拾い読み★2013-008

ロッテ田村が入寮“脱・藤浪”を宣言
　ロッテのドラフト３位、光星学院の田村龍弘捕手（１８）が“脱・藤浪”を宣言した。８日、さいたま市内の選手寮に入寮した。甲子園でしのぎを削った阪神ドラフト１位の大阪桐蔭・藤浪晋太郎投手（１８）をライバル視する発言を繰り返してきたが、年が明けて心境が変化。「高校ではライバルだったけど、プロでは藤浪がトップじゃない。あまり意識せずにやっていきたい」と強調した。
　目標を高く設定することで、成長の糧にしてきた。プロ入りして「藤浪よりもっと（実力が）上の選手がたくさんいる。そういう人たちの背中をついていきたい」と話し、広島前田健、楽天田中、巨人内海らの名前を挙げた。一線級のボールを打ち返すべく、日本ハム二岡モデルのグリップ、巨人村田モデルのヘッドの特徴を組み合わせたニューバットで、年末年始も無休で振り込んできた。
　プロ１年生として、冷静に自分の足元を見つめる。「まだ１軍レベルじゃない。体力は自信がないけど、技術面でアピールしたい」と抱負を語った。藤浪とはメール交換する間柄だが「新しいアドレスを教えてくれと言われたけど、無視してました」と“藤浪断ち”していたことも明かした。甲子園のライバル関係は一時封印。センスあふれる打撃で、チーム内競争に全力を注ぐ覚悟だ。【柴田猛夫】

　◆藤浪対田村メモ　大阪桐蔭と光星学院は昨年３度対戦している。春、夏の甲子園決勝と国体で対戦し、３度とも大阪桐蔭が勝った。甲子園決勝の藤浪は春、夏ともに完投、国体は８回からリリーフで登板。２人の対戦成績は、春が遊併、中２、中安、三ゴ、中安の５打数３安打、夏は三振、三振、左飛、中安の４打数１安打。国体では田村が９回に右翼フェンス直撃の二塁打を放ち、通算は１０打数５安打の打率５割。
（日刊）

ロッテドラ４の田村　藤浪“目じゃない”「もっと上の選手を」
　さいたま市内の寮に入寮したロッテ・ドラフト４位の田村（光星学院）が、阪神・藤浪に「脱ライバル宣言」だ。ドラフト直後は対抗心をむき出しにしていたが「プロではあいつがトップじゃない。藤浪を目標に定めたら、もっと上の選手を超えられなくなる」とキッパリ。
　長さとヘッドは村田（巨人）、グリップは二岡（日本ハム）モデルをミックスしたバットを５本持参し「広島の前田投手や楽天の田中投手、巨人の内海投手といった選手から打てる選手になる」と大きな野望を口にしていた。
（スポニチ）

ロッテＤ３・田村、やっと大谷から返信
　ロッテのＤ３位・田村（青森・光星学院高）が８日、入寮。１２月の入団会見で「ずっと無視されている」と暴露したメル友、日本ハムのＤ１位・大谷から返信があったことを明かし「『あんなこと言うなよ。忙しくて返せなかった』って。記事になって（返事が）来ました」と笑わせた。年末年始も走り込むなど気合十分。「体調管理をしっかりやって、１日も早く（ロッテの）一員になれるよう頑張りたい」と意気込んだ。　（さいたま市）
（サンスポ）

ロッテドラ３田村、藤浪＆北條意識しない
　ロッテのドラフト３位・田村（光星学院）が８日入寮。プロ入り後は、これまでライバル視していた阪神のドラフト１位・藤浪、同２位・北條を意識しないことを決めた。「（藤浪らを）目標にしてはいけない。プロではもっと上の方がいる。そういう選手の背中についていけるようになりたい」と話していた。
（デイリー）

ロッテ３位田村　大トリで入寮
　ロッテのドラフト３位・田村龍弘捕手（光星学院）が８日、さいたま市のマリーンズ寮に入寮した。
　７日にドラフト１位・松永（大阪ガス）ら３選手が入寮を済ませており、新人４選手の中で最後の入寮。「年下なのに一番、遅れてきていいのかなというか。昨日（７日）の夜、先輩が先に入寮したのを知らされて落ち込んでました」。チーム唯一の高卒ルーキーは申し訳なさそうだった。
　10日からは新人合同自主トレがスタート。プロでの練習に備え準備も万全。大阪の実家では、光星学院でチームメートだった阪神のドラフト２位・北條らとトレーニングに励んできた。年末年始も走り込むなど無休で練習に取り組んできたとあって「一日でも早くロッテマリーンズの一員になれるように、ケガをしないように頑張っていきたい」とプロとしての自覚を見せた。
（デイリー）

【ロッテ】ドラ３田村「やってしまった」
　ロッテのドラフト３位・光星学院・田村龍弘捕手（１８）が８日、さいたま市内の選手寮に入寮した。
　同期入団の３選手が前日７日に入寮を済ませており、１日遅れたことに「昨日それを知って『やってしまった』と１人で落ち込んでました。年下で、一番早くこないといけないのに」と律義な一面を見せた。「先輩方３人に謝るメールを送ったんですが、１人しか返信がない…」と恐縮しきりだった。
（日刊）