。青山は今までそういう失敗がなかったんだけどな」と言葉を絞り出した。
(デイリー)




【楽天】藤田、2安打2打点!14日から古巣・DeNAと初対戦
 手中にあった球団タイ記録の7連勝を逃した。抑えの青山が今江に打たれサヨナラ負け。だが試合後、楽天・星野監督の第一声は「いい粘りしとった」だった。ロッテの守護神・益田を2試合続けて攻略。チーム力は確実に上向いている。
 その象徴的存在が2番・藤田だ。9日の日本ハム戦、10日のロッテ戦と2戦連続V打を放ったヒーローは、3点を追う7回無死満塁で反撃の中犠飛。8回も2死一、三塁で中前へ同点適時打を放ち、2安打2打点。「今は集中できている。負け方が残念だったけど、あきらめないムードが出ていると思う」と語った。
14日からは交流戦で古巣・DeNAと初めて対戦。昨年6月の移籍後、楽天で二塁の定位置を確保した。「DeNAとの対戦は、楽しみの方が大きい。慣れた場所で活躍したいです」。横浜スタジアムのファンに、成長した姿を見せる。
(報知)





【気になる記事】


燕虎遺恨…田中雅、マートン爆弾タックルで骨折
 遺恨勃発-。田中雅が骨折する事態に、怒りは収まらない。試合後、小川監督は語気を強めた。
 「外国人にしてみれば捕手は防具をつけているというだろうが、関係ない。完全なラフプレー」
 四回一死一、三塁、藤井彰の中飛に三走マートンがタッチアップした。遊撃を中継した送球はアウトのタイミング。落球を狙ったマートンが、捕手の田中雅に覆いかぶさるようタックルした。
 吹き飛ばされた田中雅がボールを離さず、アウトとなったが、指揮官、中西バッテリーコーチがベンチを飛び出し、一触即発の事態に。六回一死のマートンの初球には、八木が背中の後方に投げる“報復”を行い、両軍に不穏な空気が流れた。
 田中雅は五回の守備から交代し、松山市内の病院で検査を受けた結果、左鎖骨の骨折と判明した。4月6日DeNA戦(神宮)では、相川がブランコとのクロスプレーで左肩を亜脱臼。選手生命を脅かす危険なプレーが続いている。
 意地をみせたかったが、4連敗で借金6。新純生専務取締役は「明日(13日)のセ・リーグの理事会で対応を取る」と話し、問題提起する考えを明かした。(長崎右)
(サンスポ)


【ヤクルト】田中雅、左鎖骨骨折 マートンと本塁で交錯
 ヤクルトの田中雅彦捕手(31)が12日の阪神戦(松山)の4回にマートンとの本塁交錯プレーで左鎖骨を骨折した。1点リードの4回1死一、三塁で、藤井彰の中飛でタッチアップした三塁走者・マートンから突き飛ばされ、その場にしばらく突っ伏したままになった。田中雅は5回の守備から交代し、松山市内の病院に直行。エックス線検査の結果「左鎖骨の骨折」と判明した。
 負傷直後に抗議のためベンチを飛び出した小川監督は「とんでもない。完全なラフプレー」。タイミングは完全にアウトだっため、危険なプレーに怒りが収まらない様子。観戦していた新(あたらし)球団専務も「(13日に)セ・リーグの理事会があるので、何らかの対応を取る。あれは明らかに…、どういうことなんだ」と語気を荒らげた。
(報知)

ぎゃ~~!!!!まっちぃぃぃ~~
マートンっっ《゜Д゜》ゴラァァァァァァァァァァァァア!!
交流戦にまっちの頑張ってる姿が見られるのを楽しみにしてたのに。。。
ゥェ―――。゜(PД`q)゜゜。―――ン!!!
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