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ちょこっとGUM

今、自分が出来ること。やれること。それを精一杯やっていかなくちゃ!!

拾い読み★2013-283≪朝刊記事≫

2013年10月13日 06時39分02秒 | マリーンズ2011~15
【パ・リーグCSファーストステージ第1戦 西武1―11ロッテ (10月12日 西武D)】



「仕返しはできたね」/伊東監督
 ファイナルステージ進出へ逆王手をかけたロッテ伊東勤監督のコメント。
 「仕返しはできたね、とりあえず。理想的。久しぶりにいい野球ができた。理想的な攻撃だったと思う。苦手意識? もうないでしょ。明日も同じような形で臨みたい」。
(日刊)


ロッテ下克上アゲイン日本一戦士乱れ打ち
 下克上アゲインだ。3位ロッテがシーズン最終戦で大敗した西武に圧勝し、CSファイナルステージ進出に王手をかけた。先制ソロなど2安打3打点の井口資仁内野手(38)、サブロー外野手(37)らベテランを中心に3本塁打含む10長打の乱れ打ち。西武ドームで連勝して3位から日本一に上り詰め、「史上最大の下克上」とうたわれた10年を再現する。
 「打ちすぎ」と指揮官が不安がるほどのワンサイドゲームだった。ロッテは1回、井口が先制ソロで口火を切った。1発に犠飛、連打と長短織り交ぜ、今季西武ドームで最多の16安打。4日前に8点差をつけられた相手に、10点差で完勝した。シーズン中3勝9敗と苦しんだ西武ドームアレルギーを克服し、伊東監督は「仕返しはできたね。理想的。苦手意識? もうないでしょ」とご満悦だった。
 やっと開き直れた。前日に伊東監督がハッパを掛けた通り、ファーストストライクからガンガン振った。4回サブローの左越えソロも、1ボールからど真ん中のチェンジアップをとらえたもの。アグレッシブベースボールで先頭が出塁した3、4、6、8回はいずれも得点につなげた。
 短期決戦にめっぽう強い。初回から3打席連続打点の井口は「ポストシーズンには自信があるチーム。思い出しますね」と3年前と重ねた。同じく3位で終えた10年、CSファーストステージの舞台は西武ドームだった。延長の末に2連勝し、勢いそのままに日本シリーズを制覇。いくらペナントで負け越していようとCSは全くの別物。いわばこの展開は“お約束”だ。
 6回までに打点を挙げた井口、今江、サブロー、里崎は全員が10年の出場者。井口以外の3人は05年の優勝も経験している。6回の適時二塁打など、2長打の里崎は「今日はジジイが頑張りましたよ! アッハッハ」と高笑いが止まらない。勝ち方を知る平均年齢35・5歳のベテラン勢に引っ張られ、8回には根元、加藤が5点をダメ押しした。
 3年前の快進撃は「史上最大の下克上」として球史に刻まれた。名付け親の里崎は「今はいろんなスポーツで使われてるけど、元祖下克上は僕ら。本物を見せてやります」と口角を上げた。波に乗ったもん勝ちの晴れ舞台。今再びこの地で、歓喜の軌跡をなぞっていく。【鎌田良美】

 ▼ロッテが10点差で快勝した。プレーオフ、CSの10点差以上は73年阪急13-1南海、77年阪急18-1ロッテ、04年西武11-1ダイエーに次いで9年ぶり4度目だ。ロッテはポストシーズンの西武戦で05年プレーオフ○○、10年CS○○に次ぎ5戦負けなしとなった。
(日刊)




下克上アゲイン!井口マリンガン打線に火つけた11得点
 クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ(3試合制)が開幕し、パ・リーグはレギュラーシーズン3位のロッテが2位西武に11―1で大勝した。ベテランの井口資仁内野手(38)が初回の先制本塁打を含む2安打3打点とけん引した打線は、16安打11得点と爆発。13日の第2戦に勝てば17日に開幕する楽天とのファイナルステージ進出が決まる。10年にも3位からCSを勝ち抜き、日本一となったロッテ。「下克上アゲイン」だ。
 狙った。チームに新たな息吹を吹き込む完璧な一振りだった。初回2死走者なし。2ボール2ストライク。井口は岸が投じた143キロの高めのボール気味の直球を強引に引っ張った。高々と舞い上がった打球は、西武ファンで埋め尽くされた左翼席中段へと落ちた。
 「簡単に3人で終わって相手に流れをつくりたくなかったからね。ホームランを打てれば最高だと思ってたけど、まさかだね。相手にプレッシャーになったと思う」
 短期決戦において、一本の本塁打がチームに勢いをもたらすことは誰よりも知っている。ホワイトソックス時代の05年、地区シリーズでレッドソックスと対戦。井口は第2戦で逆転3ランを放ち、チームはそのまま世界一に上り詰めた。
 3回1死一、三塁では左犠飛で2点目をもたらし、4―0の5回にも中前適時打で3打席連続打点を挙げた。「一人一人がつないでいい場面で回してくれたので、いい仕事ができた」。38歳が引っ張ったマリンガン打線は、今季レギュラーシーズンで3勝9敗と苦戦していた西武ドームで面白いようにつながり、16安打11得点と圧倒した。
 最近もメジャー中継を欠かさずにチェックしているという井口の刺激となっている存在が、かつて二遊間を組んでいたフアン・ウリベ(ドジャース)だ。「毎試合見てますよ。一緒にやった仲間なので、刺激を受けますね」。ド軍も地区シリーズを突破。負けてはいられない。
 2位を懸けた8日の西武戦は敵地で2―10の大敗。レギュラーシーズンを3連敗で終え、西武戦も4連敗中と不利な要素ばかりだった。勢いは西武が完全に上と思われたが、井口の考え方は違った。「CSは別もの。あの敗戦で逆にウチが優位だと思った。失うものはなくなったから」。追う立場になったことで、チーム全体に積極性がよみがえった。この日も、各打者が一貫してファーストストライクから強振。西武バッテリーに恐怖心を植え付けた。
 10年には「史上最大の下克上」と呼ばれ、リーグ3位から日本一になったロッテ。その時もCSファーストSは西武と対戦、舞台も同じ西武ドームだった。当時、主役を演じたベテランたちは振り返る。4回に左越えソロを放ったサブローは「ポストシーズンになると本当に強くなる。それがロッテというチーム。緊張なんかしないし、楽しくて仕方ない」。2二塁打で1打点の里崎も「下克上アゲイン。僕らが元祖・下克上です」と言い切った。
 3年前の再現へ。伊東監督は「(西武に)仕返しできたね。やっぱりこのチームはベテランだなとつくづく感じた」と満足げにうなずいた。

 ▽10年ロッテのポストシーズン レギュラーシーズン最終戦の勝利で3位の日本ハムを抜き、滑り込みでのCS出場だった。西武とのファーストSは2試合連続の延長戦を制して突破。ソフトバンクとのファイナルSは、アドバンテージを含め1勝3敗の崖っ縁から3連勝し、3位チームとして史上初めて日本シリーズへ進出した。中日とのシリーズは延長戦3度の激闘の末、4勝2敗1分けで5年ぶりの日本一を勝ち取った。
(スポ二チ)




CSのロッテ!井口点火弾「下克上アゲイン」へ11点爆勝
 パ・リーグは、レギュラーシーズン3位のロッテが12日、11-1で2位の西武に圧勝し、ファイナルステージ進出に王手をかけた。レギュラーシーズンでは3勝9敗だった敵地・西武ドームで、一回に井口資仁内野手(38)が先制本塁打で口火を切ると、16安打の大爆発。今季と同じ3位から日本一となった2010年に続く「下克上アゲイン」へむけ、会心の勝利を挙げた。
 レギュラーシーズン最終盤の失速も、レオにやられ続けた敵地も関係ない。CSのロッテ、いや下克上のロッテだ。
 「3位は失うものがない。ウチはポストシーズンには自信がある。みんな、シーズンより自信がある感じにみえる」
 1999、2003年にダイエー(現ソフトバンク)で、10年にロッテで日本一。05年にはホワイトソックスで世界一も経験した。誰よりも頂点を知る男が、先陣を切った。一回二死、岸の外角高め直球をたたき、左翼席へ先制ソロ。三回に左犠飛、五回に中前適時打で計3打点だ。
 「CSになるとコロッと変わるチームなんでね。シーズンの最後にあんな戦いをしていて、想像できないでしょ? 面白い、不思議なチーム」。四回にソロ本塁打を放った05、10年の日本一を知る37歳、サブローはからりと笑った。過去CSファーストステージで敗退したことはない。もちろん勝因は、ただ短期決戦に強いから、ではない。
 8日に西武ドームで、勝てば2位の直接対決に惨敗。CS直前のミーティングは、伊東監督が陣頭指揮を取った。2010年から7連敗していた岸の攻略へ、積極的な打撃を指示した。この日は一回に打者5人全員が第1ストライクを打ちにいき、岸のリズムを狂わせていった。
 「このチームはベテランだと、つくづく思った。苦手意識? もうないっしょ。きょう勝った勢いでいければいい。もう1回、気を引き締めたい」と伊東監督。短期間で手を打ち、エンジンは再びうなり始めた。CSのロッテは、一度乗ったら、もう手がつけられない。下克上アゲイン-。現実味を帯びてきた。(塚沢健太郎)
(サンスポ)




【ロッテ】井口V弾!里崎、今江と「下克上アゲイン」
 シーズン3位のロッテが、同2位の西武に圧勝し、最終S進出に王手をかけた。10年にチームを3位から日本一へ導いた井口、里崎、今江の“元祖・下克上軍団”が打線を引っ張った。16安打11得点は、ともにポストシーズン球団最多タイ。ルーキー・加藤のCS初打席弾も飛び出し、「下克上アゲイン」に向け、最高のスタートを切った。
 奇跡を連想させる白星に、右翼席が沸きに沸いた。あの時と同じ敵地での西武戦。10年、史上初めて3位から日本一を勝ち取った「下克上」を知る男たちが、そろって勝負強さを発揮した。井口が3打点を挙げれば、里崎、今江も2安打1打点。「僕らが元祖・下克上なんで。それを見せてやろうと。下克上アゲインです」。お祭り男・里崎は3年前の再現を宣言した。
 号砲は井口の一振りだった。初回2死から左翼席中段へ先制ソロ。「いい仕事ができた。みんな楽しそうに臨んでいた」。3回に犠飛、5回には適時打で3打席連続打点を挙げた。05年ホワイトソックスでは世界一に輝き、10年ロッテではポストシーズンで打率3割4分3厘をマーク。短期決戦を知り尽くす38歳が、一気に流れを引き寄せた。
 日本一戦士が続いた。10年CS第1SのMVP・里崎が2本の二塁打を放てば、3年前の日本シリーズで2度目のMVPを獲得した今江は、3回のタイムリーを含む2安打と気を吐いた。4回に西武を4点差に突き放す左越えソロを放ったサブローは「このチームはCSになったら、コロッと変わるすごく面白いチーム」と評した。
 今季3勝9敗の鬼門・西武D。2位をかけた「10・8」の最終決戦では西武に大敗したが、経験豊富な男たちはその先へと思考を切り替えていた。「最終戦が終わって西武に喜んでいる様子はなかった。僕たちは失うものも、プレッシャーもない。西武の方がプレッシャーなのではと感じた」と井口。重圧に苦しむ西武を尻目に、本来の力を出し切った。
 ベテラン勢のバットに導かれ、ロッテはポストシーズン球団最多タイの16安打&11得点で西武を圧倒した。最終S進出へ王手をかけた伊東監督は「久しぶりにいい野球ができた。終わってみればやっぱりベテラン連中がよくやってくれた」と最敬礼。3年ぶりの日本一へ、最高の再スタートを切った。
(報知)


ロッテ“下克上”再現へ井口弾で圧勝
 パ・リーグは西武ドームで3位のロッテが井口資仁内野手(38)の先制本塁打など3本塁打を含む16安打で2位西武に大勝した。13日の第2戦に勝てばファイナルステージ進出が決まる。第2戦の先発は西武が岡本洋、ロッテが松永と発表された。
 大きな舞台で頼りになるベテランだ。2010年、下克上日本一を体験しているロッテ・井口が先制弾を含む2安打3打点。CSファーストS突破へ王手をかけた。「10年を思い出しましたよ。いい仕事ができた。チームが団結しての勝利。勝てたのはとても大きいね」。お立ち台で声を弾ませた。
 チームを勢いづける一撃は初回2死。カウント2‐2からの5球目。岸の高めの直球を振り抜いた打球は、高い軌道を描きながら左翼ポール際へ飛び込んだ。都内から観戦に訪れた両親を喜ばせる一発。さらに三回にも左犠飛。今季3勝9敗と負け越している敵地でチームを勇気づけた。
 8日のシーズン最終戦、この場所で大敗し3位に転落した。苦手西武ドームでの開催に勝ち上がる条件が厳しくなったと指摘する声もあった。だが、井口の考えは違った。「最終戦が終わった段階でうちが優位に立ったと思った。3位から勝てば勢いがでる。失うものはないし、2位の方が重圧はある」。前回も3位から下克上を完成。今回も当時のような手応えをつかんだ勝利だ。
 試合前にはダイエーの先輩でもあるWBC小久保新監督から激励を受けた。「4年後(WBCで)一緒にやろう」と声を掛けられ「4年後は(現役で)いないですよ」と切り返したが、まだまだ周囲も目を見張るほどの体力。衰え知らずの38歳は「明日(13日)勝って仙台行きを決めたい」と連勝突破を高らかに宣言した。
(デイリー)






年俸440万男が躍動!西野 育成ドラフト出身でCS初勝利
 5―1の5回1死満塁。マウンドに上がった西野に迷いはなかった。片岡に対し1ボール2ストライクから選んだ一球は141キロの内角速球。見逃し三振に仕留めると普段は感情を表に出さない男がド派手なガッツポーズと雄叫びを上げた。
 「ミーティング通り。震えるほど緊張したが、ガッツポーズは、いつも出さない自分だからこそチームに勢いを与えられると思ってやりました」
 10日の全体練習後に行ったバッテリーミーティング。伊東監督が初めて打者分析を担当した。主力打者1人ずつ、得点差や場面ごとに配球を指示した。「ノートに忘れずに書き込みました」と西野。片岡は早いカウントでは速球、追い込まれると変化球に対応してくる――。投じたのは、3球目まで変化球、最後に速球だった。その徹底ぶりが流れを断った。続く栗山も内角速球で中飛。6回も3者凡退に抑え、育成ドラフト出身選手ではプレーオフ、CSで史上初の白星を手にした。
 8日の西武戦(西武ドーム)で、中継ぎ登板して片岡、栗山、浅村に3連続適時打された。8月上旬に右肩痛を発症し「今でも具合は良くない」と話す。そんな時、小谷2軍投手コーチの言葉に救われた。「顔の近くで腕を振ろう」。寮に戻ると、前半戦で8勝した時の映像を確認。腕が横振りになっていた点を短期間で修正した。「いい時の速球に戻ってきている」。小谷コーチを10日から合流させるチームの異例の決断が、右腕に自信を取り戻させた。
 西野は今季2度の救援登板があるが、回の途中は初めてだった。伊東監督が大舞台で迷いなき采配を振った。そして試合が決した7回にロサ、8回に内と、最後まで勝ち試合の投手を投入した。「悔いは残したくないし、最後まで休むところはなかった」と言った。
 年俸440万円の西野は第2戦以降も勝負を左右する場面での登板が予想される。「全試合行くつもりで準備したい」。本人もその気だ。
(スポ二チ)






今季ブレーク!ロッテ・古谷→西野でレオ封じ
 どちらも昨年の0勝から、今季は9勝-。開幕当初は戦力として計算されていなかった古谷と西野が、大きな初戦白星を呼びこんだ。
 五回、先発の古谷が中村に一発を浴び、なお一死満塁のピンチを招くと、ベンチは思い切って西野へ。西野は片岡を見逃し三振、栗山を中飛に打ち取ると、大きくガッツポーズを作った。
 「ガッツポーズはいつもしないけど、チームに勢いを与えられれば」。六回も3者凡退の完全救援で隙を与えない。今季9勝も、後半戦は右肩痛もあり8月9日を最後に白星がなかった。8日の西武戦でも救援で2回3失点。だが大一番で鮮やかに復活した。
 先発の古谷も四回無死一、二塁で浅村を投ゴロ併殺打に仕留めるなど、西武に主導権を与えなかった。「チームが勝ったのでよかった。西野に助けられました」。短期決戦に強い打線だけではない。経験が浅い投手も、下克上へと走る。 (中田愛沙美)
(サンスポ)






4番今江適時打でノリノリ「楽しくて仕方ない」
 ロッテの4番の今江は2安打1四球1打点。幸子夫人と長男・陸斗君が応援に駆けつける中で、3回2死二塁から右前打で追加点を叩き出した。
 「こういう雰囲気は楽しくて仕方ない」。レギュラーシーズンは打率・325で3年ぶりに大台超え。「個人的にはいい流れでCSに入れた。ロッテはノリノリで戦うチーム」と冗舌だった。

 ▼ロッテ・岡田(主将として2安打2得点)短期決戦で受け身は絶対に駄目。(この日の白星で)嫌な流れは払しょくできた。
(スポ二チ)






加藤「持ってる」プロ初打席に続きCSも初打席弾!
 加藤という男は、どこまでも「持ってる」不思議な選手だ。また、また初打席だ。8回2死一、三塁。7回に代走で出場した直後のCS初打席。同じ新人の増田の内角スライダーを振り抜き、西武に引導を渡す3ランをポール際ながら右翼席上段まで運んだ。
 「いつも初打席は意識していない。打った後に、また初打席だと(気が付く)」
 初々しく笑った加藤。5月12日の楽天戦(QVCマリン)で新人野手史上初となる「プロ初打席初球アーチ」。公式戦とポストシーズンの試合で、ともに初打席本塁打を記録したのはプロ野球史上初だ。今夏のフレッシュ球宴でも先制2ランでMVPを獲得。天性のスター性を兼ね備えていなければできない快挙。応援に駆けつけた両親の前で特大弾を放ち「少しは恩返しできた」と胸を張った。
 この一撃には、テレビ解説で西武ドームを訪れていた侍ジャパンの小久保新監督も絶賛。「春のキャンプでもスイングスピードの速さは感心していた。あの球をファウルにしないでポール際に入れるのは凄い。もう一度、打ってみろと言われても難しいだろう」。その上で「スケールが大きくなりそうな素材。将来、楽しみ」と侍ジャパン新世代を担う一人として期待した。
 鮮烈なデビューを飾りながら好調を維持できず、大半を2軍で過ごした今季。そして今月1日に再昇格。11日の練習で、伊東監督から「球を上から叩け」との助言を受け、それを実践した。「自分は本塁打バッターではないので、与えられた役割を見失わないようにしたい」と加藤。ラッキーボーイであっても、地に足が着いている。

 ◆加藤 翔平(かとう・しょうへい)1991年(平3)3月28日、埼玉県加須市生まれの22歳。小学校2年生から野球を始め、中学時代は加須シニアに所属。春日部東1年から両打ちに転向したが、甲子園出場はなし。上武大では1年春からレギュラーに定着。3年春から3季連続でベストナイン。12年ドラフト4位でロッテに入団。今季は23試合で打率・154、1本塁打、1打点。1メートル83、84キロ。右投げ両打ち。遠投120メートル。50メートル5秒9。
(スポ二チ)




【ロッテ】加藤、レギュラーSでもPSでも初打席弾!
 シーズン3位のロッテが、同2位の西武に圧勝し、最終S進出に王手をかけた。10年にチームを3位から日本一へ導いた井口、里崎、今江の“元祖・下克上軍団”が打線を引っ張った。16安打11得点は、ともにポストシーズン球団最多タイ。ルーキー・加藤のCS初打席弾も飛び出し、「下克上アゲイン」に向け、最高のスタートを切った。
 デビュー戦男が、またしても大仕事をやってのけた。7点リードの8回2死一、三塁で、途中出場の加藤が、CS初打席で右翼席中段へダメ押しの1号3ラン。レギュラーシーズンとポストシーズンで、ともにプロ初打席弾をマークしたのはもちろん、史上初だ。「気持ちよかったです。初打席? 意識はしてなかったけど、打った後に、また初打席だなって思いました」。快挙となる一発を、涼しげに振り返った。
 成長の跡を見せた。快音を響かせたのは10球目だった。ファウルで粘り、インコースのスライダーに反応した。5月12日の楽天戦(QVC)でマークした初打席弾は初球打ち。「シーズンの時は振ったらたまたま当たった感じだけど、今回はしっかりとボールを見て打てた」と満足そうだ。
 3年前の下克上は、テレビで観戦していたという。「福浦さんが西武Dでホームランを打ったのを覚えてます。まさか、自分が同じように打てるなんて」。7月のフレッシュオールスターでも、決勝2ランを含む猛打賞でMVPを獲得。“持ってる”ルーキーが、短期決戦でラッキーボーイとなるかもしれない。

 ◆加藤 翔平(かとう・しょうへい)1991年3月28日、埼玉・加須市生まれ。22歳。春日部東高から上武大を経て12年ドラフト4位でロッテ入団。大学では関甲新学生リーグで通算107安打をマーク。今季は23試合で打率1割5分4厘、1本塁打、1打点。50メートル5秒68、遠投120メートル。183センチ、84キロ。右投両打。
(報知)


ロッテ加藤また快挙!CS初打席本塁打
 ロッテのルーキー・加藤が、プロ初打席に続き、ポストシーズン初打席でも本塁打という離れ業をやってのけた。初体験のCSでも「積極的にいけた」と本番に強いところを見せつけた。
 八回2死一、三塁の場面だった。七回の代走起用から左翼の守備に入ったが、八回に打線がつながり、予期しなかった初打席が巡ってきた。それでも「ベンチで投球を見て準備はしてました」とあわてることなく、中継ぎの増田と対峙(たいじ)。カウント3‐2から、4球ファウルで粘り、最後は増田の得意球、スライダーをロッテファンで埋まった右翼席へと運んだ。
 「気持ちよかったです。これでチームの役に立てたかな」と加藤。観客席で見守っていた両親の目前で放った、5月12日の楽天戦でのプロ初打席アーチ以来の一発に目を細めていた。
(デイリー)


ロッテ・ルーキー加藤、CS初打席も本塁打!
 D4位・加藤(上武大)が七回に代走で途中出場し、八回の打席で右越えに3ラン。新人では史上初となるCS初打席アーチを記録した。レギュラーシーズンでも5月12日の楽天戦(QVCマリン)でのプロ初打席で本塁打。「気持ちよかった。意識はなかったけど、打った後にまた初打席だなと(気付いた)」と満面の笑みだった。
(サンスポ)




ロッテ・松永、プロ初勝利の地で「どれだけ粘れるか」
 13日の第2戦はロッテD1位・松永(大阪ガス)が敵地のマウンドに上がる。4月25日に中継ぎでプロ初勝利を挙げた験のいい球場だが、強心臓の左腕は「きょう勝とうが負けようが、(第2戦も)大事な試合であることには変わらない」と平然。「チャンスは作られるから、どれだけ粘れるか」と走者を背負ってからの投球を課題にした。 
(サンスポ)




10年の1.5倍!ロッテ本拠地のマリンPVに3254人
 第1戦は3万2880人の観衆が詰めかけ、立ち見も出た。約8割は西武ファン。ロッテは西武ドームへ応援に行けないファンのため、本拠地QVCマリンでパブリックビューイングを実施し、3254人が来場した。
 元外野手の立川隆史氏(38)が解説を務め、ロッテの打者に本塁打が出ると、立川氏がマスコット人形をスタンドに投げ込む演出も。
 レギュラーシーズン3位から日本一になった2010年も行われ、ファーストステージ第1戦の入場者は2154人だった。「(公式戦は)3連敗という終わり方だったのに、10年の1・5倍も来てくれてよかった」と球団関係者。13日の第2戦には、今季限りでユニホームを脱いだ元投手の小野晋吾氏(38)が来場する。
(サンスポ)


マリンでPV 3年前比で1・5倍入場者
 QVCマリンではパブリックビューイング(PV)が行われ、3254人が集まった。
 3年前にも実施したが、初戦を比較すると約1・5倍の入場者数。試合前にはチアパフォーマンスや選手紹介がされ、初回に井口が本塁打を放つと、球団マスコット「マーくん」のぬいぐるみがスタンドに投げ込まれる本格ぶりだった。勝利の瞬間にはジェット風船も飛び、大歓声に包まれた。
(スポ二チ)




長嶋ロッテ2軍コーチ 来季中日へ 落合新GMの評価高く
 中日の来季の外野守備走塁コーチに、現ロッテの長嶋清幸2軍打撃コーチ(51)が就任することが12日、分かった。この日までにロッテ側に退団の意思を伝えたとみられる。
 長嶋氏は79年ドラフト外で広島に入団。中堅手としてゴールデングラブ賞4度の守備力を誇り、中日、ロッテ、阪神でプレーし、97年に現役を引退した。翌98年から阪神で2軍打撃コーチなどを歴任。04~06年には当時の中日・落合監督のもとで打撃・外野守備走塁コーチを務めた。
 10年からロッテにコーチとして所属していたが、その手腕を高く評価している落合氏がGMとして中日に復帰したことで今回の招へいにつながった。
(スポ二チ)



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女子高生中傷ロッテ神戸第1S後にも処分
 ロッテ林信平球団本部長(52)は12日、東京・三鷹市で起きた女子高生刺殺事件について、被害者を非難する内容をツイッターに書き込んだ神戸拓光外野手(28)の最終処分を、CSファーストステージ後にも決定する見通しを示した。神戸は前日11日に遠征先の宮崎県から呼び戻されて、現在は自宅謹慎中。球団ホームページにも公式謝罪文が出された。林本部長は「球界にとってもいい話ではない。昨日直接話を聞きましたが、まだ確認したいこともある。CS期間中にお騒がせしたくないので、ファイナル(ステージ)の前くらいに決められれば」と話した。
(日刊)





【獅子さん目線】


「やり返すつもりでやる」/渡辺監督
 初戦大敗。西武渡辺久信監督のコメント。
 「泣いても笑っても負ければ終わり。明日、やり返すつもりでやる」。
(日刊)


信じた岸で西武崖っぷち
 西武はエース岸孝之投手(28)に託した初戦を取れず崖っぷちに立たされた。コントロールが甘く1回から失点を重ねた。先発投手の責任回数である5回まで続投させたが5失点と主導権を渡してしまった。シーズン終了を自身9連勝で飾ったエースに懸けた結果だった。渡辺監督は「ある程度、岸に投げてもらうつもりだった」と説明。指揮官の期待に応えられず、岸は「何してるんだろうなと。何を言っても僕の責任です」と背負った。
 レギュラーシーズンを8連勝で締めくくって2位の座をつかんだ。継投で接戦を制する戦い方だった。一瞬のプレーが流れを変える短期決戦に向け、当然、渡辺監督も継投は計算にあったが、岸への信頼を選んだ。今季は開幕投手を任せ、「お前が引っ張れ」とメッセージ。その期待に応え、終盤の快進撃を支えた。08年の日本シリーズでMVPを獲得したように、ポストシーズンを勝ち抜く上で、岸のフル回転は不可欠。そんな思いも込めたのだろう。
 リリーフ陣も流れを止められなかった。8回には打者一巡の猛攻で8月22日のロッテ戦以来となる2ケタ失点。攻撃陣も中村のソロ本塁打のみで予想外の大敗。今日13日の先発は状態の良さを評価され、抜てきされた岡本洋。渡辺監督は「泣いても笑っても負ければ終わり。明日、やり返すつもりでやる」と語気を強めた。崖っぷちの4位から勝ち上がったよう、ここからはい上がる。【久保賢吾】
(日刊)


【西武】岸、大誤算の5失点KOもナベQ「やり返す」
 シーズン3位のロッテが、同2位の西武に圧勝し、最終S進出に王手をかけた。10年にチームを3位から日本一へ導いた井口、里崎、今江の“元祖・下克上軍団”が打線を引っ張った。16安打11得点は、ともにポストシーズン球団最多タイ。ルーキー・加藤のCS初打席弾も飛び出し、「下克上アゲイン」に向け、最高のスタートを切った。
 大敗も1敗は1敗だ。渡辺監督は開き直り、現実を直視した。「短期決戦の中で、こういう展開というのは予想できないわけじゃない。泣いても笑っても、負けりゃ終わり。やり返すつもりでいかないと」。13日に敗れれば終戦。土俵際に追い込まれたが、次の戦いへ、ファイティングポーズを崩さなかった。
 9連勝中のエース・岸が誤算だった。今季はチーム最多タイの11勝を挙げたが、被本塁打はリーグ最多に並ぶ17だった。初回2死、井口に高めの直球を左翼席に運ばれると、4回にもサブローにソロを許すなど5回5失点。許した8安打のうち、長打が5本だった。「全体的に高い…。制球が全然(ダメ)だった」と修正が利かないほどの乱調。約4か月ぶりに黒星を味わい「せっかくこの1年間やってきて、何もできずに今日は終わった。『何しているんだろう』という感じ。申し訳ない」と悔しさを募らせた。
 レギュラーシーズンで8連勝締めを成し遂げた打線も、決定打を欠いた。2~5回は、毎回先頭にヒットが出たが、得点できたのは5回、中村のソロだけ。「相手はチャンスを生かし、ウチは生かせなかった。そこで明暗が分かれた」と指揮官は唇をかんだ。
 それでも、土俵際から底力を発揮するのが西武だ。今季も9月16日には3位と5差まで離されたが、最終戦で2位へたどり着いた。主将の栗山がナインの思いを代弁した。「後がないし、負けられへん。真価が問われると思う。そこでどれだけ力を発揮できるか。全力でやります」。あきらめない。連勝するしかない。
(報知)




岸猛省5回KO「やってはいけない展開に」
 西武のエース・岸が5回5失点で、ロッテ打線にはね返された。許した8安打のうち、長打が5本を占め、「やってはいけない展開にしてしまった。全体的に(球が)高い。制球が全然(駄目)だった」。
 レギュラーシーズンは6月16日のDeNA戦(西武ドーム)から9連勝と好調だったが、この日は修正が利かないほどの乱調。約4カ月ぶりに味わう黒星に「せっかくこの1年間やってきて、何もできずにきょうは終わった」とうなだれた。
(スポ二チ)


西武・岸5回5失点…得意のロッテ戦で大誤算
 岸は5回8安打5失点。一回に井口に先制ソロを浴びてリズムを崩すと、立ち直れないまま降板となった。レギュラーシーズンではロッテに7連勝中で、今季も2試合で1勝負けなし。相性は良かったが、「やってはいけない展開にしてしまった。コントロールが全然。せっかく1年間やってきたのに、何もできずに終わってしまった」とうなだれた。
(サンスポ)


西武、魔さかの投壊…11失点で完敗
 レオ特急が大一番で急停車した。西武はレギュラーシーズンを8連勝で締めくくるなど絶好調でCSに突入しながら、投手陣がまさかの11失点。2004年以降のポストシーズンでは、06年プレーオフ第2戦のソフトバンク戦などに並ぶワーストタイの屈辱を喫した。
 渡辺監督が「ある程度は投げさせるつもりだった」と信頼を寄せていた岸が大誤算だった。今季初めて開幕投手を務め、9連勝中だった右腕が、立ち上がりからロッテ打線につかまった。「いつもいい投球ができるわけじゃない」と渡辺監督は岸をかばったが、序盤からの失点は致命傷になった。救援陣も踏ん張れず、短期決戦でロッテ打線を勢いづかせてしまった。
 打線も好機に1本が出なかった。四回は無死一、二塁で浅村が併殺打。中村の一発で4点差に迫った、五回1死満塁の場面では片岡と栗山が凡退。「ここというところで相手がチャンスを生かし、うちは生かせなかった。明暗が分かれた」と指揮官は悔しがった。
 それでも渡辺監督は「泣いても笑っても、次負けたら終わり。やり返す」と闘志を失わない。崖っぷちは経験済みの骨太軍団が、再び底力を見せつける。
(デイリー)


西武ナベQ、今度は「やり返す」 おかわりCS4年連続弾で一矢
 すぐに切り替えた。西武・中村は、愛車に乗り込んで一言、「みんな暗いな。割り切るしかない? そうでしょ。野球はそういうもん」。日本一を知る男は、もう負けられない窮地にも、全く動じていなかった。
 レギュラーシーズン最終戦だった8日のロッテ戦(西武ドーム)では10-2で完勝して、8連勝でフィニッシュ。本拠地では9勝3敗の圧倒的な対戦成績。先発の岸はロッテに7連勝中…。誰もが勝利を疑わなかった。ところが岸がずるずると5回5失点でKOされると、その後の投手も失点を食い止められなかった。
 唯一の光は、中村の1本のアーチだ。五回、古谷のスライダーを、レオ党が陣取る左翼席に運んだ。2010年から4年連続となるCSでの一発で零封負けを阻止した。
 「泣いても笑っても、明日(13日)負けたら終わり。やり返すつもりでやらないとおかしい」。渡辺監督は試合後、厳しい表情で選手を鼓舞した。残り2試合を勝てばいいだけ(1勝1分けでも突破)だ。西武にはCS圏外から2位に追い込んだ底力がある。このまま終わるほど、ヤワじゃない。(高橋かずみ)

★第2戦も前売り完売
 すでに前売り券は完売しており、当日券は内野立ち見席やキャンセル分など若干枚を、午前10時から西武ドームチケットセンターで販売する。
(サンスポ)


おかわり弾で一矢も「語るのが難しい試合」
 西武は中村の一発で一矢は報いた。先頭打者の5回、古谷の甘く入った変化球を逃さず、豪快に左へ運んだ。
 これでプレーオフ、CSではリーグ最多の通算7本目となり、短期決戦で力を発揮した。ただ、得点はこの1点のみに終わった。中村は「きょうは語るのが難しい試合。とにかくあす頑張るだけ。(打撃の)感じは悪くないし、やるべきことをやるだけ」と淡々と気持ちを切り替えた。
(スポ二チ)




西武・岡本洋、腹くくった「自信持って臨む」
 今季途中から先発入りし、13日の第2戦に先発する4年目右腕の西武・岡本洋は12日、ダッシュなどで調整。「任されたということで自信を持って臨みたい」と意気込んだ。負ければ今季終了という状況にも「中継ぎと同じ気持ちでいくだけ。中軸の前に走者をためないようにしっかり投げる」と腹をくくった様子だった。
(サンスポ)
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