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今、自分が出来ること。やれること。それを精一杯やっていかなくちゃ!!

備忘録【6/26】 VS 楽天 ≪33勝29敗6分≫

2024年06月27日 07時04分25秒 | マリーンズ2024
≪2024/6/26≫

【ロッテ4ー1楽天 ( 2024年6月26日    ZOZOマリン )】

≪対E:6勝4敗1分≫

 球団史のトップに名を刻んだ。ロッテの守護神・益田直也投手(34)が、3点リードの9回を3者凡退で締めて6年連続8度目となる2桁10セーブ目。プロ13年目、723試合目の登板で「幕張の防波堤」として君臨した小林雅英を抜き、球団新記録となる通算228セーブ目を積み上げた。2位につけるチームは2連戦2連勝で貯金4。首位を独走するソフトバンクを必死に追う。

 打たれると子供たちが泣くこともあった。家で野球のことを考えて機嫌が悪くなり、妻に苦労をかけたという思いもある。益田は「成功より失敗した記憶の方が、頭に凄く残っている」と言った。

 「幕張の防波堤」の異名を持つ小林雅英の227セーブを抜き、球団最多を更新する通算228セーブ目は3者凡退で記録した。3点リードの9回に登板。先頭の浅村を右飛、続く鈴木大を左飛に抑え、最後は渡辺佳を持ち前の伸び上がるような150キロ直球で空振り三振に斬った。勝利の記念球は先発で白星を挙げた1回り以上の13学年下の中森に譲ろうとしたが「もらってください」と固辞された。

 小林雅英氏は自身が4年目だった15年から4年間コーチと選手の間柄で「雅さん」と呼ぶ。口調も成績にも厳しく「叱咤(しった)激励してもらった」と感謝する。特に印象的だった言葉は「俺の成績を超えてから文句言え、クソボケ」。お立ち台でこのエピソードを披露し「連絡してみようかな」と言って笑わせ「(球団通算セーブ数で)追い越せたのは良かった。会ったらあいさつぐらいしてきてほしい」と続けた。

 入団1年目の12年から昨季までの12シーズンで11度も50試合以上に登板して2度のセーブ王にも輝いた鉄腕。アマチュア時代からトレーニングやケアを重視し、プロ入り後も継続している。1年目ながら全体練習の走量が足りないと感じるとコーチに相談して走り込みの量を増やしたという。それは13年目の今季も同じ。抑えの経験もある吉井監督からも「本当に体の強いいい投手」と称えられた。

 次の目標は名球会入りの条件でもある通算250セーブ。「少し痛いところがあってもプロの世界で投げられている。チームの勝ちを優先し、腕がちぎれても投げたい」。新たな防波堤となり、チームを荒波から守る。(神田 佑)

 ▼楽天・鈴木大(益田とは11年ドラフト同期で同い年。19年までロッテでプレー)何セーブかは近くで守ったり、同じチームでやらせてもらっていた。同期、同学年で特別な思いは凄くある。凄いと思うし、チームを超えて素直におめでとうという気持ち。


 ロッテの益田直也投手(34)が26日、楽天戦(ZOZOマリン)で4―1の9回に登板して今季10セーブ目を挙げ、小林雅英の球団最多記録を更新する通算228セーブに到達した。

 34歳守護神が球団新記録をマークした。1999年から2007年までロッテに在籍し「幕張の防波堤」の異名を取ったレジェンドの記録をついに抜き去った。

 3点リードの9回に5番手でマウンドに上がると、4番・浅村を直球で右飛、鈴木大はスライダーで左飛に打ち取ると、最後は渡辺佳を直球で空振り三振に仕留めて右拳を握った。

 試合後は今季初勝利の中森、2打席連続2ランのポランコとともにお立ち台に上った益田は「特に、あの、勝って終わったのでよかったと思います」と“らしい”コメント。15~18年に投手コーチも務めた小林雅さんの球団記録を抜いたことを聞かれると「(小林雅さんが)コーチの時によく“俺の成績を超えてから文句を言え、このクソボケ”と言われていたので、一度連絡してみようと思います」と話しスタンドの笑いを誘った。

 入団1年目の2012年に初セーブを挙げるとその後2015年以外は毎年セーブを積み重ね、ロッテ一筋プロ13年目、723試合目で球団史に名を残すセーブを挙げた。「僕の記録よりチームの勝ちのほうが大事だと思うので、今日勝てて本当によかった」とポーカーフェースで喜びを語り、「自分が成功した記憶より失敗した記憶のほうが頭に残っているので、それは皆さんもだと思うんですけど。残り試合僕の成功した記憶を皆さんの頭の中に残せるようにこれからも頑張りたい」と話した右腕。

 記念のボールは中森と譲り合う形になったが、「僕はいらないので、中森にと思ったんですけど。中森さんがもらってくださいと言ってくれたのでいただきたいと思います」とユーモアたっぷりに裏話を披露。「個人じゃなくてチームが勝てばそれでいいと思うので、チームの勝ちを優先して、腕がちぎれてもいいぐらいしっかり投げようと思います」と熱い言葉を口にし、ファンの歓声を浴びた。

 通算228セーブは、小林が巨人で2010年に挙げた1セーブを加えた数字に並んでプロ野球歴代9位タイ。ちなみに歴代1位は岩瀬仁紀(中日)の407セーブ、2位は高津臣吾(ヤクルト)の286セーブ。


 今季2度目の先発だったロッテ・中森は5回2/3を1失点で今季初勝利を挙げた。

 昨季はプロ初勝利を含む3勝をマークしたが全て救援で挙げたもので、先発では初勝利となり「自ら先発したいと言ったので責任をプレーで見せないといけない」と語った。

 打線の援護もあってリズム良く投げ、5回に犠飛で1点を失っただけ。89球で6回途中での降板に吉井監督は「本当は100球近く投げてほしい。次は7回を投げられるように」とさらなる奮起に期待した。


 昨季26本塁打でタイトルに輝いたロッテ・ポランコが、今季初の2打席連続本塁打でチームの全4打点を挙げた。

 初回1死二塁から岸のカーブを捉え、右翼席に8号2ラン。3回無死一塁では直球を逆方向の左中間に運んだ。「左に打てたということがうれしい。感じが良く、状態が上がっている」。ベンチ前ではボディービルダー芸人「なかやまきんに君」の力こぶをつくるポーズで「パワー!」と声を上げた。

 試合前時点で打率.234で前日は出番がなかった。吉井監督は「最近、全然バットに当たっていなかった」と語っていたが、岸に通算14打数7安打で打率.500、3本塁打の好相性もあり3番起用。期待に応えた助っ人は「もっともっと打ちたい」とお立ち台で宣言した。


 ロッテはポランコが初回に8号2ラン、3回に2打席連続となる9号2ランを放って序盤に4点のリードを奪い、4―1で逃げ切り勝ち。先発投手の中森は6回途中5安打1失点で今季初勝利を挙げた。9回から登板した益田は危なげなく無失点に抑え、今季10セーブ目を挙げ、小林雅英の球団最多記録を更新する通算228セーブに到達した。

 ポランコは初回1死二塁、楽天先発・岸の2球目のカーブを右翼席へ運び、先制の8号2ラン。3回には左前打の角中を一塁に置き、今度は岸の直球を捉えて左中間スタンドへ。試合後のお立ち台では「レフト方向に打ててうれしい。あっちの方向に打てるということは自分の中でも感じよく、バッティングの調子が上がっている。今日をきっかけにもっともっと打ちたい」とコメントした。

 今季2度目の先発となった中森は緩急を効果的に使って6回途中5安打1失点。4回までは走者を出しながらも無失点でしのぎ、5回には1死一、三塁から小郷に左犠飛を打たれて失点したが、後続を断った。

 昨季は昨季はプロ初勝利を含む3勝を挙げたが全て救援だった。自ら「先発したい」と希望して待望の白星を手にし、試合後は「やっと先発して勝てたなとホッとしています」と安どの表情。「最低限の仕事はできたと思う。前回も6回途中で交代して今回も6回途中で交代してるので、そこは心残り、少し悔しいというのはある」と率直な思いも漏らした。

 中森が降板後は坂本、西村、鈴木と無失点でつなぎ、9回は益田が3人で締めた。


 ロッテ・ポランコが2打席連続本塁打を放った。

 まずは初回1死二塁から、岸のカーブを捉え右翼席に運んだ。先制の8号2ラン。「積極的にいこうと思っていた。力みすぎないように意識して思い切っていけた。パワー!」と振り返った。

 さらに、3回は無死一塁で142キロ直球を叩き、逆方向の左翼に運んだ。打球の行方を見つめていた岸も柵を越えるのを見ると驚きの表情。2打席連続本塁打の助っ人は「狙っていた球にうまくコンタクトできた。パワー!」と9号2ランを振り返った。

 今季2度目の先発で同初勝利を目指した中森は援護にも恵まれ、5回2/3を5安打1失点にまとめた。


 楽天・鈴木大地内野手(34)が、かつての同僚で同い年のロッテ・益田直也投手(34)の球団最多セーブ記録を祝福した。

 「凄いと思いますし、その中の何セーブかは近くで守ったり、同じチームでやらせてもらった。同期、同級生ですし、そういう特別な思いは凄くあります」

 この日は3点を追う9回1死で対決。136キロのスライダーに左飛に打ち取られた。

 11年のドラフト同期。鈴木大は3位、益田は4位で入団し、19年までの8年間、ロッテで同じユニホームを着て苦楽をともにした。鈴木大が楽天にFA移籍した20年以降は、好敵手としてしのぎを削ってきた。

 益田が通算278セーブをマークした試合で、鈴木大も意地の3安打。「チーム関係なく“凄いな”という気持ちと、ポジションは違うけど負けない気持ちで、お互いそういう気持ちでこの年までやれていると思う。チームを超えて素直におめでとうという気持ちと、僕も負けずに頑張ろうという気持ちです」と、今後も切磋琢磨(せっさたくま)することを誓った。


 ロッテは楽天戦(森林どりスタジアム泉)に10―2。先発の育成選手・河村が5回6安打2失点で2勝目(1敗)を挙げた。藤原が3安打1打点をマーク。楽天先発・松井は4回9安打4奪三振6失点で2敗目(2勝)。吉野が2安打1打点。


 ロッテは8月31日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)を対象として「マリーンズ法被(はっぴ)」を受け取ることができるグッズ付きチケットを販売すると発表した。グッズの有無はビジター外野応援指定席を除く全席種にてチケット購入時に選択可能。グッズ付きチケットの購入者はフリーサイズ1着を各入場ゲートで受け取ることができる。

 デザインは、チームカラーであるホワイトをベースに表面には球団イニシャルロゴ、背面には「MARINES」の文字が入っており、下部には球団理念である「勝利への挑戦・勝利の熱狂・勝利の結束」を表現したブラック、ホワイト、グレーの3本線「BELIEF LINE」を施している。その他詳細や注意事項は公式サイトに記載。
(以上 スポニチ)



ロッテの守護神が偉大な記録を打ち立てた。益田直也投手(34)が3点リードの9回に登板。打者3人を危なげなく抑えて試合を締め、小林雅英を抜いて、球団最多セーブ新記録となる228セーブ目を挙げた。チームを支えてきたベテランが今季、「数字の呪縛」を自らで解き放ち、6年連続で10セーブ目にも到達。詰めかけたファンに、記録達成と白星を届けた。

いつものように、益田が9回のマウンドへ向かった。ただ、本拠地の声援は、いつにもまして大きかった。4球で2死を奪うと、最後は楽天渡辺佳を直球で空振り三振。9球で試合を締め、思い切り右拳を握りしめた。球団では初めて、通算228セーブに到達。「周りが言ってくれるので、それがとりあえず達成したので、ちょっと周りが静かになるかなというのはあるのでよかったかなと思います」。ほっとした表情で、大記録を達成した直後の率直な心境を明かした。

シーズン中に数字に対する考え方が変わった。今季、周囲からは記録達成を期待され続けた。「みんなに言われていたので絶対達成しようと最初から意気込んでいた」。だが、4月4日に出場選手登録を抹消されるなど、思うような結果が出なかった。

屈辱のマウンドが、復調へのきっかけになった。5月12日の日本ハム戦(エスコンフィールド)。2点リードの9回にマウンドに上がったが、2連打を浴び1点差に迫られ、四球などで1死も取れずに降板。チームは逆転サヨナラ負けを喫し、同一カード3連敗となった。「その時にもう(数字を)考えるのをやめようと思った」。吉井監督には「記録を考えるのをやめて、1試合1試合もう1回集中して頑張ります」とあらためて決意を表明した。そこから自身12試合連続負けなしで、新記録へと突き進んだ。

次は名球会入りへの通算250セーブの記録があるが「今は特にそういうような数字は意識してない」ときっぱり。「チームの勝ちを優先して、腕がちぎれてもいいくらいしっかり投げようと思います」。自分の数字は、二の次。ロッテの9回が主戦場の13年目のベテランは、ただ目の前の勝利のために、腕を振る。【星夏穂】

ロッテ吉井監督(益田の球団最多セーブ記録達成に)「あそこまで続けて投げられるっていうのは本当に体の強い、いいピッチャーだと思います」


「228セーブ」。その一方で、ロッテ益田直也投手(34)の印象深いひと言がある。昨年6月16日DeNA戦で200セーブを達成する少し前、ZOZOマリンでの試合前練習後だった。汗だくの額を右腕で拭い、スペシャルドリンクを飲んだ後だった。

「200セーブって言うけれど、クローザー(抑え)って失敗した時しかファンの皆さんの記憶に残らないんですよ。先発が勝ち投手の権利を持って、中継ぎがピンチを抑えて、最後自分が打たれて逆転負け…。『あ~、かわいそう』『なんだよ~』って皆さんも思っちゃう。だからこそ、自分の記録とかよりもチームが勝つことが一番うれしいんです」

この日も青いグラブに入った記念球を、先発でのプロ初勝利を飾った中森にプレゼントしようと差し出した。これこそが、益田の野球観だ。

昨年4月11日、敵地西武戦で打たれた中森を、そのままチームバスではなく自分の車に乗せて焼き肉店に直行した。悔しさで“炎上”した後輩たちの心の火消し役もずっと担い続けてきた。だからこそ仲間も「益田さんに-」と9回につなぐ。一緒に勝利を喜ぶために。【23年ロッテ担当=鎌田直秀】


ロッテ益田直也投手(34)が球団最多セーブとなる228セーブ目を挙げた。小林雅英の227セーブを抜いて単独トップとなった。

3点リードの9回にマウンドに上がり、節目のセーブを挙げた。

チームを支えてきた13年目のベテラン右腕が、歴史に名を刻んだ。

楽天鈴木大(ロッテ時代のチームメートで同期入団の益田の球団新記録の228セーブに)「同期、同学年で特別な思いはすごくありますし、そこはチーム関係なく、すごいなと思います。素直におめでとうという気持ちと、僕も負けずに頑張ろうという気持ちです」


ロッテ中森俊介投手(22)が、5回2/3を1失点の好投で今季初勝利を挙げた。

変化球の精度が良く、通算160勝右腕の岸に投げ勝ち、先発ではプロ4年目で初勝利をマーク。

「ここで満足していたら絶対ダメですし、今日の反省点をしっかり振り返って、課題も見つけて、しっかり次の登板まで調整して頑張りたいです」と冷静に振り返った。


ロッテ・グレゴリー・ポランコ外野手(32)が、2ラン2発でチームを勝利に導いた。

1回1死二塁、楽天岸のカーブを右翼席へ先制弾。3回には速球を左翼席に運んだ。昨季、3発を浴びせた岸から2打席連続のアーチで、今季も相性の良さは抜群。お立ち台では「この大声援は本当に力強く感じていますし、この大声援の中で打てて本当にうれしいです」とファンに感謝した。
(以上 日刊)



 ロッテの益田直也投手(34)が26日の楽天戦(ZOZO)で3点リードの9回を3者凡退で締め、球団最多の228セーブ目をマークした。今季10セーブで小林雅英が持つ227セーブの球団記録を更新。13年目で50試合登板を下回ったのはわずか1年だけという鉄腕の好投もあり、チームも連勝で2位をキープした。

 最後の打者を真っすぐで空振り三振に仕留めると、益田は捕手・佐藤と笑顔で抱き合った。汗を拭い、ハイタッチで野手を迎えるいつもの儀式。球団記録を更新する228セーブを大型ビジョンで祝福され、ベンチ前でボードを手に頭を下げた。それでも「僕はいらないので」とウィニングボールを一度は先発初勝利の中森に譲った。「中森さんがもらってくださいと言ってくれたので、頂きたいなと思います」と穏やかに語った。

 高い壁だった「幕張の防波堤」を超えた。15~18年の4年間、投手コーチだった小林雅英氏には「クローザーは越されなかったらいい」とシンプルな極意を教わった。当時は主に中継ぎでの起用。「雅さんには、いつも『俺の記録を抜いてからごちゃごちゃ言え』と言われてましたね」。ついに偉大な先輩の上に立ち「一度連絡してみようと思います。超えたので、会ってもあいさつぐらいしてきてほしいな」と笑った。

 抑えて当たり前、失敗が話題になるポジション。「プロで1勝は大変なことで、その誰かの初勝利を自分の手で壊すのは非常に酷なので、やらないといけないという責任感の方が強い」。強い信念で積み上げた記録。この日も中森の今季初勝利を守り、仕事を果たした。思い出のセーブを聞かれると、「失敗した記憶の方が頭に残っている。それは皆さんもだと思うけど、成功の記憶を皆さんの頭に残せるように頑張りたい」と語った。

 1年目から「走る量が足りない」と、トレーナーに相談し、独自のメニューを認められた。徹底的に走ることと体幹トレで作り上げた丈夫な体が記録を支えてきた。吉井監督も「本当に体の強い、いいピッチャー」とたたえた。

 次は節目の250セーブ。「まだまだ先なんで、いま意識してもどうしようもない。近くなってきたら意識しながら投げるかもしれないけど、これからも1つ1つ勝てるように頑張りたい」。大きな山を超えても、変わらず足元を見つめ、また明日への準備を進めていく。(山口 泰史)

 ◆益田 直也(ますだ・なおや)1989年10月25日、和歌山・紀の川市生まれ。34歳。市和歌山商(現市和歌山)では内野手の控えとして3年夏に和歌山大会ベスト4。関西国際大で投手に転向。11年ドラフト4位でロッテに入団。1年目に72登板で41ホールドをマークし新人王を獲得。13年にセーブ王。178センチ、80キロ。右投右打。今季年俸は2億円(推定)。


 ロッテの益田直也投手(34)が26日の楽天戦(ZOZO)で3点リードの9回を3者凡退で締め、球団最多の228セーブ目をマークした。今季10セーブで小林雅英が持つ227セーブの球団記録を更新。13年目で50試合登板を下回ったのはわずか1年だけという鉄腕の好投もあり、チームも連勝で2位をキープした。投手コーチとして益田を指導した小林雅英氏(50=現エイジェック投手総合コーチ)が、まな弟子の快挙を祝福した。
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 「幕張の防波堤」の異名を取った小林氏は、ロッテ投手コーチ時代(15~18年)の教え子の快挙を「長く(マウンドに)立てるのはチームのおかげもありますけど、自身の野球に取り組む姿勢の成果でもある。すごいこと」とたたえた。

 当時、益田ら救援陣には技術的な指導だけでなく、「10回成功しても1回の失敗が話題になるポジション。考えすぎると、パフォーマンスができなくなる」と説いた。「僕も(現役時代)『失敗がこんなに話題になる人間は世の中なかなかいないよ』という言葉で少し肩の荷が下りた」。日本一に輝いた05年には薮田、藤田と勝利の方程式「YFK」を形成し、史上初(当時)の7年連続20セーブを達成するなど、長年クローザーを務めた自身の経験則からだった。

 守護神となった益田の成長に「僕が携わってる頃は年齢も若く、少し子供っぽいところが言動にもあった。大人になったのかな」と感慨深げだ。名球会入りの条件となる250セーブにも残り22。小林氏は「上には上がいて、岩瀬なんて400セーブ以上。僕の記録は大したものではないので、通過点にしてほしい。『無事これ名馬』とある通り、けがをせずに長いこと野球ができるのが一番です」とエールを送った。(竹内 夏紀)


 ロッテの益田直也投手が、9回を3者凡退に抑え今季10セーブ目。通算228セーブをマークし、小林雅英が持っていた球団記録を更新した。

 益田は「僕の記録よりもチームの勝ちが大事。特にないですけど周りが言ってくれるので、取りあえず達成したのでちょっと周りが静かになるかなというのはあるので、よかったかなと思います」と淡々と語った。

 ウィニングボールも1度は勝ち投手の中森に渡そうとしたが「中森さんがもらって下さいと言ってくれたので、頂きたいなと思います」と話していた。


 ロッテの守護神・益田直也投手が3点リードの9回にマウンドに上がり、3人で楽天打線をピシャリと封じ今季10セーブ目を挙げた。これで小林雅英を超え、球団最多の通算228セーブとなった。

 節目のセーブを挙げると捕手の佐藤と抱き合った。浅村を右飛、鈴木大を左飛、最後は渡辺佳を空振り三振に仕留めゲームセット。球場のファンが快挙達成を祝った。高卒4年目右腕・中森俊介の今季初勝利も呼び込む快投。お立ち台で守護神は感想を求められると「特に。チームが勝ってよかった。ぼくの記録よりチームの勝ちの方が大事」といつも通りチームファーストを貫いた。今季1勝目をプレゼントされた中森も「言葉にならないくらいすごい」と先輩右腕をたたえた。ウィニングボールは中森と〝譲り合い〟の末、益田の手に渡ったという。


 ロッテのグレゴリー・ポランコ外野手が、初回に先制の8号2ランを放った。

 初回1死二塁、カウント1ボールから楽天の先発・岸のカーブをすくい上げた。高く上がった打球は、そのまま右翼フェンスを越える先制の8号2ラン。広報を通じ「打ったのはカーブ! ストライクは積極的にいこうと思ってたで! 力みすぎないように意識して、いいところに球が来てくれたから思い切っていけたわ! パワー!」とコメントした。

 さらに3回、無死一塁で迎えた第2打席。カウント2―2から、今度は142キロの真っすぐを、逆方向へ運んだ。2打席連発となる左越え9号2ランに「ストレートに対してしっかりイメージができていたし、狙っていた球にうまくコンタクトすることができたわ! パワー!」と胸を張った。

 ポランコは昨季、楽天戦は打率3割3厘、10本塁打。特に岸に対しては14打数7安打の打率5割、本塁打も3本マークしていた。


 ロッテは25日、8月31日のソフトバンク戦(ZOZO)を対象として「マリーンズ法被(はっぴ)」を受け取ることができる、グッズ付きチケットを販売することを発表した。

 グッズの有無はビジター外野応援指定席を除く全席種でチケット購入時に選択可能(グッズ有無による金額差なし、シーズンシートオーナー、ホーム外野応援指定席マイシートオーナーなども対象)となっている。

 グッズ付きチケットの購入者は、チケット1枚につきフリーサイズのマリーンズ法被1着を各入場ゲートで受け取ることができる。その他詳細や注意事項は公式サイトまで。

 デザインは、チームカラーの白をベースに表面にはマリーンズのイニシャルロゴ、背面には「MARINES」の文字が入っており、下部には球団理念である「勝利への挑戦・勝利の熱狂・勝利の結束」を表現したブラック、ホワイト、グレーの3本線「BELIEF LINE」が施されている。


 KADOKAWAは7月11日の午後7時から、東京・市ケ谷の五番町グランドビルで前ロッテ監督の野球評論家・井口資仁氏(49)のスペシャルトークショーを開催する。

 同社から刊行された書籍「井口ビジョン」も好評の井口氏。その目線に、プロ野球やMLBのシーズン前半戦はどう映ったのか? そして後半戦の展望は? 前半のトークショーでは、観客と一緒にお酒も楽しみながら、“ここだけ”の本音トークを展開する。

 後半は直球勝負の「Q&Aコーナー」をはじめ、クロージングは2ショット撮影タイムも用意されている。直筆サイン入りのお宝グッズが当たる抽選会も開催される。

 2ショット撮影&軽食付きで限定80名。チケットは4種類中、すでに3種類がソールドアウト。税込8800円のレギュラーチケットが現在、発売中だ。詳細はKADOKAWAセミナー事務局(カドセミ)のホームページまで。
(以上 報知)



ロッテ・益田直也投手(34)が26日、楽天11回戦(ZOZOマリン)に4―1の九回に登板し、無安打無失点で6年連続となる10セーブ目を挙げた。通算228セーブとし、2015~18年に投手コーチと選手の間柄だった小林雅英を抜く球団新記録を樹立した。名球会入りの資格を得る通算250セーブまでは22。ロッテ一筋13年で、球団最多の通算723登板を誇る鉄腕が一つの節目を達成した。

右拳を握り、雄たけびを上げた。九回2死。益田は渡辺佳を空振り三振に仕留め、喜びがこみ上げた。34歳の鉄腕が小林雅英を抜く球団最多の通算228セーブを達成。球団最多の登板数、ホールド数(169)に続き、また一つ球団史に名を刻んだ。

「(入団時は)雅さんの記録なんて知らなかった。すごいなという認識しかなかったので、そういう方を追い越せたのは一つよかった」

3点リードの九回に5番手で登板。最速151キロの力強い直球を軸に三者凡退に終わらせ、6年連続となる10セーブ目をマーク。チームを2連勝に導き「僕の記録よりもチームの勝ちのほうが大事。勝てて本当によかった」と息をついた。

プロ13年目。右横手気味から投げ込む鋭いシンカーを武器に、2012年の1年目から72試合に登板し、新人王を獲得するなど活躍したが、思うような成績を残せなかった時期もあった。それが、球団のセーブ記録を抜くことになった小林氏が投手コーチを務めていた2015~18年にあたる。

益田は当時を振り返り「全然大した成績を残していないときにコーチしてもらっていた。叱咤激励されて厳しかったですけど、思いやりのある方だった」。時には厳しい言葉をかけられ「俺の成績を超えてから文句を言え!!」と言われたこともあった。悔しさを胸に、器具を使ったウエートトレーニングに頼らず、黙々と走り込みを行うなど、他の選手とは異なる独自の練習法を確立し、再起への道をたどった。15~18年の4年間は通算で26セーブしか挙げられなかったが、21年に38セーブをマーク。自身2度目のセーブ王を獲得して蘇った。

「一緒に練習をしてもらってきた時間がこの数字(228セーブ)につながっているかな」

名球会入りの資格を得る通算250セーブまでは22。「まだまだ先なのでいま意識してもどうしようもない。一つ一つ勝てるように頑張りたい」。百戦錬磨の戦いをくぐり抜けてきた右腕が、これからもチームのために腕を振り続ける。(森祥太郎)


ロッテ・益田直也投手(34)が26日、楽天11回戦(ZOZOマリン)に4―1の九回に登板し、無安打無失点で6年連続となる10セーブ目を挙げた。通算228セーブとし、2015~18年に投手コーチと選手の間柄だった小林雅英を抜く球団新記録を樹立した。

毎年のように50試合以上に登板して活躍する益田にとって原点は、関西国際大時代の教えだ。よく鈴木英之監督(57)らに「痛いっていう選手は計算できない、使い物にならない」と体の強さを求められてきた。「その教えを守ってきたことが、プロの世界で投げられている一つの要因かな」と回想した。

その強さは誰にもまねできない。毎年1月の自主トレでは一日のトータルで10キロを走る日もあるほどハードな練習を実施。同学年の唐川や後輩の横山らも参加する中で誰よりも速く走るという。シーズン中も他の救援陣とは別で球場のポール間を走り込む日がある。

入団1年目から走り込みの量を重要視しており、34歳になったいまでも量はほとんど変わっていない。「僕の中では走ったり、体幹トレーニングをしたりというのが、一つ続けてきたこと。それを減らすようなことはない。確立してやってきた」。何年も活躍を続ける秘訣(ひけつ)は人一倍の練習量にある。(ロッテ担当・森祥太郎)


ロッテ・益田直也投手(34)が九回に登板し、無安打無失点に抑えた。これで今季10セーブ目を記録し、通算では小林雅英を抜く球団最多の通算228セーブを達成した。

九回は先頭の浅村を151キロの直球で右飛、鈴木大は左飛、最後は渡辺を150キロの直球で空振り三振に打ち取ると、ナインと握手を交わして勝利を喜び合った。

プロ13年目。右横手気味から投げ込む鋭いシンカーを武器に、毎年のように50試合以上に登板する鉄腕だ。通算250セーブまでは22。偉業を達成すれば佐々木主浩(横浜、現DeNA)、高津臣吾(ヤクルト)、岩瀬仁紀(中日)に次ぐプロ野球史上4人目の快挙となる。


ロッテの投打がかみ合った。ポランコが一、三回に2打席連続で2ランを放ち、中森は5回2/3を犠飛による1失点にとどめて今季初勝利。救援4投手が無失点でつなぎ、益田が6年連続2桁となる10セーブ目を挙げた。楽天の岸は7敗目。


ロッテのグレゴリー・ポランコ外野手(32)が「3番・DH」で出場し、一回に先制となる8号2ランを放った。

「ストライクは積極的にいこうと思ってたで!力みすぎないように意識して、良い所に球が来てくれたから思い切って行けたわ!パワー!」

一回は先頭の岡が左二塁打で出塁。1死からポランコが、楽天先発・岸の真ん中低め108キロのカーブをすくい上げて、右翼席へと運んだ。16日の中日戦以来となる一発。笑顔でベンチに戻ると、おなじみのパワーポーズもみせて喜んだ。
(以上 サンスポ)



 ロッテが先発・中森の好投とポランコの2打席連続アーチで楽天に快勝し、2連勝とした。

 初回1死二塁で、ポランコが楽天・岸の投じた108キロのカーブを捉えた。打球は美しい弧を描き右翼スタンドに着弾する先制の8号2ラン。「ストライクは積極的にいこうと思ってたで!力み過ぎないように意識して、良い所に球が来てくれたから、思い切っていけたわ!パワー!」とコメントした。

 ポランコは三回にも無死1塁から左中間席へ2打席連続の9号2ラン。岸からは昨年も3本塁打を放っており、“岸キラー”ぶりをいかんなく発揮した。

 投げては、中森俊介投手が5回2/3を89球、5安打1失点、無死四球。安定感抜群の投球で、今季初勝利、先発での初勝利をマークした。リリーフ陣も安転換抜群の投球で無失点でつなぐと、九回は守護神・益田が三者凡退で締めくくった。益田は球団最多となる通算228セーブをマークした。


 懸命に腕を振った。4年目のロッテ・中森が5回2/3を5安打1失点で、今季初勝利&先発でのプロ初勝利。無四死球の投球に「やっと先発として勝てたなと、ホッとしています」と笑顔で喜んだ。

 “師匠”に追いつき、追い越す。昨オフは1人で自主トレに励んだが、それまでの2年間は石川に弟子入りしていた。「メニューやトレーニング方法を教えてもらった。感覚の良いものをやり続けた」。大先輩からの教えを取り入れ、レベルアップに励んできた。

 右肩手術を乗り越え、石川は24日に支配下復帰。初めて1軍でともに戦うことになる。「先発の枠は決まっている。お世話になっていたけど、争っていかないといけない。中森に任せたら大丈夫と思われるようなピッチングができるよう頑張ります」と中森。「エースになりたい」と話していた若き右腕が、新たな一歩を踏み出した。


 ロッテの中森俊介投手が、5回2/3を89球、5安打1失点とし、今季初勝利&先発初勝利を挙げた。お立ち台で「今季は自ら先発したいと言って先発している。それなりの責任をプレーで見せないといけないと思っているので、これからもっともっと勝てるように頑張ります」と話した。

 四回まで無失点。4-0の五回には1死一、三塁から小郷に左犠飛で1点を献上したが、最少失点で切り抜けた。六回は2死を奪ったところで交代となり悔しさも残ったが、「今日は真っすぐがあまり良くなかったと思うんですけど、その代わりに変化球がある程度良い所に決まってくれた。最低限の仕事はできたかな」と振り返った。

 吉井監督は「今日は調子が悪そうだった。でも、本当にしっかり丁寧にいろんな球を挙げてうまく交わしていた。本当は100球近く投げてほしいんですけど、今はあれくらい。次は7回投げられるように頑張ってもらいます」と話した。
(以上 デイリー)




「今日は何といってもポランコ選手ですね」
 ロッテは26日、本拠地での楽天戦に4-1で勝利。「3番・指名打者」でスタメン出場のグレゴリー・ポランコは、8・9号を連発する4打数2安打4打点の活躍だった。

 対楽天戦で相性の良さを誇るポランコだったが、迎えたこの日も初回一死・二塁の場面で相手先発の岸孝之が投じたカーブを掬い上げて先制の8号2点本塁打をマーク。

 さらに続く3回の第2打席でも、無死一塁から今度は直球を鮮やかに左中間に運び9号2点本塁打を放ち、この日4打点を荒稼ぎした。 

 この4点を守り切り2週間ぶりに連勝したロッテだったが、同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で番組MCを務めた真中満氏は「今日は何といってもポランコ選手ですね」と今季初の1試合複数本塁打を放ったポランコが話題に。

 5月は月間打率.200(60-12)、1本塁打と少し不調でスタメンを外れる日もあったものの、ここに来ての連発に出演した坂口智隆氏も「やっぱりホームランが打てる打者がいて、出ると怖いですよ。打線には大事だと思うので、どんどん調子を上げて欲しい」とさらなる爆発を期待しながら称賛した。

 また相手先発の岸孝之にはこれで通算打率.500(20-10)、5本塁打、13打点と無類の相性を発揮しているが、これについて同じく出演した斎藤雅樹氏は「20打数10安打ですよ!ピッチャーからしたらめちゃくちゃ打たれてる感じですよ」とコメントし、岸にも相当な苦手意識を植え付けていると元投手の自身の経験を踏まえて語った。

 交流戦後初の本拠地でのカードに連勝したロッテ。新加入のネフタリ・ソトや岡大海などが主な得点源として機能しているものの、やはり昨季本塁打王を獲得したこの男の力は間違いなく必要になってくるはず。昨季は8月に8本塁打を放つなど夏場に絶好調を迎えただけに、ここからの量産に期待したい。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』


26日(水)、森林どりスタジアム泉でのイースタン・リーグ、対楽天戦。ロッテの先発投手は河村説人、対する楽天の先発投手は松井友飛。

ロッテは1回表、楽天の先発・松井友飛を早々と攻略。藤原恭大、石川慎吾の連打で無死二・三塁とし、寺地隆成の内野ゴロの間に三塁ランナーがホームにかえり先制。続く山口航輝の適時二塁打で1点を追加。二死二塁から、山本大斗も適時二塁打を放ち1点を奪う。さらに金田優太の適時打でさらに1点を加える。なおも柿沼友哉の四球で二死一・二塁とすると、勝又琉偉にも適時打が飛び出し1点。幸先よく5点をリードする。

4回表、藤原恭大の二塁打などで一死二塁とし、石川慎吾の適時打で1点を追加。6対0とした。

4回裏、河村説人は吉野創士の適時二塁打で1点を奪われる。6対1となる。

5回裏、河村説人は安田悠馬の適時打で1点を奪われる。6対2となる。

河村説人は5回92球、6安打2失点で降板。6回裏からは2番手・秋山正雲が投入される。平良竜哉、吉野竜哉、大河原翔を三者凡退に打ち取った。

8回表、金田優太の四球などで一死一・三塁とし、藤原恭大が犠牲フライを放ち1点を追加。リードを5点とした。

8回裏、4番手の吉田凌が登板。安田悠馬、武藤敦貴、山田遥楓を三者凡退に打ち取った。

9回表、寺地隆成、安田尚憲、山本大斗の四球などで一死満塁とし、金田優太が押し出しの四球を選び1点を追加。続く柿沼友哉の打席で暴投の間に三塁ランナーが帰り1点を奪う。さらに平沢大河が犠牲フライを放ちさらに1点を加える。得点を2ケタに乗せた。

8点リードの9回裏、吉田凌は無死二塁とされたものの無失点で切り抜けた。

ロッテは楽天に10対2で勝利した。

※この記事はデータスタジアム提供のデータをもとに自動生成しています。
(以上 ベースボールキング)

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