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今、自分が出来ること。やれること。それを精一杯やっていかなくちゃ!!

拾い読み★2011-077≪開幕日程記事@2≫

2011年03月18日 10時29分14秒 | マリーンズ2011~15
楽天・星野監督「決まった以上は合わせる」
決まった以上は、合わせるのが我々の仕事や! 楽天・星野仙一監督(64)は17日、ナゴヤ球場での全体練習後、今季の開幕戦が4月12日のロッテ戦(QVCマリン)に決定したことを受け、決意を語った。東日本大震災の被害を受けた本拠地・仙台の代替地として神戸に球団事務所などの機能を一時移転させることも判明。ようやく2011年のシーズンに向けて動き始めた。
東日本大震災の影響を受けた楽天ナインにようやく光が差しこんだ。パ・リーグの開幕が4月12日に決定。Kスタ宮城が損傷しており、球団初の本拠地開催はならなかったが、星野楽天の船出の日が定まった。
「テレビで東北の人たちを見ていると、われわれの日程がどうとか、ストレスがたまるとか、寒いとか、あちこち落ち着かないとか、そんなことどうだっていいと思った。選手がどんな形でいいコンディションを作れるか、それだけや」
多くの人々が命を失い、家を失い、大きな傷を背負った東北の現状に心を痛めながら、闘将は前向きにシーズンへの決意を語った。
最初の主催試合は4月15日のオリックス戦。いまだに多くの市民が避難生活を送る仙台の街が復旧するまでの代替地は関西になる。オリックスの準本拠地・ほっともっとフィールド神戸の使用を中心に、甲子園や京セラドームの使用も申請している。球団事務所も一時的に神戸へ移転させる予定だ。
仙台に自宅のある選手たちは落ち着かないシーズンとなるが、すでに闘将の心は定まった。20日から神戸へ移動し、開幕までは神戸を拠点に練習を行い、準備を進める。
「決まった以上は、体のコンディション、気持ちのコンディションを合わせるのが我々の仕事だ」
開幕まであと25日。新生楽天の戦いぶりが、復興を目指す仙台の活力となる。


星野監督、25日開幕のセに「応援に行くファンなんかいるのか」…楽天
楽天・星野仙一監督(64)は、パ・リーグの開幕延期を前向きに受け入れた。「決まった以上は体のコンディション、気持ちのコンディションを合わせるのが我々の仕事」と強い精神力で苦境を切り開いていく。
星野監督はこの日、ナゴヤ球場での全体練習で報道陣に対応。「テレビを見て、東北の被災者のことを考えたら、日程がどうとか、あちこち移動とか、そんなことはどうだっていい。選手がどうやってコンディションを作るか、そればっかり考えている」と強調した。
一方、セ・リーグについては、「言いたいことはたくさんあるけど、当事者(被災球団)だから言えない」と前置きした上で「選手会がまともなこと(開幕延期)を言っているのがうれしかった。ひとつ言えば、巨人の選手から(開幕延期の訴えが)出たらうれしかったんだけど」と選手会会長の阪神・新井らの発言を称賛。25日に開幕しても「(球場へ)応援にいくファンなんかいるのか」と疑問を投げかけていた。


星野監督 セ強行開幕に「言いたいことは山ほどある」
楽天・星野監督は開幕延期が決まり、4月12日に目を向けた。広報を通じて「決まった以上は体と気持ちのコンディションを合わせるのが、われわれの仕事です」とコメントした。
本拠地のある仙台が東日本大震災で被災。予定通り25日に強行開幕を決めたセ・リーグに対して私見を持ちながらも「言いたいことは山ほどあるけど、うちは当事者だから。中日や阪神の監督をしている時だったら、言うけどな」と、多くを語らなかった。
被災地の様子は連日、テレビで確認している。復旧のメドが立たない状況に「テレビを見ていると、チームの日程や遠征生活のことなんかどうってことない」と語った。この日、チームはナゴヤ球場で全体練習。18日から中日とオープン戦3連戦(ナゴヤドーム)が組まれていたが、20日は中止が決まった。仙台に家族を残している数人の選手が、地震発生後初めて仙台に戻ることを優先させた。



新井選手会長、25日開幕決定に無念も「ストは望んでいない」
プロ野球のセ・パ両リーグと加藤良三コミッショナー(69)は17日、東京・内幸町の日本野球機構(NPB)で会見を行い、再考していた公式戦の開幕日をセ・リーグは予定どおり3月25日、パ・リーグは4月12日とすることを発表した。セ・リーグの新(あたらし)理事長(ヤクルト)は開幕に向けて「準備を進めていく」というスタンスを強調。電力や原発問題の進ちょく状況によっては中止もあり得るとした。パ・リーグは延期した試合を後ろにずらしたり、予備日に組み込むことで、あくまでも全144試合とクライマックスシリーズの消化を目指す。
セ・パ分離開催の決定を受け、労組・日本プロ野球選手会会長の阪神・新井貴浩内野手(34)は無念さをにじませた。甲子園で取材に応じ「被災された方のことを思うと、本当に開幕していいのか。電力が不足して、原発の問題もある中でやっていいのかと思う」と改めて疑問を投げかけた。
NPBの発表を受け、18日に選手会事務局が12球団の選手会長から各球団の意見を集める。代替案を含め、早急に選手会としての意見を示す方針だ。「ストライキ? 可能性はゼロとは今の段階では言えないが、全く望んでないこと。悲しいのはファンなので」と複雑な表情を浮かべた。
代替案の一つとして、開幕を遅らせた場合にチャリティー試合を行う可能性も言及。「今は言えないが、いろいろなケースを想定している」と、最後まで選手会としての意見を訴えていく。


新井会長 ストライキの可能性「ゼロとはいえない」が…
セ・リーグが25日の強行開幕を発表したことを受け、日本プロ野球選手会の新井貴浩会長(34=阪神)は甲子園で会見を行い、怒りで声を震わせた。
被災地は復興が進んでおらず、関東圏は電力の問題もある。開幕延期は選手会の総意で、選手会の松原事務局長は「セ・リーグは“何かあれば中止する”と言っていたそうだが、あまりにも強引」と反論。新井会長はストライキの可能性について「ゼロとはいえない」としながらも「ファンはそんなことを望んでいないし、選手も望んでいない。常識的なことを言っているだけ」と理解を求めた。


選手会“無視”に怒り…新井会長「悔しい」
セ・リーグが25日の強行開幕を発表したことを受け、日本プロ野球選手会の新井貴浩会長(34=阪神)は甲子園で会見を行い、怒りで声を震わせた。
15日の実行委員会に乗り込み、開幕延期を訴えていただけに「選手会の要望が受け入れられないのは残念。もちろん悔しい」と強い憤りをあらわに。野球を通じて復興を支援するとの気持ちは選手も同じだが、25日開幕は到底賛同できるものではない。「選手会としても野球で勇気づけてあげる気持ちは選手全員が共有している。ただ、それは今の時期じゃないでしょう。被害拡大の中で開幕していいのか」とあらためて反発した。一方、パ・リーグの延期には「(4月12日が)妥当かは分からないが、日程をずらすことは大変」と一定の理解を示した。
新井会長は発表内容を受け、すぐに松原徹事務局長と今後の対応を確認。18日に事務局のスタッフ8人で全12球団を回り、意見を集約することになった。その上で「あす(18日)声明文書を出す」(同事務局長)という。新井会長も「再度ヒアリングしてもらい、今後の対応を決めていきたい」と話した。
被災地は復興が進んでおらず、関東圏は電力の問題もある。開幕延期は選手会の総意で、松原事務局長は「セ・リーグは“何かあれば中止する”と言っていたそうだが、あまりにも強引」と反論。新井会長はストライキの可能性について「ゼロとはいえない」としながらも「ファンはそんなことを望んでいないし、選手も望んでいない。常識的なことを言っているだけ」と理解を求めた。
◆各球団選手会長の話
 ▼中日・森野 球団から25日の開幕で協力してくれということだったので快諾した。多くの人に来てもらえれば、募金にもつながると思う。野球を通じて力になれると信じている。
 ▼阪神・鳥谷 要望が受け入れられず残念。ほかの選手の意見も聞きながら今後の対応を相談していきたい。一方で、いつ開幕しても最高のパフォーマンスをできるように、準備だけはしっかりとしたい。
 ▼広島・石原 今の状況で試合をやるのは複雑というか、まだ被災地に大変な思いをしている人がいますので。チームのみんなも同じだと思います。
 ▼横浜・新沼 あす(18日)を待たないと何とも言えない。ただ僕個人としては、25日に気持ちは向かない。そこ(被災地の宮城・気仙沼)の人間なので。
 ▼ソフトバンク・川崎 4月12日に向けてファンの皆さんに「パ・リーグが開幕してよかったな」と思っていただけるような全力プレーをお見せできるよう、しっかりと準備していきたい。また、被災者の皆さんへの支援も、われわれにできることを考え、しっかりと続けていきたい。
 ▼西武・帆足 今、開幕を迎える状態でないので、延期については良かったと思います。開幕までにプロ野球選手として最高のパフォーマンスができるように調整し、また引き続き支援活動も行っていきます。
 ▼ロッテ・サブロー パ・リーグは妥当な判断をしたと思います。被災者の人たちのことを考えてほしい。テレビもない今の時期に勇気付けることができるのか。セ・リーグの選手がかわいそうだなと思います。
 ▼日本ハム・田中 開幕延期については、被災地の状況や選手の思いを十分理解されたと率直に思う。4月12日まで被災地を支援するための時間ができたので、この期間を利用して北海道から支援の輪を広げていけるような活動をできる限りやっていくつもり。
 ▼オリックス・岸田 選手間でも話しましたが、被災地の様子を見ていると予定通り(25日)開幕というのは適当ではないのではないかと思っています。
 ▼楽天・嶋 今は100%野球に集中するのが難しい気持ちです。ただ開幕日が決まったことで、それに向けてやるべきことをやるために一つにならなくてはならない。自分たちが力になれることをやっていきたい。


新井選手会会長「開幕延期」訴え続ける
日本プロ野球選手会の新井貴浩会長(34)=阪神=は17日、セ・リーグが予定どおり3月25日に開幕すると決定したことに「悔しいし、残念」と無念の思いを口にした。18日には各球団の選手会が球団と話し合いの場を持つ。ボイコットの可能性は否定したが、ぎりぎりまで開幕延期に向けた活動を続ける決意だ。
練習終了から3時間余。球団ロッカーで、ユニホーム姿のまま待ち続けた新井会長に届けられたのは、最悪の知らせだった。
「選手会の要望が受け入れられず、残念に思います。悔しいです」
選手会の総意として、両リーグそろっての開幕延期を要望していたが、その願いは完全に無視された。
「被災された方、まだ今も安否不明の方、避難所で生活されている方のことを思うと、本当に開幕していいのかというのが、選手会の総意。(東京ドームと神宮のある)東京も(停電地域の拡大など)大変なことになっているんですよ。時期が早すぎる」
18日には再度、各球団の選手会が球団と話し合いの場を持ち、その結果を選手会事務局が集約する。「すべては、その結果を待ってから」と慎重な姿勢を貫いた。
現時点でNPB側と選手会側の考え方は真っ向対立している。ストライキやボイコットという選択肢もあるのだろうか。
新井会長は「可能性がゼロとは今の段階では言えません」とした上で、「ファンはいちばん望んでいないことだし、やって悲しむのはファン。選手だって望んでいない」と、最悪のシナリオには否定的な考えを示した。強権は発動しないが、思いは伝えていく。
「延期してチャリティーマッチをするとか、延期してこうしようという案はいくつかあります。今は言えませんがね」
刻々伝わる惨状を胸に刻みながら、ギリギリまで「開幕延期」を願って活動していく決意を示した。


野球で勇気…新井会長「今の時期じゃない」
【新井選手会会長に聞く】
――セが25日開幕に準備を進める姿勢だが。
 選手会の要望が受け入れられないのは残念。
――会見を受けて選手会としての姿勢は?
 今の段階では何とも言えない。明日(18日)に事務局のスタッフに12球団を回ってもらう。そこで再度ヒアリングしてもらい今後の対応を決めていきたい。
――NPBの意見には賛同できないか。
 はい、そうです。
――悔しさはあるか
 もちろん悔しい。残念です。
――延期を主張する要因は?
 被災された方、今も安否が不明な方、避難所で生活されてる方のことを思うと本当に今開幕していいものか。電力が不足してる中、原発の問題もある中でやっていいのか。これが選手会としての総意ですから。
――選手としてプレーで勇気を与えることは?
 選手会としてももちろん野球で勇気づけてあげる気持ちは選手全員が共有している。ただそれは今の時期じゃないでしょう。被害拡大の中で開幕していいのかそういう意味です。
――パの12日延期の決断に関しては?
 楽天球団の選手のみなさん、家族が甚大な被害に遭って苦しい思いをしている。パリーグは延期して日程を組み直した。大変な中でそういう決断をしたんだと。
――パの12日延期は妥当か。
 分からない。まだ現在進行形なんで。ただ日程をずらすとなると大変。変えるのは大変なことですから。
――選手会として譲れない部分は。
 全部でしょう。電力もそうですし。
――ストライキの可能性はゼロではないか。
 可能性はゼロとは言えない。ヒアリングも終わっていない。選手がどういう反応を示すか。でもファンはそんなことを望んでいない。選手も望んでいない。選手会の主張として常識的なことを言ってるだけ。それでファンの方が悲しむストライキになる意味が分からないです。
――今後も話し合いで突き詰めてやっていくしかない?
 それも明日ヒアリングを聞いてから。
――時間がない。
 だから明日ヒアリングしてもらう。
――被災地に行けない今、試合をしてお金を動かして復興に貢献するという考え方は?
 そういう考え方もある。たとえば延期した期間チャリティーマッチをやるとか。案としてはある。延期になった場合のアイデアは出てる。
――3月25日へ準備を進めるという含みを持たせた姿勢は?
 はっきりしてほしいです。
――タイガース自体が3月25日に向かっていけるか。
 今は何とも言えないですね。
――ヒアリングを受けて次の意見を考えているか?
 いろんなケースを想定して考えてます。



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妻と息子は行方不明 被災の巨人ファン「球団に裏切られている 悲しい」
宮城県在住で、東日本大震災の被害に遭った男性が17日夜、スポニチ本紙に対し、電子メールで現在の心境を切々と伝えた。タイトルは「渡辺恒雄氏の発言について」。30年来の巨人ファンという男性はこれまで長男とともに東京ドームやKスタ宮城で巨人戦を楽しんでいたという。

 11日は仕事先の仙台市で被災。数日後に7時間かけて徒歩で自宅に戻ったが、辛うじて長女を避難所で発見できただけだった。長女は、妻と長男とともに一緒に車で逃げたが、津波にのみ込まれ、逃げられたのは1人だけだった。
 男性は16日に渡辺会長が開幕延期を否定したことを受け、こうつづっている。
 「無意識に涙が頬をつたいました。
 息子といったジャイアンツ戦。息子の野球姿。ジャイアンツの帽子、ユニホームを身にまとい悠々と立っている姿。応援している姿。
 いろいろなことが頭をめぐりました。
 私たちはこんな球団の応援をしていたのか。
 私たちはこんな球団とともに戦い、応援してきたのか。
 息子はこんな球団を愛したまま行方不明のままなのか。
 本当に悲しいです。息子に真実を伝えたい。
 東京ドームのナイター1試合につき一般家庭3500世帯1日分の電力消費に相当すると聞きます。東京も計画停電等で大変な時期です。その分みんなに分けていただけないのですか?
 いままで愛してきた球団に完全に裏切られているとひしひしと感じます。本当に悲しいです」(抜粋)


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宮本、ストライキは否定「僕らは常識的に動く」
プロ野球選手会前会長のヤクルト・宮本は25日開幕に反対する姿勢を貫いた。
「(現会長の)新井が発した通り、遅らせた方がいいという意見は変わらない。ただ、はっきり25日にやるわけではないという文書が(選手会側へ)来たとも聞いている。大型停電の話もあるのでまだ分からない」と話した。今後は新井選手会会長の決断を待つ構えで、ストライキの可能性は「常識的に考えればない。僕らは常識的に動きます」と否定した。


梨田監督「セの方向性がパと違ったことを残念に思う」
パ・リーグの開幕は4月12日に延期されることが決まった。
 ▼ソフトバンク・秋山監督 はっきりとしたスケジュールが出た中でチームとしてその開幕に合わせて調整し、万全な形でシーズンに入っていきたい。震災を受けられた方、ファンの方に少しでも元気と勇気を与えられるように頑張りたい。
 ▼西武・渡辺監督 今、試合ができる状況にないということについては私もそう思っています。ただわれわれは今自分たちができることをしっかりとやっていくだけ。
 ▼ロッテ・西村監督 われわれは4月12日の開幕戦にベストな状態で臨めるように、今後の調整をしっかりしていくだけ。
 ▼日本ハム・梨田監督 被災者は電気や水が通らずテレビすら見られない状況の中、セの方向性がパと違ったことを残念に思う。リーグが異なっても、足並みがそろうことを期待していたので非常に残念。
 ▼オリックス・岡田監督 (これからの予定を)また練り直さないと。パ・リーグはまだ日にちがあるから、もう一回逆算して準備をしていかないといけない。パ6球団で練習試合を考えていく必要がある。


横浜 新沼「25日に気持ちは向かない そこの人間なので」
◆セ・リーグ3月25日開幕、パ・リーグ4月12日開幕についての各球団選手会長の話
 ▼中日・森野 球団から25日の開幕で協力してくれということだったので快諾した。多くの人に来てもらえれば、募金にもつながると思う。野球を通じて力になれると信じている。
 ▼阪神・鳥谷 要望が受け入れられず残念。ほかの選手の意見も聞きながら今後の対応を相談していきたい。一方で、いつ開幕しても最高のパフォーマンスをできるように、準備だけはしっかりとしたい。
 ▼広島・石原 今の状況で試合をやるのは複雑というか、まだ被災地に大変な思いをしている人がいますので。チームのみんなも同じだと思います。
 ▼横浜・新沼 あす(18日)を待たないと何とも言えない。ただ僕個人としては、25日に気持ちは向かない。そこ(被災地の宮城)の人間なので。


25日開幕…清武代表「野球をやるのが責務」
巨人の清武球団代表は25日のセ・リーグ開幕について「野球人は野球をやるのが責務。それが日常化の足がかりになる。自粛よりも行動を選んだということ」と語った。
会見では陸上選手の為末が自身のブログに掲載した「今まで自分が毎日やってきていた役割をこういう災害時でもかわらず淡々と行う事が大切だと思います」という文章を紹介して「私たちにできることは野球。野球を通じて利益を上げ社会に還元すること。今回は義援金を被災地に届けることができる」と非常時でも予定通りにシーズンを開幕する意義を語った。
清武代表は「計画停電などがあれば国の方針に従う。最初から覚悟の上」と柔軟な姿勢も示し「私の家族も(被災地の)周辺にいる。誰よりも犠牲者の方々に哀悼の気持ちはある」とも語った。
▼中日・西脇紀人球団代表 球団も選手もお互いが野球で支援するという共通理解はあるし(選手会の)理解も得られると思う。やれるところは準備を進めるのが責務。場合によっては中止や日程の変更などは考える。
▼阪神・沼沢正二球団本部長 やれるならやる、無理ならやらないというシンプルな考え。観客の安全と選手の安全が確認できて、試合がやれる状況が整えばやろうということ。野球という健全なプロスポーツを通して国民に希望と夢を与えていくことが使命。
▼広島・鈴木清明球団本部長 試合をして、人を集めて、支援の輪を広げてずっと続けることが責務。できるならプロ野球人としてやらないと。事情が出てきた時は中止もあり得る。
▼横浜・笹川博史連盟担当 今の状況は(試合を)できる。待つとしても、いつになったら通常の状態になるか分からない。できる状態なら日程を消化していくのが、12球団の思いではないか。


パ・リーグ“分離開幕”に様々な声
プロ野球セ・リーグは17日、公式戦を予定通り3月25日に開幕すると発表した。一方、楽天が拠点とする仙台市が甚大な被害を受けているパ・リーグは同25日から、4月12日に延期すると発表した。(共同)
楽天・井上智治オーナー代行
「今シーズン中に(仙台で試合が)できると信じている。早くあの応援のもとで試合をやりたい。野球ができる状況になり、ライフラインが整い、ビジターチームのホテルが確保できるようになることが大事」
楽天・嶋基宏選手会長
「被災された方のことを考えると何を申し上げていいか分かりません。いまは野球に集中するのが難しい。ただ開幕が決まったことで、それに向けて一つにまとまらないと」
西武・飯田則昭専務
「いつが(開幕日の)ベストかという正解はない。できれば平日のデーゲームはやりたくないが、状況に応じて変更を考えないといけない」
西武・渡辺久信監督
「今試合ができる状況にないと思っている。自分たちができることをしっかりとやっていくだけ。一日も早く通常の生活を取り戻されることを祈っている」
オリックス・村山良雄球団本部長
「われわれも被災経験があって、「がんばろう神戸」で予定通りスケジュールをこなした。そういうことも含めて調整したい。野球はわれわれの仕事」
オリックス・岡田彰布監督
「(これからの予定を)また練り直さないと。パ・リーグはまだ日にちがあるから、もう一回逆算して準備をしていかないといけない。パ・リーグ6球団で練習試合を考えていく必要がある」
オリックス・岸田護選手会長
「選手間でも話しましたが、被災地の様子を見ていると、予定通り開幕というのは、適当ではないと思っています」
ソフトバンク・秋山幸二監督
「チームとしてその開幕に合わせて調整し、万全な形でシーズンに入っていきたい。震災を受けられた方、ファンの方に少しでも元気と勇気を与えられるように頑張りたいと思います」
ソフトバンク・川崎宗則選手会長
「『パ・リーグが開幕してよかったな』と思っていただけるような全力プレーをお見せできるよう、しっかりと準備していきたい。また被災者の皆さんへの支援も、われわれにできることを考え、しっかりと続けていきたい」
ロッテ・石川晃球団運営本部長
「144試合やるために、必死になって日程調整をやっていく。(電力不足などがあれば)中止は当然、ある。それは覚悟しておかないと」
ロッテ・西村徳文監督
「開幕戦にベストな状態で臨めるように、調整をしっかりしていくだけ。今は被災された方々に心からお見舞いを申し上げ、一日も早い復興をお祈りしています」
日本ハム・島田利正球団代表
「144試合やる方向で考えている。日程調整に入るが、だからといって(日程通りに)できるのかはわからない。野球には人に与える力がある。その力を信じている。元気を与えられるのは間違いないと思う」
日本ハム・梨田昌孝監督
「リーグが異なっても、足並みがそろうことを期待していたので非常に残念。複雑な思いはありますが、決定に従い、球場の内外を問わず全ての活動を復旧復興支援につなげていきたい」
日本ハム・田中賢介選手会長
「パ・リーグの開幕延期については、被災地の状況や選手の思いを十分理解していただいたと率直に思う。北海道から支援の輪を広げていけるような活動をできる限りやっていくつもりです」
日本ハム・斎藤佑樹投手
「パ・リーグとしては、いい決断をしたと思う。僕らはやる側なので、やれることをやる」


セ・リーグ“分離開幕”に様々な声
巨人・清武英利球団代表
「私たちができるのはやっぱり野球。野球を通じて利益を上げ、それを社会に還元したり、義援金を被災地に届けたりできる。それが感動につながるのかもしれない。自粛するより行動する方を選んだ」
巨人・小笠原道大内野手
「(開幕が)いつになってもいいようにやっている。無駄のないようにやっていきたい」
巨人・高橋由伸外野手
「もともと25日に決まっていた。(調整の)難しさはない。やるというなら、しっかり僕らはやる」
阪神・南信男球団社長
「今までの方針通りだということ。いい方向に(被害が)落ち着くことを祈るばかりだ。急展開があれば考え直す」
阪神・沼沢正二球団本部長
「観客の安全と選手の安全が確認できて、試合がやれる状況が整えばやろう、ということ。野球という健全なプロスポーツを通して国民に希望と夢を与えていくことが使命。開幕へ向けて準備を進めていく」
阪神・真弓明信監督
「被害に遭われた方々のことを考えると、予定通り開催されることに賛否両論あることも十分に承知しております。しかし決定された以上、その方針に従い、3月25日に最高のプレーをお見せできるように、残りの日程も調整していきたい」
日本プロ野球選手会・新井貴浩会長=阪神=
「残念。悔しい。被災された方、まだ今も安否不明の方、避難所で生活されている方のことを思うと、本当にいま開幕していいのかというのが、選手会の総意。時期が早すぎる」
阪神・鳥谷敬選手会長
「要望が受け入れられず残念。ほかの選手の意見も聞きながら、今後の対応を相談していきたい。ただ一方で、いつ開幕しても最高のパフォーマンスをファンの前でできるように、準備だけは選手一同しっかりとしたい」
中日・西脇紀人球団代表
「6球団が結束して、現時点で25日の開幕へ向け準備をしていこうということ。あくまで条件が整えば、という前提であり、強行するつもりはない。不測の事態が起きれば中止などいつでも考える。同じプロ野球人、選手にも理解してもらえると信じている」
和田一浩外野中日外野手
「僕らは決まったスケジュール通りにやるだけ。球場に来たり、試合を見てくれる人に失礼にならないよう、全力でプレーする」
中日・森野将彦選手会長
「球団から25日の開幕で協力してくれということだったので快諾した。多くの人に来てもらえれば、募金にもつながると思う。野球を通じて力になれると信じている」
広島・鈴木清明球団本部長
「試合をして、人を集めて、支援の輪を広げてずっと続けることが責務。できるならプロ野球人としてやらないと。事情が出てきた時は中止もあり得る」
広島・石原慶幸選手会長
「今の状況でやるというのは複雑。(選手は)みんな同じ気持ちだと思う。気持ち的に整理がつかない」
横浜・笹川博史取締役
「今の状況は(試合を)できる。待つとしても、いつになったら通常の状態になるか分からない。できる状態なら日程を消化していくのが、12球団の思いではないか」
横浜・加地隆雄球団社長
「野球が手をこまねいて待っているだけではいけない。電力の問題は、当然ある。少しでも節約するために時間をずらしたり、スピード野球を徹底するのが大事だ」
横浜・新沼慎二選手会長
「選手会の意見を聞いてから考えたいので、今はまだ何も言えない。個人的には、なんで(両リーグに)差があるのか分からない。日本のプロ野球は12球団で、6球団だけではないと思う」
ヤクルト・新純生球団常務
「選手の気持ちが乗らない部分もあるだろうが、説明をして理解を求めるしかない。(開幕の)準備を、と言っているだけ。きょうみたいな(大規模停電が発生する恐れがある)場合は中止とする」


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