【ロッテ4―2オリックス (9月28日 QVCマリン) 】
「試合を支配するのは捕手」/伊東監督
ロッテ伊東勤監督(引退する里崎について)。
「僕も捕手出身で、試合を支配するのは捕手だと思っている。これだけの功績ある捕手がチームを去るのは痛いけど、彼に続く捕手をつくるのが僕の仕事だと思っている」。
ロッテ里崎「1番DH」2三振で「卒業」
今季限りで引退するロッテ里崎智也捕手(38)は「16年間、やりきった。最後まで里崎らしく終われたんじゃないかと思う」と笑顔で締めくくった。SMAPの「ありがとう」をファンとともに熱唱。「最高のステージだった。みんなもやればいい」と勧めた。歌って終わる。過去にない引退試合になった。
「ロッテの選手は、ただ野球をやっているだけでは有名になれない」。それに気が付いてから、野球以外のファンサービスにも取り組んできた。だから愛された。野外ステージには約5500人が駆けつけ、球場内では約1万2000人が残って里崎のライブを見届けた。
この日は、プロ初の1番で先発出場も2三振に終わった。引退セレモニーでは「今日、プロ野球選手を卒業します」とアイドルのように宣言した。歌って踊るプロ野球選手。その個性的な野球人生に幕を下ろした。
里崎、引退試合後ライブ「気持ちよかった」
ロッテ里崎智也捕手(38)が最後に伝説を残した。試合後、球場外につくられたステージで熱唱。約5500人のファンを集めてライブを行った。
「2005年の時よりも人が多かった。気持ちよかった。最後に伝説のステージができたね」と喜んだ。球場内でも大型ビジョンでその模様が流され、約1万2000人が残って見ていた。お祭り好きな里崎らしい引退の花道になった。
ロッテ里崎1番で先発「今日も絶対泣く」
ロッテ里崎智也捕手(38)が1番DHで先発出場した。本塁打を打てば全打順本塁打の記録を達成できるところだったが、2打席連続三振に終わり、ベンチに退いた。
引退会見の時に号泣した里崎は「今日も絶対泣く。だからタオルを持ってきた」と笑わせた。球場には元監督のバレンタイン氏や宮本慎也氏(日刊スポーツ評論家)、登場曲を使っている歌手のBOAなどから花が届き、飾られていた。
ロッテ里崎引退試合、観衆3万人超え
ロッテ里崎智也捕手(38)の引退試合に3万76人の観衆が入ったと発表された。
これは2014年3月の段階でのQVCマリンの収容人員いっぱいの数字。文字通り満席だった。ロッテの観衆が3万人を超えたのは、2012年6月12日の阪神戦以来。今季最多の観客動員数となった。
(以上 日刊)
里崎 史上初引退リサイタル「こんな選手いないでしょ」
まさに「里崎劇場」だ。引退セレモニーを終えたロッテ・里崎はQVCマリン正面のステージに移動すると、マイクを手に取って歌い始めた。
「終電までに終わりますから。一緒に歌いましょう!」。1曲目は球団公式ソング「ウィー ラブ マリーンズ」。ステージを縦横無尽に走り回った。2曲目の「千葉こころつなげよう」を歌い終えると、ステージに集まった5500人からのアンコール。最後はSMAPの「ありがとう」を熱唱し、「引退リサイタル」を締めくくった。
「最高だね。こんな形で引退する選手いないでしょ。最後に伝説をつくってやりましたよ」。9年ぶりのステージだった。05年4月9日日本ハム戦の試合後に、球場正面ステージで歌を披露したファンサービスは、今でもロッテファンの語りぐさになっている。12日の引退会見でも「最後も自分らしく好き勝手やりたい」と宣言。有言実行のサプライズ演出には、ファンへの感謝の気持ちと、後輩たちへのメッセージが込められていた。
「野球選手は野球だけをやっていればいいわけじゃない。できる限りのファンサービスで野球以外の部分でも楽しんでもらわないといけない」。引退試合には今季最多の3万76人の観衆が駆けつけ、満員となった。「こんな大声援の中で野球ができて、本当に幸せでした」。1番・DH。プロ16年目、通算1089試合目で初の打順で出場し、2打席連続で三振に終わった。打席では目に涙を浮かべ、持ち前のフルスイングを披露した。
引退セレモニーでは「きょう、プロ野球選手を卒業します」と涙のあいさつ。胴上げで5度宙に舞った。05、10年の日本一パレードのように、紙吹雪が舞う中で球場を一周。「定位置」で深々と頭を下げ、ホームベースにかぶった土を手で払って、別れを告げた。
いっぱい泣いた。いっぱい歌った。98年にプロ野球ワースト記録の18連敗を喫した翌年に入団。2度の日本一に導いた正捕手は完全燃焼した。
◆里崎 智也(さとざき・ともや)1976年(昭51)5月20日、徳島県生まれの38歳。鳴門工から帝京大に進み、2年秋のリーグ戦で4試合連続本塁打。98年に逆指名となるドラフト2位でロッテ入団し、05、10年の日本一に貢献した。06、07年にベストナインとゴールデングラブ賞を受賞。06年の第1回WBCでは正捕手としてベストナインを獲得し、初優勝に導く。08年北京五輪に出場。1メートル75、94キロ。右投げ右打ち。
▼ロッテ・福浦 寂しくなってしまいますね。あれだけしゃべるやつがいなくなるんだから。ずっと一緒にやってきた仲間で、本当に数え切れない思い出がある。
▼ロッテ・サブロー 里崎とは戦友。あいつが捕手として固定されてからチームが強くなった。同級生ということもあって刺激は受けていた。寂しいけど、自分はあいつの分もできるだけ長くやりたい。
ロッテ 里崎 引退あいさつで投手陣に謝罪「もっと良い成績残せたのに」
引退試合を白星で飾ったロッテの里崎は、最後の引退あいさつでも捕手らしい責任感の強さがにじみ出た。
選手へのあいさつとして、まず最初に口をついたのは投手陣への謝罪だった。「成瀬を始め投手陣の皆さん、そして放送席にいる薮田さん(安彦氏)を始めOBの投手陣の皆様、本当だったらもっと良い成績を残せたと思います。しかし僕の力が足りず本当にすみませんでした」。自分がもっとうまくリードしていればもっと抑えられた、そんな自負心から飛び出た言葉だった。
「怒ってばっかりいていい先輩ではなかったかもしれないですけど、みんなの球を1球ずつ受けて勝ちをつけてあげることができて本当に幸せでした」とも振り返り涙。「みんなの力は今年の成績みたいな能力じゃないと思う、もっと頑張れたはずだ」と叱咤すると、スタンドからは「本当だよ!」とヤジが飛んだ。
成瀬に「もう俺はいなくなるけど、お前がチームを引っ張って、キャッチャーを引っ張って、もっと盛り立ててやってくれ」と後を託すと、左腕エースは目を潤ませながらうなずいた。
今季チームはここまで5位に沈んでいるが、「来年2015年は21世紀に入って千葉ロッテマリーンズが最も輝く5年に1度のゴールデンイヤーの周期が来ます」。05年、10年ともに日本一に輝いているだけに、15年は5年周期で日本一になる年だと確信しての一言。「これからの時代を担う選手たちが必ず来年日本一になってくれると僕は信じています」と後輩へ希望を託した。
里崎 引退試合は2打席連続三振 捕手初の全打順本塁打達成ならず
今季限りで現役引退を表明したロッテ・里崎が、引退試合となる28日のオリックス戦(QVCマリン)に「1番・DH」で出場。ロッテファンの大きな声援で送り出された。
プロ16年間で途中出場を含む1088試合に出場しているが、1番だけは経験がなかった。本塁打を放てばプロ野球史上10人目、捕手では初となる全打順本塁打の記録となるところだったが、第1打席は見逃し三振、第2打席は空振り三振に終わった。
第2打席で空振り三振に倒れベンチに戻ると、ナインやコーチが次々に握手で出迎え16年間の現役生活をねぎらった。この日の出場は2打席と決めており、4回の第3打席はデスパイネが代打で送られた。
5回終了時にはファンの「ありがとう里崎」の掛け声とともに花火が打ち上げられ、里崎はベンチから笑顔で見つめた。
(以上 スポ二チ)
「自分は幸せ」ロッテ・里崎、涙の引退試合「1番」で2三振
ロッテ・里崎智也捕手(38)が28日、オリックス最終戦(QVCマリン)に「1番・DH」で先発出場。2打席とも三振で16年間の現役生活にピリオドを打った。
QVCマリンの観衆は満員札止めの観衆3万76人。伊東監督は「花道を飾らせたい」と1番で起用した。そこには史上10人目、捕手では初となる「全打順本塁打」の記録を達成させたい思いも込められた。
「8歳の秋(小学3年)から野球を始めてちょうど30年。打順は『1番』でした。最後もまた『1番』で終わるというのも何かの因縁。多くのファンの前で野球人生を終えることができる自分は幸せだと思います」
試合後、涙の引退セレモニーではチームメートの胴上げで5度宙に舞い、さらには屋外の特設ステージでSMAPのヒット曲「ありがとう」など3曲を熱唱。里崎は最後まで『幕張のレジェンド』を貫いた。 (西村浩一)
ロッテ・里崎「今日、プロ野球選手を卒業します」
ロッテ・里崎智也捕手(38)が、オリックス最終戦に「1番・DH(指名打者)」で先発出場。2打席2三振で16年間の現役生活にピリオドを打った。
里崎は引退あいさつで「1999年に千葉ロッテマリーンズに入団し、今日、2014年9月28日にプロ野球選手を卒業します。皆さんの支えのおかげで、この千葉ロッテマリーンズのユニホームを16年着ることができ、本当に幸せでした。ありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。
「1999年に18連敗した翌年に、僕は千葉ロッテマリーンズに入団し、最初は自分のことで無我夢中で、しっかり頑張ってきました。マリーンズの選手としてこのマリンで、大声援の中プレーすることを願いに込めて、浦和で練習し、その願いが叶った時は今までの野球人生で一番幸せを感じることが出来ました。そして今日、こんな大声援の中で野球ができ本当に幸せでした。この16年の間に2度の日本一、そして世界一、オリンピックにも出場させていただき、皆さんの期待に応えられたでしょうか?ファンの皆さんの夢や希望になれるように、今日まで必死に頑張ってきましたが、もう今日で皆さんとは野球選手としてはお別れです。本当にありがとうございました」と野球人生を振り返った。
さらに 個人的な話として「成瀬を始め、千葉ロッテマリーンズの現投手陣の皆様、放送席にいる藪田さんを始め千葉ロッテマリーンズOBの投手陣の皆様、僕の力が至らず、本当だったらもっといい成績を残せたと思います。しかし、僕の力のなさで能力を引き上げてやる事が出来ず、本当にすいませんでした。先輩、後輩、関係なく怒ってばっかりで、いい先輩ではなかったかもしれないけど、俺はみんなと野球が出来て、みんなの球を1球ずつ受けて、勝ちをつけてやることが出来て、本当に幸せでした」と謝罪し涙を流すと、成瀬に「もう俺はいなくなるけど、チームを引っ張って、キャッチャーを引っ張って、ロッテをもり立ててやってくれ。今まで本当に楽しかったありがとう」とチームを託した。
ファンに向けて「このマリンスタジアムで胴上げをする、日本一になると言い続けて、実現することが出来なかったことは、本当に申し訳ありませんでした。しかし、来年2015年は21世紀に入って、千葉ロッテマリーンズがもっとも輝く5年に1度のゴールデンイヤーの周期が来ます。必ず、これからの時代を担う選手たちは、必ず来年、日本一になってくれると僕は信じています。来年は進歩を信じ、今年以上の声援、本当に宜しくお願いします」と話し、最後はチームメイトに胴上げをされた。
“幕張のレジェンド”ロッテ・里崎は2三振で現役生活に幕
ロッテ・里崎智也捕手(38)が、オリックス最終戦に「1番・DH(指名打者)」で先発出場。2打席2三振で16年間の現役生活にピリオドを打った。
「チームに多くの功績を残した男。花道を飾らせたい」という伊東監督は里崎を1番で起用。そこには史上10人目、捕手では初となる「全打順本塁打」の記録を達成させたい思いも込められた。
結果は、一回先頭の第1打席が見逃し三振、二回二死二塁では空振り三振と快音を響かせることはできなかったが、QVCマリンは今季MAXの拍手と歓声。『幕張のレジェンド』と呼ばれた男の最後の勇姿だった。
28日に合わせて球団が制作した引退記念ポスターには、こんなキャッチコピーが記されていた。
『強肩。強打。強気。ライブ。満塁打。下克上。日本一。アジア一。世界一。涙。笑顔。大天使。君がいたから、すべてが変わった』
名物選手がまた1人、球界に別れを告げた-。
ロッテ・里崎、引退しても「ビックリマンチョコは食べ続けます」
親会社の人気商品「ビックリマンチョコ」の終身名誉PR大使就任に任命されたロッテ・里崎智也捕手(38)が28日、オリックス最終戦(QVCマリンの試合前)に同大使の就任式に臨んだ。
自身の引退試合を前に、ロッテ本社の使者から賞状&特製シールを授与された同選手は「幸せなことです。引退してからも、ロッテのために微力ながら力になれるのはうれしい。引退するので少し痩せなきゃいけないと思ってましたが、やめました。(ビックリマン)チョコは食べ続けます」とPR大使らしいコメントで締めた。
ロッテ・伊東監督が引退の里崎に“閣外協力”を要請!
ロッテ・伊東勤監督(52)は里崎の『引退試合』となったオリックス最終戦後、「これが最後というわけではなく、球場に来て若手にアドバイスを送ってほしい。これまでの貴重な経験など、里崎には伝えてもらいたいものがたくさんある」と語り、来季以降の“閣外協力”を要請した。
プロ通算16年。日本一どころかWBCでは世界一も経験した。1000試合以上出場した捕手の中では、最も捕逸が少なかった“女房役”として、確かに里崎は生きた財産といえる。
「里崎とは2年間…いや、けががあったから実質1年半の付き合いで、(西武時代)敵として接する時間のほうがはるかに長かったですけどね。捕手として試合を支える姿が印象的だった。彼に続く捕手を育てるのが我々の仕事。そこに彼のアドバイスもほしい」
指揮官の熱い思いに里崎も「そう言っていただけるのは光栄なこと。微力ではありますが、自分の持っているものは精一杯、伝えていきたいです」と即、受諾した。
(以上 サンスポ)
【ロッテ】さらば里崎 特設ステージで3曲熱唱「伝説でしょ」
最後はアイドルばりの“卒業宣言”で、里崎は別れを告げた。「今日、プロ野球選手を卒業します。千葉ロッテマリーンズ、ありがとー!」。QVC収容人数ギリギリの3万76人が集った観客席へ絶叫。2度の日本一と、06年WBC優勝に貢献した名捕手は、ナインの胴上げで6回宙を舞った。
試合はプロ初の1番での出場。本塁打を打てば史上10人目の全打順本塁打だったが、2打席連続三振。5か月間は実戦打撃を行っておらず「球が速かった。マシン打撃だけで1軍に通用するのか実験だったけど、ダメでした」と苦笑いだった。
「最後まで好き勝手にやらせてもらう」と宣言した通り、試合後は特設ステージでライブを行い、約5500人の前でSMAPの「ありがとう」など3曲を熱唱。「伝説でしょ。これを超えられる人は出てこないでしょう!」と満面の笑みを見せた。(宮内 宏哉)
【ロッテ】里崎、涙の引退セレモニー「本当に幸せでした」
今季限りで現役を退くロッテの里崎が「1番・指名打者」で出場した。2打席で2三振に終わったが、打席に立つと大きな里崎コールで球場全体が沸いた。
試合後には引退セレモニーが行われ、活躍の数々が大型ビジョンに映し出された。成瀬、福浦らから花束を受け取り、感極まった表情を浮かべた。「こんな大声援の中で野球ができて本当に幸せでした」とスピーチした。
チケットは完売で、本拠地には3万76人の観衆が詰め掛け、最後の雄姿を見守った。里崎は「ファンの皆さまの夢と希望になれるよう必死で頑張ってきた。きょうで野球選手としてはお別れです。本当にありがとうございました」とあいさつした。
【ロッテ】里崎、引退しても痩せられない!ビックリマン終身名誉PR大使
今季限りで現役を引退するロッテの里崎智也捕手(38)が28日、人気菓子「ビックリマン」の終身名誉PR大使に就任した。
この日のオリックス戦(QVC)前に就任式が行われ「引退したら痩せようかと思っていったけど、それをやめてまだまだお菓子を食べようと思います」と宣言した。
引退セレモニーが行われるこの日は「1番・DH」で2打席出場する。1番で本塁打を打てば、史上10人目の全打順本塁打となるが「狙いますけど、そんなに甘くないですよ」と笑った。
(以上 報知)
引退ロッテ里崎「夢のような16年間」
「千葉ロッテマリーンズ、ありがとーう!!」。ロッテ・里崎は超満員のスタンドに深々と頭を下げると、ひざまずき、守り続けてきた本塁ベースを手でそっとぬぐった。
「1番・指名打者 里崎智也」‐。プロでは初めてだが、くしくも、8歳で野球を始めたころに座った打順だ。「1番に始まり、1番で終わる。これも何かの縁かな」。
5月に手術した左膝への負担から、捕手としての出場はかなわなかった。第1打席は見逃し三振。現役最後となった第2打席は二回2死二塁、吉田一のフォークの前に、バットが空を切った。それでも、里崎に悔いはなかった。「夢のような16年間でした」
試合後、日本一に輝いた05年に自らの発案で敢行した“ゲリラライブ”が一夜限りで復活。試合後、特設ステージで、3万人超のファンを前に球団応援歌、SMAP「ありがとう」など3曲を熱唱した。「これがオレにできる最後の仕事」。記憶に残る名捕手・里崎らしいラスト舞台だった。
(デイリー)
涌井 13度目の本拠地でようやく初白星「来年はマリンで全部勝つ」
ロッテの涌井がシーズン最終登板でようやく本拠地初勝利を挙げ、「すいません、本当にお待たせしました」とお立ち台で恐縮気味にあいさつした。
今季本拠地のQVCマリンにはここまで12試合に登板し、0勝6敗。千葉・松戸出身で、ロッテにFA移籍して1年目は大きく期待を裏切ったが、最後の最後でようやく6回2失点と好投し白星にこぎつけた。
「いつも応援してもらっていたので、ここで勝てないのが悔しかったですけど、きょう勝てて良かったです」とほっとした表情。「来年は千葉マリンで全部勝てるよう頑張ります」と逆襲を誓った。
(スポ二チ)
13度目正直!ロッテ・涌井、本拠地初勝利「特別な日でしたので」
涌井がやっと本拠地初勝利を挙げた。6回6安打2失点(自責1)。“13度目の正直”だった。「勝ててよかったです。特に里崎さんの引退試合という特別な日でしたので…」と安堵(あんど)。移籍1年目の今季は8勝12敗と期待を大きく裏切り、「来年はここで全部勝てるようにしたい」と雪辱を誓った。
ロッテ・涌井、本拠地13度目の先発で初勝利!里崎の花道飾る
ロッテ・涌井秀章投手(28)が、6回6安打2失点で本本拠地初勝利となる8勝目(12敗)を挙げ、この日が引退試合となった里崎の花道を飾った。
本拠地のQVCマリンでは、今季これまで12試合に先発し0勝6敗と1勝も出来ていなかった涌井だったが、13度目の登板でようやく白星を挙げることが出来た。四回、二死満塁から三塁・大嶺翔の失策で失点。六回一死三塁からは、原拓に右前適時打を打たれ4-2とされた。それでも六回を投げ切り、救援陣にマウンドを託した。
涌井は「すいません。本当にお待たせしました。いつもすごい応援してもらっていたのにどうしてもここ(QVCマリン)で勝てないのが本当に悔しくて。今日勝ててよかったです」と喜ぶと「里さん(里崎)の最後だったので、勝てて良かったです。来年はマリンで、全部勝てるように頑張ります」と来シーズンの飛躍を誓った。
(以上 サンスポ)
【ロッテ】涌井、“13度目の正直”で本拠初勝利
ロッテが逃げ切った。1回に鈴木、角中、根元の3連続長短打で2点を先制。3回は角中の8号2ランで加点した。涌井は6回6安打2失点で8勝目。移籍後の本拠地初勝利を挙げた。
オリックスは3連敗。先発の吉田一が振るわず、追い上げも届かなかった。
涌井がようやく移籍後本拠地初勝利を手にした。“13度目の正直”に「ここで勝てていないのは悔しかったので勝てて良かった」とほっとした様子で話した。
シーズン終盤に手応えを得た速球はこの日も球威があり、6回2失点。4回は大嶺翔の悪送球で1点を失うも、大崩れはしなかった。
(報知)
ロッテ涌井が本拠初勝利 オリ痛い3連敗
ロッテは1回、角中と根元の連続適時打で2点を先制した。3回にも角中の8号2ランで得点を加え、リードを広げた。
4点を追うオリックスは4回に敵失で1点を返し、6回1死三塁から原拓の右前適時打で2点差と詰め寄った。
ロッテが7回から継投で逃げ切り、涌井は本拠地初勝利。オリックスは3連敗で、優勝に向けて痛い星を落とした。
ロッテ川越コーチ、涌井「花道を作って」
ロッテ川越英隆投手コーチ(41)が本拠地初勝利を目指す涌井を鼓舞した。
3回までの涌井の投球を見て「涌井はまだマリンで勝っていないし、今日は里崎の引退試合っていう事もあるからね。なんとか勝てる様なピッチングをしてほしいし、花道を作ってあげられたらいいね。調子自体は悪くないよ」と話した。
(以上 日刊)
ロッテ角中、絶口調「4番の仕事弾です」
ロッテ角中勝也外野手(27)が、プロ初4番に燃えた。1回に先制適時打を放つと、3回には8号2ラン。
「4番の仕事弾です」と笑わせた。ベンチでは井上に「看板に当ててくる」と言ってから打席に向かい、看板こそ当たらなかったが予告本塁打だった。引退試合の里崎とはゴルフ仲間。「里さんとはオフに良くゴルフに行ったり、公私共にお世話になっていたので、その里さんの引退試合に花を添えるためにも良かったです」と喜んだ。
(日刊)
ロッテ・角中、8号2ランで「4番の仕事ができて良かった」
4番に座ったロッテの角中が2-0の三回に8号2ランを放った。1死二塁でマエストリの速球を捉え、鋭いライナー性の当たりで右翼席に運んだ。
一回に先制打を放ち「4番の仕事ができて良かった」と冗談交じりに話した実力者だが、2打席目でアーチをかけ「4番の仕事弾です。いいスイングができました」と手応えをにじませた。
(共同)
ロッテ根元が適時打「里崎さんに花道を」
1回、1点を先制した直後、ロッテ根元俊一内野手(31)が中前適時打を放った。
「里崎さんの引退試合ということで、何とか勝って花道を作りたいと選手みんな思っている。そのためにもいい追加点が取れてよかったです。里さんには試合の中で、ゲームの流れや、状況判断などいろいろ学ばせていただきました。一緒に出来なくなるのは寂しいですね。絶対に勝って送り出したいです」と意気込んだ。
(日刊)
【バファローズ目線】
「こっちは自力で相手は他力」/森脇監督
3連敗。オリックス森脇浩司監督のコメント。
「まあ、明日だね。全員で戦って、ベストを尽くしたが勝ちに届かなかったということ」。
もう1つも負けられない。
「なんとかそこ(10月2日のソフトバンクとの直接対決)まで持っていく最高の努力をしないと。追いかける方はトーナメント方式でいかないと。もともとサバイバルに挑んでいるんだ。こっちは自力で相手は他力。やりようによっては自力で(状況を)動かせる。悔いのないようにしっかりやりたい」。
オリックス3連敗もまだあるぞ自力V
ゴールが、見えそうで見えない。18年ぶりの優勝を目前に、オリックスが3連敗を喫した。先発吉田一将投手(25)が3回途中3失点。2番手マエストリが角中に1発を浴び、打線も涌井らロッテ投手陣から2点を取るのがやっと。この日は首位ソフトバンクも負けたが、今日29日からの楽天2連戦に連敗すると、優勝を逃す土俵際に追い詰められた。
「まあ、明日だね」。森脇浩司監督(54)がつぶやくように言った。「全員で戦って、ベストを尽くしたが勝ちに届かなかったということ」。この日も早めの継投で防戦。試合はつくったが打線が反撃しきれなかった。観戦に訪れた宮内オーナーは、最後まで試合を見届け「ご苦労さん」とだけ話し球場を後にした。
もう1つも負けられない。森脇監督は「なんとかそこ(10月2日のソフトバンクとの直接対決)まで持っていく最高の努力をしないと」と話した。29日は西が先発するが、当初は2日に回るとみられていたエース金子が、30日の楽天戦に先発する見込みとなった。指揮官は「追いかける方はトーナメント方式でいかないと。もともとサバイバルに挑んでいるんだ」と前を見据えた。
起用が増えている中継ぎ陣をはじめ、移動しての連戦で選手の疲れはピークだ。それでも「こっちは自力で相手は他力。やりようによっては自力で(状況を)動かせる。悔いのないようにしっかりやりたい」。勝ち続ければ道は開く。究極の我慢比べに勝ってみせる。【高垣誠】
オリ森脇監督3連敗「苦しいのは一緒」
オリックス森脇浩司監督(54)が、競り負けて3連敗となったロッテ戦を振り返った。
「まあ、明日だね。全員で戦った結果なので。(打順変更など)ベストを尽くしたが勝ちに届かなかった」
「(10月2日の直接対決に持って行きたい?)なんとかそこまで持っていくために最高の努力をしないと」
「(金子を中5日で30日の楽天戦に持ってくることもある?)誰が考えても違いはない。勝つのは難しいが、勝つためのプランは難しいものじゃない」
「追いかける方がトーナメント方式でいかないと。それも今日始まったわけじゃないけどね」
「(中継ぎ陣はじめ疲れもありそうだが)なんとかあと2試合を乗り切れば、(試合が)隔日になるから、もう1回力をため込めると思う。もともとサバイバルに挑んでいるので」
「(ソフトバンクも負けたが)苦しいのは一緒。こっちは自力で相手は他力で待つしかない。やりようによってはこっちは自力で(状況を)動かせるわけだし、もう1回気持ちを新たに悔いのないようにしっかりやりたい」
(以上 日刊)
オリ マジック再点灯失敗 継投策誤算で3連敗
見えていたゴールテープが視界から消えようとしている。だが、終わりではない。「森脇さ~ん、最後まであきらめないで」。球場を出た指揮官にファンの声援が届いた。それに呼応するようにオリックスの森脇監督は「向こうは他力だが、うちは自力で動かせる。気持ちを新たに悔いのないようにやる」と力強く断言した。
痛い1敗だった。2点のリードを許した3回、1死一塁で角中を迎えると、先発の吉田一を早々とあきらめた。だが、代わったマエストリが角中に2ランを浴びて暗転。「内角に投げるつもりが、シュート回転して真ん中に入ってしまった」。最善策と思われた継投を、失投が狂わせた。宮内義彦オーナーもお忍びで観戦した御前試合で、何とも痛恨だった。
それでも、あきらめるのはまだ早い。優勝の可能性はゼロではない。10月2日の直接対決で勝利した上で4勝すれば逆転だ。29、30日の楽天戦(コボスタ宮城)で連敗さえしなければ、福岡まで可能性がつながる。「そこまで持っていく最高の努力をしないといけない。(あすからの)2試合を乗り切れば(試合は)隔日になる。力をため込むことができる」と、救援陣のフル回転で好転させるつもりだ。
この日も4回以降は無失点。救援陣は大奮闘している。7回、打球が右すねに当たった岸田だが、「当たった直後は痛かったけど大丈夫」と、29日の連投も意欲を見せた。この日は出番のなかった中継ぎの柱である佐藤達も控えており、粘るさい配はまだまだ見せられる。
前日は札幌への移動便の遅延トラブルに巻き込まれ、延長10回サヨナラ負け。優勝マジックも消滅した。ロードの出だしは決して良くないが、「勝つためのプランを組むことはできる」と、指揮官は最後まで逆転を信じていた。
オリックス3連敗 首位ソフトバンクとともに足踏み続く
オリックスは先発の吉田一が3回途中3失点と誤算で、3連敗を喫しマジックを再点灯することはできなかった。
初回に2死走者なしから3連打を浴び2点の先制を許し、3回には角中の2ランを許し4点を追う展開に。4回、6回に1点ずつ返したが、反撃は2点止まりだった。オリックスは2位ながら25日にマジックを点灯させてから3連敗。5連敗中のソフトバンクとともに上位2チームが足踏みを続けている。
ロッテは初回、角中の左前適時打で先制。角中がすぐさま二盗を決め、根元の中前適時打で2点目のホームを踏んだ。3回には角中が1死一塁から右越え2ランを放つなど大活躍で、この日引退試合となった里崎に白星をプレゼントした。
(以上 スポ二チ)
オリ・金子、30日前倒し先発へ!3連敗も森脇監督前向き
下を向くつもりはない。オリックスはロッテに敗れ、またしてもソフトバンクと足並みをそろえてしまった。3連敗にも、森脇監督はどこまでも前向きだった。
「ベストは尽くしたけど、勝ちに届かなかった。(優勝へ)こっちは他力ではなく、自力。相手は待ちだからね。仙台が大事になってくる。(10月2日の直接対決へ)なんとかそこまで持っていく、最高の努力をしないといけない」
残りは5試合。鷹との決戦以外の楽天との4試合に2敗すれば、V逸してしまう。
直接対決も大事だが、楽天にも負けられない。そこで切り札となるのは、やはり金子だ。10月2日のソフトバンク戦との決戦に先発するとみられていたが、その前に負けてしまえば意味がない。中5日で30日の楽天戦(コボスタ宮城)に登板させることを決めた。ここで投げれば、10月6日の同戦にも中5日で登板することが可能になる。29日からの楽天2連戦に連勝すれば、ゲーム差なしで10月2日の首位ソフトバンクとの直接対決に臨める。最短Vは4日。最終盤の正念場に来て、絶対エースがフル回転でチームを救うわけだ。
指揮官は「勝つことは難しいが、勝つためのプランを立てることはそれほど難しくない。追いかける方はトーナメントのつもりでいくわけだからね」と力をこめた。
オリックスも9月は9勝14敗1分けと急降下。崖っぷちでも最後の力を振り絞り、18年ぶりの栄光をつかむ。 (大石豊佳)
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オリックスが29、30日の楽天戦に連敗すれば、ソフトバンク(試合なし)の優勝が決定する。オリックスの優勝マジックナンバー(M)の再点灯は、最短で直接対決となる10月2日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)。楽天戦で1勝1分け以上の場合、直接対決に勝てばM1、引き分けるとM2。楽天戦で2分け、1勝1敗、1敗1分けのいずれの場合も、直接対決で勝てばM2となる。最短優勝決定日は10月4日の楽天戦(コボスタ宮城)。
(サンスポ)
【オリックス】もう負けられない!崖っぷちで金子を前倒し投入へ
逆転優勝を狙う森脇オリックスが窮地に追い込まれた。ロッテ・里崎の引退試合に敗れ3連敗。もう負けられない。森脇監督は「(逆転Vに向け)最高の努力をしないといけない。誰が考えても違いはない」と当初は10月2日のソフトバンク戦(ヤフオクD)に登板予定だったエース・金子を中5日で30日の楽天戦(コボスタ)に先発させることを決めた。
新人右腕には荷が重かった。9月15日の日本ハム戦(札幌D)以来の先発・吉田一が2回1/3を3失点で早々と降板。重圧のかかるマウンドに「先発ピッチャーとしての役割を果たすことができず、チームに申し訳ない」と肩を落とした。
指揮官の継投策も不発に終わった。3回1死一塁から投入した2番手・マエストリがいきなり角中に右翼席へ2ランを浴び点差を広げられた。前日(27日)の日本ハム戦(札幌D)から2試合で計12人の投手をつぎ込んだが、勝利には結びつかなかった。
首位・ソフトバンクも敗れたため最短優勝は10月4日の楽天戦(コボスタ)。ライバルとの10月2日の直接対決(ヤフオクD)に敗れればVは消滅する。「こっちは自力で動かせる。向こう(ソフトバンク)は他力。もう一回気持ちを新たに全力を尽くす」と指揮官。一戦必勝態勢で、奇跡の逆転優勝をつかみ取る。(橋本 健吾)
【オリックス】痛恨3連敗…涌井にかわされ逆転V風前の灯に
オリックスが痛すぎる3連敗を喫し、文字通りのがけっぷちに追い込まれた。先発・吉田一が序盤につかまり、1回に2死から鈴木、角中、根元に3連打を浴びて2点を先制されると、3回には代わったマエストリが角中に8号2ラン本塁打を被弾し0―4。打線も4回、2死満塁からヘルマンの三ゴロ失で1点を返したものの、続く駿太は右飛。6回に1死三塁から原拓の右前適時打でさらに1点を返したものの、ロッテ先発・涌井をつかまえきれず、その後も益田―大谷―西野とつないだ継投にかわされた。
ソフトバンクも日本ハムに敗れたため、両チームの1ゲーム差は変わらず。オリックスは首の皮一枚でVの可能性は残したが、29日からの楽天戦に2連敗すれば、ソフトバンクは10月2日の直接対決を待たずに3年ぶりのリーグ優勝が決まる。オリックスとしては残り5試合、きわめて厳しい状況となった。
(以上 報知)
オリ崖っぷち3連敗…金子前倒し登板も
首位・ソフトバンクが停滞する中、逆転優勝を狙うオリックスも3連敗で崖っぷちに立たされた。
先発・吉田一が初回、3連打で2失点。三回は2番手・マエストリが角中に右越え2ランを打たれた。宮内義彦オーナーが観戦する中、中盤に2点を返したが、それ以降はホームが遠かった。
森脇監督は「全員で戦った結果。また明日やね」と重い口を開いた。29日からの楽天2連戦で連敗すれば、優勝の可能性は消滅。10月2日のソフトバンク戦に勝って優勝への望みをつなぐためにも、勝ち続けるしかない。
後がない状況に追い込まれ、エース・金子を30日の楽天戦に登板させる可能性が濃くなった。当初、金子の登板はソフトバンク戦とみられていたが、前倒しさせる方針だ。「(可能性を10月2日へつなぐため)最高の努力をしないといけない。勝つためのプランは、誰が考えても間違いない」と指揮官は示唆した。
「(ソフトバンクよりも残り試合が多いため)こっちは自力で動かせる状況。もう一度、悔いのないようにしっかりやっていきたい」と、あらゆる手を打つ。18年ぶりのリーグ制覇へ、ともしびを消すわけにはいかない。
(デイリー)
オリ吉田一3回途中3失点「申し訳ない」
オリックス吉田一将投手(25)が3回途中3失点でKOされた。
1回に2点を失い、3回に走者1人を残してマエストリと交代。マエストリが角中に2ランを浴びてさらに1点を失った。吉田一は「先発投手としての役割を果たせずチームに申し訳ないということしかありません」と、大事な一戦で結果を出せず、肩を落とした。
(日刊)
オリ・マエストリ、交代即被弾「言い訳にならない」
早めの継投が裏目に出た。先発のD1位・吉田一(JR東日本)が三回一死一塁とされると、森脇監督は投手交代を決断。だが救援したマエストリが角中に2ランを浴びた。「(疲労は)自分だけでなく、リリーフ全員に同じことがいえる。言い訳にはならない」とマエストリ。4日連続で5投手以上をつぎ込むも裏目。高山投手コーチは「トーナメントみたいなもの」と“短期決戦”を強調した。
(サンスポ)
「試合を支配するのは捕手」/伊東監督
ロッテ伊東勤監督(引退する里崎について)。
「僕も捕手出身で、試合を支配するのは捕手だと思っている。これだけの功績ある捕手がチームを去るのは痛いけど、彼に続く捕手をつくるのが僕の仕事だと思っている」。
ロッテ里崎「1番DH」2三振で「卒業」
今季限りで引退するロッテ里崎智也捕手(38)は「16年間、やりきった。最後まで里崎らしく終われたんじゃないかと思う」と笑顔で締めくくった。SMAPの「ありがとう」をファンとともに熱唱。「最高のステージだった。みんなもやればいい」と勧めた。歌って終わる。過去にない引退試合になった。
「ロッテの選手は、ただ野球をやっているだけでは有名になれない」。それに気が付いてから、野球以外のファンサービスにも取り組んできた。だから愛された。野外ステージには約5500人が駆けつけ、球場内では約1万2000人が残って里崎のライブを見届けた。
この日は、プロ初の1番で先発出場も2三振に終わった。引退セレモニーでは「今日、プロ野球選手を卒業します」とアイドルのように宣言した。歌って踊るプロ野球選手。その個性的な野球人生に幕を下ろした。
里崎、引退試合後ライブ「気持ちよかった」
ロッテ里崎智也捕手(38)が最後に伝説を残した。試合後、球場外につくられたステージで熱唱。約5500人のファンを集めてライブを行った。
「2005年の時よりも人が多かった。気持ちよかった。最後に伝説のステージができたね」と喜んだ。球場内でも大型ビジョンでその模様が流され、約1万2000人が残って見ていた。お祭り好きな里崎らしい引退の花道になった。
ロッテ里崎1番で先発「今日も絶対泣く」
ロッテ里崎智也捕手(38)が1番DHで先発出場した。本塁打を打てば全打順本塁打の記録を達成できるところだったが、2打席連続三振に終わり、ベンチに退いた。
引退会見の時に号泣した里崎は「今日も絶対泣く。だからタオルを持ってきた」と笑わせた。球場には元監督のバレンタイン氏や宮本慎也氏(日刊スポーツ評論家)、登場曲を使っている歌手のBOAなどから花が届き、飾られていた。
ロッテ里崎引退試合、観衆3万人超え
ロッテ里崎智也捕手(38)の引退試合に3万76人の観衆が入ったと発表された。
これは2014年3月の段階でのQVCマリンの収容人員いっぱいの数字。文字通り満席だった。ロッテの観衆が3万人を超えたのは、2012年6月12日の阪神戦以来。今季最多の観客動員数となった。
(以上 日刊)
里崎 史上初引退リサイタル「こんな選手いないでしょ」
まさに「里崎劇場」だ。引退セレモニーを終えたロッテ・里崎はQVCマリン正面のステージに移動すると、マイクを手に取って歌い始めた。
「終電までに終わりますから。一緒に歌いましょう!」。1曲目は球団公式ソング「ウィー ラブ マリーンズ」。ステージを縦横無尽に走り回った。2曲目の「千葉こころつなげよう」を歌い終えると、ステージに集まった5500人からのアンコール。最後はSMAPの「ありがとう」を熱唱し、「引退リサイタル」を締めくくった。
「最高だね。こんな形で引退する選手いないでしょ。最後に伝説をつくってやりましたよ」。9年ぶりのステージだった。05年4月9日日本ハム戦の試合後に、球場正面ステージで歌を披露したファンサービスは、今でもロッテファンの語りぐさになっている。12日の引退会見でも「最後も自分らしく好き勝手やりたい」と宣言。有言実行のサプライズ演出には、ファンへの感謝の気持ちと、後輩たちへのメッセージが込められていた。
「野球選手は野球だけをやっていればいいわけじゃない。できる限りのファンサービスで野球以外の部分でも楽しんでもらわないといけない」。引退試合には今季最多の3万76人の観衆が駆けつけ、満員となった。「こんな大声援の中で野球ができて、本当に幸せでした」。1番・DH。プロ16年目、通算1089試合目で初の打順で出場し、2打席連続で三振に終わった。打席では目に涙を浮かべ、持ち前のフルスイングを披露した。
引退セレモニーでは「きょう、プロ野球選手を卒業します」と涙のあいさつ。胴上げで5度宙に舞った。05、10年の日本一パレードのように、紙吹雪が舞う中で球場を一周。「定位置」で深々と頭を下げ、ホームベースにかぶった土を手で払って、別れを告げた。
いっぱい泣いた。いっぱい歌った。98年にプロ野球ワースト記録の18連敗を喫した翌年に入団。2度の日本一に導いた正捕手は完全燃焼した。
◆里崎 智也(さとざき・ともや)1976年(昭51)5月20日、徳島県生まれの38歳。鳴門工から帝京大に進み、2年秋のリーグ戦で4試合連続本塁打。98年に逆指名となるドラフト2位でロッテ入団し、05、10年の日本一に貢献した。06、07年にベストナインとゴールデングラブ賞を受賞。06年の第1回WBCでは正捕手としてベストナインを獲得し、初優勝に導く。08年北京五輪に出場。1メートル75、94キロ。右投げ右打ち。
▼ロッテ・福浦 寂しくなってしまいますね。あれだけしゃべるやつがいなくなるんだから。ずっと一緒にやってきた仲間で、本当に数え切れない思い出がある。
▼ロッテ・サブロー 里崎とは戦友。あいつが捕手として固定されてからチームが強くなった。同級生ということもあって刺激は受けていた。寂しいけど、自分はあいつの分もできるだけ長くやりたい。
ロッテ 里崎 引退あいさつで投手陣に謝罪「もっと良い成績残せたのに」
引退試合を白星で飾ったロッテの里崎は、最後の引退あいさつでも捕手らしい責任感の強さがにじみ出た。
選手へのあいさつとして、まず最初に口をついたのは投手陣への謝罪だった。「成瀬を始め投手陣の皆さん、そして放送席にいる薮田さん(安彦氏)を始めOBの投手陣の皆様、本当だったらもっと良い成績を残せたと思います。しかし僕の力が足りず本当にすみませんでした」。自分がもっとうまくリードしていればもっと抑えられた、そんな自負心から飛び出た言葉だった。
「怒ってばっかりいていい先輩ではなかったかもしれないですけど、みんなの球を1球ずつ受けて勝ちをつけてあげることができて本当に幸せでした」とも振り返り涙。「みんなの力は今年の成績みたいな能力じゃないと思う、もっと頑張れたはずだ」と叱咤すると、スタンドからは「本当だよ!」とヤジが飛んだ。
成瀬に「もう俺はいなくなるけど、お前がチームを引っ張って、キャッチャーを引っ張って、もっと盛り立ててやってくれ」と後を託すと、左腕エースは目を潤ませながらうなずいた。
今季チームはここまで5位に沈んでいるが、「来年2015年は21世紀に入って千葉ロッテマリーンズが最も輝く5年に1度のゴールデンイヤーの周期が来ます」。05年、10年ともに日本一に輝いているだけに、15年は5年周期で日本一になる年だと確信しての一言。「これからの時代を担う選手たちが必ず来年日本一になってくれると僕は信じています」と後輩へ希望を託した。
里崎 引退試合は2打席連続三振 捕手初の全打順本塁打達成ならず
今季限りで現役引退を表明したロッテ・里崎が、引退試合となる28日のオリックス戦(QVCマリン)に「1番・DH」で出場。ロッテファンの大きな声援で送り出された。
プロ16年間で途中出場を含む1088試合に出場しているが、1番だけは経験がなかった。本塁打を放てばプロ野球史上10人目、捕手では初となる全打順本塁打の記録となるところだったが、第1打席は見逃し三振、第2打席は空振り三振に終わった。
第2打席で空振り三振に倒れベンチに戻ると、ナインやコーチが次々に握手で出迎え16年間の現役生活をねぎらった。この日の出場は2打席と決めており、4回の第3打席はデスパイネが代打で送られた。
5回終了時にはファンの「ありがとう里崎」の掛け声とともに花火が打ち上げられ、里崎はベンチから笑顔で見つめた。
(以上 スポ二チ)
「自分は幸せ」ロッテ・里崎、涙の引退試合「1番」で2三振
ロッテ・里崎智也捕手(38)が28日、オリックス最終戦(QVCマリン)に「1番・DH」で先発出場。2打席とも三振で16年間の現役生活にピリオドを打った。
QVCマリンの観衆は満員札止めの観衆3万76人。伊東監督は「花道を飾らせたい」と1番で起用した。そこには史上10人目、捕手では初となる「全打順本塁打」の記録を達成させたい思いも込められた。
「8歳の秋(小学3年)から野球を始めてちょうど30年。打順は『1番』でした。最後もまた『1番』で終わるというのも何かの因縁。多くのファンの前で野球人生を終えることができる自分は幸せだと思います」
試合後、涙の引退セレモニーではチームメートの胴上げで5度宙に舞い、さらには屋外の特設ステージでSMAPのヒット曲「ありがとう」など3曲を熱唱。里崎は最後まで『幕張のレジェンド』を貫いた。 (西村浩一)
ロッテ・里崎「今日、プロ野球選手を卒業します」
ロッテ・里崎智也捕手(38)が、オリックス最終戦に「1番・DH(指名打者)」で先発出場。2打席2三振で16年間の現役生活にピリオドを打った。
里崎は引退あいさつで「1999年に千葉ロッテマリーンズに入団し、今日、2014年9月28日にプロ野球選手を卒業します。皆さんの支えのおかげで、この千葉ロッテマリーンズのユニホームを16年着ることができ、本当に幸せでした。ありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。
「1999年に18連敗した翌年に、僕は千葉ロッテマリーンズに入団し、最初は自分のことで無我夢中で、しっかり頑張ってきました。マリーンズの選手としてこのマリンで、大声援の中プレーすることを願いに込めて、浦和で練習し、その願いが叶った時は今までの野球人生で一番幸せを感じることが出来ました。そして今日、こんな大声援の中で野球ができ本当に幸せでした。この16年の間に2度の日本一、そして世界一、オリンピックにも出場させていただき、皆さんの期待に応えられたでしょうか?ファンの皆さんの夢や希望になれるように、今日まで必死に頑張ってきましたが、もう今日で皆さんとは野球選手としてはお別れです。本当にありがとうございました」と野球人生を振り返った。
さらに 個人的な話として「成瀬を始め、千葉ロッテマリーンズの現投手陣の皆様、放送席にいる藪田さんを始め千葉ロッテマリーンズOBの投手陣の皆様、僕の力が至らず、本当だったらもっといい成績を残せたと思います。しかし、僕の力のなさで能力を引き上げてやる事が出来ず、本当にすいませんでした。先輩、後輩、関係なく怒ってばっかりで、いい先輩ではなかったかもしれないけど、俺はみんなと野球が出来て、みんなの球を1球ずつ受けて、勝ちをつけてやることが出来て、本当に幸せでした」と謝罪し涙を流すと、成瀬に「もう俺はいなくなるけど、チームを引っ張って、キャッチャーを引っ張って、ロッテをもり立ててやってくれ。今まで本当に楽しかったありがとう」とチームを託した。
ファンに向けて「このマリンスタジアムで胴上げをする、日本一になると言い続けて、実現することが出来なかったことは、本当に申し訳ありませんでした。しかし、来年2015年は21世紀に入って、千葉ロッテマリーンズがもっとも輝く5年に1度のゴールデンイヤーの周期が来ます。必ず、これからの時代を担う選手たちは、必ず来年、日本一になってくれると僕は信じています。来年は進歩を信じ、今年以上の声援、本当に宜しくお願いします」と話し、最後はチームメイトに胴上げをされた。
“幕張のレジェンド”ロッテ・里崎は2三振で現役生活に幕
ロッテ・里崎智也捕手(38)が、オリックス最終戦に「1番・DH(指名打者)」で先発出場。2打席2三振で16年間の現役生活にピリオドを打った。
「チームに多くの功績を残した男。花道を飾らせたい」という伊東監督は里崎を1番で起用。そこには史上10人目、捕手では初となる「全打順本塁打」の記録を達成させたい思いも込められた。
結果は、一回先頭の第1打席が見逃し三振、二回二死二塁では空振り三振と快音を響かせることはできなかったが、QVCマリンは今季MAXの拍手と歓声。『幕張のレジェンド』と呼ばれた男の最後の勇姿だった。
28日に合わせて球団が制作した引退記念ポスターには、こんなキャッチコピーが記されていた。
『強肩。強打。強気。ライブ。満塁打。下克上。日本一。アジア一。世界一。涙。笑顔。大天使。君がいたから、すべてが変わった』
名物選手がまた1人、球界に別れを告げた-。
ロッテ・里崎、引退しても「ビックリマンチョコは食べ続けます」
親会社の人気商品「ビックリマンチョコ」の終身名誉PR大使就任に任命されたロッテ・里崎智也捕手(38)が28日、オリックス最終戦(QVCマリンの試合前)に同大使の就任式に臨んだ。
自身の引退試合を前に、ロッテ本社の使者から賞状&特製シールを授与された同選手は「幸せなことです。引退してからも、ロッテのために微力ながら力になれるのはうれしい。引退するので少し痩せなきゃいけないと思ってましたが、やめました。(ビックリマン)チョコは食べ続けます」とPR大使らしいコメントで締めた。
ロッテ・伊東監督が引退の里崎に“閣外協力”を要請!
ロッテ・伊東勤監督(52)は里崎の『引退試合』となったオリックス最終戦後、「これが最後というわけではなく、球場に来て若手にアドバイスを送ってほしい。これまでの貴重な経験など、里崎には伝えてもらいたいものがたくさんある」と語り、来季以降の“閣外協力”を要請した。
プロ通算16年。日本一どころかWBCでは世界一も経験した。1000試合以上出場した捕手の中では、最も捕逸が少なかった“女房役”として、確かに里崎は生きた財産といえる。
「里崎とは2年間…いや、けががあったから実質1年半の付き合いで、(西武時代)敵として接する時間のほうがはるかに長かったですけどね。捕手として試合を支える姿が印象的だった。彼に続く捕手を育てるのが我々の仕事。そこに彼のアドバイスもほしい」
指揮官の熱い思いに里崎も「そう言っていただけるのは光栄なこと。微力ではありますが、自分の持っているものは精一杯、伝えていきたいです」と即、受諾した。
(以上 サンスポ)
【ロッテ】さらば里崎 特設ステージで3曲熱唱「伝説でしょ」
最後はアイドルばりの“卒業宣言”で、里崎は別れを告げた。「今日、プロ野球選手を卒業します。千葉ロッテマリーンズ、ありがとー!」。QVC収容人数ギリギリの3万76人が集った観客席へ絶叫。2度の日本一と、06年WBC優勝に貢献した名捕手は、ナインの胴上げで6回宙を舞った。
試合はプロ初の1番での出場。本塁打を打てば史上10人目の全打順本塁打だったが、2打席連続三振。5か月間は実戦打撃を行っておらず「球が速かった。マシン打撃だけで1軍に通用するのか実験だったけど、ダメでした」と苦笑いだった。
「最後まで好き勝手にやらせてもらう」と宣言した通り、試合後は特設ステージでライブを行い、約5500人の前でSMAPの「ありがとう」など3曲を熱唱。「伝説でしょ。これを超えられる人は出てこないでしょう!」と満面の笑みを見せた。(宮内 宏哉)
【ロッテ】里崎、涙の引退セレモニー「本当に幸せでした」
今季限りで現役を退くロッテの里崎が「1番・指名打者」で出場した。2打席で2三振に終わったが、打席に立つと大きな里崎コールで球場全体が沸いた。
試合後には引退セレモニーが行われ、活躍の数々が大型ビジョンに映し出された。成瀬、福浦らから花束を受け取り、感極まった表情を浮かべた。「こんな大声援の中で野球ができて本当に幸せでした」とスピーチした。
チケットは完売で、本拠地には3万76人の観衆が詰め掛け、最後の雄姿を見守った。里崎は「ファンの皆さまの夢と希望になれるよう必死で頑張ってきた。きょうで野球選手としてはお別れです。本当にありがとうございました」とあいさつした。
【ロッテ】里崎、引退しても痩せられない!ビックリマン終身名誉PR大使
今季限りで現役を引退するロッテの里崎智也捕手(38)が28日、人気菓子「ビックリマン」の終身名誉PR大使に就任した。
この日のオリックス戦(QVC)前に就任式が行われ「引退したら痩せようかと思っていったけど、それをやめてまだまだお菓子を食べようと思います」と宣言した。
引退セレモニーが行われるこの日は「1番・DH」で2打席出場する。1番で本塁打を打てば、史上10人目の全打順本塁打となるが「狙いますけど、そんなに甘くないですよ」と笑った。
(以上 報知)
引退ロッテ里崎「夢のような16年間」
「千葉ロッテマリーンズ、ありがとーう!!」。ロッテ・里崎は超満員のスタンドに深々と頭を下げると、ひざまずき、守り続けてきた本塁ベースを手でそっとぬぐった。
「1番・指名打者 里崎智也」‐。プロでは初めてだが、くしくも、8歳で野球を始めたころに座った打順だ。「1番に始まり、1番で終わる。これも何かの縁かな」。
5月に手術した左膝への負担から、捕手としての出場はかなわなかった。第1打席は見逃し三振。現役最後となった第2打席は二回2死二塁、吉田一のフォークの前に、バットが空を切った。それでも、里崎に悔いはなかった。「夢のような16年間でした」
試合後、日本一に輝いた05年に自らの発案で敢行した“ゲリラライブ”が一夜限りで復活。試合後、特設ステージで、3万人超のファンを前に球団応援歌、SMAP「ありがとう」など3曲を熱唱した。「これがオレにできる最後の仕事」。記憶に残る名捕手・里崎らしいラスト舞台だった。
(デイリー)
涌井 13度目の本拠地でようやく初白星「来年はマリンで全部勝つ」
ロッテの涌井がシーズン最終登板でようやく本拠地初勝利を挙げ、「すいません、本当にお待たせしました」とお立ち台で恐縮気味にあいさつした。
今季本拠地のQVCマリンにはここまで12試合に登板し、0勝6敗。千葉・松戸出身で、ロッテにFA移籍して1年目は大きく期待を裏切ったが、最後の最後でようやく6回2失点と好投し白星にこぎつけた。
「いつも応援してもらっていたので、ここで勝てないのが悔しかったですけど、きょう勝てて良かったです」とほっとした表情。「来年は千葉マリンで全部勝てるよう頑張ります」と逆襲を誓った。
(スポ二チ)
13度目正直!ロッテ・涌井、本拠地初勝利「特別な日でしたので」
涌井がやっと本拠地初勝利を挙げた。6回6安打2失点(自責1)。“13度目の正直”だった。「勝ててよかったです。特に里崎さんの引退試合という特別な日でしたので…」と安堵(あんど)。移籍1年目の今季は8勝12敗と期待を大きく裏切り、「来年はここで全部勝てるようにしたい」と雪辱を誓った。
ロッテ・涌井、本拠地13度目の先発で初勝利!里崎の花道飾る
ロッテ・涌井秀章投手(28)が、6回6安打2失点で本本拠地初勝利となる8勝目(12敗)を挙げ、この日が引退試合となった里崎の花道を飾った。
本拠地のQVCマリンでは、今季これまで12試合に先発し0勝6敗と1勝も出来ていなかった涌井だったが、13度目の登板でようやく白星を挙げることが出来た。四回、二死満塁から三塁・大嶺翔の失策で失点。六回一死三塁からは、原拓に右前適時打を打たれ4-2とされた。それでも六回を投げ切り、救援陣にマウンドを託した。
涌井は「すいません。本当にお待たせしました。いつもすごい応援してもらっていたのにどうしてもここ(QVCマリン)で勝てないのが本当に悔しくて。今日勝ててよかったです」と喜ぶと「里さん(里崎)の最後だったので、勝てて良かったです。来年はマリンで、全部勝てるように頑張ります」と来シーズンの飛躍を誓った。
(以上 サンスポ)
【ロッテ】涌井、“13度目の正直”で本拠初勝利
ロッテが逃げ切った。1回に鈴木、角中、根元の3連続長短打で2点を先制。3回は角中の8号2ランで加点した。涌井は6回6安打2失点で8勝目。移籍後の本拠地初勝利を挙げた。
オリックスは3連敗。先発の吉田一が振るわず、追い上げも届かなかった。
涌井がようやく移籍後本拠地初勝利を手にした。“13度目の正直”に「ここで勝てていないのは悔しかったので勝てて良かった」とほっとした様子で話した。
シーズン終盤に手応えを得た速球はこの日も球威があり、6回2失点。4回は大嶺翔の悪送球で1点を失うも、大崩れはしなかった。
(報知)
ロッテ涌井が本拠初勝利 オリ痛い3連敗
ロッテは1回、角中と根元の連続適時打で2点を先制した。3回にも角中の8号2ランで得点を加え、リードを広げた。
4点を追うオリックスは4回に敵失で1点を返し、6回1死三塁から原拓の右前適時打で2点差と詰め寄った。
ロッテが7回から継投で逃げ切り、涌井は本拠地初勝利。オリックスは3連敗で、優勝に向けて痛い星を落とした。
ロッテ川越コーチ、涌井「花道を作って」
ロッテ川越英隆投手コーチ(41)が本拠地初勝利を目指す涌井を鼓舞した。
3回までの涌井の投球を見て「涌井はまだマリンで勝っていないし、今日は里崎の引退試合っていう事もあるからね。なんとか勝てる様なピッチングをしてほしいし、花道を作ってあげられたらいいね。調子自体は悪くないよ」と話した。
(以上 日刊)
ロッテ角中、絶口調「4番の仕事弾です」
ロッテ角中勝也外野手(27)が、プロ初4番に燃えた。1回に先制適時打を放つと、3回には8号2ラン。
「4番の仕事弾です」と笑わせた。ベンチでは井上に「看板に当ててくる」と言ってから打席に向かい、看板こそ当たらなかったが予告本塁打だった。引退試合の里崎とはゴルフ仲間。「里さんとはオフに良くゴルフに行ったり、公私共にお世話になっていたので、その里さんの引退試合に花を添えるためにも良かったです」と喜んだ。
(日刊)
ロッテ・角中、8号2ランで「4番の仕事ができて良かった」
4番に座ったロッテの角中が2-0の三回に8号2ランを放った。1死二塁でマエストリの速球を捉え、鋭いライナー性の当たりで右翼席に運んだ。
一回に先制打を放ち「4番の仕事ができて良かった」と冗談交じりに話した実力者だが、2打席目でアーチをかけ「4番の仕事弾です。いいスイングができました」と手応えをにじませた。
(共同)
ロッテ根元が適時打「里崎さんに花道を」
1回、1点を先制した直後、ロッテ根元俊一内野手(31)が中前適時打を放った。
「里崎さんの引退試合ということで、何とか勝って花道を作りたいと選手みんな思っている。そのためにもいい追加点が取れてよかったです。里さんには試合の中で、ゲームの流れや、状況判断などいろいろ学ばせていただきました。一緒に出来なくなるのは寂しいですね。絶対に勝って送り出したいです」と意気込んだ。
(日刊)
【バファローズ目線】
「こっちは自力で相手は他力」/森脇監督
3連敗。オリックス森脇浩司監督のコメント。
「まあ、明日だね。全員で戦って、ベストを尽くしたが勝ちに届かなかったということ」。
もう1つも負けられない。
「なんとかそこ(10月2日のソフトバンクとの直接対決)まで持っていく最高の努力をしないと。追いかける方はトーナメント方式でいかないと。もともとサバイバルに挑んでいるんだ。こっちは自力で相手は他力。やりようによっては自力で(状況を)動かせる。悔いのないようにしっかりやりたい」。
オリックス3連敗もまだあるぞ自力V
ゴールが、見えそうで見えない。18年ぶりの優勝を目前に、オリックスが3連敗を喫した。先発吉田一将投手(25)が3回途中3失点。2番手マエストリが角中に1発を浴び、打線も涌井らロッテ投手陣から2点を取るのがやっと。この日は首位ソフトバンクも負けたが、今日29日からの楽天2連戦に連敗すると、優勝を逃す土俵際に追い詰められた。
「まあ、明日だね」。森脇浩司監督(54)がつぶやくように言った。「全員で戦って、ベストを尽くしたが勝ちに届かなかったということ」。この日も早めの継投で防戦。試合はつくったが打線が反撃しきれなかった。観戦に訪れた宮内オーナーは、最後まで試合を見届け「ご苦労さん」とだけ話し球場を後にした。
もう1つも負けられない。森脇監督は「なんとかそこ(10月2日のソフトバンクとの直接対決)まで持っていく最高の努力をしないと」と話した。29日は西が先発するが、当初は2日に回るとみられていたエース金子が、30日の楽天戦に先発する見込みとなった。指揮官は「追いかける方はトーナメント方式でいかないと。もともとサバイバルに挑んでいるんだ」と前を見据えた。
起用が増えている中継ぎ陣をはじめ、移動しての連戦で選手の疲れはピークだ。それでも「こっちは自力で相手は他力。やりようによっては自力で(状況を)動かせる。悔いのないようにしっかりやりたい」。勝ち続ければ道は開く。究極の我慢比べに勝ってみせる。【高垣誠】
オリ森脇監督3連敗「苦しいのは一緒」
オリックス森脇浩司監督(54)が、競り負けて3連敗となったロッテ戦を振り返った。
「まあ、明日だね。全員で戦った結果なので。(打順変更など)ベストを尽くしたが勝ちに届かなかった」
「(10月2日の直接対決に持って行きたい?)なんとかそこまで持っていくために最高の努力をしないと」
「(金子を中5日で30日の楽天戦に持ってくることもある?)誰が考えても違いはない。勝つのは難しいが、勝つためのプランは難しいものじゃない」
「追いかける方がトーナメント方式でいかないと。それも今日始まったわけじゃないけどね」
「(中継ぎ陣はじめ疲れもありそうだが)なんとかあと2試合を乗り切れば、(試合が)隔日になるから、もう1回力をため込めると思う。もともとサバイバルに挑んでいるので」
「(ソフトバンクも負けたが)苦しいのは一緒。こっちは自力で相手は他力で待つしかない。やりようによってはこっちは自力で(状況を)動かせるわけだし、もう1回気持ちを新たに悔いのないようにしっかりやりたい」
(以上 日刊)
オリ マジック再点灯失敗 継投策誤算で3連敗
見えていたゴールテープが視界から消えようとしている。だが、終わりではない。「森脇さ~ん、最後まであきらめないで」。球場を出た指揮官にファンの声援が届いた。それに呼応するようにオリックスの森脇監督は「向こうは他力だが、うちは自力で動かせる。気持ちを新たに悔いのないようにやる」と力強く断言した。
痛い1敗だった。2点のリードを許した3回、1死一塁で角中を迎えると、先発の吉田一を早々とあきらめた。だが、代わったマエストリが角中に2ランを浴びて暗転。「内角に投げるつもりが、シュート回転して真ん中に入ってしまった」。最善策と思われた継投を、失投が狂わせた。宮内義彦オーナーもお忍びで観戦した御前試合で、何とも痛恨だった。
それでも、あきらめるのはまだ早い。優勝の可能性はゼロではない。10月2日の直接対決で勝利した上で4勝すれば逆転だ。29、30日の楽天戦(コボスタ宮城)で連敗さえしなければ、福岡まで可能性がつながる。「そこまで持っていく最高の努力をしないといけない。(あすからの)2試合を乗り切れば(試合は)隔日になる。力をため込むことができる」と、救援陣のフル回転で好転させるつもりだ。
この日も4回以降は無失点。救援陣は大奮闘している。7回、打球が右すねに当たった岸田だが、「当たった直後は痛かったけど大丈夫」と、29日の連投も意欲を見せた。この日は出番のなかった中継ぎの柱である佐藤達も控えており、粘るさい配はまだまだ見せられる。
前日は札幌への移動便の遅延トラブルに巻き込まれ、延長10回サヨナラ負け。優勝マジックも消滅した。ロードの出だしは決して良くないが、「勝つためのプランを組むことはできる」と、指揮官は最後まで逆転を信じていた。
オリックス3連敗 首位ソフトバンクとともに足踏み続く
オリックスは先発の吉田一が3回途中3失点と誤算で、3連敗を喫しマジックを再点灯することはできなかった。
初回に2死走者なしから3連打を浴び2点の先制を許し、3回には角中の2ランを許し4点を追う展開に。4回、6回に1点ずつ返したが、反撃は2点止まりだった。オリックスは2位ながら25日にマジックを点灯させてから3連敗。5連敗中のソフトバンクとともに上位2チームが足踏みを続けている。
ロッテは初回、角中の左前適時打で先制。角中がすぐさま二盗を決め、根元の中前適時打で2点目のホームを踏んだ。3回には角中が1死一塁から右越え2ランを放つなど大活躍で、この日引退試合となった里崎に白星をプレゼントした。
(以上 スポ二チ)
オリ・金子、30日前倒し先発へ!3連敗も森脇監督前向き
下を向くつもりはない。オリックスはロッテに敗れ、またしてもソフトバンクと足並みをそろえてしまった。3連敗にも、森脇監督はどこまでも前向きだった。
「ベストは尽くしたけど、勝ちに届かなかった。(優勝へ)こっちは他力ではなく、自力。相手は待ちだからね。仙台が大事になってくる。(10月2日の直接対決へ)なんとかそこまで持っていく、最高の努力をしないといけない」
残りは5試合。鷹との決戦以外の楽天との4試合に2敗すれば、V逸してしまう。
直接対決も大事だが、楽天にも負けられない。そこで切り札となるのは、やはり金子だ。10月2日のソフトバンク戦との決戦に先発するとみられていたが、その前に負けてしまえば意味がない。中5日で30日の楽天戦(コボスタ宮城)に登板させることを決めた。ここで投げれば、10月6日の同戦にも中5日で登板することが可能になる。29日からの楽天2連戦に連勝すれば、ゲーム差なしで10月2日の首位ソフトバンクとの直接対決に臨める。最短Vは4日。最終盤の正念場に来て、絶対エースがフル回転でチームを救うわけだ。
指揮官は「勝つことは難しいが、勝つためのプランを立てることはそれほど難しくない。追いかける方はトーナメントのつもりでいくわけだからね」と力をこめた。
オリックスも9月は9勝14敗1分けと急降下。崖っぷちでも最後の力を振り絞り、18年ぶりの栄光をつかむ。 (大石豊佳)
データBOX
オリックスが29、30日の楽天戦に連敗すれば、ソフトバンク(試合なし)の優勝が決定する。オリックスの優勝マジックナンバー(M)の再点灯は、最短で直接対決となる10月2日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)。楽天戦で1勝1分け以上の場合、直接対決に勝てばM1、引き分けるとM2。楽天戦で2分け、1勝1敗、1敗1分けのいずれの場合も、直接対決で勝てばM2となる。最短優勝決定日は10月4日の楽天戦(コボスタ宮城)。
(サンスポ)
【オリックス】もう負けられない!崖っぷちで金子を前倒し投入へ
逆転優勝を狙う森脇オリックスが窮地に追い込まれた。ロッテ・里崎の引退試合に敗れ3連敗。もう負けられない。森脇監督は「(逆転Vに向け)最高の努力をしないといけない。誰が考えても違いはない」と当初は10月2日のソフトバンク戦(ヤフオクD)に登板予定だったエース・金子を中5日で30日の楽天戦(コボスタ)に先発させることを決めた。
新人右腕には荷が重かった。9月15日の日本ハム戦(札幌D)以来の先発・吉田一が2回1/3を3失点で早々と降板。重圧のかかるマウンドに「先発ピッチャーとしての役割を果たすことができず、チームに申し訳ない」と肩を落とした。
指揮官の継投策も不発に終わった。3回1死一塁から投入した2番手・マエストリがいきなり角中に右翼席へ2ランを浴び点差を広げられた。前日(27日)の日本ハム戦(札幌D)から2試合で計12人の投手をつぎ込んだが、勝利には結びつかなかった。
首位・ソフトバンクも敗れたため最短優勝は10月4日の楽天戦(コボスタ)。ライバルとの10月2日の直接対決(ヤフオクD)に敗れればVは消滅する。「こっちは自力で動かせる。向こう(ソフトバンク)は他力。もう一回気持ちを新たに全力を尽くす」と指揮官。一戦必勝態勢で、奇跡の逆転優勝をつかみ取る。(橋本 健吾)
【オリックス】痛恨3連敗…涌井にかわされ逆転V風前の灯に
オリックスが痛すぎる3連敗を喫し、文字通りのがけっぷちに追い込まれた。先発・吉田一が序盤につかまり、1回に2死から鈴木、角中、根元に3連打を浴びて2点を先制されると、3回には代わったマエストリが角中に8号2ラン本塁打を被弾し0―4。打線も4回、2死満塁からヘルマンの三ゴロ失で1点を返したものの、続く駿太は右飛。6回に1死三塁から原拓の右前適時打でさらに1点を返したものの、ロッテ先発・涌井をつかまえきれず、その後も益田―大谷―西野とつないだ継投にかわされた。
ソフトバンクも日本ハムに敗れたため、両チームの1ゲーム差は変わらず。オリックスは首の皮一枚でVの可能性は残したが、29日からの楽天戦に2連敗すれば、ソフトバンクは10月2日の直接対決を待たずに3年ぶりのリーグ優勝が決まる。オリックスとしては残り5試合、きわめて厳しい状況となった。
(以上 報知)
オリ崖っぷち3連敗…金子前倒し登板も
首位・ソフトバンクが停滞する中、逆転優勝を狙うオリックスも3連敗で崖っぷちに立たされた。
先発・吉田一が初回、3連打で2失点。三回は2番手・マエストリが角中に右越え2ランを打たれた。宮内義彦オーナーが観戦する中、中盤に2点を返したが、それ以降はホームが遠かった。
森脇監督は「全員で戦った結果。また明日やね」と重い口を開いた。29日からの楽天2連戦で連敗すれば、優勝の可能性は消滅。10月2日のソフトバンク戦に勝って優勝への望みをつなぐためにも、勝ち続けるしかない。
後がない状況に追い込まれ、エース・金子を30日の楽天戦に登板させる可能性が濃くなった。当初、金子の登板はソフトバンク戦とみられていたが、前倒しさせる方針だ。「(可能性を10月2日へつなぐため)最高の努力をしないといけない。勝つためのプランは、誰が考えても間違いない」と指揮官は示唆した。
「(ソフトバンクよりも残り試合が多いため)こっちは自力で動かせる状況。もう一度、悔いのないようにしっかりやっていきたい」と、あらゆる手を打つ。18年ぶりのリーグ制覇へ、ともしびを消すわけにはいかない。
(デイリー)
オリ吉田一3回途中3失点「申し訳ない」
オリックス吉田一将投手(25)が3回途中3失点でKOされた。
1回に2点を失い、3回に走者1人を残してマエストリと交代。マエストリが角中に2ランを浴びてさらに1点を失った。吉田一は「先発投手としての役割を果たせずチームに申し訳ないということしかありません」と、大事な一戦で結果を出せず、肩を落とした。
(日刊)
オリ・マエストリ、交代即被弾「言い訳にならない」
早めの継投が裏目に出た。先発のD1位・吉田一(JR東日本)が三回一死一塁とされると、森脇監督は投手交代を決断。だが救援したマエストリが角中に2ランを浴びた。「(疲労は)自分だけでなく、リリーフ全員に同じことがいえる。言い訳にはならない」とマエストリ。4日連続で5投手以上をつぎ込むも裏目。高山投手コーチは「トーナメントみたいなもの」と“短期決戦”を強調した。
(サンスポ)
ワクが本拠地勝利の8勝目☆ミc(´∀゜`)
(..)(^^)(^。^)(*^o^)(^O^)ウレシーーー!!
里崎さん引退セレモニー感動しました
16年間○o.。*[ お疲れ様 ]*。.o○
ささどんさん、午前中から紙吹雪を
作られてたそうで、凄い量ですよネ。
(・ ・)え?新聞紙と伺ってますけど
本当ですか?
里崎さん、幸せそうに見えました。
いいなあ~ささどんさん、現地で最後まで御覧できて・・・
10月1日の最終戦セレモニーも勿論
行かれるのですd(゜∀゜*)ネッ!?
涌井くん、念願のホーム初勝利♪♪
ヽ(*´∀`)<<★祝☆オメデトウ☆祝★>>(*´∀`)ノ
涌井くんにとっては今季最終登板とか、ホーム初勝利とか。。。そういうことよりも、
サトちゃんの引退セレモニーを壊さないように。。。という、ハードルの高いプレッシャーの中での登板。
本当に大変だったと思います。
だけどそんな、大きなプレッシャーの中で、涌井くん本来のピッチングをビシバシっ!!!
その好投がサトちゃんの引退試合に華を添え、そして待ちに待ったホーム初勝利をついにGETっっd(≧∇≦)b
お立ち台でのシャイな表情の中に、見え隠れするお茶目な表情に嬉しさが溢れてましたねo(^ー^)o
涌井くんのそんな表情に、ほっこりして気持ちになりました♪
気がかりとなっていたホーム初勝利を叶えることが出来て、
気持ちも新たに来季へと進んでいけそうですね♪
サトちゃんの引退セレモニー。
紙吹雪は正直、まいている自分達からは紙吹雪だらけで、サトちゃんの姿も全く見えない状態なのですが(笑)、
何日も前から頑張って紙を切ったファンからの感謝の思いが詰まった紙吹雪に、
サトちゃんが喜んでくれたとわかっただけで充分嬉しかったです。
ライブも、グラウンドの中で紙吹雪の片づけをしながらスクリーンで見る形になりましたが、
サトちゃんの笑顔がとってもまぶしくて、ちょっと(だいぶ?)外れた音程がおかしくて、
最後の最後まで彼は、ファンを愛し愛されるスーパースター『里崎智也』でしたo(;∇;)o
そしてその感動は、ワタシの両上腕筋肉痛として、今も身体に残っています(ナンで?笑)
そして今日の最終戦!!
はいっ!!行きますよ~o(^∇^)o
今季最後の選手の勇姿、見届けてまいりますヽ(。ゝω・)ノ⌒☆
ちなみに紙吹雪、おっしゃるとおり全部新聞紙なのですよ~♪
2005年の優勝パレードの時に、どの紙で、どの大きさで紙吹雪を作ると一番キレイに見えるのか。。。
試行錯誤した結果、新聞紙が一番!!ということになったそうです。
それ以降、紙吹雪での演出の際は、新聞紙が必須アイテムとなっています♪
物凄い労力も必要ですが、出来上がりはとっても感動的なんですよねv(^∇^)v