【ロッテ】伊東監督、九州遠征で実家に帰省「可能であれば行きたい」
熊本出身のロッテ・伊東勤監督(53)が21日、熊本地震の被災地を訪問する考えを明かした。熊本市内にある実家が被害を受け「5月に九州遠征があるので、ぜひ可能であれば行きたい」と話した。ソフトバンク3連戦(ヤフオクD)のため移動する5月9日にも一度帰省したい意向だ。
この日のソフトバンク戦(QVC)は雨天中止となったが、被災者支援の募金活動は3日連続で実施。関係者によると、前日までの2日間で200万円以上が集まっているという。伊東監督は「(被災地は)この先も大変。どんどん支援していきたいし、個人的には毎日でもしたい」と話した。
慣れ親しんだ故郷が大きな被害を受けた現状を報道で目にし、居ても立ってもいられなかった。「テレビに映るのは知っている場所ばかり」。土砂崩れで崩落した阿蘇大橋も何度も通った場所だ。毎日連絡を取り合う兄夫婦と80歳になる母・レイ子さんが住む実家は無事だったが、揺れが起こればすぐ外に避難する生活が続いている。
募金活動を開始した19日には、被災地を思って涙を流した。一時は「野球をやっていていいのか」とも話したが、今はファンの励ましに奮い立っている。「たくさんの人に募金をしてもらって逆に勇気をもらった。あらためて野球人として(被災地で)頑張っている人を少しでも勇気づけられたら」と勝負師の顔になった。
(報知)
ロッテ・伊東監督、5・9熊本帰郷へ!移動日の1日のみもようやくメド
ロッテ・伊東勤監督(53)が21日、熊本地震で被災した熊本市内の実家の被害状況を確認するため、一時帰郷する意向を明らかにした。「可能ならば、そういう時間を設けたい」と語り、5月10日からのソフトバンク3連戦(ヤフオクドーム)の移動日となる同9日を予定している。
この日のソフトバンク6回戦(QVCマリン)は雨天中止。球場正面での募金活動は予定通り行い、先頭に立って協力を呼びかけた。19、20日の2日間で集まった金額は約200万円。「勇気をいただいた。本当に感謝したい」と一人一人と固い握手を交わした。
熊本市内の実家には高齢の母と兄夫婦が同居。余震が多いときは依然、車中泊の生活だという。指揮官の心痛はなかなか癒えることはない。(西村浩一)
(サンスポ)
ロッテ伊東監督 被災地訪問へ「九州遠征で足を運べれば」
熊本市内の実家が被災したロッテ・伊東監督は3日連続で募金活動。初日に涙を流した指揮官は「みっともないところもお見せしましたが、少しでも支援になれば。個人的には毎日でもやりたい」と継続を約束した。
募金活動だけではなく、「九州遠征で足を運べれば」と実際に被災地を訪れる意向も明かした。5月10日からのソフトバンク3連戦(ヤフオクドーム)への移動日となる同9日にも熊本入りする方向だ。
(スポニチ)
伊東監督「こっちが勇気もらいました」連日募金活動
ロッテは21日、QVCマリン正面入り口で監督、選手による募金活動を行い、熊本地震からの復興支援を呼び掛けた。
3日連続で行われた。この日も、伊東勤監督(53)と両軍選手が参加。熊本市出身の伊東監督は「たくさんの人に募金いただいた。逆に、こっちが勇気をもらいました。野球人として、あらためて地元の人たちを勇気づけられたらと思いました。一時よりは落ち着いた感じはしますが、まだまだ物資が足りないところがある。そこに届けばと思います」と話した。
(日刊)
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ロッテ香月良、自ら申し出て会見 熊本支援訴えた「僕に何ができるか…」
ロッテの香月良仁投手(32)が21日、自らが巣立った熊本の社会人野球チーム、鮮ど市場ゴールデンラークスの復活を願い、声を上げた。
ソフトバンク戦が雨で中止となったQVCマリンフィールドで、伊東監督やソフトバンクの選手らと募金活動に参加。球団に申し出て会見の場に立つと「個人でできることでは足りない。僕に何ができるか考えた」と、熊本の現状を伝え始めた。
楽天戦(コボスタ宮城)で今季初登板した14日、熊本を最初の大きな揺れが襲った。すぐに06年から3年間在籍したチーム(当時名称は熊本ゴールデンラークス)の仲間に連絡。選手は熊本を中心としたスーパー「鮮ど市場」で働く。香月良も「菊陽店」の総菜売り場でコロッケを揚げながら野球をしてきた。携帯電話がつながった仲間から伝えられたのは「野球どころではない。会社が存続できるか。それ以前に生きるか死ぬかの問題」という厳しい現実だ。
ゴールデンラークスはJABA岡山大会出場中だったが途中棄権。鮮ど市場本社は壊滅状態で、熊本市内に戻った部員は、野球のヘルメットをかぶって復旧作業に当たった。彼らは被災者であると同時に「食」の提供という重責も担う。過去2度出場した都市対抗も辞退せざるを得ない状況だ。
香月良は「僕はここで野球を頑張る、と言っていいのか複雑」と胸中を明かした。悩んだ末、会見を開くことを望んだ。「一番怖いのは被災地が忘れられること。僕の仕事はこうやって発信することだと思った。そのために野球を頑張る」。活躍すれば情報を発信でき、支援の輪も広げられる。千尋夫人(32)の実家もある熊本のため、右腕はマウンドに立ち続ける覚悟だ。(君島 圭介)
◆香月 良仁(かつき・りょうじ)1984年(昭59)1月22日、福岡県生まれの32歳。柳川から第一経大を経て熊本ゴールデンラークスへ。08年都市対抗に出場し、同年ドラフト6位でロッテ入団。通算成績は57試合で4勝3敗1セーブ、防御率4.26。1メートル80、82キロ。右投げ右打ち。今季年俸2090万円。
(スポニチ)
ロッテ・香月良が涙で支援訴える 熊本地震の被災地へ「力になりたい」
鮮ど市場の社会人チーム、熊本ゴールデンラークス出身のロッテ・香月良仁投手(32)が21日、QVCマリンで会見を開き、「熊本地震」による被災地への支援を呼びかけた。
同日のソフトバンク6回戦は雨天中止。それでも球場正面での募金活動は予定通り行われ、同投手も先頭に立ってファンへの協力を呼びかけた。その終了後、自身の要望でテレビカメラの前に立ち、涙ながらに“故郷”の現状を訴えた。
「熊本はまだ復興にも着手できないほどです。余震も続いており、これからが本当の地獄。時間とともに忘れられてしまうのが一番悲しいことなので…」
出身は福岡県久留米市だが、大学卒業後に熊本ゴールデンラークスでプレー。毎日、総菜のコロッケを揚げながら働き、地元のおじいちゃん、おばあちゃんがプロ入りを後押ししてくれた。
その本社も、社屋倒壊こそ免れたが、事務所内は足の踏み場もないほど機材が散乱。営業再開のメドは立たず、今後の野球の活動も絶望的だという。また、熊本市内にある夫人の千尋さん(32)の実家も被災。人的被害はなかったが、家屋は相当な損傷を受けた。
「何とか力になりたい。自分のプレーで元気を…というのが本来のあり方なのでしょうが、それだけでは到底及びません。支援の輪がさらに広がることを願います」
香月良は全国へ“熊本愛”を発信。その声はきっと届くはずだ。
熊本でプレーしたロッテ・香月良らが募金活動「これからが大変というのを知って!」
熊本地震の被災地支援のため、プロ野球の各球場では21日も募金活動が行われ、試合が降雨中止となった千葉市のQVCマリンフィールドでは熊本県のチームでプレーしたロッテの香月良仁投手が協力を訴えた。
香月良は熊本ゴールデンラークス(現鮮ど市場ゴールデンラークス)から2009年に入団した。「都市対抗の予選も出られないし、それどころか会社が存続危機」と古巣を案じる。支援が一過性のものであってはならないとし「生活も、人生も変わる。これからが大変というのを知ってほしい。ものだけじゃなく、そういう気持ちが一番必要」と訴えた。
(以上 サンスポ)
【ロッテ】香月良、古巣の熊本の会社存続危機に「この現状を知ってほしい」
社会人野球・鮮ど市場(せんどいちば)ゴールデンラークス(旧熊本ゴールデンラークス)出身のロッテ・香月良仁投手(32)が21日、壊滅状態になっている古巣の現状を訴えた。「野球部どころか会社存続の危機。この現状を知ってほしい」と話した。
同チームは熊本などでスーパーを展開する「鮮ど市場」が母体。香月良もプロ入り前は菊陽店の総菜コーナーに勤務。現在は野球部員を含めた社員が、仕事もできず避難所の手伝いなどをしている状況だ。都市対抗予選の出場も絶望的と聞き「(プロとして)発信できる立場。発信することでいい方向に向かってほしい」と心を痛めている。
妻・千尋さん(32)の実家も熊本市内。不安は尽きないが「野球を頑張って、一瞬でも(被災者の)不安を和らげることができれば、この仕事をやっている意味がある」と強い決意を明かしていた。
(報知)
ロッテ募金活動 熊本でプレーした香月良ら参加
熊本地震の被災地支援のため、プロ野球の各球場では21日も募金活動が行われ、試合が降雨中止となった千葉市のQVCマリンフィールドでは熊本県のチームでプレーしたロッテの香月良仁投手が協力を訴えた。
香月良は熊本ゴールデンラークス(現鮮ど市場ゴールデンラークス)から2009年に入団した。「都市対抗の予選も出られないし、それどころか会社が存続危機」と古巣を案じる。支援が一過性のものであってはならないとし「生活も、人生も変わる。これからが大変というのを知ってほしい。ものだけじゃなく、そういう気持ちが一番必要」と訴えた。
(日刊)
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ロッテ涌井、次回登板は「1日あけて、土曜日」
ロッテは21日、ソフトバンク6回戦(QVCマリン)が雨天中止となった。
予告先発だった涌井秀章投手(29)は、23日のオリックス戦に回る見通しだ。伊東勤監督(53)が、涌井の次回登板について「1日あけて、土曜日(23日)が普通だと思います」と話した。
(日刊)
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「5番か6番。二塁で」/伊東監督
銃刀法違反容疑で逮捕(不起訴)され出場停止中のナバーロを出場可能となる23日オリックス戦からスタメン出場させる方針のロッテ伊東勤監督のコメント。
「5番か6番。二塁で。デスパイネと2人、大砲として引っ張って欲しい」。
(日刊)
【ロッテ】ナバーロ、23日1軍デビュー「早くチームに貢献したい」
新外国人のナバーロが23日のオリックス戦(QVC)で1軍デビューする。
「5番・二塁」が濃厚で、連敗中のチームにとって大きな起爆剤となりそうだ。銃弾所持による出場停止が明け、2軍戦の5試合で12打数2安打1打点。本塁打0だが、助っ人は「早くチームに貢献したい」と意欲十分だ。伊東監督も「対応力のある選手。デスパイネと一緒に打線を引っ張ってほしい」と期待した。
(報知)
ロッテ・ナバーロ処分明け即スタメンへ
ロッテ・伊東勤監督(53)が21日、実弾所持の銃刀法違反で逮捕され、開幕から4週間の出場停止処分を科されたヤマイコ・ナバーロ内野手(28)を処分が解ける23日のオリックス戦から即スタメン起用する方針を明らかにした。
「最初から使う。打順は5、6番か。守備は二塁で本人もやっている」と伊東監督。チームは2連敗中で、下降線をたどり始めたところに待ち遠しかった助っ人が登場する。「2軍と1軍では当然違うが、対応力がある。デスパイネと2人でチームを引っ張ってくれたらいい」と大きな期待を込めた。
ナバーロは12日から2軍戦に出場して調整を続けており、「全力プレーでチームに貢献したい」と1軍での活躍を約束した。
(デイリー)
ロッテ・伊東監督、ナバーロに期待「デスパイネと2人で引っ張ってくれれば」
ロッテは22日も試合がないため、この日の中止で2日間、日程が空くことになった。伊東監督は「連敗しているけど、1日空くから」と気持ちを切り替えた。
実弾を所持していたとして逮捕され、開幕から4週間出場停止だったナバーロが23日の本拠地でのオリックス戦で出場可能となる。伊東監督は当面、二塁手として5、6番を任せる方針で「最初から使うつもり。期待している大砲なので、デスパイネと2人で引っ張ってくれれば」と期待を込めた。
(共同)
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佐野ひなこが「ノーバン」宣言! 4・23QVCマリンで始球式に登場
プロ野球ロッテは21日、「イイコトいっぱい!〈PARCOカード〉スペシャルデー」と銘打った23日のオリックス戦(QVCマリン、午後2時開始)で、現在多数ドラマやバラエティ番組などに出演中のタレント、佐野ひなこ(21)が、当日の始球式に登場すると発表した。佐野は、2016年の「パルコ 夏キャンペーンモデル」を務め、ロッテの始球式は“初登板”となる。
佐野ひなこ「初めての始球式なのですごく楽しみです! ノーバン目指します!!」
(サンスポ)
佐野ひなこ「ノーバン目指します」23日ロッテVSオリ始球式登板
ロッテは、23日のオリックス戦(QVCマリン)でタレントの佐野ひなこ(21)が始球式を務めると発表した。
同日は「イイコトいっぱい!<PARCOカード>スペシャルデー」で、佐野は今年の「パルコ 夏キャンペーンモデル」を務めている。ロッテの始球式登板は初めてで、「初めての始球式なのですごく楽しみです!ノーバン目指します!!」と宣言した。
(スポニチ)
【ロッテ】佐野ひなこ、23日Bs戦で初始球式「ノーバン目指します!」
ロッテは21日、タレントの佐野ひなこが23日のオリックス戦(QVC)で始球式を務めると発表した。
2016年の「パルコ 夏キャンペーンモデル」を務めている佐野は、ロッテの始球式に初登場。初めての始球式なので、すごく楽しみです。ノーバン目指します!」と意気込みを語った。
(報知)
佐野ひなこが23日ロッテ戦で初の始球式
ロッテは21日、タレントの佐野ひなこが23日のオリックス戦(QVCマリン、午後2時開始)で始球式に登場すると発表した。
佐野は、ロッテの始球式を務めるのは初めて。「初めての始球式なのですごく楽しみです! ノーバン目指します!!」とコメントした。
(日刊)
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【ソフトバンク目線】
ソフトバンク・サファテ「惜しみなく」募金活動する
ソフトバンクのデニス・サファテ投手(35)が21日、ロッテの選手たちとともに熊本地震の被災地支援のため募金活動に参加した。
「立つことで募金をしてもらえるなら、今後も惜しみなくやっていくつもり」。選手会長の長谷川や森と一緒に震災後は積極的に募金活動に参加している。
「選手がもっと立ち上がって、自分たちの力でやっていった方がいい。(自分も)ほかの選手に声をかけるが、かけずともやっていったらいいと思う」と、プロ野球選手内で支援の輪が広がることを期待した。
「食べ物も飲み物もここにはあるので、被災地の状況を実感はできない。だが、苦しんでいる人はいっぱいいる。まだ落ち着いていないが、被災地に何が必要かを考えて行動に移したい」。サファテは個人でも、夫人やロッテ・スタンリッジと支援の方法などを現在話し合っているという。
(日刊)
鷹・サファテ、ロッテ・スタンと共同で熊本支援へ!
ソフトバンク・サファテが熊本地震の被災者支援に立ち上がる。昨季までの同僚、ロッテのスタンリッジと共同でプランを練っていることを21日、明かした。
「選手自身も立ち上がるべきだと思うんだ。まだ被災地に何が必要か分からないので、状況を把握してから。妻やジェイソンとも話をしているところだよ」
今回の対戦中も話し合いを続けていた2人は、昨季もセーブと勝利数に応じて東日本大震災復興支援団体に寄付を行っている。 (QVC)
(サンスポ)
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【気になる記事】
オリックス・モレル雨恨めしや1号→2号→中止
あぁ“雨”らめし…。楽天-オリックス5回戦(コボスタ宮城)は3回裏の楽天の攻撃途中で降雨ノーゲームとなった。不運だったのがオリックスの4番ブレント・モレル内野手だ。この日は29歳の誕生日。自らを祝うようにフェンスオーバーを連発したがゲームが成立せず、来日1、2号は「幻」になった。
1回は2死二塁。右翼席のファンからのバースデーソングが鳴り終わると、バックスクリーン左へ先制2ランを突き刺した。逆転されて迎えた3回は糸井のソロに続いた。左中間席への2打席連続アーチだ。冷静な性格で普段はめったに表情を変えないが、ベンチに戻ると笑顔でボグセビックと喜び合った。
だがその直後、降り続く雨が強くなり中断。31分後にノーゲームが決定した。再開を願っていたというモレルは「残念だけど、何とも言えない。答えようがないよ。自分ではどうしようもないからね」と苦笑いで振り返るしかなかった。
開幕から全試合4番を任されている。打率は2割台前半に低迷。中距離タイプとはいえ、長打もこの日まで二塁打2本しか打っていない。成績には残らないが、待望のアーチはチームにとっても好材料と言えそうだ。
「いいスイングをしていた。気分は悪くないはず」と福良監督。好調糸井に続く中軸のつながりが打線の悩みだった。モレルには気の毒だが、負けていた試合がノーゲームになったことを考えれば、決して残念なことばかりではない。【大池和幸】
▼降雨ノーゲームとなった楽天-オリックス戦で、モレル2本、糸井、ウィーラーの計4本塁打が消滅した。ノーゲームのため1試合3本塁打以上がフイになるのは珍しく、最近では14年7月6日広島-ヤクルト戦(マツダスタジアム)の川端(ヤクルト)丸、エルドレッド(以上広島)以来。85年9月19日には西武の石毛、大田、広橋がロッテ戦(秋田)の1回に1イニング3発を放ち、2回に中止になった例などがある。
◆大リーグでは 03年5月11日のカブス-カージナルス戦(リグリーフィールド)で両軍合計7本塁打が幻に消える珍事があった。瞬間風速18メートル以上の突風で、5回表の攻撃前に中止決定。カージナルスはプホルスの満塁弾、ティノ・マルティネスの1試合2発がフイになった。
(日刊)
【オリックス】モレル“雨らめしい”誕生日!ノーゲームで連発が幻に
楽天―オリックス戦は、両チーム計4本塁打が飛び出したが、ノーゲームで全て幻となるプロ野球史上でも極めて珍しい事態になった。オリックスは新外国人のモレルが来日1号から2打席連発。糸井も3回に2試合連続となるソロを放った。楽天・ウィーラーも逆転3ランを放ったが、3回裏1死で降雨のため、31分間の中断後にノーゲームとなった。
なんとも“雨らめしい”ノーゲームだ。両軍合わせ4発が雨空へと消えた。中でもツキがなかったのは、2発を損したモレルだ。
初回2死二塁から、楽天先発レイの直球を振り抜き、中堅左に来日初アーチの2ラン。3回には高めの直球を左中間に運ぶソロ。だが、その裏の楽天の攻撃中に雨脚が強まった。こんな“空砲”は自身初の経験。「残念だよ。再開してほしかった。何とも言えない」と悔しそうに空を眺めた。
この日は29歳の誕生日。試合前には報道陣の祝福に「ニジュウキュウサイ」とはにかみながら、覚えたての日本語を披露した。1打席目には、応援団から「ハッピーバースデー」の曲を贈られた。「遠征先でもサポートしてくれてうれしいよ」と笑顔。自らも派手に祝砲を打ち上げたが、雨には勝てなかった。
ここまで20試合で打率2割3分2厘、0発だった男が覚醒を予感させた。それでも福良監督は「良いスイング。本来の持ち味だね。でも、あさってやってみないと分からない」とまだ評価には慎重だった。糸井も3回2死から2試合連続となるソロ。開幕から13試合本塁打がなかったチームには貴重な一発攻勢だっただけに、余計もったいない。
一方の楽天も、ウィーラーが初回1死一、三塁から右中間に逆転3ランを放ったが「これも野球。仕方ない」。22日の西武戦(西武プリ)は屋内のため「明日は中止がないので、再現できるように頑張る」と切り替えた。記録には残らなかったが、助っ人たちの両手に残る本塁打の感触だけがせめてもの収穫だろう。
(報知)
モレルさんもウィーラーさんもお気の毒さまでした。
でも、山崎福くん、レイさんにはラッキーでしたね(^^;A)
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