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今、自分が出来ること。やれること。それを精一杯やっていかなくちゃ!!

コラム記事【3/23~3/24】

2024年03月24日 11時42分24秒 | マリーンズ2024
≪3/23≫


 「毎年レギュラーを目指してやっているので、そこは1日でも早く取れるようにやっていきたいです」。

 ロッテの2年目・友杉篤輝はショートのレギュラー獲得を目指す。

 プロ1年目の昨季は今季からセカンドにコンバートとなった藤岡裕大とともに併用で、ショートでスタメン出場した。友杉は昨季開幕一軍を掴み、4月を終えた時点で打率.306、前半戦を終えた時点でも打率.282、7打点、7盗塁の成績を残した。

 しかし、オールスター明け、徐々に打率が落ちていき、熾烈なクライマックス・シリーズ争いを繰り広げていた10月3日にプロ入り後初めて一軍登録を抹消。CSは出場することなく、シーズンを終えた。 

 「最後まで一軍にいられなかったですし、最後成績が落ちていったというのもあります。そういったところが悔しかったです」。

 プロ1年目を経験して、シーズン通して活躍するために必要なことについて友杉は「まずは状態の悪くなった時に修正能力というか、すごく大事」と、感じたそうだ。 

村田コーチからアドバイスをもらう

 シーズン終了後に行われた秋季練習では、「左ピッチャーに対してすごい課題が残ったので、左ピッチャーを打っていたんですけど、色々打ち方を試しながら、やっていけたらなと思います」と、打率.196だった左投手を克服しようと振り込んだ。

 練習、オープン戦では左投手に対して「打ち方を変えて今やっているんですけど、なかなか結果が出ていないですが、何か掴めて行けたらいいかなと思います」と、満足のいく成果を上げられていない。

 レギュラーを掴むためにも、左投手の克服もそうだが、打撃力向上が必須。

 「練習からしっかり強く振っています。試合の中でも100%以上の力で振って、昨年は全然四球が取れなかったので、出塁率を意識ながら、両方意識しながらやっています」。

 「まず去年よりも成長しないと2年目、3年目やって行けないと思うので、去年より成長できるようにアドバイスもらっています」。

 2月半ばから村田修一打撃コーチに助言をもらい取り組み、現在は「少しずつ取り組んでいることがよくなっている」と好感触を掴む。 

目標は20盗塁

 昨季9盗塁だった盗塁も今季は「20盗塁を目標掲げてやっているので、それをクリアできればいいかなと思います」と、20盗塁を目指す。

 20盗塁するためには「まず自分がしっかり走れないと盗塁のサインだったり、盗塁機会が得られないと思うので、そこを1年間、タイムが変わらずそういうことを意識しながらやっていきたいと思います」と話した。

 50年ぶりの勝率1位でのリーグ優勝、そして2025年までに“常勝軍団”を目指すためには若手の台頭、レギュラー定着は必要不可欠。「チームのリーグ優勝、日本一、個人的には去年よりも全て成績を上回れるようにやっていきたい」。藤岡がセカンドに転向した今季、茶谷健太と共に併用での出場が濃厚だが、首脳陣たちが1試合でも多くスタメンで使いたいと思ってもらえるような活躍を見せたい。

取材・文=岩下雄太 

(ベースボールキング)

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≪3/23


ブレずにセンター返しの打撃

 「やることは変わらない。1個1個継続してやっていくだけです」。

 ロッテの茶谷健太は、今春はショートのレギュラー格として期待されるが、気持ちは開幕一軍を目指していた昨年と変わらない。

 「センター返しを意識してもちろんやっているんですけど、ちょっと体が開いたりとか、振り遅れるファウルになったりとか調子が悪くなる傾向が出ている。去年もそうだったですけど、その期間を短くできるようにと思って取り組んでいます」。 

 2月13日からの対外試合では2月17日の広島との練習試合で2安打、2月24日の韓国ロッテとの練習試合で本塁打を含む3安打3打点と、練習試合期間の打率は.368(19-7)、1本塁打、3打点とバットでアピールした。

 オープン戦が始まってからはなかなか安打を放つことがができずにいた。その間の打撃練習でもブレずに“センター返し”の意識で打撃練習を継続し、「下半身が大事なので、下半身の使い方を教わりながらやっています」と、ZOZOマリンスタジアムで行われたオープン戦の試合前練習には福浦和也ヘッドコーチ兼打撃コーチから下半身の使い方についてアドバイスをもらう日もあった。

 3月23日の中日とのオープン戦では『7番・遊撃』で先発出場し、5回の第2打席にライト前に16日のオリックス戦以来となる安打を放つと、7回の第3打席に三塁への内野安打。この春のオープン戦では初のマルチ安打を記録した。 

遊撃のレギュラー候補も

 守備面でも開幕一軍を目指していた昨季は、練習試合、オープン戦で一塁、三塁、遊撃と3つのポジションで出場していたが、この春は基本的に遊撃での出場がメイン。練習試合は出場した8試合全てが遊撃で、オープン戦も途中出場した3月13日の阪神戦、試合途中に遊撃から一塁にポジションを移った3月23日の中日戦以外は全て遊撃での出場となっている。

 遊撃での出場が多いことについて茶谷は「今は守らせてもらっている状態なので、なんとか勝ち取れるように頑張ってやっていきたいと思います」と決意を口にした。

 一塁での出場機会はこの春は少なくなっているが、「ファーストは何があるかわからないので、考えられる範囲でやっています」と、ZOZOマリンスタジアムでの試合前練習では遊撃だけでなく、一塁ミットを持って守備練習を行っていた。実際に取材した3月13日の阪神戦で一塁の守備に就いている。

 19年に育成選手としてロッテに加入してから、限られたチャンスをモノにし、今の立ち位置まで這い上がってきた。「大事なところでしっかり打てることが求められているところだと思うので、良いところで打てるようにやっていきたい」。今年は調子の波を小さくして、昨季以上の打率を残し、遊撃の守備でも安定したところを見せ、昨季よりも出場機会を増やしたいところだ。

取材・文=岩下雄太

(ベースボールキング)

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