ちょこっとGUM

今、自分が出来ること。やれること。それを精一杯やっていかなくちゃ!!

拾い読み★2011-086

2011年03月27日 06時02分04秒 | マリーンズ2011~15
待望「ポスト小林宏」!Dバックス153キロ右腕獲得へ
ロッテが開幕ストッパーを緊急補強する。「ポスト小林宏」としてダイヤモンドバックスの最速153キロ右腕、カルロス・ロサ投手(26)の獲得を目指していることが26日、分かった。交渉は順調に進んでおり、週明けにも合意に達する見込み。契約が決まり次第、正式発表され、4月12日の楽天との開幕戦(QVCマリン)までに来日する運びだ。
最大の懸案事項だった「ポスト小林宏」がようやく決まった。ロサは常時150キロを計測する直球が武器。スライダーとチェンジアップを交える巧みな投球術で、08年にメジャー初昇格を果たした。09年には初セーブを記録。メジャー3年間で主に中継ぎで31試合に登板している。今春のオープン戦も中継ぎ10試合で0勝0敗0セーブながら、防御率3・00と安定した投球を見せてきた。
関係者は交渉が大詰めを迎えていることを認め「球威は十分にあるし、変化球もいい。制球もまとまっていて抑えを任せられる」と高く評価。東日本大震災の影響で一時帰国する外国人選手が多い中、液状化現象など大きな被害を受けた千葉が本拠地のロッテに入団することへの不安は見せず、プレーで千葉を含めた日本の野球ファンを元気づけようと前向きな姿勢を示しているという。
大震災で開幕が4月12日までずれ込んだが、チームは当初の開幕予定日だった今月25日を過ぎても抑え不在に悩まされていた。昨年の守護神・小林宏が阪神にFA移籍。代役に期待された内は右足首の手術明けで1軍復帰のメドが立たず、今季加入したマクローリーは右肩違和感で帰国したまま再来日の予定すら決まっていない。そんな中、球団は2月下旬から新外国人投手の獲得調査を続け、26歳の快速右腕に白羽の矢を立てた。
ロサはこの日もメジャーのオープン戦に登板したように順調に調整が進んでいるという。合意は間近で、正式契約後は開幕戦までの来日を目指して手続きに入る。これでチームの支配下選手登録は上限いっぱいの70人。まさに最後のピースをロサが埋め、2年連続日本一に向けた戦闘態勢が整った。
◆カルロス・ロサ 1984年9月21日、ドミニカ共和国サンフランシスコ・デ・マコリス生まれの26歳。ドラフト外で01年にロイヤルズに入団。08年にメジャーデビューを飾り、10年開幕前にダイヤモンドバックスへトレードで移籍した。メジャー3年間で通算31試合に登板し、0勝2敗1セーブ、防御率3・97。1メートル85、88キロ。右投げ右打ち。



光原5回2失点!先発6番目の座に大前進
練習試合 日本ハム3―3ロッテ (3月27日 札幌ドーム)
ロッテの光原が5回を2失点に抑え、成瀬、渡辺俊、唐川、マーフィー、ペンに次ぐ先発6番目の座に大きく前進した。
1月にオリックスから移籍した右腕は「久しぶりだったが感じは悪くなかった。その中でいいところと悪いところが分かった」。西村監督も「今後(調整の)試合は少なくなるが自分の力でチャンスを奪ってほしい」と期待していた。


ロッテ・光原、開幕ローテを猛アピール
「試合形式練習、日本ハム3‐3ロッテ」(26日、札幌ド)
 オリックスからトレード移籍したロッテ・光原が開幕ローテ入りへ猛アピールした。三回を三者凡退とするなど、5回5安打ながら2失点の粘投。「シュートが良かったので続けていきたい。こうやってずっと1軍にいることは少なかった。感謝です。一生懸命頑張りたい」と必死さがうかがえた。



パ6球団練習試合 すべて引き分け
公式戦の開幕が4月12日に延期となったプロ野球は26日、各地で球団ごとの調整や練習試合が実施され、ヤフードームではソフトバンクと楽天が2―2で引き分けた。ソフトバンクの杉内は6回無失点の好結果だった。
ほっともっとフィールド神戸で対戦したオリックスと西武は互いに譲らず1―1で終え、札幌ドームでは日本ハムとロッテが3―3で引き分けた。



QVCマリン 仮設トイレ設置断念…被災地に配慮
ロッテの本拠地・QVCマリンで検討していた仮設トイレ設置を断念した。
東日本大震災の影響で球場の下水管が破損。開幕に復旧が間に合わない場合を想定して仮設トイレ250個を確保していたが、被災地の現状に配慮して取りやめた。石川晃球団運営本部長は「被災地にトイレが足りていない。マリンは他の方法を考える」と説明。今後の対応については地元自治体と協議する。


ロッテ、QVCマリンはトイレに問題が…
ロッテの石川晃球団運営本部長は26日、東日本大震災の影響で本拠地・QVCマリン(千葉市)の下水管の一部が破損したことを受けて確保していた仮設トイレを、実際には設置しないことを明らかにした。「仮設トイレは被災地の方が足りないということなので、やめることにしました」。4月12日の楽天との開幕戦までに下水管が復旧しない場合の対策については「(千葉)県と市に任せます」としている。

ロッテが仮設トイレ設置を断念
ロッテは26日、4月12日の開幕戦で、被災地を優先するために、仮設トイレの設置の断念を明らかにした。本拠地のQVCマリンは東日本大震災の影響で、下水管が損傷。修復工事をしているが、万が一、開幕に間に合わなかった場合に備えて設置を検討していた。石川晃球団運営本部長は「被災地に回す。今後の対応は県と市に任せる」と話した。


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ロッテ開幕戦に向け仮設トイレ200個用意
 ロッテは25日、4月12日の開幕戦に向け、200個の仮設トイレを用意した。東日本大震災でQVCマリン周辺には液状化現象が発生。スタジアムそのものには大きな損傷はなかったが、下水設備に不具合が生じている。修復の見込みはついているが「工事業者からは間に合うという返事をもらっているが、万が一の場合に備え、200個のトイレを確保してある」と石川球団本部長。費用は約400万円という。
…のはずが、急展開で仮設トイレ断念。。。
事情が事情なだけに、致し方ないっっ(××)





【ハムさん目線】
田中 骨折後初の実戦で無難な守備披露
沖縄・名護キャンプ中の2月25日に右手薬指を骨折した日本ハムの田中が「9番・二塁」で先発出場した。
負傷後、初の実戦となったが、2回に今江のゴロを無難にさばき、3回に打席が回ってきたところで代打を送られ退いた。守備だけの実戦復帰にも「第一歩を踏み出せて良かった。(無観客試合で)静か過ぎるけど緊張感は違う」と笑顔。29日のオリックスとの練習試合(札幌ドーム)から打席にも立つ予定だ。


田中が実戦復帰=プロ野球・日本ハム
2月下旬に右手薬指を骨折した日本ハムの田中が26日、札幌ドームで行われたロッテとの練習試合で実戦に復帰した。
9番二塁で先発出場。打席には立たなかったが、二回の守備で今江のゴロをさばき、送球などに支障がないことを示した。4月12日の開幕に向け、「とにかく一歩踏み出せた。28日に検査を受け、29日に打席に入ろうかと思う」と話した。
右太ももを痛めていた飯山もこの日、1軍に合流。梨田監督は「チームには心強い2人が帰ってきた」と喜んだ。



日本ハム・ホフパワー、一発含む3安打
日本ハム・ホフパワーが止まらない。六回2死の3打席目に、吉見から右翼席中段に飛び込むソロを放つなど3安打。ここ3試合で8打数6安打と絶好調だが「集中力を1試合通じて出すことができた。初対戦の投手が多いけど、1打席では分からないから周りの選手に(特徴を)聞いていきたい」とご機嫌だった。

これは大当たり!?日本ハム新助っ人 打っても守ってもスゴイ
日本ハムのホフパワーがロッテとの練習試合で3打数3安打をマークした。六回には、吉見から右翼ポール際へライナー性のソロ本塁打も放ち「集中力を1試合通じて出せた」と満足した表情をのぞかせた。
守備でも一回に荻野貴の打球をカメラマン席まで突っ込んで捕球した。新外国人は「チームが勝つために守備もしっかりやる」と攻守で存在感を示した。


攻守でアピール 日本ハムのホフパワー
日本ハムのホフパワーがロッテとの練習試合で3打数3安打をマークした。六回には、吉見から右翼ポール際へライナー性のソロ本塁打も放ち「集中力を1試合通じて出せた」と満足した表情をのぞかせた。
 守備でも一回に荻野貴の打球をカメラマン席まで突っ込んで捕球した。新外国人は「チームが勝つために守備もしっかりやる」と攻守で存在感を示した。






斎藤 プロ2度目の先発へ「結果がほしい」
日本ハムのドラフト1位、斎藤(早大)が27日のロッテとの練習試合(札幌ドーム)でプロ2度目の先発登板する。5回、球数80~100球がメドで、「まだ、先発で結果を残していないので結果がほしい。打たれて学ぶこともあるが、抑えて学ぶ方が今の自分には必要」と強い口調で話した。
キャンプ中から「早く打たれてプロの力を知りたい」と繰り返してきた右腕だが、21日の阪神とのオープン戦(札幌ドーム)では3回13安打9失点と打ち込まれた。最大の要因は制球力の甘さ。「前回は完璧に打たれてしまった。試合の中でどうやって抑えるかだけを考えていきたい」と、開幕ローテーション入りを確実にするためにも今回は内容よりあくまで結果を重視する。
ロッテには2月26日のオープン戦(名護)ではロッテ打線を1回1安打無失点に抑えたが、この日の練習試合を視察後は「この前と全然違う。甘い球は逃さない」と開幕が近づいている中で警戒レベルを上げた。順調にいけば、公式戦デビューが濃厚な4月17日の相手もロッテ(札幌ドーム)。その予行演習としても、しっかり答えを出したい。
 ▼日本ハム・芝草投手コーチ(斎藤のロッテ戦登板について)シーズンを考えたら、これから5回も6回も当たる相手なので、手の内を隠す必要はない。


佑ちゃん、27日先発“打たせま宣言”!
日本ハムのドラフト1位・斎藤佑樹投手(22)=早大=が27日、ロッテとの練習試合(札幌ドーム)に先発する。5-6回を目安に投げる予定で、26日は札幌ドームで調整した。前回21日の阪神戦は3回13安打9失点と打ち込まれただけに、今度は無失点が目標。4月17日のロッテ戦(札幌ドーム)でのプロデビューに向け、ペースを上げる。
もう同じ過ちは繰り返さない。斎藤が27日に札幌ドームで行われるロッテとの練習試合に先発。求めるのはズバリ、結果だ。
「先発として結果を出していないので、結果がほしい。試合で抑えることだけを考えていきたいです」
“プロ初先発”となった21日の阪神戦は、三回の1イニングに8安打を浴び8点を失うなど、3回13安打9失点とめった打ちされた。
走者を背負っての投球が続いたこともあり、この1週間はセットポジションからのフォーム固めに重点を置いた。さらに「(阪神戦は)投げ急いだというより、抑えなきゃいけないと焦っていました」と反省し、精神面の立て直しも図った。
この日は札幌ドームでキャッチボールやダッシュなどで調整し、バッテリーを組む大野とも入念にサインを確認。その後はロッテとの練習試合を見学、「甘いところに来たら打つなと思った。すごい」と警戒した。
前回のロッテ戦登板は2月26日のオープン戦だが、井口やサブロー、今江ら昨季の日本一に貢献した主力との対戦がなかった。プロデビューが内定したことがわかった4月17日の相手もロッテだけに、「開幕が近づいてレベルが高くなっている。前とは全然違う」と気合を入れ直した。
「(阪神戦は)完ぺきにとらえられたので、どうやって抑えるか。打たれて学ぶこともあるけど、今の自分には抑えて学ぶことが必要。これからは打たれないようにしたいです。シーズンで結果を出さないといけないので」
5-6回を目安に投げる予定。今後は抑えて学び、結果も残す。それが佑ちゃんの主張だ。


もう火だるまはイヤ 斎藤一転「抑えて学ぶ方が今の自分には必要」
日本ハムの注目ルーキー、斎藤(早大)が27日にロッテとの練習試合で先発する。
21日の阪神戦では3回9失点と打ち込まれた。キャンプ中には「打たれて学びたい」と話していた右腕だが、今では「抑えて学ぶ方が今の自分には必要。抑えることだけを考える」と表情を引き締める。ロッテは2月26日のオープン戦で1回を無得点に封じた相手だが、開幕が近づいている中で「打者もレベルが高くなってくると思う」と警戒していた。





【パの仲間たち】
ヤフーDのナイター開催は当面は通常通り
ソフトバンクの笠井和彦オーナー代行は本拠地・ヤフードームのナイター開催を当面は通常通りの運営で行う意向を示した。
24日に九州電力が定期検査中の佐賀・玄海原発2、3号機について、3月下旬と4月上旬にそれぞれ予定していた発電再開を延期すると発表。電力需要が高まる夏場に計画停電の可能性が出てきた。同オーナー代行は「九電からの要請があれば話し合いながらやっていくが、今のところ変更はない」とした。






田中「集まれば大きな力」ソフトバンク・楽天が慈善イベント
ソフトバンクの小久保裕紀選手が発起人となった東日本大震災の被災地支援の慈善トークイベントが26日、福岡市のアクロス福岡で行われ、ソフトバンクの選手に加え、同日の練習試合で対戦した楽天の嶋基宏選手会長や岩隈久志、田中将大両投手らも参加して募金を呼び掛けた。
この日集まった募金とソフトバンク選手の義援金の総額が375万2310円となり、福岡県を通じて寄付される。
主将の小久保は被災地の小学校を訪問する考えを示し、「仙台で真剣勝負をするのを楽しみにしている」と楽天にエールを送った。田中は「たくさんの人たちと触れ合うことで温かさを感じることができた。小さなことでも一人一人が集まれば大きな力になる」と話した。



日本ハム 4月14日は“調整対象試合”に
日本ハムは26日、臨時オーナー会議で、日本シリーズ開催を2週間遅らせることが決まり、日程的余裕ができたことを受け、4月14日の日本ハム―西武戦(札幌ドーム)を日程調整対象試合として、同日分の入場券販売を一時休止すると発表した。
この日からファンクラブ会員に先行販売していたが、日程変更の場合は払い戻しを行う。当初は4月12日から西武ドームで同カード2連戦(ともに午後6時試合開始)が組まれていたが、東日本大震災による電力不足を考慮する形で、同カードを日本ハム主催試合として札幌ドームで同12~14日の3連戦で行うことが24日に両球団から発表されていた。今後は日本ハム側の最終判断で12、13日の2連戦に再変更される可能性が出てきた。





【気になる記事】
 

佐渡、島民みんなでつかんだ1点!5000人が人文字、甲子園に島が浮かんだ…センバツ第4日
◆第83回センバツ高校野球第4日 佐渡1─8智弁和歌山(26日・甲子園)
21世紀枠で春夏通じて初出場の佐渡(新潟)が、島民の熱烈声援のもと、一致団結の戦いを見せた。智弁和歌山相手に1―8で敗れたが、佐渡島から人口の12分の1にあたる約5000人が三塁側アルプス席を埋め尽くし、強豪相手に5回まで互角に渡り合った。
夢にまで見た舞台を心ゆくまで満喫した。三塁側のアルプス席は、佐渡の一投、一打のたびに地鳴りのような歓声が響き渡る。7点を追う9回も無死一、二塁の好機を作るなど、佐渡ナインの瞳は最後まで輝きを失わなかった。「本当に悔しいけど、自分たちの力を出し切ってくれたと思う」。深井浩司監督(48)は、涙ながらに教え子の健闘をたたえた。
島民みんなで戦った。佐渡島から駆けつけた大応援団は約5000人。前日午後3時に地元を出発したバス13台はフェリーで本州に渡り、この日朝5時に兵庫・西宮市に到着。長旅の疲れも見せず、イニングの合間には島の民謡「佐渡おけさ」の踊りを披露した。日本海の青、佐渡金山の黄色をイメージして、佐渡島をかたどった人文字も作った。日本高野連の規定に抵触する恐れがあるとして、ユニホームの左袖に縫いつけていた佐渡島のエンブレムを今大会から外していただけに「心強かった。とても力になりました」。エースの鎌田侑樹は素直に頭を下げた。
見せ場は作った。2点を追う4回、先頭の和田浩樹がチーム初安打となる左前打で出塁すると、続く鈴木峻太郎は左中間突破の二塁打。三塁を欲張ってアウトになったが、和田が生還。ビッグイニングとはならなかったが、少ないチャンスをモノにして金星を掘り当てる“ゴールドラッシュ打線”の片りんをのぞかせた。
部員43人全員が佐渡島出身で、中学時代の硬式野球経験者はゼロ。新潟港までカーフェリーで片道2時間半という地理的ハンデもはね返し、本州遠征で腕を磨いてきた。積雪が例年以上に多かった今冬は、長靴を履いて雪上ノックも敢行した。終盤はジリジリと点差を広げられたが、「そんなに差があるとは感じなかった」と鎌田。島の球児たちは、見違えるほどに成長していた。
土持ち帰らず 東日本大震災で日本全体が元気を失っているなか、チームと島民が一つになった戦いぶりは、甲子園にさわやかな風を吹かせ、勇気を与えた。「今度は実力でここに帰ってきたい」。9回を1人で投げ抜いた右腕は雪辱を誓った。甲子園の土は、あえて持ち帰らなかった。もう1度、聖地に戻ってくるために。


アルプスに佐渡!!強豪から夏につながる1点
「トキの島」に歴史的な1点が刻まれた。21世紀枠で初出場の佐渡(新潟)が春夏通算3度の優勝を誇る強豪・智弁和歌山(和歌山)に中盤まで善戦。終盤に力尽きたが、0―2の4回に鈴木峻太郎外野手(2年)の左中二塁打で1点を奪い、3000人の大応援団を沸かせた。また、勝った智弁和歌山の高嶋仁監督(64)は前人未到の甲子園通算60勝目。今月6日に死去した箕島の尾藤公元監督にささげる勝利を挙げた。
ベンチの選手は祈るように互いの手を握りしめた。7点を追う9回2死二塁、5番・相田は三ゴロに倒れ、ゲームセット。その瞬間、三塁側スタンドからは温かい声援が送られた。仲川主将だけが甲子園の土をかき集める。ナインに配るためでも、自分のためでもない。「いろいろな人への感謝として、物を残す意味です」と言った。勝利を手にすることはできなかったが、佐渡ナインは確かな歴史を刻んだ。
2点を追う4回。2番・和田がチーム初安打を左前に運ぶと、続く鈴木が「自分も続こうと思った」と左中間を深々と破る適時二塁打を放った。強豪・智弁和歌山相手に5回まで1―2と善戦。エース・鎌田のスタミナが切れた6回以降に突き放されたが、深井浩司監督は「最後まで粘り強くキビキビやってくれた。全員が甲子園の素晴らしいさを肌で感じたと思う」と成果を口にした。
「佐渡から甲子園へ」――。そんな島民の夢を実現させてくれたナインを、佐渡から駆けつけた約1600人の大応援団が盛り上げた。前日午後3時に学校を出発したバス13台はフェリーで本州に渡り、この日朝5時に兵庫県西宮市へ到着。日本海をイメージした青いウインドブレーカーの中央には黄色で島の形を模した人文字を作った。4回の攻撃前には島の民謡「佐渡おけさ」を踊り、その直後にスコアボードに「1」が刻まれた。地元からは島のシンボルであるトキに似せた千羽鶴が大量に送られ、観戦した高野宏一郎・佐渡市長(71)も「佐渡が一つになった。終わったらねぎらいの言葉を掛けたい」とナインに感謝した。
春の敗戦は夏へのスタート。鎌田は「そこまで差があるかと言ったらそうでもない」と話し、仲川は「冬からずっと思ってきたが、これで、また新潟で一番になりたい気持ちが強くなった」と言葉に力を込めた。夢の甲子園出場は果たし、次の目標は初勝利となる。聖地でプレーした2時間6分。ナインは大きな自信を持って島に帰る。
 【佐渡島アラカルト】 ▽面積 855・25平方キロメートルで東京23区の1・5倍の広さ。
 ▽気候 日本海上ながら佐渡沖を流れる対馬海流の影響で、雪はほとんど積もらない。
 ▽名産品 島内には大小34の漁港があり、海産物が豊富。カニやエビ、ブリやカキなどが人気。またシイタケは県内生産量の約94%を占め、酪農はブランド牛の佐渡牛が有名。
 ▽人口 終戦後の1950年には12万5597人が在住したが、その後は減少。05年の国勢調査では6万7384人、昨年は約6万3000人。
 ▽アクセス 新潟港から両津港へはカーフェリーで2時間30分、高速船では60分。直江津港~小木港、寺泊~赤泊のルートもある。


佐渡島PVで100人声援!「甲子園と同じ雰囲気を」
佐渡島も燃えた。市内の金井コミュニティーセンターではパブリックビューイングが開かれ、約100人が100インチの大型スクリーンに向かって声援を送った。
甲子園の三塁側アルプス席と変わらぬ熱気。「佐渡高校野球部を甲子園に送る会」から提供された応援グッズを身につけ、青いメガホンを打ち鳴らした。主催した佐渡青年会議所の新田朝子理事長(40)は「甲子園に行きたくても行けない人たちに、甲子園と同じ雰囲気を味わってほしかった」と説明。試合前には、甲子園では震災に配慮し演奏できなかった吹奏楽部の応援曲が録音で流れた。
一方、2、3年生の在校生426人が応援に出掛けた学校では、職員らが事務室でテレビ観戦。渡辺剛教頭は「心が折れそうな場面があったかもしれないが、よく頑張った。胸を張って佐渡に帰ってきてほしい」とナインの奮闘を称えた。

超個人的に気になる記事(⌒▽⌒)
やはり郷里の代表のことは格別に気になるものです♪
戦前『100点取られるかも…』なんて言ってましたが、とんでもないっっ!!
強豪・智弁和歌山相手に、堂々と清々しく、立派な闘いでした!!
正直、開会式直後の試合で、日本文理の快勝にも驚きました(◎▽◎;
日本文理は、一昨年の夏の準優勝校ではあるのですが、
いかんせん、新潟県人の心に長年染み付いた、『野球弱小県』というネガティブ思考は、
そう簡単に消えないもので…(^^A



神宮球場使用問題 大学側が1日3試合で“協力”も
ヤクルトの本拠地・神宮球場での4月デーゲーム開催に向けて、同球場の優先使用権がある東京六大学野球連盟が「譲歩」する形で、春季リーグ戦で通常の1日2試合を1日3試合にして、全日程を8週から短縮することを検討していることが分かった。
神宮球場はプロ、アマで併用しており、この案が実現すれば、当初はナイター予定だった16、17日横浜戦(神宮)のデーゲーム開催も可能となる。29日には六大学、東都、東京都高野連、神宮球場側が日程調整に向けて会談する予定。鈴木正球団社長は「週明けに(アマ側に)お願いしに行きます。(他球場開催より)本拠地で開催できることが一番」と話した。



心身の疲労考慮…選手会長・新井“強制帰宅”
激務をこなしてきた4番に異例の練習制限指令が出た。阪神の新井貴浩内野手(34)は26日、甲子園の室内練習場で行われたチームのトレーニングに参加。ウオーミングアップに軽い打撃練習と約1時間のメニューを終えた背番号25は、周囲に促されるように早々と荷物をまとめ始めた。帰り際には伊藤トレーニングコーチから「もうおまえは入るなよ」とクギを刺され苦笑いでクラブハウスへ引き揚げた。
「和田さんにも“きょうは絶対にすぐ上がれ”と言われて…。気を使ってもらってありがたいですね」
労組・プロ野球選手会会長として多忙を極め、24日にセ・パ同時開幕の希望がかなった。その代償か、16日のオリックスとの合同練習で中前打を放って以来、オープン戦を含め無安打は24打席にまで伸びていた。本人は「それとこれとは別」と気丈に振る舞ったが、グラウンド内外でため込んできた疲労が影響を及ぼしていたことは否めない。
その状態を配慮して練習ストップ指令。和田打撃コーチは「きょうあしたと休んで、あさってからガンガンやってもらえれば」と期待を寄せた。28日からは通常通りにトレーニングをこなす予定で、本人も「しっかり休んで、また上げていきたい」とやる気満々。つかの間の休息を経て、新井が元気な姿で戻ってくる。


新井よ休め!虎コーチ陣から強制休養指令
強制休養だ!! 阪神・新井貴浩内野手(34)は26日、甲子園の新室内練習場での練習を早退した。最近の実戦形式で24打席無安打中の4番は、労組プロ野球選手会の会長として開幕延期に奔走してきた疲れを考慮され、コーチ陣からストップをかけられた。
汗を流し続けるナインを尻目に早々とロッカーへ向かった。途中、伊藤トレーニングコーチが「こちら側には入れないよ」とランニングの練習スペースの前で両手を広げて壁を作り、退出をうながす。猛虎の主砲に強制休養。練習の虫・新井が、苦笑いで早退した。
「動きたかった? それはあるけど、和田さんと片岡さん(ともに打撃コーチ)が『きょうは絶対にそのまま上がれ』と言うので。気を使ってもらったので、あした(27日)までしっかりと休んで、またあさってからしっかりやります」
両打撃コーチの心遣いに感謝した。練習は力をセーブしてバットを振っただけにとどめた。アップを終えると、ボールに合わせるだけのスイングでマシン打撃を約10分間行い、フリー打撃でも全力のフルスイングは見せなかった。
他の選手が行っていたノックやダッシュは行わなかった。もちろん、おかわりの打撃練習もなし。両打撃コーチの鋭い“ニラミ”を背中に感じながら、室内練習場を出た。
東日本大震災の発生後、A砲は労組プロ野球選手会の会長として奔走してきた。関西、東京、広島と移動しながら開幕延期を訴え、募金活動にも参加した。要望通り今季の開幕は4月12日に決まったが、一方で自身は最近の実戦形式で24打席連続無安打中。24日の広島との実戦形式の合同練習(マツダ)で犠飛はあるが、疲労が目につき、開幕への準備が遅れている状況だ。
二足のわらじを履く主砲は「それとこれ(調整と選手会長の役割)とは別」と心労の影響を否定するが、周囲はそうはいかない。和田打撃コーチは「きょう、あした(26、27日)はしっかりと休んで、あさってからまたガンガンやってもらう」と説明した。
27日は休養日で練習再開は28日から。新井も「しっかり休んで、あさってから上げていきたい」と意気込んだ。29日からの中日と合同練習は「出る予定です」と話した。
心遣いを無駄にはできない。首脳陣が決めた強制休養を追い風にする。上昇気流をつかむため、今は少しだけ羽を休める。






西岡13戦連続安打!日本人最高打率見えた!
オープン戦 ツインズ6―5オリオールズ ツインズ・西岡がオリオールズ戦で2安打。連続試合安打を13に伸ばした。2ストライクと追い込まれた2回1死一、三塁から、3球目を右前に落とす適時打。4回も追い込まれながらライナーで中前に運んだ。3度目のマルチ安打に「詰まりながらですけど、きょうは意識してセンター方向にいった。バットの出し方はいい」と表情を緩ませた。
オープン戦序盤は左腕に苦しんだが、3試合連続で右打席で安打を重ねた。安打が途切れない理由を「投手の球に目も慣れてきた」と分析する。打率も・370に上昇。1年目日本人野手として、03年・松井(当時ヤンキース)の打率・324超えも視界にとらえた。
メジャー特有の日程にも適応しつつある。この日で4戦連続出場。ナイター翌日のデーゲームにも出場し、シーズンのリズムを体に叩き込んだ。ロン・ガーデンハイアー監督も「もう1回(打席に)行くかと聞いたら、打ちたいと話していた。毎日プレーできる」と頼もしげだった。
レ軍・松坂との5年ぶりの対戦には「楽しむというよりは必死にやりたい」。松坂討ちで開幕へ向けてさらに弾みをつける。
▽1年目日本人野手のオープン戦打率 トップは03年21試合に出場した松井(ヤンキース)の・324。01年24試合のイチロー(マリナーズ)が・321、以下、同年の新庄(メッツ)が・318、05年の井口(ホワイトソックス)が・302と続く。オープン戦最多安打はイチローの26本で、西岡がこれを超えるには残り5試合で10本が必要となる。


西岡、13戦連続安打!次戦は松坂撃ちだ
米大リーグ、ツインズの西岡剛内野手(26)がオリオールズ戦に「2番・二塁」で先発。4打数2安打1打点で連続試合安打を「13」に伸ばし、1試合1本(年間162安打)以上のペースを狙うと宣言した。26日(同27日)にはレッドソックス戦で松坂大輔投手(30)との対戦が実現する。
勢いがある。運もある。初の4試合連続出場の疲労もなんのその。西岡のバットが止まらない。13連続試合安打だ。
「ラッキーもあったけど、バットの出方としては、いいと思う。投手の球にも目が慣れてきたし、いい感じで過ごせています」
二回一死一、三塁の第2打席。右打席の西岡は外角の変化球を打ち上げたが、打球は右翼線際にポトリと落ちる適時打となった。続く打席でも高めの変化球をセンター返しで中前打。4打数2安打で打率は・370まで上昇した。
前評判通りの活躍に米メディアも注目し、西岡も強気な発言で応じた。「もし試合ごとにヒットを打っても、162安打にしかならない。だから僕はそれ以上を狙いたい」。堂々の“1日1本超え”宣言だ。
これまでメジャー1年目でシーズン162安打超えを果たした日本選手は2001年マリナーズのイチロー外野手(37)の242本と、03年ヤンキースの松井秀喜外野手(36)の179本だけ。ハードルは高いが、ロッテ時代の昨季に144試合で206安打を放ち、すでにメジャーにも順応している西岡なら、不可能ではない。
そして、注目の大一番を26日(日本時間27日)に迎える。レッドソックス戦の遠征メンバー入りが確定。出場濃厚となり、レ軍の先発・松坂とメジャーでの初対決が実現する。
「5年ぶりですね。松坂さんも調整ではなく、抑えにくる時期だと思う。ヒットを打てるように真剣勝負したい」
日本時代の対戦成績は29打数8安打、打率・276。松坂撃ちで、連続試合安打をさらに伸ばしてみせる。


西岡は好調維持、4の2で13試合連続安打
ツインズの西岡剛内野手は「2番・二塁」で出場し、4打数2安打1打点で連続試合安打を「13」に伸ばした。内容は遊ゴロ、右前打(打点1)、中前打、空振り三振だった。8回の守備から交代した。
西岡は2回1死一、三塁で迎えた第2打席、詰まった飛球が右前に落ちた。幸運な適時打で、連続試合安打は13に。4回はこの日2安打目を中前に放った。
安打はともに右打席で、2本目は内角の変化球を無理に引っ張らずに中前へ。オープン戦序盤は苦しんでいた左腕に対応し「投手の球に目も慣れてきた。いい感じで過ごせている」と手応えを口にした。
4連戦の疲労は感じているが、7回の4打席目も志願し、オープン戦の打席数は50に到達した。打率3割7分をマークし、三振は2度だけ。守備も的確にこなし、ガーデンハイアー監督は「状態はいい。下半身もよく使えている」と、プレーぶりを評価する。
26日のレッドソックス戦では先発予定の松坂大輔投手と5年ぶりに対戦する。開幕に向け、ともに調子を上げている状況で「松坂さんも調整じゃなくて、抑えにくる。ヒットを打てるように真剣勝負したい」と心待ちにした。
西岡剛内野手「ラッキーな安打もあったが、バットの出方としてはいいと思う。投手の球に目も慣れてきた。いい感じで過ごせている。(オープン戦終盤で)自分の中で考えながら、このぐらい疲れるというのを経験できている」

西岡は4打数2安打1打点で13戦連続H
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